JP3063225U - 筆記用具兼拡大鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】常に携帯し且つ使用頻度の高い筆記用具１に、
小型の拡大鏡３を無理なく優れた形で一体的に構成し、
いつでもどこでも小さい文字などの読みとりを可能とす
る。 【構成】筆記用具１のキャップ２、または胴部４に、小
型の拡大鏡３を一体的に備えてなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、筆記用具兼拡大鏡に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ボールペンやシャープペン等の筆記用具と、拡大鏡は別々の製品となっ ている。筆記用具は文字や図などを書くものとしてなり、拡大鏡はこまかい文字 などを拡大して見るものとしてなっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

学習や事務などで、前記筆記用具をもって文字や数字などを紙面に書くにあた っては、その多くの場合は印刷物を調べながら書き写すことが多いものである。 たとえば、外国語の辞書をひいて写したり、電話帳や時刻表を調べて転記した り、伝票の数字を記載したりすることが多い。

【０００４】 ところで、上述の辞書や電話帳、時刻表、伝票などの印刷文字や数字は極めて 小さいので、読みとるのに苦労することが多い。そのため、別に用意した拡大鏡 を使って読みとることが行われている。 しかしながら、拡大鏡が手もとに無い場合や紛失した時には非常に困ることに なる。特に外出先では、探しようもないので困り果てるものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

そこで本考案は、従来では別々に存在する筆記用具と拡大鏡を一体化させるこ とによって、前述のような不便や不都合をなくしたものである。

【０００６】

【作用及び実施例】

従来の筆記用具１に、いつも差し込まれて一緒にあるキャップ２の上部に、小 型の拡大鏡３を一体的に構成してなる。

【０００７】 従って、学習や事務を行っている途中で、辞書や伝票などの小さい文字や数字 が分かりにくい場合には、手に持っている筆記用具１の拡大鏡３部分を当てて見 ればただちに分かる。 また、電話帳や時刻表を調べる場合でも、ポケットなどにいつも差さっている 筆記用具１を取り出すだけで、すぐ拡大して見ることができるから非常に便利で ある。拡大鏡を別に用意する必要もなく、紛失するおそれもほとんどなくなる。

【０００８】 なお、図２に示すように、筆記用具１の胴部４に小型の拡大鏡３を一体的に構 成することもできる。また、これによって特に筆記しにくいようなことは起こら ず、通常の筆記作業が行える。

【０００９】

【考案の効果】

上述のように本考案は、常に携帯し且つ使用頻度の高い筆記用具１に、小型の 拡大鏡３を無理のない形で一体的に構成されてなるから、いつでもどこでも小さ い文字や数字を拡大して見ることができ、その内容を間違うことなくはっきり理 解することができる有益にして便利重宝な筆記用具兼拡大鏡を提供するものであ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の正面図。

【図２】 本考案の他の実施例を示す正面図。

【符号の説明】

１ 筆記用具 ２ キャップ ３ 拡大鏡 ４ 胴部 ５ クリップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】筆記用具１のキャップ２、または胴部４
   に、拡大鏡３を一体的に備えてなる筆記用具兼拡大鏡。