JP3062194U - 自動写真撮影装置および印刷用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な操作を行うことなく、プリンタに装填
した印刷用紙に適合した印刷形式で被写体画像を印刷す
ることが可能な自動写真撮影装置を提供すること。 【解決手段】 プリンタに装填された印刷用紙の属性情
報を検出する用紙属性検出手段と、検出された印刷用紙
の属性に対応した印刷形式を選択し、その選択した印刷
形式に従って被写体画像を編集し、前記プリンタに出力
する画像編集処理手段を備える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、人物等の被写体の画像を、単独であるいは背景画像等と合成して印 刷用紙に印刷して出力する自動写真撮影装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の自動写真撮影装置として、特表平４−５０６２６４号公報に開 示されているように、被写体画像をディジタルカメラで撮影し、その被写体画像 を被写体前方側に配置したモニタ装置に表示し、表示されたモニタ画像を見なが ら撮影ポーズを決められるようにし、所定時間が経過したならば、そのタイミン グの撮影画像をプリンタから印刷して出力するようにしたものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、従来の自動写真撮影装置にあっては、印刷可能な形式が１種類に限定 され、利用状況や需要に応じて印刷様式を設置者が選択することができないとい う問題があった。例えば、被写体画像を２×２のプリカット用紙に印刷するよう に画像処理が設定されていた場合、２×２のプリカット用紙にしか印刷すること ができないという問題があった。同様に、被写体画像を光沢紙に印刷するように 画像処理が設定されていた場合、光沢紙にしか印刷することができず、普通紙に 印刷した場合は色にじみ等が生じて画質が低下してしまうなどの問題があった。

【０００４】 そこで、複数の印刷様式や印刷用紙を選択可能にするために、管理者用の選択 スイッチを設けると共に、印刷様式と印刷用紙の種類の組み合わせに応じた編集 処理を用意しておくことが考えられるが、プリンタにいずれかの用紙を装填した 場合、その用紙に対応する編集処理を起動するように管理者が選択スイッチを操 作することが必要になり、操作が極めて面倒になり、誤設定も起こり易いという 新たな問題が生じてしまう。

【０００５】 本考案は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は 、煩雑な操作を行うことなく、プリンタに装填した印刷用紙に適合した印刷形式 で被写体画像を印刷することが可能な自動写真撮影装置を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案は、プリンタに装填された印刷用紙の属性 情報を検出する用紙属性検出手段と、検出された印刷用紙の属性に対応した印刷 形式を選択し、その選択した印刷形式に従って被写体画像を編集し、前記プリン タに出力する画像編集処理手段を備えることを特徴とする。

【０００７】 ここで、印刷用紙の属性情報とは、プリカット用紙であるか否か、プリカット 用紙であればそのカット形式、光沢紙か否か、光沢紙の品質、サイズ、製造日な どの情報である。これらの属性情報は印刷用紙に予め付加しておくことを前提と する。付加の仕方については、被写体画像を印刷する面の裏面または外縁部にバ ーコードを印刷するとか、複数個からなる微細穴を明けておくなどの方法を採用 する。

【０００８】 なお、印刷形式とは、被写体画像をｎ×ｍ個の枠に印刷する様式の他に、光沢 紙や普通紙に印刷する際の印刷濃度などを全て包含するものである。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下、本考案を図示する実施形態に基づいて詳細に説明する。 図１は、本考案の自動写真撮影装置の一実施形態を示すブロック構成図である 。図１において、１は人物等の被写体を撮影するカメラであり、具体的にはディ ジタルカメラである。２はカメラ１から出力される被写体画像情報を適当な時間 間隔（0.05〜0.1秒程度）で蓄積するバッファメモリ、３は印刷指示スイッチ４ により起動され、バッファメモリ２に蓄積された被写体画像情報を編集する画像 処理装置である。この画像処理装置３はコンピュータ（ＣＰＵ）によって構成さ れ、画像編集はコンピュータプログラムによって実現されている。５は利用者に 対して操作案内メッセージを表示したり、カメラ１が撮影している被写体画像を 表示する表示装置、６は印刷用紙に予め付加された用紙属性情報を検出する用紙 属性センサ、７は画像処理装置３で編集した被写体画像を印刷するプリンタ、８ はプリンタ７に装填可能な各種の印刷用紙の属性に見合った印刷形式のデータを 格納した印刷形式データ群であり、画像処理装置３に付属のハードディスク等に 格納されるものである。用紙属性情報とは、前述のように、プリカット用紙であ るか否か、プリカット用紙であればそのカット形式、光沢紙か否か、光沢紙の品 質、サイズ、製造日などの情報である。これらの属性情報はバーコード印刷など の形態で印刷用紙に予め付加されている。印刷形式データ群のデータとは、被写 体画像をｎ×ｍ個の枠に印刷する様式の他に、光沢紙や普通紙に印刷する際の印 刷濃度などを全て包含するものである。

【００１０】 図２（ａ）は、プリンタ７の構成の一例を示す斜視図であり、ここではトレイ 式(用紙をトレイの中に装填する方式)のプリンタを示している。図示するプリン タ７は、複数のトレイ７１と７２を備え、それぞれのトレイ７１，７２には本装 置で許容される各種の印刷用紙のうち所望の印刷用紙を装填可能になっている。 これらの各トレイ７１，７２の底面には、印刷用紙に付加された用紙属性情報を 検出する用紙属性センサ６が設置されている。なお、ここでは、トレイ７２に装 填された枚葉紙（Ｂ５版等のカット紙）の最底部の印刷属性を検出するようにし ているが、検出面が最上位の用紙の裏面（属性情報付加面）になるように設置す ることにより、最上位の用紙の属性情報を検出することができる。なお、トレイ ７１，７２に装填された用紙のいうちいずれを用いるかは、表示装置５に各トレ イの用紙の属性情報を表示させ、表示画面表面に設けたタッチパネル操作によっ て利用者に任意に選択させる。

【００１１】 各トレイ７１，７２に装填される印刷用紙に付加される用紙属性情報は、例え ば図２（ｂ）に示すようにバーコード形式の情報９で構成されている。このバー コード形式の用紙属性情報９は、用紙の製造元９１、製品名９２、用紙の種類９ ３などの情報で構成される。用紙の種類９３は、プリカット用紙であるか否か、 プリカット用紙であればそのカット形式、光沢紙か否か、光沢紙の品質、サイズ などの情報を含んでいる。この用紙属性情報９は、図３（ｂ），（ｄ）に示すよ うに、印刷面の裏面側に予め印刷されている。なお、図３（ａ）の用紙３１は、 ２×２のプリカット紙、図３（ｃ）の用紙３２は３×３のプリカット紙であるこ とを示している。プリカット紙とは、台紙の表面に印刷面となる用紙を貼り付け 、印刷面の用紙をプリカット線に沿って剥がすことができるようにした用紙のこ とであり、図３（ａ）の用紙３１は４枚に剥がして使用できるものである。

【００１２】 次に、このように構成された装置の動作を図４のフローチャートを参照して説 明する。

【００１３】 最初に、装置が初期化される。これは、電源が投入された時や、撮影が終了す るたびに行われる。被写体がカメラ１の前で撮影ポーズを決め、印刷指示スイッ チ４をＯＮすると(ステップ４０１)、画像処理装置３はプリンタ７に現在セット されている用紙の属性情報を用紙属性センサ６に問い合わせる(ステップ４０２) 。用紙属性センサ６は、用紙に記録されているバーコード形式の属性情報９を読 み取り、その情報９を画像処理装置３に返信する。これにより、画像処理装置３ は、トレイに装填されている用紙の属性情報９を取得する(ステップ４０３)。な お、ここでは図２のトレイ７１，７２のうちいずれかのトレイが利用者によって 選択されているものとする。

【００１４】 画像処理装置３は、取得した用紙属性情報９の中で用紙の種類の情報９３を基 に、印刷形式データ群８を検索し、ステップ４０３で取得した用紙属性情報９に 見合った全ての印刷形式のデータを取得する（ステップ４０４）。例えば、取得 した用紙属性情報９が例えば２×２のプリカット用紙であることを示していたと すると、その２×２のプリカット用紙に見合った全ての印刷形式のデータを取得 する。この後、画像処理装置３は、取得した印刷形式のデータにより、印刷可能 な形式が単数か、複数か判定し(ステップ４０５)、複数の印刷形式での印刷が可 能であれば、その中のどの印刷形式を使用するかを利用者に選択させるために、 選択メッセージを表示装置５に表示させる（ステップ４０６）。例えば、図５（ ａ）の被写体画像５１に対し、図５（ｂ）〜（ｅ）に示すような印刷形式での印 刷が可能であるため、図５（ｂ）〜（ｅ）に示す形式を表示して、この中の１つ を選択するように指示するメッセージを表示する。そして、表示装置５の表面に 設けたタッチパネルでの選択操作によっていずれか１つの印刷形式が選択された ならば(ステップ４０７)、印刷形式データ群８から取得したデータのうち利用者 によって選択された印刷形式のデータを選択し、印刷指示スイッチ４をＯＮした タイミングの被写体画像情報をバッファメモリ２から読み出し、その被写体画像 情報を利用者が選択した印刷形式のデータに基づいて編集し（ステップ４０８） 、プリンタ７から印刷出力させる（ステップ４０９）。

【００１５】 一方、ステップ４０５において、印刷可能な形式が単数である場合は、その印 刷形式のデータに従い、利用者への選択操作画面を表示することなく直ちに編集 処理を行い、プリンタ７から印刷出力させる。

【００１６】 印刷可能な形式が図５（ｂ）〜（ｅ）である場合に、利用者が図５（ｂ）の印 刷形式を選択した場合には、当該形式で被写体画像が印刷出力される。

【００１７】 なお、被写体画像を印刷する際に、被写体画像のみでなく予め用意した背景画 像のうち利用者が選択した背景画像等と合成して出力することも可能である。こ のような画像編集処理については、本出願人が先に出願している特願平１０−２ ４５８７９号や特願平１０−３７４８７９号に提案している方法を用いて実現す ることができるので、ここでの詳細な説明は省略する。

【００１８】 この実施形態によれば、管理者が所望の用紙種類の印刷用紙をトレイに装填す るのみで、その印刷用紙の属性に適合した印刷形式が自動的に選択されて被写体 画像が印刷されるため、管理者は印刷形式の設定操作などの煩雑な操作を行う必 要がなくなり、利用者からの要求に応じたあるいは需要に応じた印刷形式で品質 の良い画像を印刷して出力することができる。従って、管理者にあっては、需要 に応じた印刷用紙を装填するだけでよく、管理が容易になる。

【００１９】 この場合、トレイに装填する印刷用紙を利用者自身で装填可能なように、トレ イの用紙装填口を配置することにより、利用者自身が持参した印刷用紙に印刷す ることが可能になる。但し、用紙の種類を無制限に認めると、所定の印刷品質が 得られなくなるなどの不都合が生じる。そこで、印刷用紙の所定位置に用紙属性 情報が付加されていない用紙が装填された場合には、装填された時点で「この用 紙は本装置の規格に合っていません。本装置用の用紙を文具店等でお買い求めの うえ再度ご利用下さい」などのメッセージを表示し、印刷を不可能にする。これ により、本装置の印刷可能な形式の範囲内で、利用者が文具店やコンビニエンス ストア等で購入した印刷用紙に、当該印刷用紙に適合した印刷形式で被写体画像 を印刷して出力することができる。

【００２０】 この場合、用紙属性情報９をバーコードで印刷するようにした場合、任意の用 紙にバーコードを不正に複写し、その用紙に被写体画像を印刷しようとする行為 が考えられるが、このような行為を防止するために、バーコードに特殊なインク や磁性粉を塗布する、あるいは、蛍光材料を混入した印刷を行う。これにより、 装置が許容する用紙以外の用紙による不正利用を防止することが可能になる。

【００２１】 特に、最近では、官製葉書に被写体画像を印刷するものが考えられているが、 官製葉書の場合、高精度の複写機により宛名書き面を不正に複写すると、官製葉 書として通用してしまう恐れがある。そこで、図６に示すように、官製葉書特有 の絵柄部分６０１を磁性粉または蛍光材料を混入した特殊なインクで印刷したり 、印刷した絵柄部分６０１に磁性粉や蛍光材料を塗布したものを官製葉書の属性 情報９とすることもできる。

【００２２】 このようにして絵柄部分６０１を印刷すると、イメージスキャナや複写機では 混入・塗布した材料を複写できないため、プリンタ７にセットされた用紙が官製 葉書の絵柄部分６０１を持つものであったら、絵柄部分６０１の特性を磁気セン サあるいは蛍光発光量センサで正規量とみなされる量を検出したか否かにより、 正規の官製葉書かあるいは絵柄部分６０１を不正にコピーした偽の官製葉書かを 判別することができる。

【００２３】 〈変形実施例〉 なお、本実施例の内容を次のように変更することもできる。 指示スイッチ４がＯＮとなる毎に処理装置３は利用者が選択したトレイ７ｉの センサ６に問合わせる問合わせ型としているが、これを次のように非問合せ型と してもよい。

【００２４】 処理装置３がセンサ６に問合せるのは、プリンタ７にトレイ７ｉがセットされ た場合だけとする。処理装置３がプリンタ７にトレイ７ｉがセットされたことを 検知すると、トレイ７ｉのセンサ６にトレイ７ｉにセットされている用紙の情報 ９を連絡するようにセンサ６に指示する。センサ６は、この指示により、トレイ ７ｉにセットされている用紙の情報９を処理装置３に連絡する。

【００２５】 上記以外の場合は、用紙がトレイからなくなった場合のその旨の情報も含めて 、センサ６が処理装置３に一方的に連絡する。利用者毎の開始時点でセンサ６に 処理装置３が問合せるようにしてもよい。

【００２６】 さらに、センサ６は当該トレイにセットされていて次に印刷する用紙の情報９ が、これまで記憶していた当該トレイセット用紙の情報９と異なる場合は、当該 次に印刷する用紙の情報９を処理装置３に連絡する。

【００２７】 処理装置３はセンサ６から得られた情報９を記憶しておいて、指示スイッチ４ がＯＮとなったときに、処理装置３が記憶していた利用者が選択したトレイの用 紙の情報９を参照する。

【００２８】 利用者は、トレイ７１，７２のいずれかを選択することになっているが、これ を次のようにすることもできる。

【００２９】 利用者が、２以上のトレイの選択をできるようにする。 例えば、トレイ７１，７２とも選択できるようにする。 トレイ７１，７２にセットされている用紙の種類すなわち情報９は同一であっ てもなくてもよい。

【００３０】 この場合、問合わせ型の場合は、利用者が選択したトレイのセンサ６に各々情 報９を問合わせる。

【００３１】 非問合わせ型の場合は、処理装置３は各トレイ対応に情報６を記憶しておく。

【００３２】 可能な印刷形式の選択を指示スイッチ４がＯＮとなった後にしているが、これ を指示スイッチ４がＯＮとなる前、利用者の利用開始を検知できた時点等、にし て次のようにすることもできる。

【００３３】 プリンタ７にセットされている全トレイの用紙の情報９を処理装置３が入手し ておいて、プリンタ７にセットされている全トレイの現況において利用者が選択 可能な印刷形式を全て表示する。

【００３４】 表示の方法は、プリカット種別とかその他の種別を基にした階層式であっても よく、また選択可能な印刷形式を一括して表示させてもよい。

【００３５】 表示内容は、予め用意している印刷形式、例えば当該利用者以外の仮被写体画 像あるいはデフォルメした仮被写体画像であってもよい。

【００３６】 利用者が選択できる印刷形式を１形式と限定せずに、複数の形式を選択できる ようにしてもよい。

【００３７】 さらに、利用者への表示には用紙の種類等も表示するようにしてもよい。

【００３８】 このようにすることによって、同一ポーズの被写体画像を、恋人には高品質の 用紙に全面印刷させ、家族や同性の友達用には低品質の用紙の用紙一枚に同上被 写体画像を複数印刷させるようにすることもできる。そして、正規の官製葉書で あることが判明したならば、官製葉書に対応した印刷形式で印刷するように編集 処理を行う。しかし、正規の官製葉書であることが判明しない場合、印刷を拒否 する。これにより、不正に複製された偽官製葉書を使用した印刷を不可能にする ことができる。

【００３９】 なお、上記実施形態において、トレイに印刷用紙を装填するプリンタを例示し たが、ロール紙を使用する場合は、図７に示すように、ロール紙７０１の巻芯７ ０２にバーコード形式の用紙属性情報７０３を付加することにより、同様の機能 を実現することが可能である。あるいは、ロール紙の裏面等の一部にバーコード 形式の用紙属性情報を付加するようにしてもよい。

【００４０】 また、印刷形式データ群は、画像処理装置３付属のハードディスクに保存して おくようにしたが、通信回線を通じてセンタ装置から定期的に、あるいは印刷の 都度取得するように構成することができる。このようにした場合には、本装置の 設置場所まで赴いて印刷形式データ群を追加したり、更新するなどの保守作業が 不要になる。

【００４１】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によれば、管理者あるいは利用者が所望の用紙種 類の印刷用紙をトレイに装填するのみで、その印刷用紙の属性に適合した印刷形 式が自動的に選択されて被写体画像が印刷されるため、管理者あるいは利用者は 印刷形式の設定操作などの煩雑な操作をを行う必要がなくなり、利用者が所望す る印刷形式で品質の良い画像を印刷して出力することができる。従って、管理者 にあっては、需要に応じた印刷用紙を準備しておけばよく、管理が容易になる。 また、利用者にとっては、管理者に依頼することなく、好みの印刷形式で自分自 身の画像を印刷出力することができる。 また、装置が許容していない用紙への印刷を抑止することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施形態を示すブロック構成図であ
る。

【図２】プリンタの構成の一例と用紙属性情報の構成例
を示す図である。

【図３】印刷用紙の例とバーコードによる用紙属性情報
の付加位置を示す図である。

【図４】実施形態の動作を示すフローチャートである。

【図５】印刷形式の例を示す図である。

【図６】用紙属性情報を付加した官製葉書の例を示す図
である。

【図７】印刷用紙がロール紙である場合に付加する用紙
属性情報の付加位置の例を示す図である。

【符号の説明】

１…カメラ、２…バッファメモリ、３…画像処理装置、
４…印刷指示スイッチ、５…表示装置、６…用紙属性セ
ンサ、７…プリンタ、７１，７２…トレイ、９…バーコ
ード形式の用紙属性情報、３１,３２…プリカット用
紙、７０１…ロール紙。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 淳之 神奈川県横浜市中区尾上町６丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カメラで撮影した被写体情報を編集し、
   プリンタから印刷出力する自動写真撮影装置において、 前記プリンタに装填された印刷用紙の属性情報を検出す
   る用紙属性検出手段と、検出された印刷用紙の属性に対
   応した印刷形式を選択し、その選択した印刷形式に従っ
   て被写体画像を編集し、前記プリンタに出力する画像編
   集処理手段を備えることを特徴とする自動写真撮影装
   置。
2. 【請求項２】 カメラで撮影した被写体情報を編集し、
   プリンタから印刷出力する自動写真撮影装置に用いる印
   刷用紙であって、 印刷用紙の一部に当該印刷用紙の属性情報が付加されて
   いることを特徴とする印刷用紙。