JP3059959U - カーソル及びカーソル装置 - Google Patents

カーソル及びカーソル装置

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JP3059959U
JP3059959U JP1998010080U JP1008098U JP3059959U JP 3059959 U JP3059959 U JP 3059959U JP 1998010080 U JP1998010080 U JP 1998010080U JP 1008098 U JP1008098 U JP 1008098U JP 3059959 U JP3059959 U JP 3059959U
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JP1998010080U
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Inventor
健次郎 政所
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大進興産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な改良により使い易く、低コストな文
房具を提供する。 【解決手段】文章等の特定位置を指し示すための文房具
であって、紙片等を挟持してズレ落ちるのを防止するた
めの保持部と、紙片に記載された文章等の特定位置を指
し示す指示部とが一体形成され、前記指示部の幅は、保
持部の幅よりも小さく形成したことを特徴とするカーソ
ル及びカーソル装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は文章等の特定位置を指し示すための文房具に関する。
【0002】
【従来の技術】
文章が多数行にわたり記載された原稿等をOA機器で作成する場合、現在作業 中の特定位置をその都度目視により探して確認後、再び作業を継続する方法は効 率が悪いばかりでなく、文章作成の間違えの原因にもなる。 そのため原稿等の特定位置に定規等を当てたり、OA機器の端部に設置された ガイド定規を使用して位置確認を行っている。
【0003】 しかし前記従来の方法では、原稿を机上に置き特定位置に定規等を当てなけれ ばならず不便である。 OA機器の端部に設置したガイド定規を使用する場合は、ガイド定規自体が硬 質板を使用しているため重く、これを支える取付け具もしっかりした構造としな ければなない。 また、ガイド定規の移動・固定はバネ力を利用しているため機構が複雑となり 全体として用具が大きくなり場合によっては邪魔になるばかりでなく、高コスト なものとなってしまうという問題があった。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】
本考案は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは、簡単な 改良により、使い易く、低コストな文房具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案は、紙片等に係合し、文章の特定位置を指し示すためのカ ーソルであって、紙片等を挟持してズレ落ちるのを防止するための保持部と、紙 片に記載された文章等の特定位置を指し示す指示部とが一体形成され、前記指示 部の幅は、保持部の幅よりも小さく形成したことを特徴とするカーソルである。 請求項2に係る考案は、請求項1に記載のカーソルにおいて、保持部は、カー ソル端部のスライド方向に設けた複数のガイド穴と、前記ガイド穴間を結ぶ一辺 のみが保持部と連続し、その他の辺は保持部とコの字形の切断線により不連続体 とした耳片から形成したことを特徴とするカーソルである。 請求項3に係る考案は、紙片等を保持して特定位置を指し示すカーソル装置で あって、少なくとも請求項1又は請求項2のいずれかに記載のカーソルと、表面 が透明シートであるカバーケースとより構成することを特徴とするカーソル装置 である。
【0006】
【考案の実施の形態1】 以下に図面を参照しながら本考案の実施形態について説明する。
【0007】 <イ>全体構成 図1は本考案によるカーソルの平面図である。 カーソル1は紙片等を挟持してズレ落ちるのを防止するための保持部2と、紙 片に記載された文章等の特定位置を指し示す指示部3とが一体形成され、前記指 示部3の幅は、保持部2の幅よりも小さく形成している。 カーソル1は弾力性のある薄いプラスチック素材等を使用する。
【0008】 <ロ>保持部 保持部2は正方形状を呈し、カーソル1の端部に形成される。 保持部2の端部にはカーソル1のスライド方向に設けた複数のガイド穴4と、 前記ガイド穴4、4間を結ぶ一辺のみが保持部2と連続し、その他の辺は保持部 2とコの字形の切断線Cにより不連続体とした耳片5から形成されている。
【0009】 <ハ>ガイド穴 ガイド穴4は直径2〜3mm程度の小さな穴であり、カーソル1の端部近くに 設けカーソル1を上下にスライドさせる方向に沿って設けてある。 このガイド穴4により紙片等の一辺を挟持し、カーソル1のスライド方向をガ イドすると共に、保持部2に設けたコの字形の切断線Cによる亀裂を防止する機 能も兼ね備えているものである。
【0010】 <ニ>耳片 耳片5は、保持部2と同様な正方形状を呈し、保持部2の内側に設けられる。 耳片5は、その端部に設けたガイド穴4、4間を結ぶ一辺のみにより保持部2 と連続し、その他の三辺は保持部2の外縁と一定の幅を保ってコの字形の切断線 Cにより不連続体となっている。 そのためガイド穴4とコの字形の切断線Cに沿って紙片等を挾んだ時、ガイド 穴4と耳片5の挟持・固定機能により、カーソル1は紙片からズレ落ちることな く停止することができる。
【0011】 <ホ>指示部 指示部3は、紙片に記載された文章等の特定位置を指し示す機能を持つ。 指示部3は保持部2の幅よりも小さく形成され、適用する紙片等の辺長に合わ せた長さとしている。 カーソル1自体が弾力性のある薄いプラスチック素材等を使用しているため、 指示部3の幅が小さすぎてもその自重により先端部がたれ下がってしまい、また 保持部2の幅と同じ幅であるとカーソル1自体の自重が大きくなり、挟持・固定 機能が失われる。 従って、指示部3の幅は保持部2の幅の1/3程度が最適な幅となる。 指示部3の端部には、紙片に記載された文章等の特定位置を見易くするために カラーなどの着色部9等を施しておいてもよい。
【0012】
【作用】
以下にカーソル1の使用方法について説明する。
【0013】 <イ>カーソルの取付け 図2は薄いプラスチック素材等を使用したカバーケース6にカーソル1を取付 けた状態を示すカーソル装置Aの立面図である。 カバーケース6は透明シート7と半透明シート8を二重に重ね合せた市販され ているケースである。 カバーケース6の端縁が接合されていない開放側の透明シート7端縁に、カー ソル1の耳片5を差込み、カバーケース6の端縁がガイド穴4に到達するまで差 込むことにより、カーソル1の取付けがワンタッチで行える。
【0014】 <ロ>原稿用紙の挿入 カバーケース6内に、作業目的の対象となる原稿用紙等を挿入する。 原稿用紙は透明シート7を透視して見ることができるため作業は容易である。
【0015】 <ハ>カーソルの移動 原稿用紙に記載された文章等の特定位置に合せてカーソル1を移動させる。 カーソル1の移動は保持部2の端部を指でつまみ、透明シート7の端縁に沿っ て特定位置まで容易に移動することができる。 カーソル1を移動の際、透明シート7の端縁はガイド穴4、4間と耳片5に挟 持・固定されているためズレ落ちたり、移動しにくいことなく容易に移動するこ とができる。 またカーソル1はガイド穴4、4間で水平位置を確保しているため指示部3も 常に水平を保つことができるものである。
【0016】 <ニ>カーソル利用の応用 文章等の特定位置が最終行に近づくと、保持部2は透明シート7の端縁と係合 しにくくなり、指示部3は特定位置から外れてしまう。 この時は、カーソル1の上下を反転させることにより、指示部3を特定位置に 合せることができる。 また本実施例においてはカバーケース6内に原稿用紙等を挿入してカーソル1 を利用した例を説明したが、カバーケース6を使用せずに原稿用紙にカーソル1 を直接挾み利用してもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。 <イ>カーソルは弾力性のある薄いプラスチック素材等を使用しているため、こ れを支える取付け具は不要であり、簡便である。 <ロ>カーソルは紙片等を挟持してズレ落ちるのを防止するための保持部と、文 章等の特定位置を指し示す指示部とが一体形成されているため、固定、移動操作 が簡単である。 <ハ>指示部の幅は保持部の幅よりも小さく形成しているため、カーソルを上下 反転させることにより、指示部を容易に特定位置に合せることができる。 <ニ>カーソルはプラスチック素材等を簡単な加工で製作できるため、低コスト なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるカーソルの平面図。
【図2】カバーケースにカーソルを取付けた状態を示す
立面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙片等に係合し、文章の特定位置を指し示
    すためのカーソルであって、 紙片等を挟持してズレ落ちるのを防止するための保持部
    と、 紙片に記載された文章等の特定位置を指し示す指示部と
    が一体形成され、 前記指示部の幅は、保持部の幅よりも小さく形成したこ
    とを特徴とする、 カーソル。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカーソルにおいて、 保持部は、カーソル端部のスライド方向に設けた複数の
    ガイド穴と、 前記ガイド穴間を結ぶ一辺のみが保持部と連続し、その
    他の辺は保持部とコの字形の切断線により不連続体とし
    た耳片から形成したことを特徴とする、 カーソル。
  3. 【請求項3】紙片等を保持して特定位置を指し示すカー
    ソル装置であって、 少なくとも請求項1又は請求項2のいずれかに記載のカ
    ーソルと、 表面が透明シートであるカバーケースとより構成するこ
    とを特徴とする、 カーソル装置。
JP1998010080U 1998-12-18 1998-12-18 カーソル及びカーソル装置 Expired - Lifetime JP3059959U (ja)

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