JP3061798U - 伸縮ハンガ―枠用カバ―及びカバ―付き伸縮ハンガ― - Google Patents

伸縮ハンガ―枠用カバ―及びカバ―付き伸縮ハンガ―

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JP3061798U
JP3061798U JP1999001116U JP111699U JP3061798U JP 3061798 U JP3061798 U JP 3061798U JP 1999001116 U JP1999001116 U JP 1999001116U JP 111699 U JP111699 U JP 111699U JP 3061798 U JP3061798 U JP 3061798U
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telescopic
frame
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JP1999001116U
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Inventor
栄治 三原
Original Assignee
株式会社 ダイシン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通気性並びに耐久性に優れ、中に収納された物
品の視認性にも優れた伸縮ハンガー枠カバー及びカバー
付き伸縮ハンガーを提供できるようにすることを目的と
する。 【解決手段】カバー付き伸縮ハンガー並びにハンガー枠
用のカバーをハンガー枠の天井と四囲の少なくとも一部
を覆うとともにハンガー枠の伸縮に合わせてハンガー枠
用カバーを伸縮させるための伸縮調節手段を有し、ハン
ガー枠用カバーの少なくとも一部が通気性を有する織布
で形成し、特にハンガー枠用カバーが麻繊維で織製され
ていることも特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として衣類等を吊持した状態で収納・整理する時に使用されるハ ンガー枠用のカバー及びカバー付きハンガーに関し、中でもハンガー枠が前後・ 左右及び上下の少なくとも何れか一方に伸縮する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、衣類等を吊持した状態で収納・整理する時に使用されるハンガーは、 パイプで枠組みされ、この枠組みされたハンガー枠の横桟部分に衣紋掛けに掛け た衣類等を吊持して収納・整理するようにしてあり、収納された衣類等を埃等か ら保護するためにハンガー枠の周囲をシート状素材で形成したカバーで囲繞する ようにしたものがある。 また、斯かる一般的なハンガーはそのまま室内に設置されることが多く、比較 的広い場所を必要とすることから、収納量に応じてにハンガー枠を前後または/ 及び左右に伸縮可能にしたものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これら従来のハンガーではハンガー枠の周囲を囲繞するカバーが例 えば、塩化ビニル等や不織布等のシート材で形成されており、塩化ビニルでカバ ーが形成されたものでは通気性が無く、収納された衣類等が蒸れて黴や雑菌の繁 殖を招いたりすると言う問題があった。
【0004】 また、塩化ビニル等のシート材でカバーが形成されたものでは、気温が低い時 には硬くなって亀裂を生じ易く、耐候性が悪いだけでなく、一旦亀裂がはいると ここから破れてしまうことから耐久性も低いという問題があった。
【0005】 更に、カバーを形成する塩化ビニル等のシート材の殆どが着色された不透明の 素材であり、不織布等のシート材の場合、殆どの不織布等が不透明であることか ら、ハンガーがカバーで覆われると、収納したものを外部から視認することが出 来ず、カバーを取り去るか、捲り上げるかしなくてはならず、手間が掛かり面倒 であるという問題もあった。 尚、ハンガーに収納された物を外部から視認可能にするためにはレースや不織 布の厚みを薄くして中部を視認できるようにすることも考えられるが、こうした 場合にはカバーの強度が大幅に低下してしまうという問題もあった。 そこで、本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので、耐久性に優れ、中に 収納された物品の視認性にも優れた伸縮ハンガー枠カバー及びカバー付き伸縮ハ ンガーを提供できるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を有効に達成するために、本考案のハンガー枠用カバーは、次のよう な構成にしてある。すなわち、前後・左右及び上下の少なくとも何れか一方に伸 縮可能に枠組されたハンガー枠の外周を囲繞するハンガー枠用カバーであって、 該ハンガー枠用カバーはハンガー枠の天井と四囲の少なくとも一部を覆うととも にハンガー枠の伸縮に合わせてハンガー枠用カバーを伸縮させるための伸縮調節 手段を有し、ハンガー枠用カバーの少なくとも一部が通気性を有する織布で形成 したものである。 また、ハンガー枠用カバーではハンガー枠用カバーが麻繊維で織製されている ことも特徴とするものである。
【0007】 考案のカバー付き伸縮ハンガーは、前後・左右及び上下の少なくとも何れか一 方に伸縮可能に枠組されたハンガー枠と、該ハンガー枠の天井と四囲の少なくと も一部を囲繞するカバーとからなり、該カバーはハンガー枠の伸縮に合わせて伸 縮させるための伸縮調節手段を有するとともに、カバーの少なくとも一部が通気 性を有する織布で形成したものである。 そして、カバー付き伸縮ハンガーでは、カバーが麻繊維で織製されていること も特徴とするものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について説明する。 図1は 伸縮ハンガー枠がカバーで囲繞された状態の斜視図、図2はその分解 斜視図であって、図中符号1は、主として衣服3を収納する伸縮ハンガーを全体 的に示す。 この伸縮ハンガー1は、伸縮ハンガー枠4とこの伸縮ハンガー枠4に支持され るカバー2とを備えてなる。
【0009】 伸縮ハンガー枠4は、下端部にキャスター5を備え、側面視において枠型に形 成されたサイドフレーム6を左右に一対立設し、このサイドフレーム6の下端に 前記キャスター5が取り付けられている。 また、サイドフレーム6の上端部には四角形の枠形に形成されたカバー支持部 7が配設されており、カバー支持部7寄りの左右のサイドフレーム6の前後方向 中間位置には伸縮ハンガー枠4の補強を兼ねる衣服吊持用横桟8と、前面側には 後述するカバー2の一部を開閉摺動自在にするためのスライドレール9が掛け渡 されている。
【0010】 そして、カバー支持部7、衣服吊持用横桟8、スライドレール9の左右に走る 桟部分の一部が夫々入れ子式の伸縮調節手段10にされ、この入れ子式の伸縮調 節手段10部分で伸縮ハンガー枠4が左右に伸縮可能になっており、また、前後 の桟部分も上記と同様の構造の伸縮調節手段10により伸縮ハンガー枠4が前後 に伸縮可能になっている。 伸縮ハンガー枠4の四角の枠形に形成されたカバー支持部7を支持する左右の サイドフレーム6部分は、その一部が上記入れ子式の伸縮調節手段10と同様の 構造にしてカバー支持部7が上下に昇降可能に構成されている。
【0011】 こうして形成された伸縮ハンガー枠4に装着されてその外周部分を囲繞するカ バー2は、伸縮ハンガー枠4の前面及び底面を除く周囲を囲繞する周囲カバー部 分11と、伸縮ハンガー枠4の前面部分を覆う開閉カバー部分12とからなる。 そして、周囲カバー部分11は、伸縮ハンガー枠4の左半部を覆う左半カバー 部11aと、伸縮ハンガー枠4の右半部を覆う右半カバー部11bとからなり、 両カバー部11a・11bはの両端部は重ね合わされ、この重ね合わせ部分13 で伸縮ハンガー枠4が伸縮するのに対応できるようになっている。
【0012】 伸縮ハンガー枠4の前面部分を覆う開閉カバー部分12は、左半部12aと右 半部12bとからなり、その各上端部分は複数の吊り環14・14・・・により 前記スライドレール9に吊下されている。 また、この左半部12aと右半部12bとからなる開閉カバー部分12は、麻 の繊維素材で比較的目を粗く織製してある。ここで、麻の種類としてはジュート 繊維、亜麻繊維、大麻繊維、ラミー繊維等があげられる。
【0013】 上記のように構成されたカバー2を伸縮ハンガー枠4に装着してカバー付き伸 縮ハンガー1を形成するともに、カバー付き伸縮ハンガー1の使用する手順を次 に説明する。 先ず、伸縮ハンガー枠4を所望の設置場所に設置し、その前後幅を設定する。 次に、開閉カバー部分12の左半部12a及び右半部12bとを吊り環14・ 14・・・でスライドレール9に吊下する。 然る後、伸縮ハンガー枠4の上方から周囲カバー部分11を被せて伸縮ハンガ ー枠4の前面及び底面を除く周囲を囲繞すると、カバー付き伸縮ハンガー1が形 成されるのである。
【0014】 斯くして形成されたカバー付き伸縮ハンガー1に衣服3を収納するには、開閉 カバー部分12の左半部12a及び右半部12bを左または右にスライドさせて カバー付き伸縮ハンガー1の前面部分を開口させる。 そして、開口したカバー付き伸縮ハンガー1の前面部分から衣類掛け に掛 けた衣服3を内方に入れ、衣類掛け15のフック部分16を衣服吊持用横桟8に 掛止させた後、開閉カバー部分12部分を閉じると、衣服3をカバー付き伸縮ハ ンガー1に収納することができるのである。 こうして伸縮ハンガー1に収納された衣服3は、カバー2が麻等の繊維素材で 比較的目を粗く織製してあることから、通気性を保ち蒸れを防止しながらも、目 の隙間から伸縮ハンガー1に収納されている衣服3をカバー2の外方から視認す ることが出来るのである。
【0015】 尚、伸縮ハンガー1に収納されている衣服3を視認するためには麻等の繊維素 材で比較的目を粗く織製したものに限られず、例えば透明な合成繊維で製織した シート材でカバー2を形成しても視認することができる。 また、上記実施の形態ではカバー付き伸縮ハンガー1の前面部分に麻等の繊維 素材で比較的目を粗く織製したものを用いるようにしてあるが、本考案はこうし たものに限られず、伸縮ハンガー枠4の前面及び底面を除く周囲を囲繞する周囲 カバー部分11に麻等の繊維素材からなる織布を用いるようにしても良いことは 言うまでもないことである。
【0016】 加えて、図3に示すように麻等の繊維素材からなる織布で形成された開閉カバ ー部分12の少なくとも一部に透明樹脂シート等からなる視認窓を設けたり、逆 に図示は省略したが開閉カバー部分12を透明または半透明の透明樹脂シートと し、その一部に麻等の繊維素材からなる織布を設けるようにしてもよいことは勿 論である。 更に、上記実施の形態ではカバー2を伸縮ハンガー枠4の前面及び底面を除く 周囲を囲繞する周囲カバー部分11と、伸縮ハンガー枠4の前面部分を覆う開閉 カバー部分12とで形成するようにしてあるが、周囲カバー部分11と開閉カバ ー部分12とを一体に形成することもある。
【0017】 また、上記実施の形態における周囲カバー部分11を麻等の繊維素材からなる 織布で形成してもよいし、周囲カバー部分11は上記実施の形態じはこれをハン ガー枠4の四囲と上面を覆う形状としてあるが、伸縮ハンガー枠4の底部も覆わ せるようにすることも可能である。更に、伸縮ハンガー1の1部が室内の壁面部 分に面した状態で設置される場合にはその壁面に対面する部分は省略することも できるのは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上に説明したように、伸縮ハンガーに装着されるカバーの少なくと も一部が通気性を有する織布で形成されているので、上記従来のハンガー枠の周 囲を囲繞するカバーが例えば塩化ビニルで形成されたものでは通気性が無く、収 納された衣類等が蒸れて黴等の雑菌の繁殖を招いたりすると言う問題をなくし、 衣類等を長期間に亙って衛生的に収納・保管することができるという利点がある 。
【0019】 また、カバーの少なくとも一部が通気性を有する織布で形成されていることか ら、塩化ビニル等のシート材でカバーを形成したもののように、気温が低い時で も硬くならず、亀裂を生じない。従って耐候性が大幅に向上するとともに、亀裂 の発生による耐久性の低下も防止できるという利点もある。
【0020】 更に、カバーの少なくとも一部がを形成する通気性を有する織布を比較的目を 粗くしたり、透明の合成繊維で形成したりした場合には当該部分からハンガーに 収納したものを外部から視認することが出来、従来のようにカバーを取り去った り、捲り上げたりしなくても済み、手間をかけることなく簡単に視認することが できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案に係るカバー付き伸縮ハンガーの全体
斜視図である。
【図2】は本考案に係るカバー付き伸縮ハンガーの分解
斜視図である。
【図3】は本考案に係るカバー付き伸縮ハンガーの変形
例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1・・・伸縮ハンガー 2・・・カバー 4・・・ハンガー枠 10・・・伸縮調節手段

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後・左右及び上下の少なくとも何れか一
    方に伸縮可能に枠組されたハンガー枠の外周を囲繞する
    ハンガー枠用カバーであって、該ハンガー枠用カバーは
    ハンガー枠の天井と四囲の少なくとも一部を覆うととも
    にハンガー枠の伸縮に合わせてハンガー枠用カバーを伸
    縮させるための伸縮調節手段を有し、ハンガー枠用カバ
    ーの少なくとも一部が通気性を有する織布で形成されて
    いることを特徴とするハンガー枠用カバー。
  2. 【請求項2】ハンガー枠用カバーが麻繊維で織製されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のハンガー枠用カ
    バー。
  3. 【請求項3】前後・左右及び上下の少なくとも何れか一
    方に伸縮可能に枠組されたハンガー枠と、該ハンガー枠
    の天井と四囲の少なくとも一部を囲繞するカバーとから
    なり、該カバーはハンガー枠の伸縮に合わせて伸縮させ
    るための伸縮調節手段を有するとともに、カバーの少な
    くとも一部が通気性を有する織布で形成されていること
    を特徴とするカバー付き伸縮ハンガー。
  4. 【請求項4】カバーが麻繊維で織製されていることを特
    徴とする請求項3に記載のハンガー枠用カバー。
JP1999001116U 1999-03-02 1999-03-02 伸縮ハンガ―枠用カバ―及びカバ―付き伸縮ハンガ― Expired - Lifetime JP3061798U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101705723B1 (ko) 2015-04-13 2017-02-13 김명근 의류행거의 먼지방지용 덮개

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