JP3058288U - コンピュータ用ラジオ受信装置 - Google Patents

コンピュータ用ラジオ受信装置

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宏澤 周
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータへの負担が少なく、コンピュー
タの故障率を高めることがなく、またコンピュータへ接
続される他の周辺設備の機能を妨害しないタイプのコン
ピュータ周辺のラジオ受信装置を提供する。 【解決手段】 ラジオ受信回路4は、コンピュータ18
に接続されるマウス、キーボード等のコンピュータ周辺
入力装置6の内部等に設けられる。ラジオ受信回路4内
に設けられるマイクロコントローラ34は、コンピュー
タ18と相互通信でき、コンピュータの画面上にラジオ
受信状態を表示できる。また、コンピュータ画面上を見
ながら、前記コンピュータ周辺入力装置6を操作して、
その結果生じた入力変位量を入力変位検出器14で検出
し、コンピュータ18と相互通信し、ラジオ受信回路4
を制御することで、所望のラジオ放送に対応する周波数
等が選択される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコンピュータに接続されるコンピュータ用ラジオ受信装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータは、計算、ファイル処理、音声出力等ができ、加えてファクシミ リやネットワークに接続することもできる等、幅広い機能を有している。しかし 、以前はコンピュータがラジオ受信機の機能を有しているものはなく、コンピュ ータの操作作業中等にコンピュータから出力されるラジオ音声を聞くことはでき なかった。
【0003】 ところが、近年コンピュータのマルチメディア化が進み、コンピュータ自身の 内部にラジオやテレビの受信機を持たせたものが開発されている。 コンピュータ自身にラジオ受信機能を持たせる技術に関しては、コンピュータ 作業中にもコンピュータからラジオ音声を聞くことができれば作業者が精神上リ ラックスできて便利であるとの観点から、本実用新案登録出願の出願人は、19 96年に「コンピュータ用ラジオ受信機の構造」について考案している(台湾 実用新案登録出願番号第85203652号参照)。
【0004】 この「コンピュータ用ラジオ受信機の構造」についての考案は、公共ラジオ放 送等を受信できるラジオ受信機をパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称 する)の内部に組み込み、当該ラジオ受信機を当該PCに設けられたインターフ ェース(例えば直列ポート又は並列ポート)に接続するとともに、そのラジオ受 信機の音声出力プラグを当該PC内に設けられたサウンドブラスターのマイクイ ン又はラインインの端子用ジャックに接続するものであった。
【0005】 このような構成により、PCを操作することによってPCの内部に組み込んだ 前記ラジオ受信機を制御し、放送局から放送されるラジオ番組の内容を音声情報 としてPC内のハードディスクや光磁気ディスク等の記録媒体に収録するととも に、これを音声出力するものであった。したがって、コンピュータにラジオ等の オーディオ情報の受信、録音及び放送等の機能を持たせることができた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記のコンピュータ(PC)用ラジオ受信機の構造には下記の問題が あった。前記コンピュータ用ラジオ受信機は、通常はPC内部に設けられ、それ 自体をPCに設けられたインターフェースに接続しなければならないため、組み 立てが繁雑になる。
【0007】 また、PC自体にラジオの受信、録音及び放送等の多様な機能を持たせたこと から、PCに対する負荷が大きく、PCがオーバーロードに陥る可能性があった 。このようなPCのオーバーロードは、PCの本来の機能たるプロセッシングの 機能を低下させる原因となり、ともすればコンピュータの故障率を高めることと なった。尚、PC自体の内部にラジオ受信機が取り付けれることから、このラジ オ受信機に関する故障がPC自体の故障につながりやすいとも考えられた。
【0008】 さらに、前記PC用ラジオ受信機を設けたPCに、別のPC用周辺装置を装着 させる場合を考えると、特に、当該周辺装置の機能が前記コンピュータ用ラジオ 受信機の機能と類似する場合に、当該機能どうしが干渉し、操作上支障をきたす 場合があり、かかる操作上の支障を防止するための調整に時間がかかり、PCの 操作速度が低下する場合もあった。
【0009】 一方、PCの外部にラジオ受信装置を設ける場合であっても、PCに別付けす るためのスペースを確保しなければならず、また、PCにラジオ受信装置を接続 するために、別途独立したインターフェースをPC側に設けることが必要となる 。
【0010】 以上述べた問題は、前記のラジオ受信機に特有の問題ではなく、従来、提案さ れているPC周辺のラジオ受信装置についての共通した問題である。 つまり、PCをとりまくマルチメディア化の進展にともなってPCに付加され るラジオ受信機能等が多機能になるにつれてPCのオーバーロードの問題が生じ やすく、また他の周辺装置との調整の問題が面倒になる。その結果、装置の組立 てが複雑になり、故障率も高くなり、製造コストも高くなるという問題が生じる 。尚、近年、各種の周辺装置をPCに接続するためにPCにインターフェースを 多数設ける必要が生じており、少しでも必要とするインターフェースを省略する とともに、周辺装置の占めるスペースの小スペース化を図る必要も生じる。
【0011】 そこで、本考案の目的は、製造組立てが容易で、他の周辺設備の機能を妨害せ ず、かつPCの故障率を高めないPC用ラジオ受信装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は、下記する手段により達成される。
【0013】 (1)ラジオ信号を受信するラジオ受信回路が設けられたコンピュータ周辺入力 装置をコンピュータに接続し、当該コンピュータ周辺入力装置の操作によって前 記ラジオ受信回路を制御するようにしたことを特徴とするコンピュータ用ラジオ 受信装置。
【0014】 (2)前記コンピュータ周辺入力装置は、当該コンピュータ周辺入力装置の操作 情報を前記コンピュータに出力する入力変位検測器と、前記入力変位検測器から 出力された操作情報に基づき前記コンピュータから出力される前記ラジオ受信回 路の指示情報を入力し、当該指示情報によって前記ラジオ受信回路の動作を制御 する制御手段とを有することを特徴とするコンピュータ用ラジオ受信装置。
【0015】 (3)前記ラジオ受信回路は、FMIC回路、FMフェーズロックループ回路、 前記マイクロコントローラ、アナログ/デジタル変換回路、及び音声処理増幅器 から成ることを特徴とするコンピュータ用ラジオ受信装置。
【0016】 (4)前記FMIC回路は、ラジオ周波増幅回路、ミキシング回路、局部発信回 路、中間周波増幅器、及び自動周波数制御器から成ることを特徴とするラジオ受 信装置。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】 図1は、本考案に係るコンピュータ周辺のラジオ受信装置2(以下、「ラジオ 受信装置2」と称する。)の構成を説明すための概略構成図である。
【0019】 本考案に係るラジオ受信装置2は、受信したラジオ信号を処理し音声信号に変 更するラジオ受信回路4と、コンピュータにデータ等を入力するために一般的に 用いられるマウス、キーボード、又はハンドライティングボード等を意味するコ ンピュータ周辺入力装置6とを有し、他にラジオ受信回路4に接続されラジオ電 波を受信するアンテナ8及び前記ラジオ受信回路4から出力される音声信号を増 幅するマスメディア増幅回路10並びに音声出力を行なうスピーカ12を含み、 さらに前記マウス等のコンピュータ周辺入力装置の操作により生じる変位量(マ ウス等を移動させた距離)等を検出する入力変位検測器14を含む。
【0020】 前記ラジオ受信回路4は伝送ケーブル16を介してコンピュータ周辺入力装置 6に接続されており、コンピュータ周辺入力装置6は一般的に使用されるコンピ ュータ18に伝送ケーブル17を介して接続されている。このようにラジオ受信 回路4、コンピュータ周辺入力装置6、及びコンピュータ18が接続されること で、これらはお互いに情報通信することができるようになっている。尚、コンピ ュータ18は、ラジオ受信を指示する場合には、どの周波数のラジオ放送を受信 したいか等の指示することができる。この指示情報は、伝送ケーブル17及び前 記コンピュータ周辺入力装置6を介してラジオ受信回路4に送られる。
【0021】 前記ラジオ受信回路4は、一般に用いられているラジオ受信装置と同様に前記 アンテナ8に接続され、当該アンテナ8によって受信されたラジオ信号を処理し 音声信号に変換するものである。しかしながら、当該ラジオ受信回路4は単なる ラジオ受信機能を有するのみならず、前記コンピュータ18の指示情報にしたが って所定の周波数の番組が選局されるように制御をする一方、この指示を受けて 、現在、どの周波数が同調されているか等の受入れ情報を、伝送ケーブル及びコ ンピュータ周辺入力装置6を介して前記コンピュータ18に伝送し、コンピュー タ18の画面に表示させることができる。
【0022】 前記コンピュータ周辺入力装置6は、一般に使用されているマウス、キーボー ド、又はハンドライティングボード等であり、通信媒体を介してコンピュータに データを入力したり、指示を与えたりするものである。本考案においては、前記 ラジオ受信回路4での受信を希望するラジオ放送の周波数、音量、選択放送局等 の情報を前記コンピュータ18及び前記ラジオ受信回路4に入力する役割も果た す。尚、コンピュータ周辺入力装置6は前記ラジオ受信回路4と通信ケーブル1 6を介して接続され、好ましくは同一の筐体内に設置される。したがって、本来 のコンピュータ周辺入力装置6と前記ラジオ受信回路4が組み合わされて、新た な拡張コンピュータ周辺入力装置20が構成されていると考えることができる。
【0023】 本考案に係るラジオ受信装置2の中で中心的な役割をもつ前記ラジオ受信回路 4はさらに以下の構成を有する。 ラジオ周波増幅回路22は、ラジオ放送の電波を受信する前記アンテナ8によ って受信された88〜108MHz程度の高周波信号を増幅するためのものであ る。
【0024】 局部発振回路24は周波数変換するために必要な発振信号を形成するものであ り、ミキシング回路26は、前記ラジオ周波増幅回路22で増幅された高周波信 号と前記局部発振回路24で形成された発振信号を混合することで、周波数10 .7MHzの中間周波を形成するものである。
【0025】 中間周波増幅器28は、前記ミキシング回路26により形成された中間周波を 増幅するものである。 自動周波数制御器30は、前記局部発振回路24での発振周波数の時間的変動 により、一度同調させてもある程度離調してしまうことに鑑み、自動的に追跡し て同調状態を保つようにするものである。
【0026】 以上のラジオ周波増幅回路22、局部発振回路24、ミキシング回路26、中 間周波増幅器28、および自動周波数制御器30として、一体的にこれらの機能 を持つICであるFMIC回路(周波数変調集積回路)32を用いることができ る。したがって、FMIC回路32は、前記アンテナ8から受信したラジオ信号 (ラジオ電波)をラジオ周波増幅回路22で増幅した後、ミキシング回路26で 中間周波信号に変調してこれを中間周波増幅器28で増幅するものである。
【0027】 マイクロコントローラ34は、前記コンピュータ18と相互通信できるように ソフトウエア駆動プログラムを起動し、周波数の指示情報を前記コンピュータ1 8から受けとる一方、逆にFMIC回路32等が達成している受信状態、例えば 現在同調している同調周波数の値等を、コンピュータ18に送信するものである 。このようにマイクロコントローラ34と前記コンピュータ18とは相互通信で きる。
【0028】 FMフェーズロックループ回路35は、前記マイクロコントローラが前記コン ピュータ18から受けとった周波数の指示情報に基づき、前記FMIC回路32 で同調する周波数を指示制御して、前記FMIC回路32が前記コンピュータ1 8によって指示された周波数で安定に同調するように制御するものである。
【0029】 したがって、前記コンピュータ18が、ラジオ受信を指示する場合には、どの 周波数のラジオ放送を受信(同調)したいか等の指示情報を出力し、この指示情 報は伝送ケーブルを介して前記コンピュータ18に接続されているコンピュータ 周辺入力装置6を介してラジオ受信回路4のマイクロコントローラ34に通信さ れ、このマイクロコントローラ34が受けた指示情報を基にしてFMフェーズロ ックループ回路35が実際のFMIC回路32の周波数の制御をする。このよう に、どの周波数のラジオ放送を受信したいか等の指示に対応したラジオ放送の受 信(同調)が可能となる。
【0030】 したがって、マイクロコントローラ34とFMフェーズロックループ回路35 は、前記コンピュータ18から出力される指示情報に基づき、ラジオ受信回路( 特に、FMIC回路32)の動作を制御する制御手段としての役割も有している 。
【0031】 つぎにFMIC回路32から出力された信号の処理、つまり音声信号の処理に ついて説明する。音声信号の処理は、ラジオ受信回路4中、A/D変換回路36 及び音声処理増幅器38によりなされる。処理されたデジタル音声信号は、前記 マスメディア増幅回路10に入力され、前記スピーカ12により出力される。
【0032】 A/D変換回路36はアナログ信号をデジタル信号に変換する変換器であり、 前記中間周波増幅器28で増幅された信号を復調し、ロジック信号(デジタル音 声信号)を形成するものである。
【0033】 音声処理増幅器38は、前記A/D変換回路36で復調して得られたデジタル 音声信号を増幅するものである。増幅されたデジタル音声信号は、前記マスメデ ィア増幅回路10に入力され、前記スピーカ12により出力される。通常は、A /D変換回路36で復調して得られたデジタル信号が出力される音声出力プラグ (図示していない。)を前記コンピュータ18のサウンドブラスター(図示して いない)のマイク入力、ライン入力、又はデータ入力の端子に接続することで、 コンピュータ18側に設けられているマスメディア増幅回路10及びスピーカ1 2を使用することができる。したがって、所定の周波数の信号は、デジタル音声 信号に変換され、コンピュータ18のサウンドブラスターに入力され、音声とし て出力される。
【0034】 以上のように本考案に係るラジオ受信機2が有するラジオ受信回路4は、前記 FMIC回路等32等のラジオ受信の機能及び前記音声処理増幅器38等によう に音声信号を処理する機能を持つほかに、マイクロコントローラ34の働きによ ってラジオ受信機2が接続されているコンピュータ18と相互通信することで、 FMIC回路32等でのラジオ受信状態(例えば、FMIC回路32で同調して いる周波数の値)等の情報をコンピュータ18に伝える一方、ラジオ受信機2で どの周波数に同調し、どのラジオ番組を受信するか等についてコンピュータ18 によって指示される情報を受け、これに基づいてラジオ受信回路4自身を制御す る機能も有している。ここで、コンピュータ18によって指示される情報は、前 記コンピュータ周辺入力装置6によって、コンピュータ18に入力されるが、い かなる値がコンピュータ周辺入力装置6によって入力されたかを検知するために 、入力変位検測器14が設けられている。
【0035】 入力変位検測器14は、前記コンピュータ周辺入力装置6の近傍に設けられて おり、前記コンピュータ周辺入力装置6の操作により生じる変位(マウス等を移 動差せた距離)を検出するものである。ここで、入力変位検測器14は、前記コ ンピュータ周辺入力装置6の操作によって生じた変位を記録分析して、その結果 を前記マイクロコントローラ34に送る。マイクロコントローラ34は、前記コ ンピュータ18と相互通信できるようにソフトウエア駆動プログラムを起動し、 前記入力変位検測器14で検知されたコンピュータ周辺入力装置6の変位情報を 前記コンピュータ18に通信し、例えばコンピュータ18のディスプレイ上に表 示させるとともに、FMIC回路32の同調周波数の設定等を当該変位情報に合 わせて変更することができる。
【0036】 したがって、前記コンピュータ周辺入力装置6によって、ラジオ受信装置2の 設定、例えば、周波数、音量、選択放送局、及び電源のオンオフ状態、時刻、音 響の形態等が入力されると、これが前記入力変位検測器14で検知され前記マイ クロコントローラ34で前記コンピュータ18に送信されることで、コンピュー タ18のディスプレイ上に、周波数、音量、選択放送局、及び電源のオンオフ状 態、時刻、音響の形態等の情報として表示されるとともに、マイクロコンピュー タが、これらの設定に会うようにラジオ受信回路4の設定を変更するので、コン ピュータ18のディスプレイ上の画面表示を見ながら、順次コンピュータ周辺入 力装置6を操作することで、自由にラジオ受信装置2の設定を変更し、ラジオ放 送を楽しむことができる。
【0037】 以上のように構成されているラジオ受信装置2の機能を実際の操作画面を通し て説明する。 図2および図3は、本考案に係るコンピュータ周辺のラジオ受信装置2の実施 例におけるコンピュータディスプレー上の表示を示す図である。
【0038】 前記コンピュータ18がラジオ受信機能を指示すると、前記コンピュータ18 と、ラジオ受信装置2中のマイクロコントローラ34が相互通信できるように、 ソフトウエア駆動プログラムが起動される。
【0039】 ソフトウエア駆動プログラムが起動され、コンピュータ18と前記マイクロコ ントローラ34との間で相互通信が可能になると、コンピュータ18のディスプ レイ上に疑似的ラジオ制御パネル40が表示される(図2A)。また疑似的ラジ オ制御パネル40には、ラジオ受信回路4、特にFMIC回路32の受信設定の 状態が表示される。つまり、現在、FMIC回路32で同調している周波数の値 等の情報が前記マイクロコントローラ34に通信され、さらにマイクロコントロ ーラ34によってコンピュータ18に通信されることで、コンピュータディスプ レイ上の疑似的ラジオ制御パネル40に現在同調している周波数値表示42がさ れる。当該疑似的ラジオ制御パネル40には、この周波数値表示42のほか、音 量44、選択放送局46、及び電源のオンオフ状態48等が表示される。
【0040】 一方、現在同調している周波数と異なる周波数のラジオ番組を聴きたい場合に は、コンピュータ18のディスプレイ上に表示された疑似的ラジオ制御パネル4 0を見ながらマウス等の前記コンピュータ周辺入力装置6を操作することによっ てラジオ受信回路4が同調する周波数を変更することができる。具体的には、図 2Bに示すように前記疑似的ラジオ制御パネル上で周波数値表示42をポイント し、これを画面上で移動する。このときのマウス等の移動量等の変位量情報は、 前記マウス等のコンピュータ周辺入力装置6の近傍に設けられている入力変位検 測器14によって検知され、前記マイクロコントローラ34によってコンピュー タ18に通信されて、実際に疑似的ラジオ制御パネル上の周波数表示42が変更 されるとともに、前記マイクロコントローラの指示に基づいて前記FMフェース ロックループ回路35によって前記FMIC回路32での同調周波数の設定が変 更される。
【0041】 また図3に示すように、周波数値を変更する変わりに選択放送局の表示46を 変更することもできる。つまり、主要な放送局の周波数をあらかじめ設定してお くことによって、図3Aから図3Bのように選択放送局表示46を変更するだけ で、当該選択放送局に対応した周波数が同調されるように周波数の変更ができる ように構成することもできる。
【0042】 尚、本考案の一部分を構成するコンピュータ周辺入力装置6は、ラジオ受信機 能以外のワープロ、計算プログラムの実行に際しては、まったく通常のコンピュ ータ周辺入力装置として使用できる。また、本考案に係るコンピュータ周辺のラ ジオ受信装置は、その組み立ても容易で、即座に使用できる。
【0043】
【考案の効果】
請求項1ないし請求項4に記載された、コンピュータに接続されたコンピュー タ用ラジオ受信装置によれば、本来のコンピュータ周辺入力装置(マウス等)と 一体的に構成されて使用される結果、接続されるコンピュータの周辺入力装置を 調整する機能をそのまま利用できるので、簡単に制御できるコンピュータ用ラジ オ受信装置が構成できる。尚、通常的に使用されるコンピュータ周辺入力装置の 機能をそのまま生かしてラジオ受信装置を構成しているので、他のコンピュータ 周辺装置の機能と干渉し操作上支障をきたす場合が少なくなる。
【0044】 また、ラジオ受信回路自体の制御は、ラジオ受信回路に含まれるマイクロコン トローラによって処理可能であり、当該マイクロコントローラは、独立してプロ セッシング可能であるので、本体のコンピュータのプロセッシングの負担が低減 され、コンピュータのオーバーロードの問題を防ぐことができ、コンピュータの 故障率を低減することができる。さらに、ラジオ受信装置自体が故障しても、コ ンピュータ自体の故障に結び付かない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るコンピュータ周辺のラジオ受信
装置の構成を説明すための概略構成図である。
【図2】 本考案に係るコンピュータ周辺のラジオ受信
装置の実施例におけるコンピュータディスプレー上の表
示例を示す図であり、(A)は周波数変更前の状態を、
(B)は周波数変更中の状態を示す。
【図3】 本考案に係るコンピュータ周辺のラジオ受信
装置の実施例におけるコンピュータディスプレー上の表
示例を示す図であり、(A)は選択放送局変更前の状態
と、(B)は選択放送局変更前の状態を示す。
【符号の説明】
2…ラジオ受信装置 4…ラジオ受信回路 6…コンピュータ周辺入力装置 8…アンテナ 10…マスメディア増幅回路 12…スピーカ 14…入力変位検測器 16…伝送ケーブル 17…伝送ケーブル 18…コンピュータ 20…拡張コンピュータ周辺入力装置 22…ラジオ周波増幅回路 24…局部発振回路 26…ミキシング回路 28…中間周波増幅器 30…自動周波数制御器 32…FMIC回路 34…マイクロコントローラ 35…FMフェーズロックループ回路 36…A/D変換回路 38…音声処理増幅器 40…疑似的ラジオ制御パネル 42…周波数値表示 44…音量表示 46…選択放送局表示 48…電源のオンオフ状態表示

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジオ信号を受信するラジオ受信回路
    (4) が設けられたコンピュータ周辺入力装置(20)をコン
    ピュータ(18)に接続し、当該コンピュータ周辺入力装置
    (20)の操作によって前記ラジオ受信回路(4) を制御する
    ようにしたことを特徴とするコンピュータ用ラジオ受信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ周辺入力装置(20)は、 当該コンピュータ周辺入力装置(20)の操作情報を前記コ
    ンピュータ(18)に出力する入力変位検測器(14)と、 前記入力変位検測器(14)から出力された操作情報に基づ
    き前記コンピュータ(18)から出力される前記ラジオ受信
    回路(4) の指示情報を入力し、当該指示情報によって前
    記ラジオ受信回路(4) の動作を制御する制御手段(34)と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のコンピュー
    タ用ラジオ受信装置。
  3. 【請求項3】 前記ラジオ受信回路(4) は、FMIC回
    路(32)、FMフェーズロックループ回路(35)、前記マイ
    クロコントローラ(34)、アナログ/デジタル変換回路(3
    6)、及び音声処理増幅器(38)から成ることを特徴とする
    請求項2に記載のコンピュータ用ラジオ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記FMIC回路(32)は、ラジオ周波増
    幅回路(22)、ミキシング回路(26)、局部発信回路(24)、
    中間周波増幅器(28)、及び自動周波数制御器(30)から成
    ることを特徴とする請求項3記載のラジオ受信装置。
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