JP3063196U - 爪すり面を備えた爪切り収納ケ―ス - Google Patents
爪すり面を備えた爪切り収納ケ―スInfo
- Publication number
- JP3063196U JP3063196U JP1999002630U JP263099U JP3063196U JP 3063196 U JP3063196 U JP 3063196U JP 1999002630 U JP1999002630 U JP 1999002630U JP 263099 U JP263099 U JP 263099U JP 3063196 U JP3063196 U JP 3063196U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- lid
- nail clipper
- storage case
- clipper
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- Expired - Lifetime
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- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の爪切りをそのままで携帯したのでは、洋
服のポケットなどを傷つけるという問題、従来の爪切り
に附随した形状の爪やすりで爪を削ったのでは、仲々う
まく爪すりが出来ないという問題、更に外出先で爪を削
ったのでは、その削りかすをどう処理するかという環境
問題。これらの問題を一挙に解決するために爪すり面を
備えた爪切り収納ケースを提供する。 【解決手段】蓋と身との内面のうち、少なくとも蓋の内
面は曲面で構成され、その蓋の内面には爪すり面を備え
ると共に、身の方には爪切りを収納することが出来る爪
切り収納ケースを提供する。更に蓋と身との間を仕切る
ための内蓋を設けて、ケースの蓋を閉じた時、爪すり面
のすりかすが爪切りに付着しないようにしたのである。
服のポケットなどを傷つけるという問題、従来の爪切り
に附随した形状の爪やすりで爪を削ったのでは、仲々う
まく爪すりが出来ないという問題、更に外出先で爪を削
ったのでは、その削りかすをどう処理するかという環境
問題。これらの問題を一挙に解決するために爪すり面を
備えた爪切り収納ケースを提供する。 【解決手段】蓋と身との内面のうち、少なくとも蓋の内
面は曲面で構成され、その蓋の内面には爪すり面を備え
ると共に、身の方には爪切りを収納することが出来る爪
切り収納ケースを提供する。更に蓋と身との間を仕切る
ための内蓋を設けて、ケースの蓋を閉じた時、爪すり面
のすりかすが爪切りに付着しないようにしたのである。
Description
【0001】
本考案は手や足の爪をするための爪すり面を備えた爪切り収納ケースに関する ものである。
【0002】
従来、爪を切ったあとの爪削りのための爪やすりは、永年の間、爪切りの操作 レバーの片面に細かい段状の凹凸をつけて、これを爪やすりとして使用するもの が殆どであり、最近になって実開平5−88405、特開平8−242932、 特開平9−98827など曲面を利用して爪すりを行う発明・考案が見られるに 至ったのである。
【0003】
併し、これらの発明・考案は実用化に当たって爪やすり又は爪すりで削った削 りかす・すりかすの問題、携帯の不便性の問題などが生じたのである。
【0004】 すなわち、実開平5−88405、特開平8−242932の如く爪切りに付 随した形の爪やすりでは、携帯に際し爪切りの刃で衣服のポケットなどを傷つけ ることとなった。又特開平9−98827[図13]のような形状でも同様なこ とが起こったのである。しかも、これらに共通して言えることは、外出先でこの 爪やすり又は爪すりを使用した際、爪の削りかす・すりかすをどう処置するかと いう問題をも有することであった。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、指先を傷つけることなく爪すりが容易に出来て、しかも爪切りの持ち運 びに便利で且つ外出先で使用しても爪のすりかすの処置に困ることのないように 、爪すり面を備えた爪切り収納ケースを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案に係る爪切り収納ケースは、蓋と身との内 面のうち、少なくとも蓋の内面は曲面で構成され、その蓋の内面には爪すり面を 備えると共に、もう一方の身の方には爪切りを収納することを可能としたもので ある。
【0007】 又この爪切り収納ケースは、蓋の内面ですった爪のすりかすが、身の方へ移動 しないように、蓋を閉じた時、蓋と身との間を仕切る内蓋を備えるとよい。この 内蓋は平面状であってもよいが、曲面状の方がよい。
【0008】 更にこの曲面状の内蓋の凹面側に爪すり面を備えるとよい。この場合には、蓋 の内面の爪すり面と内蓋の凹面側の爪すり面とで、爪すり面の砥粒の荒さを変え ることにより、少なくとも荒削りと細削りとの二種類の爪すり面を備えることが 出来る。又蓋の内面及び内蓋の凹面側のそれぞれにおいて、部分的に砥粒の荒さ を変えることにより、爪すり面の荒さに尚一層の多様性を持たせることが出来る 。
【0009】 身に、又は内蓋の身の側に、爪切り収納用の止め具として、例えば受け袋と止 めバンドとを備えることも又本考案の重要なポイントである。しかし止め具は受 け袋と止めバンドの組み合わせに限定されるものではなく、1個又は複数個の止 めバンドを止め具として使用することも本考案の範囲に属する。この止め具は、 内蓋のない場合には身に備え付け、内蓋のある場合には、内蓋の身の側又は身に 備え付けるのである。又後述のように爪切り受けに設けることもある。
【0010】 この止め具に替るものとして又は重複して爪切り受けを設けてもよい。爪切り 受けは、爪切りがすっぽりと収まる形の凹形で爪切りを把持するので、この上か ら内蓋が爪切りを押さえれば、爪切りは身の中で、止め具によるよりも更に安定 的に、保持される。又爪切り受けに止め具を設けて保持力を向上することも本考 案に属する。さらに爪切り収納ケースに、望ましくはその一端に、キーホルダー のような吊具を備えると、携帯や保管に便利である。
【0011】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係る爪切り収納ケース1の蓋2を開け、中に収納されている爪 切り4を示す見取図である。図1においては、吊具6で吊り下げた時、爪切りの 刃の方が下になるように図示してあるが、反対に爪切りの刃が上になるように収 納する構造としてもよい。又身3の内面は蓋2と同様に曲面であってもよいし、 爪切り収納に適した形に成形されていてもよい。爪切り4は止め具の一例である 受け袋7と止めバンド8とによって保持されている。 図2は同じく蓋2を閉じたところを、堅方向から見た図である。
【0012】 図3は同じく蓋2を開けたところの断面図の中に爪切り4が収納されている様 子を示す見取図である。請求項4に述べる止め具7、8がなくても、内蓋5で弾 力的に押さえることによっても、爪切り収納ケース内で、爪切りを安定的に保持 することが出来るが図4に示すように更に身の方に爪切り受け11を設けること により、安定度が増す。
【0013】 蓋の内面9と内蓋の凹面側10とは爪すり面である。 9と10とでは爪すり面の荒さを変えた方がよい。爪すり面は紙やすりで言えば #180〜#1500の粒度の砥粒を蓋の内面や、内蓋の曲面の凹面側に吹きつ け塗装によって接着して形成される。又、内面形状に合わせて成形した耐水紙や すりを貼り付けてもよい。従って耐水性があり、爪すり面の使用後に水で洗って 、すりかすを流すことも出来る。
【0014】 図4は同じく蓋2を開け且つ内蓋5も開けたところを示す。 図4では又、身の方に爪切り受けを設けたところを示している。 爪すり面は、蓋2の内面9と内蓋5の凹面側10とで互に向かい合っているので 、爪すりの後で、蓋2を閉じれば爪のすりかすは爪すり面9と10との間に閉じ 込められるので、爪切りに付着することもなく、又外へこぼれ落ちることもない 。
【0015】 図5は本考案に係る爪切り収納ケースの形状の他の一例を示す。これは爪切り の通常の形状から見て、安定的に保持するための無理のない形状であり、又爪す り面としても、A側とB側とで曲面の曲率が異なるので、親指と小指ので爪のよ うに大きさの異なる、又個人差によっても大きさの異なる爪をするためには更に 便利なものとなる。併しながら本考案は図1又は図5の形状に限定されるもので はない。
【0016】 本考案に係る爪切り収納ケースの蓋を閉じたところの堅方向の断面図の中に、 爪切りが収納されている様子を示すが、ここでは爪切り4は爪切り受け11と内 蓋5とによって保持されている。
【0017】
本考案は上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0018】 すなわち、爪切りを身の方に収納し、蓋の内面に爪すり面を設けた爪切り収納 ケースとしたので 爪を切る、 爪をする、 爪切りと爪すりかすとを収納する 、の三位一体の機能を、爪切りとその収納ケースに持たせることが出来たのであ る。
【0019】 又、内蓋を設けることにより、爪すりかすが爪切りに付着することを防ぐこと が出来るのである。そして内蓋を曲面状とし、その凹面側にも爪すり面を設けれ ば、蓋の内面に設けた爪すり面と、爪すり面の荒さを変えることにより、更に爪 すりがスムーズに行えるようになる。
【0020】 又、内蓋のある場合は勿論、内蓋のない場合でも、爪切り収納用の止め具を設 ければ、爪切りは、ケース内で安定的に保持される。止め具の代わりに又はこれ と重複して、爪切り受けを身の方に設けると内蓋がなくてもよいが、あれば更に 保持の安定度が増す。
【0021】 こうして携帯に便利な、 爪を切る、 爪をする、 爪切りと爪すりかすとを 収納する、の三位一体の収納ケースが得られたのである。 そして、爪切り収納ケースにキーホルダーのような吊具を取り付けることにより 、携帯・保管が更に便利になったのである。
【図1】 本考案に係る爪切り収納ケースの蓋を開き、
身の方に爪切りを収納したところを示す見取図である。
身の方に爪切りを収納したところを示す見取図である。
【図2】 本考案に係る爪切り収納ケースの蓋を閉じた
ところを堅方向から見た図である。
ところを堅方向から見た図である。
【図3】 本考案に係る爪切り収納ケースの蓋を開けた
ところの断面図の中に、爪切りが収納されている様子を
示す見取図である。
ところの断面図の中に、爪切りが収納されている様子を
示す見取図である。
【図4】 図3において、内蓋を開けたところを示す見
取図である。但し、爪切り受けを設けた場合の図であ
る。
取図である。但し、爪切り受けを設けた場合の図であ
る。
【図5】 本考案に係る爪切り収納ケースの形状の他の
一例を示す見取図である。
一例を示す見取図である。
【図6】 本考案に係る爪切り収納ケースの蓋を閉じた
ところの堅方向の断面図の中に、爪切りが収納されてい
る様子を示す見取図である。
ところの堅方向の断面図の中に、爪切りが収納されてい
る様子を示す見取図である。
1.本考案に係る爪切り収納ケース 2.蓋 3.身 4.爪切り 5.内蓋 6.吊具 7.受け袋 8.止めバンド 9.蓋の内面の爪すり面 10.内蓋の凹面側の爪すり面 11.爪切り受け
Claims (6)
- 【請求項1】 蓋と身との内面のうち少なくとも蓋の内
面は曲面で構成され、その蓋の内面には爪すり面を備え
ると共に、身の方には爪切りを収納可能とした爪切り収
納ケース。 - 【請求項2】 蓋を閉じた時、蓋と身との間を仕切るた
めの内蓋を有する請求項1に記載の爪切り収納ケース。 - 【請求項3】 内蓋を曲面状とし、その凹面側に爪すり
面を備えた請求項2に記載の爪切り収納ケース。 - 【請求項4】 爪切り収納用の止め具を、備えた請求項
1、2又は3に記載の爪切り収納ケース。 - 【請求項5】 身の内部に爪切り受けを備えた請求項
1、2、3又は4に記載の爪切り収納ケース。 - 【請求項6】 吊具を備えた請求項1、2、3、4又は
5に記載の爪切り収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002630U JP3063196U (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 爪すり面を備えた爪切り収納ケ―ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002630U JP3063196U (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 爪すり面を備えた爪切り収納ケ―ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3063196U true JP3063196U (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=43196914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999002630U Expired - Lifetime JP3063196U (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 爪すり面を備えた爪切り収納ケ―ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063196U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139494A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 株式会社アリーナ | 爪の手入れ器具およびカバー体 |
-
1999
- 1999-04-20 JP JP1999002630U patent/JP3063196U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139494A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 株式会社アリーナ | 爪の手入れ器具およびカバー体 |
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