JP3058821U - トイレに使用する局部洗浄装置 - Google Patents

トイレに使用する局部洗浄装置

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JP3058821U JP1998009077U JP907798U JP3058821U JP 3058821 U JP3058821 U JP 3058821U JP 1998009077 U JP1998009077 U JP 1998009077U JP 907798 U JP907798 U JP 907798U JP 3058821 U JP3058821 U JP 3058821U
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勝 山上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自身の体を動かすことなく効率よく快適に洗
浄を行うことのできるトイレに使用する局部洗浄装置を
提供する。 【解決手段】 内部に水を入れる小型タンク13と、小
型タンク13内の水を所定温度に加温する温度センサー
付きのヒータ24と、小型タンク13の下部にその基端
が接続される可撓性のあるホース26と、ホース26の
先部に取付けられているストッパー29付きの洗浄ノズ
ル14とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水洗トイレ内に配置され、お尻等の局部を洗浄するために用いられ るトイレに使用する局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の水洗トイレにおいては、後処理の際、便器に対して所定の固定位置に洗 浄ノズルを配置して、この洗浄ノズルから洗浄水を人の局部に噴射して、洗浄を 行う方法が一般に採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の方法は、洗浄ノズルの噴射位置が定位置に固定され ているので、自分自身で体を動かして局部を洗う必要があった。しかも、下から 上に向けて洗浄水が噴射されるために、汚物が上に散ったりして不快感を与える 場合があり使い勝手がよいとはいえなかった。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、自身の体を動かすことなく 効率よく快適に洗浄を行うことのできるトイレに使用する局部洗浄装置を提供す ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本考案のトイレに使用する局部洗浄装置は、内部に水を入れる 小型タンクと、該小型タンク内の水を所定温度に加温する温度センサー付きのヒ ータとを有していて、局部を洗浄するのに快適な温度に保持された洗浄用の水を 小型タンク内に貯留させることができる。さらに、前記小型タンクの下部にその 基端が接続される可撓性のあるホースと、該ホースの先部に取付けられているス トッパー付きの洗浄ノズルとを有しており、この洗浄ノズルを自在に動かすと共 にストッパーを操作して適宜、必要部分に洗浄用の水を吐出させ、洗浄を効果的 に行うことができる。
【0005】 ここで、前記小型タンクは、水洗トイレのシスターンの側部側に配置され、該 シスターンから不足する水の供給を受けるようにしてもよい。これによって、洗 浄時に必要な水を小型タンク内に適宜、確保することができる。なお、ここでシ スターン(cistern)とは、便器内を洗い流すのに必要な水圧と容量の洗 浄水を貯めておくための陶器製又は金属製等の水タンクであり、所定の水圧を付 与するために便器よりも高位置に取付けられて用いられる。 さらに、前記シスターンには、内部のボールタップの出口に連結されて、該ボ ールタップの開時に放水する手洗い用の蛇口、及び該蛇口からの水を受けて前記 小型タンクに水を送る給水管の受水口を設けてもよく、この給水管を介して蛇口 から放出される水の一部を捕集して、小型タンクに導入することができる。そし て、前記小型タンクの最大貯水時の水面レベルが、前記受水口の貯水レベルと同 一か又は下位置になるようにすることもできる。これによって、小型タンク内に 貯まる水の最大量を定量として、ヒータによる水温の制御を簡単かつ、適切に行 うことができる。
【0006】 また、前記ホースの入水口は、前記小型タンクの底部より上位置に取付けて、 この底部に供給される水の一部が常時残るようにすると共に、前記シスターンと 前記小型タンクはサイホン管によって連結してもよい。そして、前記小型タンク の最大貯水時の水面レベルが、前記シスターンの満水時の貯水レベルと同一か又 は下位置となるようにして、所定量の洗浄用水を小型タンク内から溢れ出すこと なく貯留させることもできる。 さらに、前記サイホン管の入水口を、前記シスターン内に設置した水桶内に配 置させることもできる。これにより、シスターン内の水が減少したり、抜かれた 場合でも、サイホン管の入水口が水に漬かるようにして、サイホン管内に水を充 填して、サイホン管を介したシスターンから小型タンクへの給水が可能な状態と することもできる。
【0007】
【考案の実施の形態】 続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説 明し、本考案の理解に供する。 ここに図1は本考案の第1の実施の形態に係る水洗トイレに使用する局部洗浄 装置の外観説明図、図2〜図4はそれぞれ同局部洗浄装置の動作状態を示す断面 図、図5及び図6は本考案の第2の実施の形態に係るトイレに使用する局部洗浄 装置の動作状態を説明する断面図である。
【0008】 図1に示すように、本考案の第1の実施の形態に係るトイレに使用する局部洗 浄装置10は、水洗トイレ11内にあるシスターン12と並べて配置された小型 タンク13、及び小型タンク13の下部から取り出される局部洗浄水を自在に噴 射するための洗浄ノズル14とを有している。 以下、これらの構成について図1〜図4を参照しながら説明する。
【0009】 便器15内に所定量でかつ所定の水圧となる洗浄水を供給するためのシスター ン12は、その側部に設けられた水道水を供給するための給水パイプ16と、給 水パイプ16に取付けられた、ボール状のフロート17の動きにより開閉作動す るボールタップ18と、ボールタップ18の出口に連結されボールタップ18を 経由して流れる手洗い用となる水を手洗い用シンク19に供給するための先端部 が略U字状の形状をした手洗い用の蛇口20と、手洗い用シンク19の底部に設 けられた洗浄水流入孔21を有している。そして、洗浄水流入孔21を介してシ スターン12内に洗浄水が流入して、水槽内の洗浄水の水位が所定の満水位置に なった時にフロート17の動きによりボールタップ18が開状態から閉状態とな って蛇口20の先部から放出される水が停止するようになっている。
【0010】 シスターン12の内部には洗浄水流入孔21の直下に所定の間隔、例えば5〜 20cmの間隔を有して、しかもシスターン12内の洗浄水の満水位置より高い 位置、例えば1〜10cm高い位置に受水口22が設けられている。これによっ て、上部が開放状態となった円筒状の受水口22から洗浄水の一部が取り出され るようになっている。この受水口22は錆びにくいステンレスやアルミニウム等 からなる金属線22aによって吊り下げられた状態で支持されている。即ち、可 撓性のある金属線22aの一端を受水口22の周縁に固定して、他端を洗浄水流 入孔21に内側から挿入し、外側に出る部分を折り曲げることにより引っかけて 、受水口22を所定位置に設定している。これによって、シスターン12自体に 手を加えたり、改造のための工事費を必要とすることなく、トイレに使用する局 部洗浄装置10を水洗トイレ11内に配置できる。 また、受水口22は略円筒状の容器の上端部分によって構成されており、図に 示すように該容器の周縁には水の排出を良好に維持させるための排水溝23aを 設けている。 なお、このような受水口22はトイレに使用する局部洗浄装置10の一部を構 成するものである。
【0011】 小型タンク13は、シスターン12の側部側に並べて、その上端が受水口22 の上端より高くなる位置、若しくは同レベルとなるように配置され、受水口22 とは金属製パイプあるいはビニールホース等からなる給水管23を介して連結さ れている。そして、小型タンク13の最大貯水時の水面レベルが、受水口22の 貯水レベルと同一か又は下位置に配置されている。これによって、洗浄水流入孔 21からシスターン12内に流れ込む洗浄水の一部を受水口22で取り込むと共 に、受水口22から小型タンク13に貯まる局部洗浄水をその上端から溢れ出す ことなく所定量に維持させることができる。 なお、小型タンク13には内部に貯まる局部洗浄水を所定温度、例えば、20 〜50℃、好ましくは35〜40℃に加温して維持させるための温度センサー付 きのヒータ24が備えられ、温度センサーからの信号に基づいて電源のオンオフ 操作等が行われるようになっている。そして、水洗トイレ11内には図示しない コンセントが設けられ、コンセントに挿入される電源プラグ25を介して、ヒー タ24を加熱するための電力が供給されている。 小型タンク13の底部には所定高さの位置に小型タンク13の貯水レベルを維 持させるため足となる支持部材25aが設けられており、必要に応じて位置を変 えることができるようになっている。このために、住居に傷を付けることなく小 型タンク13を設置することができる。 なお、このような支持部材25aを用いることなく、水洗トイレ11の壁に直 接、取付けることもできる。
【0012】 洗浄ノズル14は、可撓性のあるホースの一例であるビニル樹脂製ホース26 を介して小型タンク13の底部(下部)に設けられた排水孔27に連結されてい る。ビニル樹脂製ホース26の先部に取付けられる洗浄ノズル14には、吐出部 28から噴き出す局部洗浄水の流れを制御するためのストッパー29が設けられ ている。これらの構成によって、水洗トイレ11の使用者が洗浄ノズル14の吐 出部28の方向を適宜任意の方向に変えることができると共に、局部洗浄水の吐 出量を制御して、必要な洗浄を行うことができるようになっている。なお、前記 可撓性のあるホースにはビニル樹脂製ホース26に代えて、その他のプラスチッ ク製ホースやゴム製ホース、金属製フレキシブルホース等を適用することもでき る。
【0013】 続いて、トイレに使用する局部洗浄装置10の使用方法について図1〜図4を 参照しながら説明する。 まず、図2に示すように、洗浄水及び局部洗浄水がそれぞれ満水に貯留された 状態にシスターン12及び小型タンク13を設定する。ここでフロート17は、 シスターン12内に貯留された満水状態の洗浄水によって上部に押し上げられて 、レバー30を介してボールタップ18が閉じた状態になっている。一方、給水 管23の吐出孔31から供給され、小型タンク13に貯まる局部洗浄水はヒータ 24によって、適温となる36〜37℃程度に維持されている。なお、図2〜図 4において電源プラグ25は水洗トイレ11の図示しないコンセントに接続され た状態で用いるが、夏場の暑い時期などにはコンセントから引き抜いて、ヒータ 24による水温の制御を省略するようにしても、快適に洗浄を行うことができる 。このように本考案においては所定量の局部洗浄水を小型タンク13に保持して 適宜、加熱するので、電力消費量を少なくして経済的に使用できる。
【0014】 水洗トイレ11の使用者がその後処理を行う場合には、水洗トイレ11の壁に 取付けられた図示しないフックなどに懸けられた洗浄ノズル14を取り外して、 必要部分に吐出部28を向けると共に、ストッパー29を操作して小型タンク1 3に貯留された適温の局部洗浄水を吐出させて、自在に洗浄を行うことができる 。そして、このような局部洗浄水の吐出によって、図3に示すように小型タンク 13内の水位が低くなる。
【0015】 洗浄を終えた水洗トイレ11の使用者は、次に便器15内の洗浄を行うために 、シスターン12の前面に取付けられた洗浄水吐出レバー32を回動させる。こ れによって洗浄水吐出レバー32に連動する図示しないバーが上に移動して、図 3に示すように、このバーに連接する鎖33を介してシスターン12の底部に設 けられた止水栓34が上方に引き上げられる。そして、止水栓34の抜けた開口 部から洗浄水がパイプ35を介して、便器15に所定の水圧で吐出されて便器1 5が洗浄されるようになっている。
【0016】 こうして、シスターン12内に貯留された洗浄水の水位が低下して、フロート 17が下がることによりボールタップ18が開状態となって、蛇口20から手洗 い用シンク19上へエルボ36を経由して水道水が供給され、図4に示すように 放出される。そして、手洗い用シンク19の底部に設けられた洗浄水流入孔21 よりシスターン12内に流入する洗浄水の一部は、不足した局部洗浄水を供給す るためその直下に設けられた受水口22から給水管23を介して小型タンク13 内に注ぎ込まれる。この局部洗浄水の水位が受水口22の上端のレベルとなる満 水状態においては、それ以上の洗浄水が供給されることがなく、小型タンク13 内に貯まる局部洗浄水の最大量は常に一定となっている。 一方、シスターン12底部にある便器15につながる開口部は止水栓34によ って閉じられていて、この底部に蛇口20を経由して流入する洗浄水が徐々に貯 留される。そして、最終的にはボールタップ18が閉となる満水状態で蛇口20 からの給水が停止して、先に説明した図2に示される待機状態に復帰するように なっている。
【0017】 続いて、図5及び図6を参照しながら本考案の第2の実施の形態に係るトイレ に使用する局部洗浄装置40について説明する。なお、トイレに使用する局部洗 浄装置40は、前記受水口22及び給水管23からなる小型タンクへの給水手段 を、シスターンと小型タンクとの間をサイホン管で連接する給水手段に代えた構 成のものであり、その他の基本的な構成は前記トイレに使用する局部洗浄装置1 0とほぼ同様であるので、これらについては同一の符号を付してその詳しい説明 を省略する。 図5、図6に示すように、トイレに使用する局部洗浄装置40は、シスターン 41内に入水口となる一端が挿入され、シスターン41内の洗浄水を局部洗浄水 として取得するためのサイホン管42と、サイホン管42を介して供給される局 部洗浄水を貯めるための小型タンク43とを有している。
【0018】 ビニール製ホースや金属製パイプからなるサイホン管42は、シスターン41 の左右両側に予め配置されている通水孔44の一方を通してシスターン41と小 型タンク43とを連結している。これによって、既存のシスターン41に孔開け 等の特別の改造を施すことなく、簡単に小型タンク43への給水が行える。 シスターン41の内底面には、水桶45が配置され、サイホン管42の入水口 が挿入されている。なお、ここで、水桶45には、例えば、比較的重量のある陶 器製の湯飲みや、茶碗、ガラス製のコップ、牛乳ビン等の容器を使用でき、必要 な場合には、その底部を接着剤等を用いてシスターン41の内底面に固定しても よい。 一方、小型タンク43は、その内底面から上側に突出してビニル樹脂製ホース 26の端部が小型タンク43内に挿入されて、ビニル樹脂製ホース26の入水口 となる先端位置46と小型タンク43の内底面との間に常時、水が貯まるように なっている。そして、サイホン管42の吐出口が前記水の貯まる空間に挿入され ている。 このため、止水栓34が引き上げられてシスターン41内の洗浄水が減少した り、無くなったりした場合でも、図6に示すように、常時、サイホン管42内に 水が充填された通水可能状態に維持されている。
【0019】 図5に示すように、シスターン41内の水位が上昇した場合には、これに伴っ て、局部洗浄水がサイホン管42を介して、小型タンク43に流入するので、シ スターン41及び小型タンク43内の水位は同位置に維持される。また、小型タ ンク43の最大貯水時の水面レベルがシスターン41の満水時の貯水レベルと同 一か又は下位置になるようにしているので、局部洗浄水が小型タンク43の上端 を超えて溢れ出ることがない。こうして、洗浄ノズル14を操作して洗浄を行っ た場合にも、シスターン41から随時、局部洗浄水が補給され、シスターン41 の満水時の水位に小型タンク43内の水位も維持され、水の不足を心配すること なく洗浄を快適、かつ清潔に行うことができる。
【0020】 以上、本考案の実施の形態を説明したが、本考案はこの実施の形態に限定され るものではなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本考案の適用範囲である 。例えば、本実施の形態においては、サイホン管をシスターン側部の通水孔から 挿入してシスターンと小型タンクとを通水状態で連結する例について説明したが 、手洗い用シンクの底部に設けられた既存の洗浄水流入孔に小径のサイホン管を 通して配置してもよい。このように、既存のシスターン自体に管を通すための孔 を開ける等の改造を施すことなく、トイレに使用する局部洗浄装置を手軽、かつ 安価に適用できる。
【0021】
【考案の効果】
請求項1〜5記載のトイレに使用する局部洗浄装置においては、内部に水を入 れる小型タンクと、小型タンク内の水を所定温度に加温する温度センサー付きの ヒータとを有しているので、局部を洗浄するのに快適な温度に保持された洗浄用 の水を小型タンク内に貯留させることができる。さらに、小型タンクの下部にそ の基端が接続される可撓性のあるホースと、ホースの先部に取付けられているス トッパー付きの洗浄ノズルとを有しており、この洗浄ノズルを自在に動かすと共 にストッパーを操作して適宜、必要部分に洗浄用の水を吐出させ、自分の体を動 かすことなく効率よくしかも快適に洗浄を行うことができる。
【0022】 また、請求項2記載のトイレに使用する局部洗浄装置においては、小型タンク は、水洗トイレのシスターンの側部側に配置され、シスターンから不足する水の 供給を受けるようにしているので、洗浄時に必要な水を小型タンク内に適宜、確 保することができる。 特に請求項3記載のトイレに使用される局部洗浄装置においては、シスターン には、内部のボールタップの出口に連結されて、ボールタップの開時に放水する 手洗い用の蛇口、及び蛇口からの水を受けて小型タンクに水を送る給水管の受水 口が設けられ、この給水管を介して蛇口から放出される水の一部を捕集して、小 型タンクに導入することができる。そして、小型タンクの最大貯水時の水面レベ ルが、受水口の貯水レベルと同一か又は下位置になるようにしているので、小型 タンク内に貯まる水の最大量を定量として、ヒータによる水温の制御を容易かつ 、適切に行うことができる。
【0023】 請求項4記載のトイレに使用する局部洗浄装置においては、ホースの入水口は 、小型タンクの底部より上位置に取付けて、この底部に供給される水の一部が常 時残るようにすると共に、シスターンと小型タンクはサイホン管によって連結し て、小型タンクの最大貯水時の水面レベルが、シスターンの満水時の貯水レベル と同一か又は下位置となるようにしているので、所定量の洗浄用水を小型タンク 内から溢れ出すことなく貯留することができる。 請求項5記載のトイレに使用する局部洗浄装置においては、サイホン管の入水 口は、シスターン内に設けられた水桶内に配置するので、シスターン内の水が減 少したり、抜かれた場合でも、サイホン管内に水が充填された状態に維持して、 サイホン管を介したシスターンから小型タンクへの給水が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係るトイレに使用
する局部洗浄装置を適用する水洗トイレの説明図であ
る。
【図2】同局部洗浄装置の使用状態を示す断面説明図で
ある。
【図3】同局部洗浄装置の使用状態を示す断面説明図で
ある。
【図4】同局部洗浄装置の使用状態を示す断面説明図で
ある。
【図5】本考案の第2の実施の形態に係るトイレに使用
する局部洗浄装置の断面説明図である。
【図6】同局部洗浄装置の使用状態を示す断面説明図で
ある。
【符号の説明】
10 トイレに使用する局部洗浄装置 11 水洗トイ
レ 12 シスターン 13 小型タン
ク 14 洗浄ノズル 15 便器 16 給水パイプ 17 フロート 18 ボールタップ 19 手洗い用
シンク 20 蛇口 21 洗浄水流
入孔 22 受水口 22a 金属線 23 給水管 23a 排水溝 24 ヒータ 25 電源プラ
グ 25a 支持部材 26 ビニル樹脂製ホース(ホース) 27 排水孔 28 吐出部 29 ストッパ
ー 30 レバー 31 吐出孔 32 洗浄水吐出レバー 33 鎖 34 止水栓 35 パイプ 36 エルボ 40 トイレに使用する局部洗浄装置 41 シスター
ン 42 サイホン管 43 小型タン
ク 44 通水孔 45 水桶 46 ホースの先端位置

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に水を入れる小型タンクと、該小型
    タンク内の水を所定温度に加温する温度センサー付きの
    ヒータと、前記小型タンクの下部にその基端が接続され
    る可撓性のあるホースと、該ホースの先部に取付けられ
    ているストッパー付きの洗浄ノズルとを有することを特
    徴とするトイレに使用する局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトイレに使用する局部洗
    浄装置において、前記小型タンクは、水洗トイレのシス
    ターンの側部側に配置され、該シスターンから不足する
    水の供給を受けることを特徴とするトイレに使用する局
    部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のトイレに使用する局部洗
    浄装置において、前記シスターンには、該シスターン内
    部のボールタップの出口に連結されて、該ボールタップ
    の開時に放水する手洗い用の蛇口と、該蛇口からの水を
    受けて前記小型タンクに水を送る給水管の受水口とが設
    けられ、しかも、前記小型タンクの最大貯水時の水面レ
    ベルが、前記受水口の貯水レベルと同一か又は下位置に
    あることを特徴とするトイレに使用する局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のトイレに使用する局部洗
    浄装置において、前記ホースの入水口は、前記小型タン
    クの底部より上位置に取付けられて、前記シスターンと
    前記小型タンクはサイホン管によって連結され、前記小
    型タンクの最大貯水時の水面レベルが、前記シスターン
    の満水時の貯水レベルと同一か又は下位置になっている
    ことを特徴とするトイレに使用する局部洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のトイレに使用する局部洗
    浄装置において、前記サイホン管の入水口は、前記シス
    ターン内に配置された水桶内にあることを特徴とするト
    イレに使用する局部洗浄装置。
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