JP3058699B2 - 誘導性負荷中の電流制御のための負電圧クランプ回路 - Google Patents

誘導性負荷中の電流制御のための負電圧クランプ回路

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JP3058699B2
JP3058699B2 JP3022280A JP2228091A JP3058699B2 JP 3058699 B2 JP3058699 B2 JP 3058699B2 JP 3022280 A JP3022280 A JP 3022280A JP 2228091 A JP2228091 A JP 2228091A JP 3058699 B2 JP3058699 B2 JP 3058699B2
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ジー.バス ケネス
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テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/22Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for supplying energising current for relay coil
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導性負荷に対する駆動
回路に関するものであり、更に詳細には誘導性負荷、特
にソレノイド中を流れる電流を制御するための負電圧ク
ランプ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ソレノイドは、例えば自動車伝送機器等
の数多くの分野において利用されている。そのような伝
送機器だけに限るわけではないが、使用されるソレノイ
ドは高速な動作が可能なものが望まれる。この点に関し
て、ソレノイドの駆動回路は初期には急速なプルイン
(pull−in)またはターンオンのために大きな駆
動電流を供給し、その後は連続的なソレノイド動作のた
めにソレノイドをホールドイン(hold−in)する
ためのより少ない駆動電流を供給するものである必要が
ある。このより少ないホールドイン電流は、急速なプル
インのための大きな電流はもはや必要でなく電力浪費で
しかないことから、望まれる。また、より少ない電流で
動作することによって、例えば伝送機器中の別のソレノ
イドへ切り替えるような場合には、より大きいプルイン
電流で動作している場合と比べてソレノイドのコイル中
に蓄えられているエネルギーも小さいことから、ソレノ
イドがより急峻にドロップアウト(drop−out)
または停止できる。このように、ソレノイドは高速なプ
ルイン、ホールドイン、および急速なドロップアウトの
特性を持つことが望ましい。
【0003】この回路は更に、ソレノイドおよび/また
は付随する回路に損傷を与え得る操作を回避するため
に、ソレノイド駆動回路の動作を開始させる前または動
作中に、診断およびフェールセーフ型の情報および制御
を備えていることが望ましい。上に述べた望ましい機能
を実現する従来技術、あるいは−2ボルトを越える負電
圧で接合分離された基板電位(p形基板)以下で、再循
環する比較的大きな電流の制御を許容する従来技術は知
られていない。これに対して、誘導性負荷の急速な脱励
起(collapse)に関して(基板電圧以下で)大
きな負方向の過渡的電流を供給できる高電位側駆動装置
は知られている。しかし、この方式を用いた場合にはよ
り大きなチップ電力消費が発生する。
【0004】
【発明の概要】本発明に従えば、上に述べた従来技術の
問題点は最小化され、ソレノイドのプルイン、ホールド
インが可能で、急速なドロップアウトが可能な駆動回路
が得られる。本駆動回路は、負荷開放、ハード的および
ソフト的な短絡、過電圧、過熱の各状態を検出する診断
機能を同一チップ上に有する知的な6アンペアの自動車
ソレノイド伝送駆動装置のための出力駆動段の一部とし
て実施されている。更に、全体回路は電圧係数と逆に変
化するようにプルイン時間を設定している(すなわち、
プルイン時間は電力供給電圧の減少と共に増大し、電力
供給電圧の増大と共に減少する)。ここに開示される駆
動回路および/またはソレノイドは自動車伝送機器以外
の用途においても使用することができる。本発明に従え
ば、チップ上での電力消費を最小化し寄生効果をもたら
すことなく、チップの基板電圧以下で誘導性負荷を駆動
することができる回路が得られる。この回路の設計には
2つの負電圧駆動モードが含まれる。第1の駆動回路
は、この回路の出力電圧を基準にする負の低電圧を、ア
ース電位を基準にする誘導性負荷の両端へ強制的に印加
し、誘導性負荷中に電流の低速の再循環を引き起こす。
第2の回路は、この回路の出力を基準にする負の高電圧
を誘導性負荷の両端へ強制的に印加し、誘導性負荷の急
速な脱励起を引き起こす。
【0005】
【実施例】まず図1を参照すると、本発明に従うソレノ
イド駆動装置の全体ブロック図が示されている。駆動装
置は入力および出力(out)端子、一対の電力端子
(VccおよびGND)、そして診断用の出力端子を含
んでいる。入力端子における信号Vinとそれの相補信
号Vin否定はDラッチ3ヘ許可信号を、故障ラッチ5
へリセット信号を、NANDゲート9へ入力を、そして
それらの動作について後に説明するORゲート31,3
5,39へ入力を供給している。最初に、入力端子にV
in信号を受け取る前に(図3bの最も上の曲線)、故
障状態が存在する場合にはこの回路の動作を禁止する必
要がある。このことは、例えば電池短絡1のような故障
が存在すると仮定して、Vinによるそれの停止に先だ
ってDラッチ3から信号を供給することによって、NO
Rゲート7を通して診断出力フラッグ信号を与えて故障
状態を表示することで実行される。更に、NANDゲー
ト9は、NORゲート7からのそれへの入力に低レベル
信号を有し、トランジスタ15のゲートへ高レベル信号
を供給し、それによってトランジスタ15と17をオフ
に保ち、Vccからコイル41へ電流が流れ込むのを妨
げる。
【0006】故障が検出されず、NANDゲート9への
すべての他の入力が高レベルである通常の動作状態で
は、Vin信号がゲート9の入力に受け取られると、ト
ランジスタ15と17がターンオンし、電圧源Vccか
ら、ソレノイドコイルである出力コイル41を通してG
NDとして示された基準電圧点へ駆動電流を供給する。
この電流は、出力端子を流れ、電流は増大して、演算増
幅器45の入力において抵抗43の両端に比較器47を
トリップしラッチ37をセットするのに十分な予め定め
られた1R降下をもたらすまで(例えば6アンペアの電
流まで)、そこに流れ続ける。明らかなように、それま
でラッチ37はリセット状態に留まり、Vin信号がO
Rゲート35へ供給された時点でラッチ37はリセット
されてセットできるようになる。ラッチ37をセットす
ることでそれのQ否定出力から出力が供給され、NAN
Dゲート9を閉じさせ、コイル41への駆動電流と共に
トランジスタ15と17をカットオフさせる。この時点
で、コイル41にはもはや駆動電流が供給されていない
ので、コイル41の両端の電圧は、出力端子がアース
(GND)に対して正である状態から出力がアースに対
して負である状態へと極性を変える(図3bの真ん中の
曲線)。したがって、ORゲート39はそれの入力の内
の1つへ受け取るVinによって許可信号を供給し、ト
ランジスタ49がターンオンし、3段のダーリントン
(Darlington)構造51をターンオンして、
コイル41中にダイオード53と抵抗55を経由する電
流の再循環のための電流路を供給する。この時、抵抗4
3の電圧降下は急激に減少するので、抵抗43両端間の
1R降下が予め定められている値(例えば4アンペアの
電流)よりも低下すると、演算増幅器45への信号は、
比較器47からの信号でラッチ37をセットさせ、上に
述べたように駆動電流がコイル41へ再び印加されるよ
うな値となる。コイル41を通るこの電流の振動は、図
3bの最も下の曲線でt=t0からt=tpの期間に示
されたように10ないし20ミリ秒間続く。この時間間
隔は後に述べるように、ORゲート11を通して別の回
路によって設定される。
【0007】250kHzの発振器25が出力を供給
し、それが計数器23中で128で除され、更に計数器
21中で32で除される。計数器21は、Vin信号が
存在しない時にORゲート31の出力を経由してクリア
される。従って計数器21はVin信号の印加と共に計
数を開始する。8ミリ秒の信号と11ミリ秒の信号との
組み合わせが、計数器21から、Vin入力信号に先だ
ってリセットされるフリップフロップ33を経由してA
NDゲート19へ与えられ、故障ラッチ5をセットす
る。11ミリ秒の出力がフリップフロップ33をセット
し、それのQ出力がANDゲート19へ送られる。フリ
ップフロップ33からのQ出力は、計数器21の解読に
よって11ミリ秒が経過した後、システム中にプルイン
モードからホールドインモードへの変化を引き起こす。
このことは、ホールドイン信号をホールドイントランジ
スタ57へ供給して比較器47の基準を変化させ、それ
によってラッチ37へセット信号を供給するために抵抗
43の両端へより低いIR降下を与えるようにする(す
なわち6アンペアから3アンペア電流へ変化させる)こ
とで実現される。従ってホールドイン信号が供給された
後は上に述べた回路は既に述べたのと同じ振動を、ただ
し図3bの最も下の曲線でt=0から曲線の右の端で電
流の大きな低下を示すところまでに示されたようにより
低レベルで、引き起こす。フリップフロップ33からの
同じホールドイン信号はトランジスタ59を動作させ、
また比較器61のしきい値を変えて、それのトリップ電
流をプルインモードの間の再循環モードに対応する電流
からホールドインモードの電流へ(すなわち約4アンペ
アから約2アンペアへ)変化させる。ホールドイン信号
はまた、ANDゲート29が電流再循環の間にワンショ
ット(単安定マルチバイブレータ)67から再び信号を
受け取った時に、再びANDゲート29とORゲート3
1を経由して計数器21がクリアされることを可能とし
ている。
【0008】ワンショット27は、計数器23からの信
号によって約500マイクロ秒(すなわち250kHz
の発振器で、128で除す計数器では、正確には512
マイクロ秒)毎にトリガされる。このワンショットは電
流放電源または電流シンク73が比較器65の入力にあ
るコンデンサ63を放電させる。コンデンサ63は、演
算増幅器69を経由して抵抗55中を流れる再循環電流
の変化によって比較器61がトリップされる度にトリッ
プされるワンショット67を通して電流源71から充電
される。従って、コンデンサ63は、再循環比較器61
がトリップされている時はいつでもワンショット67の
期間、電流源71を通して充電され、またワンショット
27がトリップされている時はいつでもワンショット2
7の期間(約500マイクロ秒毎)、電流源73を通し
て放電される。電流源71と電流シンク73とは同じ速
さでコンデンサ63を充放電するように揃えられてい
る。従って、充電と放電の時間が同じなら、コンデンサ
63は放電されたままになる。もしコイル41のインピ
ーダンスの変化によって充電時間と放電時間とが同じで
なくなると、ワンショット67はワンショット27より
も頻繁にトリップするようになり、コンデンサ63を充
電することができる。従って、コンデンサ63が比較器
65をトリップさせるのに十分充電された時には、OR
ゲート11へ信号が供給されてそれによって故障ラッチ
5がトリップする。故障ラッチ5はNORゲート7とN
ANDゲート9を経由する出力駆動を禁止し、既に述べ
たように診断フラッグ出力を供給する。この故障状態は
高速の“ソフト的な短絡”故障に対する変調である(す
なわち、負荷41の両端の非短絡インピーダンスは、ワ
ンショット67によって検出される再循環周波数の変化
(増大)を引き起こす)。
【0009】変調が遅すぎる場合には、ワンショット6
7を通してパルスが与えられる度に計数器21をクリア
するように、信号をANDゲート29とORゲート31
を経由して計数器21へ供給するようになったワンショ
ット67は、8ミリ秒の間はそのようなパルスを供給し
ない。これによってANDゲート19はORゲート11
へ信号を供給し、故障ラッチ5をセットさせ、それによ
って上に述べたような動作が引き続いて行われる。逆阻
止ダイオード77とツェナーダイオード75は3段のP
NPダーリントン回路51をターンオンさせる別の経路
を供給する。このターンオン経路は、Vin信号が低レ
ベルであるか、または熱的遮断または過電圧の検出状態
がORゲート39の入力に発生した場合に形成される。
ダイオード77は、ダーリントン回路51への出力がア
ースに対して正電圧である時に出力電圧を阻止する。ト
ランジスタ49がオフ状態で、誘導性負荷41を通して
出力電圧が負になった場合(トランジスタ15と17が
ターンオフの場合)には、出力はダイオード77,75
とダーリントン回路51を通して−25ボルトにクラン
プされる。
【0010】次に図2を参照すると、図1の出力回路の
回路図が示されている。最初、トランジスタ15(Q
6)のベースへ駆動電流が供給され、それによってトラ
ンジスタ17(Q5)がターンオンし、出力端子におい
て誘導性負荷41を高電位に引き上げる。負荷電流は、
この電流が6アンペアに達するまで抵抗R76両端の電
圧を検出することによって監視される。6アンペアの時
点で図1のR/Sラッチ37がセットされ、トランジス
タ15のベースから駆動電流が取り去られ、トランジス
タ17がターンオフされる。トランジスタ17からの出
力が取り去られると、誘導性負荷41の両端の電圧は瞬
間的に負へ振れ、ダーリントン回路51のトランジスタ
Q1をターンオンし、必要な負荷電流(6アンペア)を
流す。トランジスタQ1、Q2、Q3、ダーリントン回
路51をターンオンさせる電流を抵抗R75を通して流
すためには、−3ないし−4ボルトの出力電圧(トラン
ジスタQ1,Q2,Q3のVbeにトランジスタQ3の
Ibと抵抗(R75)の抵抗値とを掛けたものを加えた
値)が必要とされる。この時点でトランジスタQ14と
Q15に付随する回路は作動していないため、トランジ
スタQ3は抵抗R75からベース駆動電流を受けてター
ンオンする。出力電流が6アンペアのレベルから減衰し
始めると、それは4アンペアのレベルに達するまで抵抗
55(R71)両端の電圧を検出することによって監視
される。4アンペアの時点でR/Sラッチ37がリセッ
トされ、再びトランジスタ15へベース駆動電流を供給
し、トランジスタ17をターンオンさせる。このサイク
ルは、図3bに示されたようにプルイン時間Tpの間、
繰り返される。この時間は通常11ミリ秒である。プル
イン時間が経過した後、6アンペアと4アンペアの電流
しきい値はそれぞれ3アンペアと2アンペアのレベルへ
変化する。装置は、使用者が入力Vinを低レベルにす
るまでこのレベル間を変動する。
【0011】図3bの最も上の曲線の右に示されたよう
に、Vin入力が高レベルから低レベル状態へ戻ると、
(出力のそれまでの状態に関わらず)トランジスタ15
のベースから駆動電流が取り除かれ、トランジスタQ1
7のベースへORゲート39(図1)からの駆動VCL
が供給され、トランジスタQ17、Q13,Q14,と
トランジスタQ3のベースをアース電位近くに保持する
Q15をターンオンし、トランジスタQ1,Q2,Q
3,抵抗R75が経路をターンオンするのを禁止する。
この場合、出力は(トランジスタQ1,Q2,Q3,抵
抗R75が経路をターンオンするのを無視して)ツェナ
ーダイオード積層構造75(トランジスタQ9,Q1
0,Q11)がブレークダウンするまで更に負へ振れ、
ダイオード77とツェナーダイオード積層構造75を通
して電流を流し、ダーリントン回路51のトランジスタ
Q4,Q2,Q1に対するベース駆動電流を供給する。
これによって誘導性場の急速な脱励起のための−25ボ
ルトのクランプ電圧を供給する。ダイオード53(QD
5)の役割は、装置出力が高レベルの時にトランジスタ
Q1,Q2,Q3,Q4を正の高電圧から保護すること
である。ダイオード53がない場合には、これらのトラ
ンジスタ(Q1,Q2,Q3,Q4)は逆方向PNPモ
ードで導通する。
【0012】この設計の重要な特長は、再循環電流のた
めの負電圧経路を供給することと、誘導性場の急速な脱
励起の間のチップ内電力消費を減少させることである。
このことは負荷電流がクランプ電圧(−25ボルト)の
みを通して流れるようにされるためである。このこと
は、コレクタ、ベース、エミッタを基板電位(p形基
板)以下にして動作可能な、分離された縦型PNPトラ
ンジスタを用いることによって達成される。ラインVB
E3上の信号は、逆バイアス状態がラインVBE3上へ
戻らないように阻止している阻止ダイオードD1によっ
て通常(例えば2ボルトに)固定されている。ORゲー
ト39(図1)へのVin入力信号と同じものであるト
ランジスタQ17へつながるラインVCL上の入力が低
レベルである限り、トランジスタQ17はオフであり、
トランジスタQ13のためのベース電流を供給する経路
は導通しない。従ってトランジスタQ13はオフで、ト
ランジスタQ14,Q15もオフである。従って、トラ
ンジスタ15のエミッタからは駆動電流の供給は行われ
ない。これによって、トランジスタQ3とダーリントン
回路51は図1に関して述べたように通常の再循環経路
動作においてターンオンする。
【0013】入力VCL上に高レベル信号が存在する場
合には、トランジスタQ17がターンオンしてトランジ
スタQ13のためのベース駆動電流を供給するため、ト
ランジスタQ14とQ15とを含むダーリントン回路の
ベース駆動電流が与えられて、それによってそれらの負
荷へ正しい駆動電流が与えられる。回路への入力(Vi
n)がターンオフされた時には、出力には大きく負へ振
れる過渡現象が発生する。このことは、トランジスタQ
15から十分な駆動電流を供給して、抵抗R75両端に
要求される電圧降下が、トランジスタQ3のベースがト
ランジスタQ3を通してダーリントン回路51をターン
オンするのに十分なような負の値にならないようにする
ことによって達成される。従って、回路の出力における
アースに対する電圧はより負になることができ、ダイオ
ードD2は順方向にバイアスされるようになり、最終的
にはダーリントン回路75のエミッタ−ベース接合が逆
方向ブレークダウン状態になる。この時、逆方向ブレー
クダウンのダーリントン回路75からダイオードD2の
順方向電圧降下を経て出力へつながる電流経路が形成さ
れる。従って、出力の負電圧振り幅レベルはダーリント
ン回路75のベース−エミッタの逆方向ブレークダウン
とダイオードD2の順方向電圧降下とトランジスタQ4
の順方向電圧降下とトランジスタQ2とQ1のベース−
エミッタ電圧降下とによって設定される。
【0014】従来技術の高電位側の設計では、負荷電流
は負のクランプ電圧(−25ボルト)に加えて(典型的
には10ないし30ボルトの)供給電圧を通して流され
る。このことは、同じ安全な動作範囲の目標に適合する
ために、より大きな高電位側の出力を必要とすることに
なる。この出力回路の付加的な特徴は、必要な場合に
は、それが−3ないし−4ボルトと−25ボルトの再循
環電圧との間でスイッチできることである。このこと
は、分離された縦型PNPトランジスタQ4と、同様に
分離されたダイオードD1(図4)とを用いて達成され
る。
【0015】次に図3bを参照すると、3本の曲線が示
されている。最も上の曲線は入力信号を示しており、そ
れは駆動以前には低レベルであり、次にオン状態で高レ
ベルとなり、駆動の後には再び低レベルとなる。真ん中
の曲線は出力電圧それ自身を示しており、最も下の曲線
は出力端子における電流波形を示している。明らかなよ
うに、入力が高レベルになると出力は高電位側駆動装置
を通して高レベル状態へスイッチされる。この電圧は最
大の検出値(Ip max)に到達するまで存在し、その時
点で充電状態から再循環状態へ変化する。この時出力電
圧は負となり、その負レベルによってダーリントン回路
51はターンオンし、その電圧での出力電流は循環電流
がIp minの値になるまで流れ続ける。この時、比較器
61を通して高電位側の駆動装置は再びオン状態へスイ
ッチし、コイルの出力電圧は、それに対して電流が供給
されているため瞬間的に変化する。本システムはこれら
の状態を繰り返し、最も下の曲線の中程まで進み、上に
述べた11ミリ秒の時刻であるt=tpにおいて回路は
ホールドインモードへスイッチし、そこにおいては電流
のピークはIh minとIh maxで示されたように低下す
る。この11ミリ秒tpのスイッチ時刻はプルインの間
に繰り返すIp maxとIp minには依存しない。図3b
はIoutの負の傾斜上で発生するスイッチングを示し
ている。しかしIoutの正の傾斜上でも同様に発生す
ることもできる(すなわちフリップフロップ33の設定
はIoutの状態に依存しない)。出力電圧は依然とし
てVcc−2ボルトと−4ボルトとの間で振動してい
る。入力信号Vinが再び高レベルから低レベルへ状態
を変化すると、出力電圧が約−25ボルトへ変化するこ
とで示されるように、出力を供給する経路と再循環経路
とは負のクランプ状態を作り出すことを禁止される。出
力電流は、この時点で、大きな負電圧が急速にコイル4
1に蓄えられていたエネルギーを取り去るため、比較的
急速な減衰を示す。
【0016】次に図3aを参照すると、プルイン時間t
pと供給電圧との関係が示されている。時間が縦軸にミ
リ秒単位で示され、供給電圧(Vcc)が横軸に示され
ている。電圧が高くなるにつれてプルイン時間は約15
ボルト以上では比較的一定になるように、またそれ以下
ではプルイン時間は電圧の減少と共に増大するようにプ
ログラムされている。次に図4を参照すると、図2に示
された回路の一部分を具体化した半導体装置の断面図が
示されている。この装置はアースへつながるp形基板の
上に作製されている。トランジスタQ1は、基板101
の表面上のn形埋め込み層(NBL)117と、ガード
リングを形成する、層117への深い接続領域119と
によって完全に取り囲まれた完全分離のエピタキシャル
タンク中に形成されている。領域119は、寄生状態ま
たはアース電位以下での動作中での電流発生を避けるた
めにV+へつながれている。更に、基板101の表面上
でガードリング119内にある領域121はn形材料で
できている。基板101表面上のガードリング119内
にp形埋め込み領域(PBL)116が形成され、トラ
ンジスタQ1のコレクタコンタクトである深いp+接続
領域123がそれへつながっている。トランジスタQ1
のベースはn形拡散領域113によって形成され、また
エミッタはp+領域115によって形成されている。こ
れにより、アース電位以下となることができ、Vcc以
上にならない限りアース電位以上で動作する、完全に分
離されたPNP構造が得られる。
【0017】ダイオードQD5(図2および図4)は、
通常の充電電流モードの間に出力が正になった時に、逆
方向モードにおいてトランジスタQ1,Q2,Q3,Q
4(図2)の構造が逆方向にバイアスオンされないよう
に阻止している。通常の充電電流モードにおいて、出力
が正で、ダイオードQD5が回路中に存在しない場合に
は、トランジスタQ1のコレクタへ印加される電圧は正
となり、多分トランジスタQ1のベースにはより負の電
圧が印加される。トランジスタQ1のエミッタは本質的
にアースへつながれている。従ってトランジスタQ1の
エミッタに正の電圧があり、それのベースにはより低い
電圧があって、トランジスタQ1はターンオンし、逆方
向モードで動作することになり、電流が負荷から分流し
てしまう。これは、これもアース以下に負になることの
できる阻止ダイオードQD5によって回避することがで
きる。ダイオードQD5は、ガードリングとして働くよ
うに正の電源電圧V+へつながれたn+側壁領域119
を有するn形障壁層117中に分離されて埋め込まれた
p+障壁層(PBL)114を用いて作製される。ダイ
オードQD5のアノードはトランジスタQ1のコレクタ
へつながれ、ダイオードQD5のカソードは出力へつな
がれている。従って、出力が正になった時、ダイオード
QD5は阻止する働きを持つ。しかし、アース電圧以下
では、通常のエピタキシャルベースを用いた場合に発生
する、ダイオードQD5の順方向へのバイアスを避ける
必要がある。従って、アノードはp+拡散領域125へ
つながれ、カソードはトランジスタQ1の通常のベース
拡散領域であるn+領域127へつながれている。ここ
の場合にはコレクタとベースとは互いにつながれて短絡
されたコレクターベースを構成し、n接続を形成してい
る。このつなぐことは、出力が負になった時に、ガード
リングがコレクタとして作用し、p+領域がベースとし
て作用し、n+領域がエミッタとして作用する横型また
は縦型PNP作用が発生するのを阻止するためである。
これによってp+−n+領域の順方向バイアスが阻止す
る。付加的な保護機構として、NLB領域117の外部
の基板101表面上に、p+接続111を通してアース
へつながれた別のPBL109が設けられている。更
に、PBL領域109の外部の基板101表面上に、n
+接続105を通して正の電圧源へつながれた別のNB
L103によって追加のガードリングが設けられてい
る。接続領域105,111,119,120は107
で示されたようなn形領域によって互いに分離されてい
る。
【0018】本発明はそれの特定の好適実施例に関連し
て説明されてきたが、当業者には数多くの変更や修正が
直ちに明らかであろう。従って本特許請求の範囲は、従
来技術に照らして、それらの変更や修正のすべてを含む
ように、可能な限り広く解釈されるべきである。
【0019】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) コイル用の駆動回路であって、(a) 第1の予め定
められた状態に応答して、前記コイルへ予め定められた
第1の最大電流を供給する手段、(b) 前記第1の予め定
められた状態と異なり、前記第1の予め定められた状態
に続く、第2の予め定められた状態に応答して、前記第
1の予め定められた最大電流よりも低い第2の予め定め
られた最大電流を、前記コイルへ供給する手段、(c) 前
記第1および第2の予め定められた状態と異なり、前記
第2の予め定められた状態に続く、第3の予め定められ
た状態に応答して、前記コイルを急速に放電させる手
段、を含む、駆動回路。
【0020】(2) 第1項記載の回路であって、前記第
1および第2の予め定められた電流が前記コイルへ周期
的に供給されるようになった、駆動回路。
【0021】(3) 第2項記載の回路であって、前記第
1の予め定められた状態に応答する手段が、電流源から
前記コイルへの予め定められた第1の電流レベルに応答
して前記コイルへの前記電流を遮断し、また前記コイル
への前記電流の予め定められた低下に応答して前記コイ
ルへの電流を再設定させる手段を含むような、回路。
【0022】(4) 第3項記載の回路であって、前記第
2の予め定められた状態に応答する前記手段が、前記第
2の予め定められた状態に応答して前記第1の予め定め
られた電流レベルを、前記第1の予め定められた最大の
電流レベルよりも低い第2の予め定められた電流レベル
へ減少させる手段を含んでいるような、回路。
【0023】(5) 第3項記載の回路であって、前記第
1の電流レベルに応答する前記手段が、基準入力と前記
電流レベルに応答する入力とを有する比較器と、前記比
較器に応答して前記電流を遮断する手段とを含んでいる
ような、回路。
【0024】(6) 第4項記載の回路であって、前記第
1の電流レベルに応答する前記手段が、基準入力と前記
電流レベルに応答する入力とを有する比較器と、前記比
較器に応答して前記電流を遮断する手段とを含んでいる
ような、回路。
【0025】(7) 第4項記載の回路であって、前記第
2の予め定められた状態に応答する前記手段が、前記比
較器への基準入力を変更する手段を含んでいるような、
回路。
【0026】(8) 第6項記載の回路であって、前記第
2の予め定められた状態に応答する前記手段が、前記比
較器への基準入力を変更する手段を含んでいるような、
回路。
【0027】(9) 第4項記載の回路であって、前記第
2の予め定められた状態が時間であり、更に前記第2の
予め定められた状態を供給する手段を含む回路。
【0028】(10) 第6項記載の回路であって、前記第
2の予め定められた状態が時間であり、更に前記第2の
予め定められた状態を供給する手段を含む回路。
【0029】(11) 第7項記載の回路であって、前記第
2の状態が時間であり、更に前記第2の予め定められた
状態を供給する手段を含む回路。
【0030】(12) 第8項記載の回路であって、前記第
2の予め定められた状態が時間であり、更に前記第2の
予め定められた状態を供給する手段を含む回路。
【0031】(13) 第9項記載の回路であって、前記第
2の予め定められた状態が時間であり、更に前記第2の
予め定められた状態を供給する手段を含む回路。
【0032】(14) コイルを駆動する方法であって、
(a) 第1の予め定められた時間間隔の間、前記コイルへ
第1の予め定められた最大電流を供給すること、(b) 工
程(a) の後に、前記第1の予め定められた最大電流より
も少ない第2の予め定められた最大電流を前記コイルへ
供給すること、(c) 工程(b) の後に、前記コイルを放電
させること、を含む方法。
【0033】(15) 第14項記載の方法であって、前記
第1および第2の予め定められた電流が繰り返し前記コ
イルへ供給されるようになった、方法。
【0034】(16) 第15項記載の方法であって、電流
源からコイルへの電流の第1の予め定められた電流レベ
ルに応答してコイルへの電流を遮断し、また前記コイル
への前記電流の予め定められた低下に応答して前記コイ
ルへの前記電流を再設定させるようになった、方法。
【0035】(17) コイルを駆動する方法であって、
(a) 前記コイルを流れる電流を、第1の予め定められた
時間間隔で、第1の予め定められた最大電流と第1の予
め定められた低側電流との間で周期的にスイッチングさ
せること、(b) 工程(a) の後に、前記コイルを流れる電
流を、前記第1の予め定められた最大電流よりも低い第
2の予め定められた最大電流と、前記第1の予め定めら
れた低側電流よりも低い第2の予め定められた第2の低
側電流との間で、周期的にスイッチングさせること、
(c) 工程(b) の後に、予め定められた状態に応答して、
前記コイルを流れる電流を急速に取り除くこと、を含む
方法。
【0036】(18) チップ上の電力消費を最小化し、寄
生効果を伴うことなく、チップの基板電圧レベル以下で
誘導性負荷を駆動することのできる回路である。本回路
設計には2つの負電圧駆動モードがある。第1の駆動回
路は、回路の出力電圧を基準とする低い負電圧を、アー
スを基準とする誘導性負荷の両端へ強制的に供給して、
誘導性負荷中に低速の電流再循環をもたらす。第2の駆
動回路は、回路の出力電圧を基準とする大きな負電圧を
誘導性負荷の両端へ強制的に供給して、誘導性負荷の急
速な脱励起をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うソレノイド駆動回路のブロック
図。
【図2】図1の出力回路の回路図。
【図3】aは時間(t)をミリ秒単位で縦軸に取り、供
給電圧(Vcc)をボルト単位で横軸に取って示したプ
ルイン時間tpと供給電圧との関係。bは最も上の曲線
は軌道前は低レベルにあり、オン状態で高レベルになる
入力信号。真ん中の曲線は出力電圧それ自身。最も下の
曲線は出力端子における電流波形。
【図4】図2に示された回路の一部分を実施した半導体
装置の断面図。
【符号の説明】
1 電池短絡 3 Dラッチ 5 故障ラッチ 7 NORゲート 9 NANDゲート 11 ORゲート 15 トランジスタ 17 トランジスタ 21 計数器 23 計数器 25 発振器 27 ワンショット 29 ANDゲート 31 ORゲート 33 フリップフロップ 35 ORゲート 37 R/Sラッチ 39 ORゲート 41 コイル 43 抵抗 45 演算増幅器 47 比較器 49 トランジスタ 51 ダーリントン回路 53 ダイオード 55 抵抗 57 トランジスタ 59 トランジスタ 61 比較器 63 コンデンサ 65 比較器 67 ワンショット 69 演算増幅器 71 電流源 73 電流シンク 75 ツェナーダイオード(ダーリントン回路) 77 阻止ダイオード 101 p形基板 103 n形埋め込み層(NBL) 105 n+接続領域 107 n形領域 109 p形障壁層(PBL) 111 p+接続領域 113 n形拡散領域 114 p形障壁層 115 p+領域 116 p形埋め込み層 117 n形埋め込み層 119 ガードリング 120 p+側壁接続領域 121 n形領域 123 p+接続領域 127 n+領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−15165(JP,A) 特開 平1−147815(JP,A) 特開 平1−265504(JP,A) 実開 昭57−100206(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 7/18

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル用の駆動回路であって、 (a) 基準電位端子と、出力端子との間に接続された
    コイルと、 (b) 電圧源と、 (c) 所定の状態に応答して、上記電圧源を上記コイ
    ルの両端に接続する電圧源接続回路と、 (d) 上記電圧源から上記コイルへの第1の電流値に
    応答して、上記電圧源接続回路に上記コイルから上記電
    圧源を遮断して、上記コイルに印加される電圧を反転さ
    せる、第1のパラメータ検知手段と、 (e) 上記コイルの両端に接続されて、上記遮断中に
    上記コイルに印加される電圧を制限するシャント電流経
    路と、 (f) 上記シャント電流経路をとおる再循環電流が第
    2の電流レベルに達したときに、上記接続回路に上記電
    圧源を再接続させる第2パラメータ検知手段と、およ
    び、 (g) 上記第1および第2パラメータ検知手段に接続
    されて、上記第1および第2の電流値を減少させる計時
    手段と、 を備えたことを特徴とするコイル用の駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駆動回路であって、上
    記第1パラメータ検知手段は、電流検知手段であること
    を特徴とする駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の駆動回路であって、上
    記第2パラメータ検知手段は、電流検知手段であること
    を特徴とする駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の駆動回路であって、上
    記第2パラメータ検知手段は、電流検知手段であること
    を特徴とする駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の駆動回路であって、上
    記シャント電流経路は半導体基盤の上に配置された複数
    の半導体装置であって、上記半導体基盤は当該基盤内の
    上記回路手段を絶縁する当該基盤内の第1の絶縁リング
    を含むことを特徴とする駆動回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の駆動回路であって、さ
    らに、上記第1の絶縁リング取り囲む上記基準電位の第
    2の絶縁リングと、当該第2の絶縁リングを取り囲む第
    3の絶縁リングとを含むことを特徴とする駆動回路。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の駆動回路であって、上
    記シャント電流経路は半導体基盤上に設けられた複数の
    半導体装置からなり、上記基盤は当該基盤内で上記回路
    手段を絶縁する上記基盤上の第1絶縁リングとを有する
    ことを特徴とする駆動回路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の駆動回路であって、さ
    らに、上記第1の絶縁リングを取り囲む上記基準電位の
    第2の絶縁リングと、上記第2の絶縁リングを取り囲む
    第3の絶縁リングとを備えたことを特徴とする駆動回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の駆動回路であって、上
    記シャント電流経路は半導体基盤上に設けられた複数の
    半導体装置からなり、上記基盤は当該基盤内で上記回路
    手段を絶縁する当該基盤内の第1の絶縁リングを有する
    ことを特徴とする駆動回路。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の駆動回路であって、
    さらに、上記第1の絶縁リングを取り囲む上記基準電位
    の第2の絶縁リングと、当該第2の絶縁リングを取り囲
    む第3の絶縁リングとを有することを特徴とする駆動回
    路。
  11. 【請求項11】 請求項4に記載の駆動回路において、
    上記シャント電流経路は上記半導体基盤上に設けられた
    複数の半導体装置からなり、上記基盤は当該基盤内で上
    記回路手段を絶縁する当該基盤内の第1の絶縁リングを
    有することを特徴とする駆動回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の駆動回路であっ
    て、さらに、上記第1の絶縁リングを取り囲む上記基準
    電位の第2の絶縁リングと、当該第2の絶縁リングを取
    り囲む第3の絶縁リングとを有することを特徴とする駆
    動回路。
  13. 【請求項13】 コイルを駆動する方法であって、 (a) 基準電位端子と出力端子との間にコイルを接続
    し、 (b) 電源電圧を供給し、 (c) 所定の状態に応答して、上記コイルに上記電源
    電圧を接続し、 (d) 上記電源電圧からの上記コイルへの第1の電流
    値に応答して、上記コイルから上記電源電圧を遮断し
    て、上記コイルに印加される電圧を反転し、 (e) 上記コイルに電流経路を形成して当該コイルに
    印加される電圧を制限し、 (f) 上記遮断中の上記電流経路中の第2の電流値に
    応答して上記コイルに印加される上記電源電圧を再接続
    し、 (g) 所定の時間経過後、上記第1および第2の電流
    値を減少させること、 を含む方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の回路であって、前
    記第1のパラメータは電流であることを特徴とする回
    路。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の回路であって、前
    記第2のパラメータは電流である回路。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の回路であって、上
    記第2のパラメータは電流である回路。
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