JP3063984U - 真空密封可能な栓 - Google Patents

真空密封可能な栓

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JP3063984U
JP3063984U JP1999004454U JP445499U JP3063984U JP 3063984 U JP3063984 U JP 3063984U JP 1999004454 U JP1999004454 U JP 1999004454U JP 445499 U JP445499 U JP 445499U JP 3063984 U JP3063984 U JP 3063984U
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JP
Japan
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container
vacuum
cap
stopper
cam
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JP1999004454U
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English (en)
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幸敬 安心院
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幸敬 安心院
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲み残しのワインとか他の飲物や薬品などを
酸化や腐敗を防止し保存しようとすれば容器内の空気を
排除し真空にて密封するのが良い方法である。本考案の
栓はこれを解決しようとするものである。また手軽に繰
返し使用できるので経済的にも有効である。 【解決手段】 前述の課題を解決するために、本考案の
栓は容器口部に被せる部分と中心部に縦方向に貫通穴部
のある容器口内部に差し込む部分とが1体で且つ外部に
同通する排気口があるキャップとこれの上に組み込んで
ある把手付カム及びその支柱とこれに懸かるフック付引
上げ具及びその下部に嵌め込んであるゴム管から組みあ
がっている。容器口部にキャップを差し込み真空ポンプ
で排気口から容器内の空気を排気してカムの把手押し下
げるとゴム管が圧縮し容器口内壁に嵌着し容器内を真空
で密封する事ができる。開栓の場合はカムの把手を元に
戻せば容器内の真空が破れ大気圧力に戻り容易に開栓出
来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容器内の1部を消費した後、残存物を容器内に保存する場合に空気 に触れて変質するのを防ぐために、容器内を栓の排気穴から真空ポンプで排気し その栓で密封し残存物を真空状態で容器内に保存し、且つ繰返し使用出来る栓で ある。
【0002】
【従来の技術】
栓の1部に小弁を設け特定の真空ポンプにて容器内を排気し、ポンプを外ずせ ば小弁が閉じる方式の栓。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の栓は容器口径に多少の差が有っても使用でき、且つ、栓の排気口に接 続したゴムチューブなどで排気できる真空ポンプであれば大小に関係なく使用で きる。また把手を戻どせば肥大部分が元に戻どり容器内の真空が破れて容易に開 栓出来、栓は繰返し使用出来る。 本考案は、これらの課題を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1は本考案の栓の組立て縦断面図で、図2はそれの縦軸に対し90°回した 縦断面図である。図3はキャップ(1)と1体の把手(33)を回わしキャップ の変芯位置にある支柱(31)に懸かるフック付引上げ具(2)を引上げそれの (22)の部分に嵌め込んだ弾性の有る軟質ゴム管(4)をキャップ(1)の貫 通穴部(13)の下面とで圧縮し外周方向に肥大させた図で、図4はそれの縦軸 に対し90°回した縦断面図である。 (イ) キャップ(1)は容器内部と外部に同通する排気口(11)、容器口 部に密着する部分(12)とフック付引上げ具(2)が貫通する貫通穴 部(13)とが1体に形成されている。 (ロ) フック付引上げ具(2)はフック部分(21)がカムの支柱(31) に懸かり、把手(33)を回わせば貫通穴部(13)内を上方に上がる (22)の部分に弾力のある軟質ゴム管(4)を嵌める。 (ニ) カム(3)は球体状で把手(33)と1体であり、把手と直角に中央 部でカム(3)を二つ割にするように1定幅に割削し、変芯位置に支柱 (31)と、カム(3)の回転時に引上げ具(2)の支障にならない外 周の位置に(32)を支持部分として残してある。 (ホ) 以上の(1)、(2)、(3)は何れもプラスチック又は金属の成形 品である。 (ニ) (4)は弾力のある軟質ゴム管である。 本考案は、以上の構成よりなる真空密封可能な栓である。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の真空密封可能な栓は以上の4個の部品で組み上げ完成してある。 引上げ具(2)の(22)部分に弾力のある軟質ゴム管(4)を嵌め、キャップ (1)の貫通穴(13)を貫けたフック部分(21)をキャップの支柱(31) に懸ける。把手(33)を回転出来る方向に回せば支柱(31)が変芯位置にあ るので(3)の回転に従って引上げ具(2)が上方にあがりキャップの下部とで ゴム管(4)は圧縮され外周方向に肥大する。容器の内部を真空にする場合には 先ず容器口部にキャップ(1)で封栓し、排気口(11)からゴムチューブを介 して真空ポンプで容器の内部を真空にする、其の後に把手(33)を回転出来る 方向に回しゴム管(4)を肥大させ容器口部内壁に嵌着させれば容器内を真空状 態のままで密封出来る。本考案の真空密封可能な栓は一般的にはワインなどの飲 み残しのビンの中の空気を除き、酸化を防ぎ品質を落さずに保存するのに有効に 使用できる。
【0006】
【実施例】
図4はワインビン(下部図省略)(B)口部に本考案の栓にて封をした状態を 示す。真空密封しようとする場合には真空にて潰れない程度の肉厚ゴムチューブ を排気口(11)に差し込みその先端を真空ポンプに接続する。栓を持上げてビ ンが落ちない程度に真空引き出来ておれば、把手(33)を回転出来る方向に回 わしてゴム管(4)を肥大させ図5で示すようにビン口部内壁に嵌着させて容器 内を真空状態で密封する。排気口(11)に差し込んだゴムチューブを外しても 真空がリークすることはない。真空密封する時に必要に応じてキャップ(1)の (12)の部分にパッキングを使用することもできる開栓する時は把手(33) を元に戻せば真空が破れて栓がフリーとなり取り除ける。
【0007】
【考案の効果】
本考案の栓を使用すれば容器内のワインとか他の飲物や薬品などを保存する場 合に酸化や腐敗を防止出来る。また手軽に繰返し使用できるので経済的にも有効 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の栓の縦1部半断面図
【図2】図1をその縦軸に対して90°回した縦断面図
【図3】本考案の栓の1部のゴム管を縦に圧縮させ外周
に肥大させた縦断面図
【図4】本考案の栓をワインビン(下部図省略)に装着
した縦断面図
【図5】本考案の栓をワインビン(下部図省略)に装着
し密封した状態を示す縦断面図
【符号の説明】
A 真空密封可能な栓 B ワインビン口部 1 キャップ 2 引上げ具 3 カム 4 ゴム管 11 排気口(真空吸引口) 12 容器口部に密着する部分 13 貫通穴 21 フック部分 22 ゴム管(4)取付け部分 31 支柱 32 カム支持部 33 把手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部に被せる部分とその中心部に直
    角に貫通穴(13)のある容器口内部に差し込む部分が
    1体でかつ容器内部と外部とに同通する排気口(11)
    があるキャップ(1)とこれの上に接する把手付カム
    (3)及び変芯にあるその支柱(31)とキャップの貫
    通穴に嵌め込みこれに懸かるフック付引上げ具(2)及
    びその下部に嵌め込みカムを回しフックを引上げて密着
    させ外周方向に肥大出来るゴム管(4)から組みあがっ
    ている容器内を真空状態で密封出来る栓。
JP1999004454U 1999-05-18 1999-05-18 真空密封可能な栓 Expired - Lifetime JP3063984U (ja)

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JP3063984U true JP3063984U (ja) 1999-12-10

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ID=43197661

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202912A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Marudai Co Ltd 自在栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009202912A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Marudai Co Ltd 自在栓

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