JP3059973B2 - リセット装置 - Google Patents

リセット装置

Info

Publication number
JP3059973B2
JP3059973B2 JP8329927A JP32992796A JP3059973B2 JP 3059973 B2 JP3059973 B2 JP 3059973B2 JP 8329927 A JP8329927 A JP 8329927A JP 32992796 A JP32992796 A JP 32992796A JP 3059973 B2 JP3059973 B2 JP 3059973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
contact
moving member
reset
overflow prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8329927A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10169813A (ja
Inventor
慎一 西堀
Original Assignee
株式会社藤井合金製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社藤井合金製作所 filed Critical 株式会社藤井合金製作所
Priority to JP8329927A priority Critical patent/JP3059973B2/ja
Publication of JPH10169813A publication Critical patent/JPH10169813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3059973B2 publication Critical patent/JP3059973B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リセット装置に
関し、特に、過流出防止弁をリセットするリセット装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス栓構造には、過流出防止弁と、過流
出防止弁をリセットするリセット装置とを含むものがあ
る。このようなガス栓構造において、実開平3−759
1号公報のようにL字型のものや、実開平3−6507
1号公報で示されるように直線型のものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リセッ
ト機構は、過流出防止弁をリセットした後、特に通常の
使用時には過流出防止弁の動作を妨げてはならず、過流
出防止弁の弁体を押し込んだ後その押し込み方向と逆の
方向にアクチェータであるリセット杆が戻らなければな
らない。その為、直線型ではその動作が困難であった。
従って、特開平3−65071号公報で提案されている
考案においても、リセット機構は複雑なものとなってい
た。
【0004】ゆえに、請求項1の発明は、リセット装置
の発明特定事項のそれぞれが直線状を移動し、かつ、リ
セット装置のリセット動作後においても、過流出防止弁
の動作が可能であり、さらに構造が簡単で、極力誤動作
を防止できるようなリセット装置を提供することを課題
とする。請求項2の発明は、請求項1の発明の課題に加
えて、リセット装置のリセット後の過流出防止弁の動作
がより確実に行われるリセット装置を提供することを課
題とする。
【0005】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
をより具体化して、請求項1又は2の発明の課題と同様
の課題を解決できるリセット装置を提供することを課題
とする。請求項4及び5の発明は、請求項3の発明と同
様に、請求項1又は2の発明を具体化して、請求項1又
は2の発明の課題と同様の課題を解決できるようなリセ
ット装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、過流
出防止弁をリセットするリセット装置であって、移動部
材と、押し込み手段とを備えている。移動部材は、所定
位置から過流出防止弁がリセットする位置まで直線上を
移動自在な部材である。押し込み手段は、過流出防止弁
がリセットする位置まで移動部材を押し込み、その後は
移動部材を移動自在な状態にするものである。移動部材
としては、具体的にはピンが挙げられる。押し込み手段
としては、具体的には弾性体部材であって、その一端側
が移動部材の一端側に当接し、過流出防止弁がリセット
する位置まで移動部材を押し込んだ後は、一端側と移動
部材の一端側との当接が外れる部材を含むことを特徴と
している。
【0007】このようなリセット装置によって、発明特
定事項たる移動部材及び押し込み手段の移動が直線上で
行われた場合であっても、過流出防止弁のリセットを行
うことができると共に、移動部材が移動自在なため過流
出防止弁の動作の妨げに成らないことになる。又、押し
込み手段としての弾性体部材によって、過流出防止弁の
リセット後は、移動部材の一端側との当接が外れる。請
求項2の発明は、請求項1の発明特定事項に加えて、移
動部材を所定位置側に付勢する付勢手段を備えている。
このような付勢手段によって、移動部材は過流出防止弁
がリセットする位置まで押し込まれた後は、所定位置側
に付勢されるので、過流出防止弁の動作の妨げがより防
止される。
【0008】
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の移動
部材の一端側には弾性体部材と対向する位置に当接面が
形成されており、弾性体部材は、第1及び第2の当接部
材と、ループ部材とを含むことを特徴としている。第1
及び第2の当接部材は、その一端側に設けられ、移動部
材の当接面の異なる部分にそれぞれが当接する。ループ
部材は、第1及び第2の当接部材と接続し、かつ、その
他端側に向かって対向距離が広がるような部材である。
【0010】このような弾性体部材によって、第1及び
第2の当接部材のそれぞれが移動部材の当接面に異なる
部分で当接するので、確実に移動部材を過流出防止弁が
リセットする位置まで押し込むことができると共に、ル
ープ部材が変形して広がることで、第1及び第2の当接
部材の当接が解除されて、請求項1又は2の発明の作用
と同様の作用が得られる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1又は2の移動
部材の一端側には、移動方向を軸心にしてその断面の軸
心から周縁までの距離が一端側から離れるにつれて連続
して大きな当接面が形成され、弾性体部材が、当接部材
と、傾斜部材とを含むことを特徴としている。当接部材
は、その一端側に設けられ、移動部材の一端側に形成さ
れる当接面と同方向に傾斜して形成される。傾斜部材
は、当接部材と接続し、かつ、その他端側に向かって軸
心から離れるように傾斜している。
【0012】この発明では、移動部材が過流出防止弁が
リセットする位置まで移動する間は、弾性体部材の当接
部材と移動部材の当接面とが当接しているが、その後移
動部材の移動が不可能になることに伴って、傾斜部材が
その傾斜をなくして移動方向である直線に平行になるよ
うに変形し、移動部材の当接面と弾性体部材の当接部材
との当接面積が小さくなって、最後には移動部材との当
接がなくなることになる。
【0013】請求項5の発明は、請求項4の移動部材の
一端側には、移動方向を軸心にしてその断面の軸心から
周縁までの半径が一端側から離れるにつれて連続して大
きな円の当接面が形成され、弾性体部材が、移動部材の
当接面の円周に沿って等間隔で複数設けられることを特
徴としている。このような発明によって、移動部材の一
端側に形成された当接面を複数の弾性体部材が等間隔で
押し込むので、移動部材を押し込む押込力が移動部材に
均等に伝わる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は、押し込み手段として
の弾性体部材が過流出防止弁がリセットする位置まで移
動部材を押し込み、その後に移動部材を移動自在な状態
にするので、直線上の運動であっても、移動部材が過流
出防止弁の動作の妨げとならず、直線型で簡単な構造の
リセット装置が得られることになる。更に、簡単な構造
の為、誤動作を少なくできる。
【0015】請求項2の発明は、移動部材が過流出防止
弁と離反する方向に付勢されるので、過流出防止弁がリ
セットする位置まで押し込まれた後の移動部材は、過流
出防止弁と離反する方向に付勢され、請求項1の発明の
場合に比べて、より過流出防止弁の動作の妨げが生じに
くくなっている。
【0016】請求項3の発明は、移動部材を過流出防止
弁がリセットする位置まで押し込むまでは、第1及び第
2の当接部材と移動部材の当接面とが当接して移動部材
が押し込まれ、移動部材が移動不可能な状態になったこ
とに応じて移動部材から第1及び第2の当接部材側への
反力が大きくなり、ループ部材がその第1及び第2の当
接部材を開くように変形するので、第1及び第2の当接
部材と移動部材の当接面との当接面積が次第に小さくな
っていくことになる。その結果、最終的に当接がなくな
り、請求項1又は2の発明の効果と同様の効果が得られ
ることになる。
【0017】請求項4の発明は、移動部材が移動可能な
状態では傾斜部材が当接部材を移動部材の当接面に押圧
し、これにより移動部材が過流出防止弁がリセットする
位置まで移動するが、移動が不可能になった後は、移動
部材の当接面からの反力を受けて、当接部材を当接面に
平行に滑らす方向に力が加わることになるので、その結
果、当接面と当接部材との当接が外れて、請求項1又は
2の発明の効果と同様の効果が得られる。
【0018】請求項5の発明は、請求項4の発明の効果
に加えて、移動部材の当接面の円周に沿って弾性体部材
が等間隔で設けられるので、その円周に等間隔で弾性体
部材からの押込力が与えられ、軸心に対してのぶれが生
じにくく、確実に移動部材の押し込み動作を行える。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態に
係るガス栓構造の通常の使用状態を示した断面図であ
り、図2は、過流出防止弁が動作した状態を示した断面
図であり、図3は、他のガス管との接続が外された状態
を示した断面図であり、図4は、他のガス管に接続され
て過流出防止弁がリセットされた状態を示した断面図で
あり、図5は、図1から図4のリセット部の周辺拡大図
であり、図6は、図1から図4の過流出防止弁の拡大図
である。図7は、図6のリセット部の中心部材の断面図
であり、図8は、図7のVIII−VIIIラインから
見た中心部材の係合部の形状を示した図である。
【0020】図1及び図5を参照して、ガス栓構造10
は、ケーシングとしてのガス管11によって外側が覆わ
れたものであり、スライド栓12と、リセット部13
と、過流出防止弁14とを含んで構成される。スライド
栓12、リセット部13及び過流出防止弁14は、この
順序で下流側から直列して直線的に並んで設けられてい
る。又、ガス栓構造10は、ガス回路として、下流側ガ
ス流路15と、ガス流通経路16と、上流側ガス流路1
7とを含む。ガス流通経路16の下流側はスライド栓1
2によって開閉され、ガス流通経路16の上流側は過流
出防止弁14によって開閉される。下流側ガス流路15
の上流側はスライド栓12によりガス流通経路16と開
状態となるか否かが決定され、下流側ガス流路15の下
流側はスライド栓12によって他のガス管と接続状態に
なって開状態になるか否かが決定される。上流側ガス流
路17の下流側は過流出防止弁14によってガス流通経
路16と開状態となるか否かが決定される。ガス流通経
路16は、全体としては円筒状の形状をなしており、ガ
スの流通経路外である内側にリセット部13を包含する
ように設けられている。
【0021】スライド栓12は、接続部12aと、開閉
部12bと、バネ12cと、バネ12dとを含む。接続
部12aは、バネ12cによって開閉部12bと接続さ
れており、他のガス管との間の開閉を決定するものであ
る。開閉部12bは、接続部12a以外に、ガス流通経
路16とリセット部13との仕切りである断面がコの字
状の仕切り21の底部21aとバネ12dによって接続
されている。バネ12dは、他のガス管が接続されてい
ない場合には、スライド栓12の開閉部12bを仕切り
21の底部21aから離反する方向に付勢するようなも
のである。
【0022】下流側ガス流路15とガス流通経路16と
の接続部分は、ガス通過孔18によって構成されてい
る。ガス通過孔18の内径側がスライド栓12の開閉部
12bによって開閉されることで、下流側ガス流路15
とガス流通経路16とが流通状態となるか否かが決定さ
れる。リセット部13は、板バネ19と、ピン20とで
構成される。ピン20は、スライド栓12のスライド方
向に直線上を所定範囲移動自在な部材である。前記所定
範囲以上の移動は、上流側へは仕切り21の底部21a
によって阻止され、下流側へはピンストップリング20
bによって阻止される。ピン20の下流側の一端は、ス
ライド栓12のスライド方向に対して一定の角度を有し
たピンテーパ面20aを有している。ピンテーパ面20
aは、全体としてみれば略円錐の側面の形状に対応した
面である。即ち、ピン20の下流側一端の形状は、断面
形状が上流側に行くにつれて半径が大きくなる円が連続
して形成された円錐の形状である。板バネ19は、全体
として略オーム記号のような形状をなしており、弾性体
の部材である。板バネ19は、それぞれがピン20のピ
ンテーパ面20aの異なる部分に当接する第1の当接部
材19aと第2の当接部材19bとを含んでいる。更
に、板バネ19は、ループ状のループ部材19cを含ん
でいる。第1の当接部材19aと第2の当接部材19b
は、当接するピンテーパ面の傾斜方向と同方向で傾斜し
つつ、ループ部材19cと接続している。そして、ルー
プ部材19cがスライド栓12の開閉部12bの下面に
取付けられている。なお、ピンストップリング20b
は、リング状をなしたものであるが、ピン20と一体成
形してもよい。又、ピンテーパ面20aは、全体として
略円錐台形でも良く、断面が円形でなくても良い。さら
に、ループ部材9cが広がって、第1及び第2の当接部
材19a,bがピン20の一端と当接が外れるならば、
ピン20の一端はテーパ面でなく、平坦でもよい。この
場合当接部材19a,bも傾斜する必要はない。
【0023】図1、図6、図7及び図8を参照して、過
流出防止弁14は、弁座24と、リセット杆22と、弁
体25とを含んで構成される。弁座24は、枠体23に
形成されている。弁体25は、スライド栓12のスライ
ド方向に沿って延びた弁軸25aと、弁座24に着座す
べき弁部25bとを含み、弁軸25aは円柱状の部材で
あり、弁部25bは円板状の部材である。又、弁軸25
aの最下流側面には、弁軸25aの中心線を軸心に線対
称に位置するように、かつ、同一断面に位置するように
第1の突出部25cと第2の突出部25dとが形成され
ている。
【0024】尚、弁軸25aは、弁部25bからみて上
流側には短く延びているだけで、従来のように長くは形
成されていない。即ち、弁軸25aの弁部25bからみ
て上流側は、弁受け28の中央に設けられた穴にはめ込
まれるほどの長さであればよく、それ以上の長さは必ず
しも必要とされていない。これは、弁体25のセンタリ
ングが行われる程度の長さであればよいからである。
【0025】リセット杆22は、中心部材22aと、係
合部材22bとで構成される。中心部材22aは、全体
としてみれば円筒状の形状である。そして、フランジの
ような係合部材22bが、その中心部材22a側面に接
続されている。リセット杆22の中心部材22a下流側
の一端は、ピン20の上流側の一端と当接するような凸
状をなしている。リセット杆22の中心部材22a上流
側の他端は、内部に弁体25の弁軸25aを挿通、か
つ、回転可能に保持できるように開口して凹状をなして
いる。
【0026】図8に示すように、リセット杆22の中心
部材22aの側面には、弁体25の進行方向に対して蛇
行するような波形状に第1の係合部22cが、形成され
ている。尚、図8の実線が第1の係合部22cに対応
し、図8の破線が第2の係合部22dに対応する。第1
の係合部22cと第2の係合部22dとは、共に内部と
外部とが貫通した切り込みである。第1の係合部22c
は弁体25の突出部25cと係合し、第2の係合部22
dは弁体25の第2の突出部25dと係合するものであ
る。即ち、第1の係合部22cと第2の係合部22d
は、弁体25の進行方向を軸心にしてその軸心に対して
線対称な位置で波形状の切り込みが形成されたものであ
る。
【0027】リセット杆22は、係合部材22bの最も
外側に位置するリング状のリング状突出部22eが枠体
23に形成されたへこみ部23aと係合することで、枠
体23に係合保持されるとともに、所定距離だけスライ
ドできるようなっている。リセット杆22の係合部材2
2bは、枠体23とバネ26によって接続されており、
弁体25と離反する方向に付勢されている。弁体25
は、枠体23でなく、リセット杆22とバネ27によっ
て直接接続されており、リセット杆22と離反する方向
に付勢されている。
【0028】ところで、図9(a)に示すように、従来
においては、弁体31が弁座32に着座して、それを付
勢するバネ33の長さがL1で、リセット杆34を付勢
するバネ35の長さがL2で、弁体31及びリセット杆
34を付勢するバネが取付けられた枠体36の長さがL
3の場合には、L1以外にL4の長さが必要とされてい
た。これに対し、図9(b)に示すように、過流出防止
弁14では、リセット杆22を付勢するバネ26の長さ
がL2必要であっても、バネ27の長さL1の範囲内で
済む。よって、弁体の弁軸の長さを少なくともL4の長
さの分だけは短くでき、成形が簡単で、かつ、毀損が生
じにくい。
【0029】また、バネ27が弁体25の弁部25bと
リセット杆22との間に直接取付けられたことで、弁体
25の弁部25bが弁座24に着座した状態での付勢力
が従来と同一であればリセット杆22が移動する分だけ
付勢力が増大し、リセット動作を確実に行うことができ
る。逆に、リセット杆22が移動することを考慮すれ
ば、その分だけリセット杆22と弁体25の弁部25b
との距離を短くでき、弁体25の弁軸25aの長さをさ
らに短くできる。従って、より弁軸25aの成形形が容
易となるとともに、毀損が生じにくい。
【0030】次に、主に図1から図4を用いて動作につ
いて説明する。図1に示した状態は、ガス栓構造10が
通常の使用状態、即ち他のガス管に接続されて、かつ、
過流出状態でない場合を示しており、スライド栓12は
リセット部13側にスライドして、過流出防止弁14の
弁体25は弁座24には着座していない。この状態で
は、ガスは、上流側ガス流路17、過流出防止弁14の
内部、ガス流通経路16、ガス通過孔18、下流側ガス
流路15を通って、他のガス管に流れる。
【0031】このように、スライド栓12がリセット部
13側にスライドし、ガス通過孔18が下流側ガス流路
15及びガス流通経路16と開通状態になった場合に
は、リセット部13は閉じ込められた状態となってい
る。即ち、リセット部13の板バネ19及びピン20
は、スライド栓開閉部12bと仕切り21とによって、
下流側ガス流路15及びガス流通経路16とは仕切られ
た状態となっている。このように、ガス流通経路16の
通路内に板バネ19及びピン20が設けられていないた
め、ガスの流通にとっての妨げが生じていない。従っ
て、ガスの流通は、スムーズな状態となっている。よっ
て、過流出防止弁14は、スムーズな流れに沿って確実
に弁座に着座する為、過流出防止弁の信頼性が向上す
る。
【0032】又、リセット部13の外側にガス流通経路
16が設けられているため、ガス管の大きさを大きくし
なければ、ガス流通経路16の流通路の確保が困難とも
考えられる。しかし、ここでD0 ,D1 ,D2 を図5の
ようにとり、D0 ≒D1 とすれば、円柱状の流通路にお
ける断面積πD0 2/4と同等の断面積π(D2 2−D1 2
/4が必要な場合であっても、D2 ≒21/20 で十分
なため、円柱の断面積の半径と同等の円筒外径及び内径
間の距離は必要でない。従って、外径及び内径間の距離
はそれほど大きくは必要とはされず、ガス管11内で十
分な流通路の確保が可能となる。さらに、対称性が確保
され、ガス栓の製造工程における取付け作業が容易とな
っている。
【0033】次に、下流側ガス流路15の下流側におい
て、何らかの以上が発生してガスの過流出状態の場合に
は、過流出防止弁14が動作する。即ち、下流側ガス流
路15の下流側において異常が発生し、ガス流量が一定
値以上になった場合には、過流出防止弁14の弁体25
が枠体23に向かって移動し始める。この場合の移動
は、進行方向を軸心にして正逆交互に回転しながら弁座
24に向けて進行するものである。これは、弁体25の
第1の突出部25cが第1の係合部22cに係合し、弁
体25の第2の突出部25dが第2の係合部22dに係
合しているからである。すなわち、第1の係合部22c
と第2の係合部22dは、共に弁体25の進行方向に対
して蛇行しているような形状で、かつ、線対称な位置で
形成されているため、第1の突出部25cが第1の係合
部22cに沿って動くことで、第2の突出部25dが第
2の係合部22dに沿って動く。その結果、弁体25が
正逆交互に回転しながら弁座24側に向けて進行する。
ここでの進行が正逆交互であることから、逆から正又は
正から逆へ回転方向が変化する際に、弁体25は一時的
であるが停止したような状態となる。従って、方向が変
わった後次の方向が変わるまで速度が上昇するが、弁体
25の進行速度は、ある一定速度までしか上がらない。
従って、弁体25の弁部25bが図6の破線で示すよう
な状態及び図2に示すような状態のように弁座24に着
座する場合には、速度が一定速度以下であり、着座に伴
うチャタリングが防止されることになる。
【0034】逆に言えば、弁座24への進行が遅い分だ
け弁体25の弁軸25aの長さを短くすることができ
る。弁軸25aは極細の成形で行われることから、この
分だけ成形の困難さの軽減を図ると共に、破損等の可能
性を押えることができる。又、弁軸25aが中心部材2
2a内に挿通されるので、中心部材22aの軸心からの
ずれが中心部材の内部の大きさに制限され、進行方向に
対してのぶれがある限度内に制限される。その結果、弁
部25bを中心に突出部25c,dが形成されない側の
弁軸25aは可能な限り短くすることができる。即ち、
ガスの流れに沿って長い形状のものであればあるほどそ
の方向に対して安定な運動を行うため、従来では弁体2
5の弁軸25aが弁部25bからみて進行方向及びその
逆方向の双方向に延びて形成されたが、突出部25c,
dが形成される側に特に弁軸25aが設けられればよ
く、その分だけ弁体25の成形が簡単で、破損等が生じ
にくくなる。また、第1の突出部25c及び係合部22
cの他に、第2の突出部25d及び係合部22dを対称
的に設けたので、中心部材22a内における軸心に対し
てのぶれが押えられ、弁体25の進行がスムーズであ
る。
【0035】次に、下流側の異常の修復のため、安全の
観点から他のガス管が外される。その結果、図3に示す
ように、スライド栓12がスライドして下流側ガス流路
15の上流側及び下流側を閉状態にする。このような閉
状態になるまでに、スライド栓12に取付けられた板バ
ネ19は、ピン20の側面と係合し、その後ピンテーパ
面20aと当接して、最終的に当接が無くなってスライ
ド栓12と共に移動する。
【0036】次に、下流側の異常が修復して、他のガス
管に接続される場合について説明する。他のガス管に接
続されてスライド栓12がリセット部13側に移動し、
板バネ19の第1の当接部材19a,第2の当接部材1
9bがピン20のピンテーパ面20aに当接することに
なる。その当接した状態で、板バネ19は、ピン20を
過流出防止弁14がリセットする位置まで押し込む。ピ
ン20の上流側の一端は、リセット杆22の中心部材2
2aの凸状の一端に当接するので、リセット杆22も上
流側に押し込まれる。ここで、第1の係合部22cは、
全て波形状で蛇行しているわけではない。第1の係合部
22cの最下流位置は第1の開放22fのように広がっ
た形状をしている。同様に、第2の係合部22dの最下
流位置も第2の開放22gのように広がった形状をして
いる。従って、リセット杆22が直線的に押し込まれ
て、リセット杆22の中心部材22aの凹状の他端が枠
体23に着座した弁体25の弁部25bを押し込むこと
になる。
【0037】このように、リセット動作で弁体25の弁
部25bが押し込まれるので、弁軸25aを押し込む場
合のような弁軸25aの撓み、毀損等が生じず、確実に
過流出防止弁14のリセット動作が行われると共に、弁
体25の毀損が防止され、装置の再構築の可能性を減ら
すことができて、経済的なものとなる。特に、リセット
杆22の中心部材22aが弁体25の弁軸25aの周り
の弁部25bをリング状に押し込むことになるので、線
又は面単位での押込が行われ、弁軸25先端の点での押
し込みに比べて、単位当りの押圧力が小さくなり、弁体
25に対する毀損の確率が小さくなる。
【0038】そして、弁部25bが弁座24から離れ、
バネ27の付勢力によって、弁体25は正逆交互に回転
しながら弁受け28側へ押し戻される。図4には、弁体
25が弁受け28に保持された状態が示されている。ス
ライド栓12は、さらに上流側に移動するが、ピン20
は上流側には移動しない。そのため、スライド栓12の
開閉部12bとピン20のピンテーパ面20aとの間
で、板バネ19は両側からの力を受けることになる。そ
の結果、力は分散されるために、板バネ19は、当接部
材19a,bとピンテーパ面20aとの当接が解除され
るような状態に変化すべく、変形する。ピンテーパ面2
0aは傾斜している為、ピンテーパ面20aから第1の
当接部材19a,第2の当接部材19bに与えられる力
は斜め方向を向いており、第1の当接部材19a,第2
の当接部材19bが左右に広がるような方向に力が与え
られる。ループ部材19cはスライド栓12に取付けら
れた側が広がって取付けられているため、押込が進むに
つれて第1の当接部材19a,第2の当接部材19bの
間の距離が広がって、しだいにピンテーパ面20aとの
当接面積が少なくなっていく。そして、最終的には第1
の当接部材19a,第2の当接部材19bとピンテーパ
面20aとの当接が無くなり、図1のような状態にな
る。即ち、板バネ19はピン20の外側に位置し、ピン
20は、リセット杆22がバネ26の付勢力によって上
昇するので、それに伴って上昇する。
【0039】リセット部13の板バネ19及びピン20
は、共にスライド栓12のスライド方向である直線上を
運動している。このように、直線上を運動した場合に
は、過流出防止弁14を押し込むためにピン20が押し
込まれて、その後はピン20は移動自在な状態になって
いなければならない。この点、ピンは、移動自在な状態
である。但し、より正確には過流出防止弁の動作の妨げ
とならないように、リセット杆22が、過流出防止弁1
4の弁体25が移動自在なように離反する方向に付勢さ
れ、それに伴って、ピンも最下流側に付勢されている。
従って、従来のような複雑な機構が設けられておらず、
リセット部分の製造が簡単な構造の分だけ容易となり、
又、簡易な構造なため誤動作も少なくなる。
【0040】ところで、図1に示す通常の使用状態から
図3に示す他のガス間との接続がはずれた状態になるま
でに、過流出防止弁14はリセットされないとしてい
る。これは、板バネ19がその先端部分を閉じて、ピン
20と離れるまでに、ピン20が過流出防止弁14を常
にリセットするとは限らないからである。リセットされ
るか否かは、板バネ19の板バネの閉じる強さ、テーパ
面の形状、スライド線12の移動速度等によって異なる
と考えられる。逆に言えば、図1から図3の状態になる
までに、過流出防止弁14がリセットされて、図10に
示す状態になる場合も考えられる。この場合において
も、本発明の実施の形態に係る過流出防止弁14が有効
であることについて説明する。
【0041】図11は、図10に示した状態からスライ
ド栓がスライドしてガス管が開状態になる場合のガス流
量を示したグラフである。図11では、横軸を時間と
し、縦軸をガス流量として、スライド栓がスライドして
ガス管が閉状態から開状態になりだした時点を原点とし
ている。そのため、少しずつガス流量は増加している。
その後、ガス流量は一つのピークを越える。これは、接
続されるガス管には、ガスが存在しておらず、ガス圧の
差が大きいため、定常状態となる前にガス流量が一時的
に異常な状態になるからである。この現象を疑似過流出
状態とする。
【0042】図11に示すグラフでは、定常のガス流量
0 からさらに増加して過流出状態Qになり、過流出防
止弁が弁座に着座するまでの時間をT1としている。そ
の為、T1は、疑似過流状態で過流出防止弁が動作し得
る時間T2以上の時間とする必要がある。逆に言えば、
時間T1を長い時間とする為、過流出防止弁の進行を遅
延させる必要がある。
【0043】図6に示す過流出防止弁14はこの点でも
優れている。即ち、弁体25が正逆交互に回転しながら
弁座24に向けて進行するため、前述のように一定速度
以上に弁体25の速度は上がらず、その結果弁座24に
着座するまでの時間は従来に比べて遅いものとなってい
る。その理由は、前述した通りである。従来では、遅延
させる為に例えば一方向の回転のためらせん状の突起を
弁軸に設けて対応しており、更に遅延させる為には、螺
旋の密度を大きくするか又は弁軸の長さを長くして対応
しなければならない。これに対し、図6に示す過流出防
止弁14の場合には、弁軸の長さを長くする必要はな
く、正逆回転で十分な遅延効果が得られる。又、更に遅
延効果を得るにしても、第1及び第2の係合部22c,
dの形状を変えることで対応できる。例えば、蛇行する
山と谷の個数を増やして密度を大きくすることはもちろ
んのこと、蛇行の形状を変えることでも対応できる。例
えば、なだらかな蛇行であれば、進行方向に対する停止
が行われにくく、角ばった形状であれば進行方向の停止
が行われやすい。従って、これによって遅延時間をコン
トロールできる。いずれにしても、正逆交互に回転させ
ることのみで、同一長さの弁軸であれば、一方向の回転
に比べて遅延効果がある。
【0044】特に、従来の過流出防止弁のリセット機構
は、他のガス管が外された場合に動作するので、リセッ
ト部13が従来のものが利用された場合には、この実施
の形態の過流出防止弁14の利点が発揮できる。 (ガス流通経路16に関するその他)尚、ガス流通経路
16の通路内にリセット部13の機構を設けない直線型
のガス栓構造を示したが、直線型に限るものでない。例
えば、L字型でも良い。
【0045】又、ガス流通経路16は円筒状のものであ
るが、円筒状に限られるものではない。例えば、半円筒
状のようなものであってもよい。さらに、ガス流通経路
16内にリセット部13が設けられていない点を除け
ば、リセット部13及び過流出防止弁14は従来の公知
技術のものであってもよい。
【0046】さらに、ガス通過孔18はリング状をなし
たものであるが、スリットのようなものであってもよ
い。 (リセット部13に関するその他)尚、リセット部13
のピン20が上流側に延長してリセット杆22と一体の
ものであってもよい。
【0047】又、リセット部13として本発明の実施の
形態に係るものを使用し、過流出防止弁14は従来の公
知技術のものを使用してもよい。その場合に、過流出防
止弁14における弁体25の弁軸25aの先端が押し込
まれてリセットする動作が行われるため、リセット杆2
2が設けられず、ピン20の上流側の一端で弁軸25a
の先端を押し込むものであってもよい。但し、ピン20
は、バネで下流側に付勢されていることが好ましいが、
必ずしも付勢されている必要はなく、弁体25が着座す
ることが可能なように移動自在な状態であればよい。
【0048】さらに、リセット部13の板バネ19は、
全体としてオーム記号状のものを使用したが、これに限
られるものではない。例えば、オーム記号状のうち半分
のみのものであってもよい。その場合にはピン20のテ
ーパ面もそれに対向する位置のみ形成されればよく、全
面にわたって形成される必要はない。その一方、このよ
うな板バネが例えば3つピン20の円周に対して等間隔
なように配置されれば、均一的にピン20の押し込みが
可能となり、ぶれが生じず、確実な押込み動作が行え
る。
【0049】(過流出防止弁14に関するその他)尚、
弁軸25aに形成された突出部は、1個であってもよ
い。又、1個の突出部が形成された場合は、図12
(a)のようになるが、図12(b)から(e)までの
ように他の方法を用いてもよい。図12(b)では、弁
体25の弁軸が筒状でその内側面に突出部が形成され、
リセット杆22が円柱状でその側面に係合部が形成され
た場合が示されている。図12(c)では、弁体25の
弁軸が円柱状でその側面に係合部が形成され、リセット
杆22が筒状でその内側面に突出部が形成された場合が
示されている。図12(d)は、弁体25の弁軸が筒状
でその側面に係合部が形成され、リセット杆22が円柱
状でその外側面に突出部が形成された場合が示されてい
る。図12(e)は、弁体25の弁軸を上流側に延長さ
せ、その外側面に突出部が形成され、筒状の部材の側面
に係合部が形成された場合が示されている。図12
(e)は、図12(a)に相当するものであるが、図1
2(e)に対して図12(b)から(d)のような方法
ももちろん適用できる。
【0050】さらに、弁体25の第1の突出部25cと
第2の突出部25dは弁軸25aに対して線対称な位置
に設けられているが、弁体の進行方向に対してずれた位
置に設けられてもよい。ただし、その場合には、蛇行の
周期ごとにずらして突出部を形成する必要がある。さら
には、2つの突出部が弁軸の周方向にずれたものでもよ
い。さらには、3つの突出部が周方向に等間隔で設けら
れたものでもよい。
【0051】さらに、リセット杆22の第1の係合部2
2cと第2の係合部22dは、実施の形態のような貫通
されたように切り込みであっても、貫通されていない溝
のようなものであってもよい。さらに、貫通された切り
込みに対して、第1の突出部と第2の突出部とが接続さ
れて一体になったものでもよい。さらに、弁体25の弁
軸25aとリセット杆22の中心部材22aの形状は、
それぞれ円柱状と円筒状であるが、これらに限る必要は
ない。例えば、弁軸25aは四角柱のようなものでもよ
く、リセット杆22が多角形の筒状のでもよい。ただ
し、いずれにせよ弁体25の弁軸がリセット杆22内部
で正逆交互に回転する必要はある。
【0052】さらに、図13(a)に示すように、リセ
ット杆22の中心部材25aの凹状の他端が弁部25b
における弁軸25aの周囲のリング状部分29を押し込
むが、図13(b)の弁部25bにおける斜線部分30
の何れの領域を押し込むものであってもよい。さらに、
弁体25の弁部25bを押し込む観点からは、リセット
杆22がリセット部13のピン20まで延長したもので
あってもよい。
【0053】さらに、同様な観点からは、弁体25の突
出部25c,d及びリセット杆22の中心部材22aの
係合部22c,dは必要でない。更に、過流出防止弁と
して実施の形態の過流出防止弁14を用い、リセット部
は従来の公知技術でもよい。さらに、実施の形態では、
弁体の上流側の弁軸は短いものを示したが、従来のよう
に長くして弁体の作動時においても弁受けの穴に挿通す
るものでもよい。この場合、弁体の作動中のぶれがより
小さいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の使用時におけるガス栓構造の断面図であ
る。
【図2】過流出状態によって過流出防止弁が作動した状
態を示したガス栓構造の断面図である。
【図3】他のガス管との接続が外された状態を示したガ
ス栓構造の断面図である。
【図4】他のガス管が接続してスライド栓がスライドし
ている途中の段階を示したガス栓構造の断面図である。
【図5】図1から図4におけるリセット部13周辺の拡
大図である。
【図6】図1から図4における過流出防止弁の拡大図で
ある。
【図7】リセット杆の中心部材の端面図である。
【図8】図7のVIII−VIIIラインから見た中心
部材の係合部の形状を示した図である。
【図9】過流出防止弁の効果を説明するための図であ
る。
【図10】ガス管の接続をはずした場合に、過流出防止
弁がリセットされた状態を示したガス栓構造の断面図で
ある。
【図11】他のガス管に接続した場合の接続してからの
ガス流量を示したグラフである。
【図12】過流出防止弁14のリセット杆22と弁体2
5の他の例を示した図である。
【図13】弁体の弁部の当接部分を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
13リセット部 14過流出防止弁 19板バネ 26バネ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過流出防止弁をリセットするリセット装
    置であって、 所定位置から前記過流出防止弁がリセットする位置まで
    直線上を移動自在な移動部材と、 前記過流出防止弁がリセットする位置まで前記移動部材
    を押し込み、その後は前記移動部材を移動自在な状態に
    する押し込み手段とを備え、 前記押し込み手段は、 弾性体部材であって、その一端側が前記移動部材の一端
    側に当接し、前記過流出防止弁がリセットする位置まで
    前記移動部材を押し込んだ後は、前記一端側と前記移動
    部材の一端側との当接が外れる部材を含む、リセット装
    置。
  2. 【請求項2】 前記移動部材を前記所定位置側に付勢す
    る付勢手段を備えた請求項1記載のリセット装置。
  3. 【請求項3】 前記移動部材の一端側には前記弾性体部
    材と対向する位置に当接面が形成されており、 前記弾性体部材は、 その一端側に設けられ、前記移動部材の当接面の異なる
    部分にそれぞれが当接する第1及び第2の当接部材と、 前記第1及び第2の当接部材と接続し、かつ、その他端
    側に向かって対向距離が広がるループ部材とを含む、請
    求項1又は2記載のリセット装置。
  4. 【請求項4】 前記移動部材の一端側には、移動方向を
    軸心にしてその断面の軸心から周縁までの距離が一端側
    から離れるにつれて連続して大きな当接面が形成され、 前記弾性体部材は、 その一端側に設けられ、前記移動部材の一端側に形成さ
    れる当接面と同方向に傾斜して形成される当接部材と、 前記当接部材と接続し、かつ、その他端側に向かって前
    記軸心から離れるように傾斜する傾斜部材とを含む、請
    求項1又は2記載のリセット装置。
  5. 【請求項5】 前記移動部材の一端側には、移動方向を
    軸心にしてその断面の軸心から周縁までの半径が一端側
    から離れるにつれて連続して大きな円の当接面が形成さ
    れ、 前記弾性体部材は、前記移動部材の当接面の円周に沿っ
    て等間隔で複数設けられる、請求項4記載のリセット装
    置。
JP8329927A 1996-12-10 1996-12-10 リセット装置 Expired - Fee Related JP3059973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8329927A JP3059973B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 リセット装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8329927A JP3059973B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 リセット装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10169813A JPH10169813A (ja) 1998-06-26
JP3059973B2 true JP3059973B2 (ja) 2000-07-04

Family

ID=18226835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8329927A Expired - Fee Related JP3059973B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 リセット装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3059973B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5863522B2 (ja) * 2011-03-16 2016-02-16 大阪瓦斯株式会社 ガス栓
JP5988632B2 (ja) * 2011-03-16 2016-09-07 大阪瓦斯株式会社 ガス栓
JP6045261B2 (ja) * 2012-09-07 2016-12-14 大阪瓦斯株式会社 ガス栓

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10169813A (ja) 1998-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7223040B2 (en) Binder
JP4897340B2 (ja) ラッチング部材
CN101720193B (zh) 车辆用座椅倾斜装置
EP1869332B1 (en) Ball holding, latching and locking applications using radial and axial springs
EP0459509B1 (en) A butterfly valve
JP2813879B2 (ja) ガス栓構造
EP1552769B1 (en) Reclining device and method of locking the device
EP2549141A1 (en) Clutch unit
JP3059973B2 (ja) リセット装置
US6641217B2 (en) Seat recliner for vehicle
EP0361256A1 (en) Hose clamping device
JPH07101057B2 (ja) フリーホィール装置用のばねとスプラグの組立品
JP3072414B2 (ja) 過流出防止弁
JP2000065067A (ja) 転がり軸受の分割型保持器
FR2621972A1 (fr) Dispositif d'encliquetage d'un tiroir de valve
JP2813880B2 (ja) 過流出防止弁
CN1970983A (zh) 汽车的车门铰链装置
US5758755A (en) Sprag type one-way clutch
US6564425B2 (en) Vehicle door check device
EP1859175B1 (en) An apparatus for supporting a rotating shaft
EP1074685A2 (en) Hinge assembly
KR200177785Y1 (ko) 롤러 베어링의 조인트형 디스크 케이지
JP6663274B2 (ja) 揺動セグメント
EP1679447A1 (fr) Module de roulement
JP6509721B2 (ja) ブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees