JP3058591U - 巻き尺のハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻き尺のケースの片面に取り付けられ、腰ベ
ルトのどこにでも差し込められ、１タツチで着脱できる
巻き尺のハンガーである。 【構成】 巻き尺側にＶ字型のストツパーを付けたスプ
リング鋼等で構成さた巻き尺のハンガーである。

Description

【考案の詳細な説明】

此の考案は巻き尺のハンガーに関するものである、従来のハンガーは丈が短く、 腰ベルト等に差し込んでもすぐに抜け落ちて不便であつた、これを解消するため に各種の冶具が市販されているが、一一腰ベルトに差し込まなければならず、冶 具のある所にしか巻き尺を差し込むことが出来ないので、腰かがみの姿勢で作業 したり、椅子等に腰をかけて作業するとき巻き尺が腹部に当たつたりして不便で あつた。又冶具から巻き尺を抜き取る時、両手を使用しなければならなかつたり 、冶具の厚みだけ巻き尺がベルトよりでてくるので邪魔になつたりして多くの欠 点があつた。 本考案は上記の欠点を除くためになされたもので、図面について説明すれば（１ ）のケースの一面に（２）のハンガーをねじ等で固定するのは従来品と同じであ るが、（３）のＶ字型のストツパーをケース側に取り付けると（１）のケースが 上方にあがつて（４）の腰ベルトから抜けようとしても、（３）のＶ字型のスト ツパーの溝に腰ベルトがひつかかつて、簡単には抜ける事が出来ない。又

【図２
▲】に示すように、（４）の腰ベルトが

【図１】の状態にある時に（１）ケース
を 指で摘んで矢印の方向に引きながら上方に 引張ると（３）のストツパーと（２）のハンガーとの間に間隙が出来（１）のケ ースは（４）の腰ベルトから簡単に抜く事ができる。 尚（１）のケースを（４）の腰ベルトに差し込む時は（２）のハンガーと（３） のストツパーとは逆Ｖ字型になつているので（４）の腰ベルトは（２）のハンガ ーの内面にそつて簡単に差し込むことができる。 又このハンガーはスプリング鋼等の弾性体で製作されているので，（２）のハン ガー部と（３）のストツパー部とは絶えず接蝕している状態にある・以上の構造 を有する巻き尺のハンガーは、構造が簡単で、安価である、抜き差しが１タツチ で出きる。腰ベルトのどこにでも差し込む事が出きるので邪魔になるときは、邪 魔にならない所にさしこんでおけば良い、腰ベルトに密着して居るので邪魔にな らない。ポケツトや工具袋の縁に差しこんでも従来品の様に簡単には抜け落ちな い。 以上の様な利点が上げられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【図２】 本考案の（３）の腰ベルトから（１）
ケースを抜き取る時の使用図である。

【符号の説明】

（１）は巻き尺の、ケース （２）はハンガー
（３）はストツパー （４）は腰ベルト

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 巻き尺のケース側にＶ字型のストツパー
   の付いた巻き尺のハンガー。