JP3059015U - 育苗用保温器 - Google Patents

育苗用保温器

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JP3059015U
JP3059015U JP1998009986U JP998698U JP3059015U JP 3059015 U JP3059015 U JP 3059015U JP 1998009986 U JP1998009986 U JP 1998009986U JP 998698 U JP998698 U JP 998698U JP 3059015 U JP3059015 U JP 3059015U
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
warmer
cylindrical
seedlings
folded
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998009986U
Other languages
English (en)
Inventor
陽一 赤坂
Original Assignee
陽一 赤坂
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 破れにくく、強風に耐え、植物に必要な光と
水を供給でき、常に内部の過度の高温や乾燥を防ぐこと
ができ、内部に雨水を十分供給でき、背丈の高い苗にも
使用でき、かつ収納時にかさばらない育苗用保温器を得
る。 【解決手段】 両側の外縁部を貼り合わせた半透明の硬
質ポリプロピレンのシートを折り曲げて組み立てられ
た、上面が穴になっている、上面が少し狭くなるテーパ
ーを有する円柱のフードであって、曲げ伸ばしのできる
フランジと、円柱面下部の四方向の小穴とを有し、全体
の折り畳みができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、植物の苗を保温ないし保護してその成育を維持ないし促進するため に、苗にかぶせた状態で地面に固定して使用する育苗用保温器に係るものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の保温器としては、紙製又は軟質ポリプロピレン製の袋状のもの に通気孔を設けたものや、塩化ビニール樹脂製のドーム型の成形品で頂上部分に 孔をあけたもののフランジ部分に針金製の楔状の脚を刺し込んで地面に固定して 使用するものや、両端付近の部分を張り合わせた半透明の硬質ポリプロピレンの シートを折り曲げて組み立てられた上面が少し狭くなるテーパーを有する四角柱 のフードで折り畳みができるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で延べたもののうちはじめのものにおいては、保温器内部の温度調 節が困難であり、紙製のものは、苗に必要な光を十分通さず、軟質ポリプロピレ ン製のものは、支柱等がなければ立てて置けないという問題点がある。
【0004】 また、次のものにおいては脚を地面に刺す深さを変えることによって内部の温 度調節が可能であるものの、脚を地面に刺す深さを浅くして保温器本体を地面か ら浮かせると、風に飛ばされ易く、保温器内部が乾燥し易く、また、成形できる 高さに限界があり、収納時にかさばるという問題点がある。
【0005】 また、はじめのものと次のものを通じて、破れやすく、内部に雨水を十分供給 できないという問題点と、背丈が保温器の高さよりも高い苗には使用できないと いう問題点がある。
【0006】 また、最後のものにおいては、背丈の高い苗にも使用でき、かつ収納時にかさ ばらないものの、四隅に支柱を立てないと強風に耐えられないという問題点があ る。
【0007】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、植物に有害な近紫外線を遮りつつ必要な光を十分通 し、破れにくく、支柱等がなくても強風に耐え、常に内部の過度の高温や乾燥を 防ぐことができ、内部に雨水を十分供給でき、背丈の高い苗にも使用でき、かつ 収納時にかさばらない育苗用保温器を提供しようというものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における育苗用保温器は、半径の中心付近 の部分を欠く略扇形に裁断された半透明の硬質ポリプロピレンのシートを外縁の 2個の半径付近の部分をのりしろとして貼り合わせ、貼り合わせたののりしろの 部分とそれに接する部分との境目を折り曲げることによって、上面が穴になって いる、上面が少し狭くなるテーパーを有する円柱のフードを形成し、その円柱面 の底面付近の部分をそれに接するのりしろの一部と共に外側に折り返してフラン ジとなし、フランジ付近の円柱面に、四方向に等間隔に4個の小穴を開けてなる ものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
保温器は、貼り合わされたシートののりしろの部分とそれに接する部分との境 目を折り曲げることによって円柱のフードを形成し、その円柱面の底面付近の部 分をそれに接するのりしろの一部と共に外側に折り返してフランジとなすことに よって組み立てられる。
【0010】 保温器は、フランジの部分を折り返さない状態にし、保温器全体をのりしろの 折り目を折り曲げない状態になるように側面方向に平に押し潰すことによって折 り畳む。
【0011】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図2において、両側の2個ののりしろ(3)の部分を貼り合わせ、図3におい て、貼り合わされたのりしろ(3)の部分とそれに接する部分との境目を折り曲 げることによって円柱のフードを形成する。この状態において、保温器の内側に 支柱を立てて使用することができる。
【0012】 図3と図1において、円柱面の底面付近の部分をそれに接したのりしろ(3) の一部と共に外側に折り返してフランジ(2)となすことによって保温器を組み 立てる。
【0013】 上述の組み立てられた保温器を苗にかぶせた状態で地面におき、フランジ(2 )に土をかぶせるか、針金製の楔状の脚等を差し込むか、内側に支柱を立てて地 面に固定して使用する。
【0014】 図2において、フランジ(2)の部分を折り返さない状態にし、図4において 、保温器全体をのりしろ(3)の折り目を折り曲げない状態になるように側面方 向に平に押し潰すことによって折り畳む。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0016】 材質は、半透明の硬質ポリプロピレンであるため、破れにくく、植物に有害な 近紫外線を遮りつつ必要な光を十分通す。
【0017】 全体が、上面が少し狭くなる円柱状であるため、風に対する抵抗が少なく、上 面の穴により、雨水を十分供給でき、かつ、背丈が保温器全体の高さより高い苗 に使用することができる。
【0018】 外側に折り返されたフランジによって保温器の強度が増し、支柱等がなくても 強風に耐え、フランジに土をかぶせたり、針金製の楔状の脚等を差し込んで地面 に固定して使用できる。後者の場合は、脚を地面に刺す深さを変えることによっ て内部の温度調節が可能である。
【0019】 上面の穴と、フランジ付近の円柱面に四方に等間隔に開けた4個の小穴とによ って保温器内部に空気の対流が生じるので、常に保温器本体を地面に密着させて 内部の温度を適度に保ちつつ内部の温度が上がり過ぎないようにすることができ る。
【0020】 フランジの部分を折り返さない状態にすることにより、保温器全体の高さが増 す。
【0021】 保温器全体を平に折り畳むことができるので、収納時にかさばらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】育苗用保温器のフランジの部分を折り返して組
み立てた状態を示す斜視図である。
【図2】育苗用保温器を展開した状態を示す平面図であ
る。
【図3】育苗用保温器ののりしろの部分を貼り合わせて
折り曲げ、フランジの部分を折り返さない状態を示す斜
視図である。
【図4】育苗用保温器を折り畳んだ状態を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 円柱面 2 フランジ 3 のりしろ 4 穴 5 小穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径の中心付近の部分を欠く略扇形に裁
    断された半透明の硬質ポリプロピレンのシートを外縁の
    2個の半径付近の部分をのりしろ(3)として貼り合わ
    せ、貼り合わせたのりしろの部分とそれに接する部分と
    の境目を折り曲げることによって、上面が穴(4)にな
    っている、上面が少し狭くなるテーパーを有する円柱の
    フードを形成し、その円柱面(1)の底面付近の部分を
    それに接するのりしろの一部と共に外側に折り返してフ
    ランジ(2)となし、フランジ付近の円柱面に、四方向
    に等間隔に4個の小穴(5)を開けてなる育苗用保温
    器。
JP1998009986U 1998-11-10 1998-11-10 育苗用保温器 Expired - Lifetime JP3059015U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107155741A (zh) * 2017-05-31 2017-09-15 广西壮族自治区农业科学院园艺研究所 果树树盘罩

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107155741A (zh) * 2017-05-31 2017-09-15 广西壮族自治区农业科学院园艺研究所 果树树盘罩

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