JP3060922B2 - 特徴生成装置 - Google Patents

特徴生成装置

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JP3060922B2
JP3060922B2 JP7305347A JP30534795A JP3060922B2 JP 3060922 B2 JP3060922 B2 JP 3060922B2 JP 7305347 A JP7305347 A JP 7305347A JP 30534795 A JP30534795 A JP 30534795A JP 3060922 B2 JP3060922 B2 JP 3060922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字認識等のパタ
ーン認識のための特徴を生成する装置において、過多の
特徴を生成しておいて、その中から必要な特徴と選択す
る機能を有する特徴生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方向特徴辞書作成装置では、「特
開平3−266199号公報、特徴抽出方法および装
置」中に示された特徴抽出装置が公知である。それで
は、図2に示すように端子101から入力されたパター
ンから、特徴生成部102において、予め定められた方
向の成分をなす画素を抽出する。方向特徴抽出部202
の例として、2値の文字パターンから、3画素×3画素
の処理窓を設定して、方向成分を抽出する場合を説明す
る。
【0003】3画素×3画素の処理窓内の2値画素のパ
ターンは、全部で512通りある。その512通りの3
画素×3画素のパターン全ての場合に、その処理窓内の
中心画素の各方向への影響度を寄与度として予め与えて
表として保持しておく。例えば、縦、横、右上がり、右
下がりの4方向の特徴抽出を実行する場合に、3画素×
3画素の処理窓内で、中心を含めて、右半分が黒画素の
場合には、中心画素の縦方向への寄与度を1.0とす
る。他の方向への寄与度は0.0とする。また、このパ
ターンに加えて、左下隅も黒画素の場合には、縦方向へ
の寄与度を0.5、右上り方向への寄与度を0.5とす
る。このように、予め定めた方向寄与度の表を用いて、
方向特徴抽出部202では、入力されたパターンの全て
の画素に対して、周辺を含めた3画素×3画素のパター
ンを調べて、そのパターンの各方向への寄与度を調べて
記憶する。この結果、入力された2値画像がN画素×N
画素である場合に、N画素×N画素の4方向分の多値画
像が得られる。各方向の多値画像中の画素の値は、当該
方向への、その画素の寄与度を表す。
【0004】得られた4枚分の多値画像は、小領域特徴
計算部203に送られて、小領域毎の特徴量を求める。
従来の特徴抽出装置での小領域の設定を図4を用いて説
明する。説明の簡単のため、横方向を4分割、縦方向を
2分割した小領域を設定する場合について述べるが、従
来技術は分割数については規定していない。従来技術で
は、第1の小領域を図4の境界線401、境界線40
3、境界線411、境界線412で囲まれる領域を第1
の小領域とし、第2の小領域を境界線403、境界線4
05、境界線411、境界線412で囲まれる領域とし
ている。このような小領域は互いに重ならない領域とし
て設定されている。このように定められた小領域では、
各小領域内に含まれる画素の値つまり、方向寄与度を加
算して、その領域の特徴量として定める。この小領域は
方向毎に、画像毎に定められる。
【0005】小領域特徴計算部203で求められて得た
特徴量は、特徴ぼかし部205に転送されて、小領域毎
に定められた方向で隣接する小領域の特徴量とともにぼ
かし処理が加えられる。例えば図4の例で、左右に隣接
する小領域で特徴のぼかし処理を加えるとすると、ある
小領域の特徴量をf(i)として、その両隣の特徴量を
それぞれf(i−1),f(i+1)とした場合に、ぼ
かし処理を次の式(1)に従った計算により、ぼかし特
徴f′(i)を得る。
【0006】 f′(i)={2×f(i)+f(i−1)+f(i+1)}/4 (1) すべての小領域の特徴に対して、同様のぼかし処理を実
行することにより、目的とする入力パターンの特徴を得
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特徴抽出装置を用
いて得た特徴は、重なりの無い小領域を用いて特徴量を
求めているため、小領域の境界部分に存在する部分特徴
は、隣接する2つの小領域に分割されるために、特徴量
は分散し十分な特徴を表現することができない。例えば
図5の例では、横軸が2次元パターン中のある方向軸を
表わす。図4の例では、横方向の軸となる。図5のグラ
フの縦軸は特徴量を表わし、横方向に一定間隔で引かれ
た縦線は各小領域の中央点を表わし、その高さは、各小
領域の特徴量を表わす。特徴量501、502、503
は隣接する小領域の特徴量を表わす。特徴量504、5
05は、小領域を字句方向に半分ずらして設定した小領
域での特徴量を表わす。この場合に特徴量501は、半
分ずらした両隣の特徴量よりも大きく、パターンの特徴
を十分表わしている。しかし、特徴量502は、半分ず
らした特徴量504よりも小さく、半分左にずらした小
領域の特徴量505よりも大きく、十分な特徴を表わせ
ていない。これは、特徴量504で表わされる特徴が、
特徴量502と特徴量503へと分散された結果によ
る。従来方法の特徴ぼかし部205は、このような問題
を軽減して、特徴量の変化を低減して、大まかな特徴量
の変化を捉えることを目的として導入されている。しか
し、ぼかし処理は特徴量の変化を減少するために、逆に
細かな特徴量の変化を捉えて類似したパターンを識別す
る上で妨害となるという問題をもつ。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、本発明の特徴生成装置は、入力したパターンから
複数の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記特徴抽出部
で抽出した特徴の集合に対して、隣接する特徴間の変化
量を求める特徴変化量計算手段と、前記特徴変換量計算
手段から得た変化量を元に、前記特徴抽出手段から得た
特徴量の集合から、複数の特徴を選択して、出力する特
徴選択手段とを備えている。
【0009】さらに、本発明の特徴生成装置では、前記
特徴変化量計算手段において、隣接する特徴量の差を計
算して求めるだけでなく、全特徴量の平均値との差を加
算して特徴変化量を求めることができる。
【0010】また、本発明の特徴生成装置は、前記特徴
変化量計算手段において、全特徴量と個々の特徴量との
差を計算して求めるだけでなく、当該特徴量が一定しき
い値を越えるか、別の一定しきい値よりも小さい場合に
隣接する特徴との差分を加算して特徴変化量を求めるこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を用いて説明
する。図1は本発明の特徴生成装置のブロック図であ
る。
【0012】端子101から入力されたパターンは、特
徴抽出部102に転送されて、小領域毎に特徴量を計算
して求める。方向特徴を抽出する場合の特徴抽出部10
2の実施例を図3に示す。まず方向特徴抽出部202で
は、従来の特徴抽出装置と同様に入力パターンの各画素
毎に方向寄与度を求める。特徴を方向特徴とすること、
方向特徴の抽出方法として以下の実施例を採用すること
は、本発明にとって本質的な問題ではなく、どのような
特徴でも、どのような特徴抽出装置へも容易に適用が可
能である。
【0013】方向特徴抽出部202では、2値の文字パ
ターンから、3画素×3画素の処理窓を設定して、方向
成分を抽出する場合を説明する。
【0014】3画素×3画素の処理窓内の2値画素のパ
ターンは、全部で512通りある。その512通りの3
画素×3画素のパターンに対して、その処理窓内の中心
画素の各方向への影響度を予め与えて表として保持して
おく。例えば、縦、横、右上がり、右下がりの4方向の
特徴抽出を実行する場合に、3画素×3画素の処理窓内
で、中心を含めて、右半分が黒画素の場合には、中心画
素の縦方向への寄与度を1.0とする。他の方向への寄
与度は0.0とする。また、このパターンに加えて、左
下隅も黒画素の場合には、縦方向への寄与度を0.5、
右上り方向への寄与度を0.5とする。このように、予
め定めた方向寄与度の表を用いて、方向特徴抽出部10
2では、入力されたパターンの全ての画素に対して、周
辺を含めた3画素×3画素のパターンを調べて、そのパ
ターンの各方向への寄与度を調べて記憶する。この結
果、入力された2値画像がN画素×N画素である場合
に、4方向分のN画素×N画素の多値画像が得られる。
各方向の多値画像中の画素の値は、当該方向への、その
画素の寄与度を表わす。
【0015】得られた4枚分の多値画像は、過多小領域
特徴計算部303に送られて、小領域毎の特徴量を求め
る。従来の特徴抽出装置での小領域特徴計算部203で
は、図4の例の横方向を4分割、縦方向を2分割した小
領域を設定する場合には、第1の小領域を図4の境界線
401、境界線403、境界線411、境界線412で
囲まれる領域を第1の小領域とし、第2の小領域を境界
線403、境界線405、境界線411、境界線412
で囲まれる領域としている。このような小領域は互いに
重ならない領域として設定されている。
【0016】しかし本発明の過多小領域特徴計算部30
3では、図4の同様の例では、図4の境界線401、境
界線403、境界線411、境界線412で囲まれる領
域を第1の小領域とし、第2の小領域を境界線402、
境界線404、境界線411、境界線412で囲まれる
領域としている。さらに第3の小領域を境界線403、
境界線405、境界線411、境界線412で囲まれる
領域としている。同様にして、図4の例で、横方向に7
つの小領域を設定して、それぞれの小領域は互いに半分
ずつ重ねて設定する。
【0017】このように設定した過多小領域では、各小
領域内に含まれる画素の値、つまり、方向寄与度を加算
して、その領域の特徴量として定める。
【0018】このようにして求めた過多小領域特徴量
は、図5の特徴量グラフの例では、従来方式が特徴量5
01、502、503と抽出して捉えていたのに加え
て、特徴量504や特徴量505などと、従来の小領域
の境界をまたいだ小領域での特徴をも捉える。
【0019】従来の特徴抽出装置「特開平3−2661
99号公報、特徴抽出方法および装置」において述べら
れて公知である、方向特徴毎に小領域の形状を変える場
合にも過多小領域は定義できる。図7に、縦、横、右上
がり、右下がりの4方向の特徴を抽出する際に、方向毎
に変えた小領域の形状の例を示す。図7(a)は、縦方
向の特徴のための小領域形状の例、図7(b)は、横方
向の特徴のための小領域形状の例、図7(c)は、右上
がり方向の特徴のための小領域形状の例、図7(d)
は、右下がり方向の特徴のための小領域形状の例であ
る。いづれの例でも、長方形の小領域の短い辺の方向
に、図4の例のように辺長の半分をずらした過多小領域
を設定する。これにより、図7(a)の縦方向特徴で
は、横方向に従来の2倍の特徴量が抽出できる。また、
図7(b)の横方向特徴では縦方向に従来の2倍の特徴
量が抽出できる。図7(c)の右上がり方向特徴では右
下がり方向に従来の2倍の特徴量が抽出できる。図7
(d)の右下がり方向特徴では右上がり方向に従来の2
倍の特徴量が抽出できる。
【0020】このように過多小領域特徴計算部303で
計算して求められた特徴量は、特徴選択部103に転送
される。
【0021】特徴選択部103では、入力された特徴量
の組みを、グループに分けて保持する。先に述べた特徴
の実施例の場合では、図7(a)の縦方向特徴では、横
方に1列に並ぶ特徴量を1つのグループとする。同様に
図7(b)の横方向特徴では、縦に1列ならぶ特徴量を
1つのグループとする。図7(c)の右上り特徴の例で
は、右下がり方向に1列に並ぶ特徴量をグループとす
る。右下がり特徴についても同様に特徴量のグループを
定める。
【0022】特徴選択部103では、各グループ毎に、
特徴量を取捨選択して、端子105から最終的な特徴量
として出力する。
【0023】本実施例では、特徴選択部103では、各
グループ毎に、特徴量の平均値を求めて、その平均値と
グループに含まれる特徴量を、特徴変化量計算部104
に転送する。特徴変化量計算部104での実施例を次に
述べる。
【0024】特徴選択部103から転送された1グルー
プの特徴量を{f(i)|i=1からn}として、全特
徴の特徴量の平均値をfave とする。この時に特徴量の
変化量Vを下の式(2)に従った計算により求める。
【0025】 V= Σj=1,m−1( (f(g(j))−fave )**2 +β(f(g(j+1))−f(g(j)))**2 ) (2)ここで 、g(j)は、1からnまでの自然数のうちの一つ
値が格納される。前記g(j)に格納された値は、最初
のn個の特徴f(i)(i=1〜n)のうちからj番目
選択した特徴の番号iを表わす。また、Σj=1,m
−1(xj)は、xjに関しj=1からj=m−1までの
総和を計算することを表わし、x**2は、xの2乗の計
算を表わす。上の式(2)では、n個の特徴fから、m
個の特徴を選択する場合とする。また、ここでβは1と
したがどのような値でもよい。
【0026】上の式(2)の計算を、n個の特徴fから
m個の特徴を選択した場合について計算して、式(2)
の値Vを最大化するように選択番号のリスト{g
(j)、j=1〜m}を定めることができる。選択され
た番号のリストは特徴選択部103に転送される。
【0027】さらに特徴変化量計算部104の別の実施
例では、上記の式(2)に示される変化量Vの計算を漸
化式により実行する方法を提供する。その実施例では、
g(1)=1と定めておき、j>2に対して、 Vj,k
=MAX( k′, (f(k)−fave)**2+β(f(k)−f(k′))**2)+Vj-1,k′ ) (3)を漸化式 として定める。ここで、MAX(y,x)は、yを変え
た時に、xの最大値を求める関数とする。本実施例で
は、kは、{2j−2,2j−1,2j,2j+1,2
j+2}のうちの一つで、k′は{2j−4,2j−
3,2j−2,2j−1,2j}のうちの一つとする。
ただし、j=2の場合のようにk′のうちで定めれた値
が1だけというように、上記の例のように5種類の値が
定めれていない場合には、定められた値だけを用いてM
AX計算を実施する。漸化式の計算の各段の最大値計算
の際には、最大値を与えたj,k,k′の対応を(j,
k,k′)として記憶する。また、漸化式計算の際の
k,k’の範囲を2j及び2j−2を中心とする5つの
特徴としたが、これはどのようなものでもよい。また、
本実施例では、g(1)=1と限定して説明したが、別
の初期値の場合にも容易に拡張できる。
【0028】V2,kからVm,kまで順次漸化式にし
たがって計算を実行し、最終的に最大値を与えるVm,
kを選択する。Vm,kが必ずVm,nとなるように選
択することで対応付けの最終点を固定する場合には、j
=mの時点でk=nと固定し、複数のVm−1,k’の
中からVm,nを最大化するものを選択する。
【0029】次に、漸化式の計算の各段で最大値を与え
る対応(m,g(m),g(m−1))を読みだす。求
められたg(m−1)について、さらに(m−1,g
(m−1),g(m−2))を読みだし、繰り返して
(g(2),g(1))まで読みだし、求められたg
(1),g(2),,,,g(m−1),g(m)を特
徴選択部103に転送する。このような特徴選択を実施
することにより、図5のような従来の方法で抽出されて
いた特徴に対して、図6のように特徴の変化量を捉え
て、特徴量変化のピークや谷を選択して特徴量とするこ
とができる。
【0030】特徴変化量計算部104の別の実施例で
は、式(3)の替わりに、式(4),式(5)を用いた
ものでもよい。
【0031】 Vj,k=MAX(k′,(f(k)−fave )**2+βG+Vj−1,k ′) (4) ただし、IF((f(k)>fave )or(f(k′)
>fave )ならば G=(f(k)−f(k′))**2 さもなければ G=(f(k)−fave )**2 (5) この場合も実施例では、βを1としたが、この値は本質
的なものではなく、どのような値でもよい。この漸化式
を実行した後に、最大値を求めて、最大値を実現する特
徴の組み(m,g(m),g(m−1))から、順次対
応を繰り返して(2,g(2),g(1))まで読みだ
し、求められたg(1),g(2),,,,g(m−
1),g(m)を特徴選択部103に転送する。
【0032】特徴選択部103では、特徴変化量計算部
104から受信した選択すべき特徴の番号g(1),g
(2),,,,g(m−1),g(m)をもとに特徴量
を選択して、当該グループの特徴として端子105から
出力する。さらに、特徴選択部103は別の特徴のグル
ープを選択して特徴変化量計算部104に転送して、選
択する特徴番号を受信して、特徴選択をして端子105
から出力する。これを全特徴グループに対し実行して、
選択特徴を端子105から出力して、1つのパターンに
対する特徴抽出処理を終了する。
【0033】次に、前述した特徴生成部106の実施例
を用いて構成したパターン認識辞書生成装置の実施例を
図8を用いて説明する。
【0034】パターン取得部801では、予めパターン
認識辞書を生成するために利用される多数のパターンを
そのカテゴリ名とともに保持しているものとする。パタ
ーン取得部801では、1つのカテゴリ名を選択して、
そのカテゴリ名をもつパターンをパターン取得部801
から特徴生成部106に転送する。特徴生成部106で
は、受け取ったパターンから特徴を生成して、得られた
特徴から選択した特徴を平均パターン生成部803に転
送する。これをパターン取得部801中の同一カテゴリ
を持つ複数のパターンに対して実行する。平均パターン
生成部803では、受け取った特徴をf(j,d)、j
=1〜Mとして、dをパターンの番号として最大値を受
け取ったパターンの数Dとする。そこで、各jに対し
て、パターンでの平均値を求め、fave (j)、j=1
〜Mを求め、あるカテゴリの認識辞書とする。
【0035】平均パターン生成部803では、以上の処
理を全てのカテゴリ名に対して実行し、全ての認識辞書
を生成する。
【0036】図9に、前述した特徴生成部106の実施
例を用いて構成したパターン認識辞書生成装置の別の実
施例を示す。
【0037】パターン取得部801では、予めパターン
認識辞書を生成するために利用される多数のパターンを
そのカテゴリ名とともに保持しているものとする。
【0038】種パターン選択部906では、1つのカテ
ゴリ名を選択して、そのカテゴリ名をもつパターンをパ
ターン取得部801から複数個取り出し、当該カテゴリ
の種パターンとする。さらに種パターン選択部906
は、それらのパターンを特徴生成部106に転送する。
特徴生成部106では、受け取ったパターンから特徴を
生成して、得られた特徴を種辞書として、種辞書記憶部
907に転送し記憶する。本実施例では、種パターン選
択部906は、ランダムにパターン取得部から1カテゴ
リあたり10個のパターンを種パターンとして選択した
が、この選択方法はどのようなものでもよいし、選択す
る種パターンの数もいくつでもよい。
【0039】次に、特徴生成部910は、種パターン記
憶部に蓄積されているパターンと同一カテゴリのパター
ンをパターン取得部801から順次読みだし、図1に示
した特徴生成部106と同一の処理を実行して、得られ
た特徴を平均距離計算部908に転送する。平均距離計
算部908では、特徴生成部910から入力された特徴
を{f(i)、i=1からM}として、種パターンの一
つを{dik、i=1からM}として、kを種パターン
の番号として、下の式(6)の計算を実行して、距離を
求める。
【0040】 dk=Σi=1,M(fi−dik)**2 (6) ここで、Σi=1,M(xi)は、xiをx1からxM
までの総和を計算することを表わし、x**2は、xの2
乗を表わす。
【0041】本実施例では、距離としてユークリッド距
離を採用したが、異なるパターンほど大きな値を返すよ
うな尺度ならばどのようなものでもよく、本実施例の距
離以外でも、単純類似度の逆数や市街地距離でもよい。
【0042】求められた第k番目の種パターンとの距離
は、Dk=Dk+dkとして累積される。平均距離計算
部908では、同一カテゴリの複数のパターンに対して
種パターンとの距離を求め、その総和Dkを計算した後
に、距離を計算したパターンの数で総和Dkを割り、平
均距離Fkを求める。
【0043】その平均距離を種辞書選択部909に転送
し、種辞書選択部909では平均距離Fkの中で最小値
を与える平均距離を選択し、それに対応する種辞書を種
辞書記憶部907から読みだして、当該カテゴリの認識
辞書として端子805から出力する。
【0044】上記の処理を、異なるカテゴリに対して順
次実行して、パターン取得部801に記憶されている全
てのカテゴリに対して実行して、処理を終了する。
【0045】次に、前記パターン認識辞書生成装置によ
って生成された辞書を用いて認識を実行するパターン認
識について、図10を用いて説明する。
【0046】まず、図8や図9に実施例を示したパター
ン認識辞書生成装置によって生成されたパターン認識辞
書は端子805から入力され認識辞書記憶部1004に
蓄積されているものとする。
【0047】端子1001から認識すべきパターンが入
力されるものとする。入力されたパターンは特徴生成部
106において、図1で説明した特徴抽出部102、特
徴選択部103、特徴変化量計算部104を起動して特
徴を生成する。その特徴を{f(i)、i=1からM}
とする。距離計算部1002では、認識辞書記憶部10
04から、第k番目のカテゴリの特徴を読みだす。その
特徴を{dik、i=1からM}とする。続いて、式
(6)の計算を実行して、距離dkを求める。本実施例
では、距離としてユークリッド距離を採用したが、異な
るパターンほど大きな値を返すような尺度ならばどのよ
うなものでもよく、本実施例の距離以外でも、単純類似
度の逆数や、市街地距離でもよい。
【0048】求められた距離dkは、認識判定部100
3にカテゴリ名とともに転送される。
【0049】認識判定部1003は、距離計算部100
2において、認識辞書記憶部1004中の全てのカテゴ
リについて距離を求めた後に、受信した距離を小さい順
に並べて、最大距離を与えるカテゴリ名を認識結果とし
て、端子1005から出力する。ただし、認識判定部1
003では、予め棄却しきい値を設定しておいて、最大
距離が棄却しきい値よりも大きい場合には、認識結果な
しとして、棄却信号を端子1005から出力してもよ
い。また、最大距離のカテゴリ名を1つ出力するのでは
なく、小さいものから順にL個のカテゴリ名を端子10
05から出力してもよい。
【0050】次に、パターン認識装置の別の実施例を図
11を用いて説明する。
【0051】まず、図8や図9に実施例を示したパター
ン認識辞書生成装置によって生成されたパターン認識辞
書は端子805から入力され認識辞書記憶部1004に
蓄積されているものとする。
【0052】端子1001から認識すべきパターンが入
力されるものとする。入力されたパターンは、図3で説
明した特徴抽出部102中の方向特徴抽出部202、過
多小領域特徴計算部303を起動して特徴を生成する。
生成された特徴は図1の説明で述べたようにグループに
分けられて、各グループ毎に辞書との整合が実施され
る。あるグループの特徴を{f(i)、i=1からN}
とする。整合特徴選択部1101では、認識辞書記憶部
1004から、第k番目のカテゴリの特徴を読みだす。
その特徴を{Gik、i=1からM}とする。
【0053】続いて、整合特徴選択部1101では、次
の式(7)を最小化する特徴の要素を過多小領域特徴計
算部303から転送された特徴から選択する。
【0054】 dk=Σj=1,M D(f(g(j)),Gjk) ただし、g(j)>g(j−1) (7) ここで、g(j)は、1からNまでの自然数のうちの一
つで、{f(i),i=1〜N}のグループのうちから
選択した番号iを表わす。また、D(x,y)は、xと
yの差分を与える関数であり、2乗誤差でもよいし、差
の絶対値でもよい。
【0055】上の式(7)の計算は、N個の特徴fから
M個の特徴を選択して、辞書の特徴と整合した場合の入
力パターンと辞書との距離を与える。全てのグループに
対して求めた距離の総和を計算して求め、それを第k番
目の辞書中のカテゴリとの距離dkとして、認識判定部
1003に転送する。
【0056】さらに整合特徴選択部部1101の別の実
施例では、上記の式(7)の計算を漸化式に修正して実
行する方法もある。その実施例では、g(1)=1と定
めておき、j>2に対して、 dj,m,k=MIN(m′,D(f(m),Gjk)+dj−1,m′, k) (8) を漸化式として定める。ここで、MIN(y,x)は、
yを変えた時に、xの最小値を求める関数とする。ま
た、D(x,y)は、xとyの差分を与える関数であ
り、2乗誤差でもよいし、差の絶対値でもよい。本実施
例では、mは、{2j−2,2j−1,2j,2j+
1,2j+2}のうちの一つで、m′は{2j−4,2
j−3,2j−2,2j−1,2j}のうちの一つとす
る。ただし、j=2の場合のようにm′のうちで定めれ
た値がg(1)=1だけというように、上記の例のよう
に5種類の値が定めれていない場合には、定められた値
だけを用いてMIN計算を実施する。また、漸化式計算
の際のm,m′の範囲を2j及び2j−2を中心とする
5つの特徴としたが、これはどのようなものでもよい。
【0057】d2,m,kからdM,m,kで順次漸化
式にしたがって計算を実行し、最終的に最小値を与える
dM,m,kを選択する。dM,N,kと最終点の対応
が予め固定されている場合には、dM,M,kを最小化
するdM−1,m,kを選択してdM,N,kを求め
る。このdM,N,kを全ての特徴のグループに対して
求めて、その総和を再び、第k番目の辞書カテゴリとの
距離dkとする。入力パターンと第k番目の辞書中のカ
テゴリとの距離dkは、認識判定部1003に転送され
る。
【0058】式(8)の代りに式(9)を用いた整合特
徴選択部1101の実施例もある。
【0059】 dj,m,k=MIN(m′,D(f(m),Gjk)+αC(m,m′) +dj−1,m′,k) (9) ここで、C(m,m′)は、f(m′)とf(m)の間
にある特徴についてのコストを与える関数で、任意の
h、ただしm′<h<mで、次の式(10)のように定
める。また、係数αはここでは1としたが、どのような
値でもよい。 IF(f(h)>f(m′)and f(h)>f
(m)and f(m)>f(m′)) ならば C(m,m′)=MAX(f(h)−f
(m),m′<h<m) IF(f(h)>f(m′)and f(h)>f
(m)and f(m′)>f(m)) ならば C(m,m′)=MAX(f(h)−f
(m′),m′<h<m) IF(f(h)<f(m′)and f(h)<f
(m)and f(m)<f(m′)) ならば C(m,m′)=MAX(f(m)−f
(h),m′<h<m) IF(f(h)<f(m′)and f(h)<f
(m)and f(m′)<f(m)) ならば C(m,m′)=MAX(f(m′)−f
(h),m′<h<m) 上記のいずれでもなければ C(m,m′)=0 ここで、MAX(x,y)はyという条件の下でのxの
最大値としたが、別の実施例としては、最大値の代わり
に、yの条件を満たすxの平均値を用いてもよいし、y
の条件を満たすxの総和を用いてもよい。
【0060】認識判定部1003は、整合特徴選択部1
101において、認識辞書記憶部1004中の全てのカ
テゴリについて距離dkを求めた後に、受信した距離を
小さい順に並べて、最小距離を与えるカテゴリ名を認識
結果として、端子1005から出力する。ただし、認識
判定部1003では、予め棄却しきい値を設定しておい
て、最小距離が棄却しきい値よりも大きい場合には、認
識結果なしとして、棄却信号を端子1005から出力し
てもよい。また、最小距離のカテゴリ名を1つ出力する
のではなく、小さいものから順にL個のカテゴリ名を端
子1005から出力してもよい。
【0061】最後に図11のパターン認識装置の実施例
で説明した整合特徴選択部1101を用いて実現したパ
ターン認識辞書生成装置の実施例を図12を用いて説明
する。
【0062】パターン取得部801では、予めパターン
認識辞書を生成するために利用される多数のパターンを
そのカテゴリ名とともに保持しているものとする。
【0063】種パターン選択部906では、1つのカテ
ゴリ名を選択して、そのカテゴリ名をもつパターンをパ
ターン取得部801から複数個取り出し、当該カテゴリ
の種パターンとする。さらに種パターン選択部906
は、それらのパターンを特徴生成部106に転送する。
特徴生成部106では、受け取ったパターンから特徴を
生成して、得られた特徴を種辞書として、種辞書記憶部
907に転送し記憶する。本実施例では、種パターン選
択部906は、ランダムにパターン取得部から1カテゴ
リあたり10個のパターンを種パターンとして選択した
が、この選択方法はどのようなものでもよいし、選択す
る種パターンの数もいくつでもよい。
【0064】次に、方向特徴抽出部202は、種パター
ン記憶部に蓄積されているパターンと同一カテゴリのパ
ターンをパターン取得部801から順次読みだし、図3
に示した方向特徴抽出部202と同一の処理を実行し
て、方向特徴を抽出する。得られた特徴は過多小領域特
徴計算部303に転送され、小領域毎の特徴量を計算し
て求める。求めた特徴量は整合特徴選択部1101に転
送される。転送された特徴量は、グループに分類され
る。図7に示した特徴の実施例の場合では、図7(a)
の縦方向特徴では、横方に1列に並ぶ特徴量を1つのグ
ループとする。同様に図7(b)の横方向特徴では、縦
に1列ならぶ特徴量を1つのグループとする。図7
(c)の右上り特徴の例では、右下がり方向に1列に並
ぶ特徴量をグループとする。右下がり特徴についても同
様に特徴量のグループを定める。
【0065】整合特徴選択部1101では、過多小領域
特徴計算部303から転送された特徴のあるグループを
{f(i)、i=1からN}として、1つの種パターン
の同一特徴グループの特徴量を{Gik、i=1から
M}とする。ただし、kを種パターンの番号とする。こ
のとき、式(7)の計算、または式(8)の漸化式計
算、または式(9)の漸化式計算を実行して、種パター
ンと選択パターンとの距離を求める。1つのパターンに
関する全ての特徴グループの最小距離を求めた後に、そ
れらの総和を求めて、平均距離計算部98に転送され
る。ただし、ここでは、単に最小距離を求めるだけでな
く、式(7)、式(8)、式(9)のいずれかの計算の
際に、種パターンのそれぞれの要素{Gik、i=1か
らM}に対応する{f(i)、i=1からN}の要素の
番号を求める。式(8)または式(9)の漸化式計算で
は、m番目の特徴f(m)が、種パターンの第j番目に
対応する時にg(j)=mとし、その際に最小距離を与
える直前の対応する特徴の組みをf(m′)とGi−
1,kとすると、g(i−1)=m′と定める。この時
に(i,m,m′)を記憶しておく。f(N)とGM,
kとの整合を終了したちに、dM,N,kを最小化する
dM−1,g(M−1),kを、記憶した(M,N,g
(M−1))から求め、g(M−1)を定める。さらに
(M−1,g(M−1),g(M−2))を参照してg
(M−2)を定め、順次これを繰り返して、g(j)を
求め最終的にg(2),g(1)を定めて、種パターン
の特徴グループ{Gj,k、j=1からM}に対応する
特徴{f(g(j))、j=1からM}を求める。同様
に全ての特徴グループに対して種パターンとの最小距離
を与える特徴を選択し、得られた特徴を1つのベクトル
として表現して、{f(g(i))、i=1からM}と
する。この特徴は平均パターン生成部803に転送され
る。
【0066】平均距離計算部908では、パターン取得
部801から選択されたパターンと第k番目の種パター
ンとの距離との平均値を求めて記憶する。
【0067】平均パターン生成部803では、パターン
取得部801から選択されたパターンと第k番目の種パ
ターンとの間で最小距離を与えるように元の特徴から選
択された特徴{f(g(i)),i=1〜M}の各要素
毎の平均値{Fi,i=1〜M}を求めて記憶する。
【0068】1つのカテゴリに対して全ての種パターン
に対して上記の処理を実行した後に、種辞書選択部90
9は、平均距離計算部908から、各種辞書毎に求めら
れた平均距離を読みだし、最小の平均距離を与える種辞
書を種辞書記憶部907から読みだして、当該カテゴリ
の認識辞書として端子805から出力する。上記には、
種辞書記憶部に907に記憶された種辞書について、平
均パターン生成部803から、求められた平均特徴を、
種辞書記憶部907に再記憶したところで1つの種辞書
に対する処理を終了したが、平均パターン生成部803
から、種辞書として種辞書記憶部907に戻して記憶し
た種辞書を、再び用いて、図12の平均整合特徴生成部
1201の処理を再度実行して、種辞書を更新してもよ
い。
【0069】上記の処理を、異なるカテゴリに対して順
次実行して、パターン取得部801に記憶されている全
てのカテゴリに対して実行して、処理を終了する。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の特徴生成
装置では、過多の特徴を抽出しておいて、その中から直
全特徴との変化量が大きい特徴を選択して、特徴生成を
実行するように構成したため、特徴抽出対象となったパ
ターンの顕著な特徴を抽出することができ、それを用い
た認識辞書生成装置、認識装置では、高い認識能力を達
成することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴生成装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】従来の特徴生成装置の構成を閉めずブロック図
である。
【図3】本発明特徴生成装置における特徴抽出部の詳し
い構成を閉めずブロック図である。
【図4】本発明の特徴生成装置と、従来の特徴生成装置
で利用する小領域の設定を説明する図である。
【図5】従来の特徴生成装置での特徴抽出例を示す概念
図である。
【図6】本発明の特徴生成装置での特徴抽出例を示す概
念図である。
【図7】従来の特徴生成装置における、方向毎の小領域
設定を説明する図である。
【図8】本発明の特徴生成装置を用いた認識辞書生成装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の特徴生成装置を用いた認識辞書生成装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の特徴生成装置を用いた認識装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】本発明の特徴生成装置を用いた認識装置の構
成を示すブロック図である。
【図12】本発明の特徴生成装置を用いた認識辞書生成
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101、1001 入力端子 105、805、1005 出力端子 102 特徴抽出部 103 特徴選択部 104 特徴変化量計算部 106、910 特徴生成部 202 方向特徴抽出部 203 小領域特徴計算部 205 特徴ぼかし部 303 過多小領域特徴計算部 401、402、403 小領域境界 404、405、411、412 小領域境界 501、502、503 従来法により生成される特徴
量 504、505 本発明で付加的に生成される特徴量 801 パターン取得部 803 平均パターン生成部 906 種パターン選択部 907 種辞書記憶部 908 平均距離計算部 909 種辞書選択部 1002 距離計算部 1003 認識判定部 1004 認識辞書記憶部 1101 整合特徴選択部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/46 G06K 9/62 640 G06K 9/68 JICSTファイル(JOIS)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力したパターンから複数の特徴を抽出す
    る特徴抽出手段と、 前記特徴抽出手段で抽出した特徴を一列に並べた特徴列
    に対し、前記特徴列において隣接する特徴間の変化量を
    求める特徴変化量計算手段と、前記特徴変換量計算手段
    から得た変化量を元に、前記特徴抽出手段から得た特徴
    量の集合から、複数の特徴を選択して、出力する特徴選
    択手段とを備えたことを特徴とする特徴生成装置。
  2. 【請求項2】前記特徴変化量計算手段において、 隣接する特徴量の差を計算して求めるだけでなく、全特
    徴量の平均値との差を加算して特徴変化量を求めること
    を特徴とする請求項1記載の特徴生成装置。
  3. 【請求項3】前記特徴変化量計算手段において、 全特徴量と個々の特徴量との差を計算して求めるだけで
    なく、当該特徴量が一定しきい値を越えるか、別の一定
    しきい値よりも小さい場合に隣接する特徴との差分を加
    算して特徴変化量を求めることを特徴とする請求項1記
    載の特徴生成装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の特徴生成装置と、パターン
    取得手段と、平均パターン生成手段とを備え、 多数のパターンとそのパターンのカテゴリを含んだデー
    タを入力して記憶するパターン取得手段から、データを
    読みだして特徴生成装置において生成した特徴を平均パ
    ターン生成手段に転送して、平均パターン生成手段にお
    いて、転送された特徴の平均を求めて、認識辞書生成す
    ることを特徴とするパターン認識辞書生成装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の特徴生成装置と、パターン
    取得手段と、 前記 パターン取得手段で記憶されているデータから、複
    数のデータを選択して種辞書とする種パターン選択手段
    と、前記種パターン選択手段において選択されたパター
    ンを入力して、前記特徴生成装置により生成された特徴
    を記憶する種辞書記憶手段と、 前記パターン取得手段からデータを読みだして前記特徴
    生成装置により生成された特徴と、前記種辞書記憶手段
    中の種辞書との距離を求めて、同一カテゴリの複数パタ
    ーンについての、前記距離の平均値を求めて記憶する平
    均距離計算手段と、 前記種辞書記憶手段中の各々の種辞書に対する前記平均
    距離計算手段中の平均距離を用いて、最短の平均距離を
    もつ種辞書を選択して当該カテゴリの認識辞書として出
    力する種辞書選択手段とを、備えたことを特徴とする認
    識辞書生成装置。
  6. 【請求項6】認識のための辞書を記憶する認識辞書記憶
    手段と、 入力されたパターンから特徴を生成する請求項1記載の
    特徴生成装置と、 前記認識辞書記憶手段中の1つの認識辞書と、前記特徴
    生成装置で生成された特徴との類似度を算出する距離計
    算手段と、 前記距離計算手段で算出された距離に基づいて認識結果
    を選択する認識判定手段とを備え、 前記認識辞書記憶手段が、請求項4又は5記載の認識辞
    書生成装置により生成された ことを特徴とする認識装
    置。
  7. 【請求項7】認識のための辞書を記憶する認識辞書記憶
    手段と、請求項1記載の特徴生成装置における特徴抽出
    手段と、前記認識辞書記憶手段の1つの認識辞書と、前
    記特徴抽出手段によって生成された特徴から選択した特
    徴との類似度を算出する整合特徴選択手段と、 前記整合特徴選択手段で算出された距離に基づいて認識
    結果を選択する認識判定手段とを備え、 前記認識辞書記憶手段が、請求項4又は5記載の認識辞
    書生成装置により生成された ことを特徴とする認識装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の特徴生成装置と、パターン
    取得手段と、 前記 パターン取得手段で記憶されているデータから、複
    数のデータを選択して種辞書とする種パターン選択手段
    と、前記種パターン選択手段において選択されたパター
    ンを入力して、前記特徴生成装置により生成された特徴
    を記憶する種辞書記憶手段と、前記特徴生成装置中の特徴抽出手段 により生成された過
    多特徴から1部を選択して、前記種辞書記憶手段中の種
    辞書との整合を行って、その距離を求める整合特徴選択
    手段と、 前記整合特徴選択手段において、前記特徴生成装置中の
    特徴抽出手段により生成された過多特徴から選択された
    特徴を、前記パターン取得手段内の同一カテゴリのデー
    タ全てに対して、平均を求め、さらにその平均を前記種
    辞書記憶手段中に記憶するように転送する平均パターン
    生成手段と、 前記整合特徴選択手段において生成された距離を、前記
    パターン取得手段内の同一カテゴリのデータ全てに対し
    て、平均を求める平均距離計算手段と、 前記平均距離計算手段の結果に基づいて、前記種辞書記
    憶部手段に記憶された平均パターンを選択する種辞書選
    択手段とを備えたことを特徴とする認識辞書生成装置。
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