JP3061183U - スケ―ト等に於ける刃研磨具 - Google Patents

スケ―ト等に於ける刃研磨具

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JP3061183U
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groove
blade
grindstone
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JP1999001318U
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English (en)
Inventor
利平 高島
Original Assignee
有限会社 ナビコーポレーション
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来フイギュア・スケートの刃の溝研ぎは、丸
棒砥石を指で挟むように持って、上向きにした刃溝に当
て、前後に摺動させながら半円形の溝の形成を行ってい
た。しかしながら細い棒砥石では力が掛け難い、切刃に
指が触れる為危険であった。刃の溝研ぎは、機械研磨し
て有っても、競技を行う人に合わせた溝研ぎを個人個人
が行う微妙な技術を必要とした。 【解決手段】刃厚に近い寸法のスライド溝2を長手方向
に持つ本体1の中心に、回転位置の表示目盛り付きアダ
プター7の取り付けられた丸砥石6を配設した構造によ
り、手指の危険、丸砥石の溝からの蛇行、加圧研磨の安
定を図った。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アイス・スケート刃の溝刃研磨に関する。
【0002】
【従来の技術】
フィギュア・スケートの刃の滑走面は、
【図1】に示す通り、滑走方向に向か い、中央部分が凹んだ、いわゆる溝刃の形状を持っている。これは、滑走方向に は出来るだけ抵抗を少なく、側方向には、最大の抵抗を持たせるためで、この溝 の研磨状況により競技の優劣を決める事になる。 スケート靴のメーカーでは、刃のロック(中央部を高くした刃前後の大きな曲 線)に従い刃面に溝を研磨して行くが、スケーター個々人は、自分の競技し易い 溝rを選択して研磨を行う。 従来、この溝の研磨は、
【図2】の様な棒状の円筒形の砥石を指先ではさんで 、刃溝に押さえ付けながら、前後に摺動させ研磨を行うが、切れ刃部分に指先が 当たると指に傷が付く、研磨方法により、砥石が左右に振れ溝が広くなる細い短 い砥石の為、正確な力が掛け難い、特に、砥石径が細い場合は危険であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この様に、危険、研磨困難、仕上がり不良を一挙に解決する方法として、本考 案は刃から砥石を外れさせない為のガイド溝を設け、切れ刃から手を守る為のガ イド本体を設けた。更に、研磨し易さを考え、棒砥石を包む様な持ち易い構造と した。
【0004】
【問題を解決する為の手段】
スケート刃の厚さは、メーカーそれぞれ寸法が異なるので、刃厚に、最も近く スムーズに滑合する溝を持つ本体を選び、調整は、溝幅広げネジ4、溝幅抑えネ ジ5の両者を調整する事に依り、ガタ無く、スムーズに滑合する様に行う。片方 だけの調節では、本体1の温度変化、経時変化による溝幅の変化を避けがたい為 である。研磨を行う事により砥石6は磨耗変形するが、これを防ぐ方法として、 位置表示マーク(ここでは数字)に従い、一定回数使用後に回転して砥石6の位 置を移動する事により、刃のr変化を防ごうとするものである。砥石6の回転方 向の移動は砥石固定ネジ3により固定する。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を図に就いて説明する。スケート刃厚に近い寸法のスライド溝 2を長手方向に持ち、溝の底部に砥石固定ネジ3、側面に溝幅広げネジ4及び溝 幅抑えネジ5を持つ本体1の中心穴に、刃溝rに適合する丸砥石6を取り付けた 表示目盛り付きアダプター7を挿入する。 アダプター7の位置表示を決め(此処では1)2本の砥石固定ネジ3を締め付 ける事により、アダプター7を固定する。次に、スケートの刃を本体1のスライ ド溝2に、丸砥石に当たる迄嵌合させ、スケート刃がスムーズにスライドする様 に、2本の溝幅広げネジ4を調整する。溝幅が広過ぎてスライ ドした時にガタ を生ずる場合には、2本の溝幅抑えネジ5調整する。これは本体1の温度変化、 経時変化に対し、溝幅を一定に保つ為に重要である。 スケート刃に本発明の研磨具の溝を嵌合させ、砥石6の側面で刃面の溝を研磨 する様に長手方向に加圧スライドする。研磨に当たっては、砥石の目詰まりを防 ぐ事、スムーズにスライドさせる為、研磨油を少量刃溝及びスライド溝2に注入 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィギュア・スケート刃の外観斜視図
【図2】丸棒砥石の外観斜視図
【図3】本考案の実施例の斜視図
【符号の説明】
1は本体、2はスライド溝、3は砥石固定ネジ、4は溝
幅広げネジ、5は溝幅抑えネジ、6は砥石、7はアダプ
ター、rは刃の溝半径である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(ア)刃幅に嵌合する溝を持つ本体1内部
    に、砥石6とそれに取り付けられた砥石6の使用部位を
    明示する表示部分を持ち、砥石6を回転させることが出
    来るアダプター7が取り付けられている。 (イ)砥石6の移動を抑制する、砥石固定ネジ3、溝幅
    を広げる為の溝幅広げネジ4及び溝幅の広がりを防止す
    る為の溝幅抑えネジ5を設けた本体1を有する。 (ウ)砥石6の形状は、使用方法により、丸、三角、四
    角等、種々の形状の断面とする。 (エ)本体1の中心穴は、砥石6の形状に合わせて作る
    ものとする。 以上のごとく構成されたスケート刃の研磨具。
JP1999001318U 1999-02-01 1999-02-01 スケ―ト等に於ける刃研磨具 Expired - Lifetime JP3061183U (ja)

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