JP3057987U - ミキサー装置 - Google Patents

ミキサー装置

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JP3057987U
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守 川
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岡三機工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被攪拌材料を収納した収納容器の装着作業を容
易に行うことのできるミキサー装置の提供を図る。 【解決手段】駆動部5及び固定羽根2を有する本体部1
と、ターンテーブル3とを備えている。ターンテーブル
3は、テーブル台31と、外周受容部32とを備えてお
り、テーブル台31の駆動部5に設けられた載置部52
に載置されることにより、ターンテーブル3が駆動部5
から回転力を受けて回転する。外周受容部32は、側方
に出し入れ用口35を有する受容本体部33と、出し入
れ用口35を開閉する固定用バンド34とを備えてい
る。そして、固定用バンド34によって出し入れ用口3
5を開けることにより、出し入れ用口35から被攪拌材
料を収納した収納容器を外周受容部32に出し入れ操作
できるものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、モルタルや塗料等を攪拌して混ぜ合わせるのに使用するミキサー 装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、モルタルを形成する場合等に使用される簡易なミキサー装置が知ら れている。このミキサー装置は、テーブル台の上部側に筒状の外周受容部を設け た回転自在なターンテーブルと、攪拌部材としての固定羽根を備えたものである 。そして、被攪拌材料としてのセメント等のモルタル材料を収納した所謂ペール 缶を、ターンテーブルに、外周受容部の上端開口から内部に入れるようにして固 定するとともに、ペール缶内に固定羽根を配し、ターンテーブルを回転させるこ とにより、被攪拌材料を攪拌し、これにより、モルタル材料を混ぜ合わせてモル タルを形成できる等したものである。 しかしながら、このものは、ペール缶を、ターンテーブルにおける外周受容部 の上端開口から内部に入れてセットするものであるため、モルタル材料を収納し たペール缶を外周受容部の上方位置まで持ち上げなければならず、しかも、ペー ル缶にモルタル材料を収納すると全体で40Kg程度の重量になるため、ペール 缶の装着作業に相当な労力を要するとともに、力の弱い者には行い難い。又、装 置の小型化を図るために、ターンテーブルを回転させるモータをターンテーブル の下方側に設けている場合が多く、そのため、ターンテーブルにおける外周受容 部の上端開口までの高さが高くなっており、上記のようにペール缶を、外周受容 部の上端開口から内部に入れてセットする作業は、尚更困難になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、以上の実情に鑑み提案されたもので、被攪拌材料を収納した収納 容器の装着作業を容易に行うことのできるミキサー装置を提供することを目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、以下の特徴を有するミキサー装置を提供することにより上記課題 を解決する。 本願第1の考案は、被攪拌材料を収納した収納容器S内における被攪拌材料を 攪拌する攪拌部材2と、収納容器Sを載置する回転自在なターンテーブル3とを 備える。 攪拌部材2は、ターンテーブル3に載置された収納容器S内に配位されことに より、ターンテーブル3の回転に伴う収納容器Sの回転によって攪拌部材2が収 納容器S内の被攪拌材料を攪拌する。 ターンテーブル3は、テーブル台31と、テーブル台31の上部側に設けられ た外周受容部32とを備える。この外周受容部32は、内部に収納容器Sの外周 を受容するとともに、その受容した収納容器Sの外周を固定するものである。又 、この外周受容部32の側部に、開閉自在な出し入れ口35が備えられ、この出 し入れ口35によって、収納容器Sが外周受容部32の側方側から外周受容部3 2内に出し入れされるものである。
【0005】 本願第2の考案は、本願第1の考案に係る外周受容部32が、出し入れ口35 を有する本体受容部33と、長尺状の固定用バンド34とを備える。本体受容部 33の出し入れ口35は、本体受容部33の下端から上端にかけて形成されるこ とにより、出し入れ口35がテーブル台31の上面からテーブル台31の上方側 に形成される。 固定用バンド34の長手方向の一端側は、本体受容部33における出し入れ口 35の幅方向の一端側に接続される。又、固定用バンド34の他端側は、外周受 容部32における出し入れ口35の幅方向の他端側に係脱自在に係止されること により、固定用バンド34の他端側の外周受容部32への係止に伴って、出し入 れ口35が閉じられるとともに、外周受容部32内に入れられた収納容器Sがタ ーンテーブル3に固定され、その固定用バンド34の他端側の係止が外されるに 伴って、収納容器Sの固定が解除されるとともに、出し入れ口35が開放される ものである。
【0006】 本願第3の考案は、本願第1又は第2の考案に係る攪拌部材2が、回動自在に 支持されたものから構成されることにより、攪拌部材2が収納容器S内で、収納 容器Sの回転に伴い収納容器S内の被攪拌材料によって収納容器Sの内周壁S1 側に近づけられるものである。
【0007】 以上のように構成された本願第1の考案においては、外周受容部32の側部に 、開閉自在な出し入れ口35を備えるため、出し入れ口35を介して、収納容器 Sを外周受容部32の側方側から外周受容部32内に出し入れ操作することがで きる。これにより、従来のように外周受容部32の上方位置まで持ち上げなくて も良く、ターンテーブル3への収納容器Sの装着作業を容易なものにできるとと もに、力の弱い者にでも行い得るものにできる。
【0008】 本願第2の考案においては、外周受容部32の出し入れ口35を、テーブル台 31の上面からテーブル台31の上方側に形成するため、ターンテーブル3の外 周受容部32へ収納容器Sを入れ場合は、収納容器Sをテーブル台31の上面ま で持ち上げれば良く、又、外周受容部32に入れた収納容器Sを取り出す場合は 、収納容器Sをテーブル台31の上面上を引きずるようにして降ろすことも可能 になる。しかも、長尺状の固定用バンド34の他端側を外周受容部32に係止す れば、出し入れ口35を閉じて外周受容部32内に入れた収納容器Sを固定し、 その固定用バンド34の他端側の係止を外せば、固定した収納容器Sを解除して 出し入れ口35を開放し得るものにできる。これにより、ターンテーブル3への 収納容器Sの装着作業を、より一層簡単なものにできる。
【0009】 本願第3の考案においては、攪拌部材2を、回動自在に支持したものにし、攪 拌部材2を収納容器S内で、収納容器Sの回転に伴い被攪拌材料によって収納容 器Sの内周壁S1側に近づけられるものとする。こうすることにより、収納容器 Sを回転させれば自然と攪拌部材2を収納容器Sの内周壁S1側に近づけて納容 器Sの内周壁S1に付着した被攪拌材料を攪拌部材2で掻き落としながら攪拌で きる。これにより、収納容器S内の被攪拌材料を効率良く、攪拌することができ る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態を説明する。 図1は、本願考案の一実施形態のミキサー装置の分解斜視図である。
【0011】 本願考案のミキサー装置は、本体部1と、固定羽根2と、ターンテーブル3と を備えている。
【0012】 本体部1は、基枠4と、基枠4に支持された駆動部5とを備えている。この基 枠4は、複数の棒体41…41を組み付けることによって立体状に形成されてお り、上端中央部に円盤状の支持板42が固設され、駆動部5を吊下げ支持できる ようにさなれている。
【0013】 又、基枠4における図示後部側には、操作把持部43が上方に突設されている 。この操作把持部43は、取り外し自在に形成されており、基枠4の後方側の上 部に上下方向に伸ばされた嵌挿軸41b、41bに上方側から嵌挿されることに より、上下移動可能に組み付けられている。
【0014】 また、基枠4における操作把持部43の下方側には、角度調整手段が備えられ ている。この角度調整手段は、ターンテーブル3の角度を調整するためのもので 、この実施形態では、設置面に対する本体部1全体の角度を調整することにより 、ターンテーブル3の角度を調整するものとしている。詳しくは、この実施形態 における角度調整手段は、棒状の支柱45と、基枠4の後部側に設けられた支柱 支持部46とを備えている。支柱支持部46は、図2に示すように基枠4の後部 側における上端と下端との2箇所に、支柱45を摺動可能に挿通する挿通孔46 a、46bが夫々備えられており、これらの挿通孔46a、46bに支柱45が 通されることにより、支柱45が上下方向に摺動するようになされている。又、 上部側の挿通孔46aには、挿通孔46a内に突出可能な固定用ネジ46cが設 けられており、この固定用ネジ46cの後端側に設けたハンドル46dを回動操 作することにより、固定用ネジ46cの先端が挿通孔46a内に突出して挿通孔 46a内の支柱45を押圧して基枠4に固定できるようになされている。
【0015】 更に、基枠4における後部側の下端には、車輪15、15が備えられており、 操作把持部16を把持して後方側に引き寄せて基台1を後方側に傾けることによ り、基台1全体を転がり移動できるようにし、基台1を手で可搬できるものにし ている。
【0016】 駆動部5は、図1に示すように、モータ(図示せず)を内設したケーシング5 0と、モータからケーシング50の上方に突設された回転軸51と、回転軸51 の周部に形成されて回転軸51と共に回転する載置部52とを備えている。そし て、ケーシング50が、基枠4の支持板42に吊下げ支持されることにより、回 転軸51が支持板42aの上方側に突出されるとともに、載置部52が支持板4 2に設けられた内周孔42a内に配位されている。
【0017】 固定羽根2は、収納容器内の被攪拌材料を攪拌する攪拌部材としてのもので、 複数の棒状羽根21…21と、これらの棒状羽根21…21を下端に支持した支 持棒22とを備えている。支持棒22の上端側は、操作把持部43の上端に固定 されており、操作把持部43が基枠4に組み付けられることにより、棒状羽根2 1…21が基枠4の支持板42aの上方側に配位され、操作把持部43が基枠4 に対して上下移動されるに伴って共に上下移動できるようになされている。尚、 攪拌部材は、固定したもの限らず、モータ等に接続して攪拌部材自体が回転する 形態のものであっても良い。又、固定羽根2の形状や数等は、特に限定されず、 適宜変更し得る。
【0018】 ターンテーブル3は、テーブル台31と、外周受容部32とを備えている。テ ーブル台31の下面側の中央には、駆動部5の載置部52に載置される載置用台 31aが付設されている。又、載置用台31aの中央には、載置用台31aの下 面側から開けられた回転軸受容孔31bが穿設されており、載置用台31aが駆 動部5の載置部52に載置されるに際して、この回転軸受容孔31bに回転軸5 1が入り込み、これにより、ターンテーブル3が駆動部5の回転軸51及び載置 部52からの回転を受けて回転する。
【0019】 外周受容部32は、収納容器としてのペール缶Sの外周を受容して固定するた めのもので、受容本体部33と、固定用バンド34とを備えている。受容本体部 33は、略半円筒状を呈し、テーブル台31の後方側に立設されることにより、 テーブル台31の上面からテーブル台31の上方側における前側方に、出し入れ 用口35が形成されている。固定用バンド34は、長尺状のものから構成され、 長手方向の一端側は、受容本体部33の上端側の左端に接続され、他端側に、本 体受容部33の上端側の右端に係脱自在に係止される係止部34aが備えられて いる。尚、固定用バンド34は、本実施形態では、布製のものから構成している が、材質は特に限定されず、金属製のものや、合成樹脂製のもの等から構成でき 、適宜変更し得る。
【0020】 次に、以上のように構成したミキサー装置の機能について説明する。 例えばモルタルを形成する場合は、セメント粉等のモルタル材料を収納したペ ール缶Sを、ターンテーブル3の外周受容部32に入れるようにしてテーブル台 31に載置するが、その際、その作業を、外周受容部32の側方側に形成した出 し入れ用口35から行うことができる。これにより、ペール缶Sを、従来のよう に外周受容部32の上方位置まで持ち上げなくても、テーブル台31の上面の高 さ位置まで持ち上げれば良いものにでき、力の弱い者にでも作業を容易に行い得 るものにできる。
【0021】 その後、固定用バンド34の係止部34aを、受容本体部33に係止する。こ れにより、図4に示すように出し入れ用口35を閉じることができるとともに、 外周受容部32内に入れた収納容器Sの外周を、受容本体部33側に押し付けて 固定できる。そして、操作把持部43を、基枠4の嵌挿軸41b、41bに上方 側から嵌挿させて組み付ける。この嵌挿軸41b、41bへの嵌挿により、同時 に固定羽根2をターンテーブル3に載置したペール缶S内に上方側から入り込ま せることができる。
【0022】 次に、角度調整手段のハンドル46dを回動操作し、支柱45を下方に摺動さ せて支柱45の下端を本体部1の下方に突出させて固定する。これにより、図5 に示すように本体部1を設置面に対して前方側に傾けることができ、本体部1の 載置部52に載置されたテーブル台31も傾いて前部側が下方位置に、テーブル 台31の後部側が上方位置に配位された状態になる。本実施形態では、テーブル 台31の上面が設置面に対して45°程度になるようにして行っているが、この 角度に限定されず、実施し得る。尚、この角度調整手段の操作は、ペール缶Sを ターンテーブル3に載置する前に予め行うようにしても良い。
【0023】 そして、その状態から、本体部1の後部側に設けたスイッチ53を入り操作し て駆動部5を作動させる。これにより、ペール缶Sが駆動部5から回転伝達され て回転し、固定羽根2によってペール缶S内のモルタル材料を掻き混ぜて練り合 わせることができる。又、その際、テーブル台31に載置されたペール缶Sは、 傾いた状態で回転するため、図5に示すようにペール缶S内の被攪拌材料として のモルタル材料は、ペール缶Sの回転に伴い遠心力によってペール缶S内をペー ル缶Sの内周壁に沿って回転しながら下上方向(図示のX−Y方向)に移動し、 上方側から下方側に移動する際に固定羽根2に衝突するようにぶつかる。これに より、モルタル材料を、効率的に攪拌させて混ぜ合わせることができる。また、 ペール缶Sの回転中に、操作把持部43を上下移動させることにより、固定羽根 2をペール缶S内を軸方向に沿って上下移動させることができ、ペール缶S内の モルタル材料を、より効率的に掻き混ぜて練り合わせることができる。
【0024】 モルタル材料を掻き混ぜ終えた後は、スイッチ53を切り操作して駆動部5を 停止させた後、受容本体部33に係止した固定用バンド34の係止部34aを外 し、出し入れ用口35を開く。そして、ターンテーブル3に載置したペール缶S を、出し入れ用口35から降ろす。この場合も、ペール缶Sを、従来のように外 周受容部32の上方位置まで持ち上げなくても、テーブル台31から浮かせれば 上げれば出し入れ用口35から降ろすことができる。又、出し入れ用口35をテ ーブル台31からその上方側に開口したものにしているため、ペール缶Sをテー ブル台31から浮かせなくても、テーブル台31を引きずるように出し入れ用口 35から降ろすこともでき、力の弱い者にでも作業を容易に行い得るものにでき る。
【0025】 尚、本実施形態では、出し入れ用口35を、受容本体部33の下端から上端に 至る上下全体に設けることにより、テーブル台31の上面からその上方側に開口 したものにしているが、この形態のものに限らず、例えば図3(B) に示すように 受容本体部33の下部に、ペール缶Sの下部外周を嵌挿する筒状部33aを形成 し、その筒状部33aの上部側に出し入れ用口35を形成するようにしても良く 、適宜変更し得る。
【0026】 又、本実施形態では、長尺状の固定用バンド34によって出し入れ用口35の 一部を開閉するようにしているが、これの形態のものに限らず、例えば筒状体か ら構成した外周受容部32を二等分割して互いに回動自在に接続し、その一方を テーブル台31上に取付けたものとし、他方を一方に対して回動操作することに より出し入れ口を形成するとともに、その出し入れ口を開閉できるものとしても 良い。
【0027】 また、ターンテーブル3の角度を調整する角度調整手段は、この実施形態では 、本体部1全体を傾けることによって行っているが、この形態のものに限らず、 例えばターンテーブル3だけを傾けるようにしても良い。又、角度調整手段は、 設けなくても良く、適宜変更し得る。
【0028】 又、本実施形態では、攪拌部材2としての固定羽根2を、基枠4に固定してい るが、この形態のものに限らず、基枠4に攪拌部材2を回動自在に支持するよう にしても良い。例えば、図6、図7及び図8(A)(B)に示すように基枠4の後部側 に、上下方向に伸ばしたパイプからなる支持部材47を設け、一方、攪拌部材2 の支持棒22を下方に伸ばしてその下部にリング状の受け部材23を設けるとと もに、支持棒22の下端を支持部材47内に回動自在に嵌入し得るものから構成 し、その支持棒22の下端側を、支持部材47内に上方側から嵌入させる。これ により、支持棒22の受け部材23が支持部材47の上端面に当接して支持棒2 2の嵌入が止まり、攪拌部材2の棒状羽根21…21を水平方向に回動自在に支 持したものにできる。このようにして、基枠4に攪拌部材2を回動自在に支持し たものとすることにより、例えば図8(A) 中に一点鎖線で示すようにペール缶S 内に配位した攪拌部材2の棒状羽根21…21を、ペール缶Sの回転に伴いペー ル缶S内の被攪拌部材が動かしてペール缶Sの内周壁S1側に近づけて当接させ ることができ、ペール缶Sの内周壁S1に付着した被攪拌部材を攪拌部材2の棒 状羽根21…21で掻き落としながら攪拌することができる。これにより、被攪 拌部材全体を満遍なく攪拌でき、効率的に攪拌し得るものにできる。尚、この実 施形態では、ペール缶Sの底面S2に平行に設けた棒状羽根21aを備えており 、この棒状羽根21aによってペール缶Sの回転に伴いペール缶Sの底面S2に 付着した被攪拌部材を掻き落としながら攪拌するようにしている。従って、この 実施形態では、棒状羽根21…21によって、ペール缶Sの回転に伴いペール缶 Sの内周壁S1及び底面S2に付着した被攪拌部材を掻き落としながら効率的に 攪拌するものとしている。
【0029】 一方、本実施形態では、収納容器としてペール缶Sを使用するようにしている が、これに限らず、専用の収納容器を使用するようにしても良く、適宜変更でき る。
【0030】 更に、被攪拌材料としてセメント等のモルタル材料を使用しているが、本願考 案のミキサー装置に使用できる被攪拌材料は、これに限らず、塗料を混合する場 合やその他の流動性材料の攪拌に使用でき、適宜変更使用できる。
【0031】
【考案の効果】
以上、本願第1の考案は、外周受容部32の側部に設けた出し入れ口35を介 して、収納容器Sを外周受容部32の側方側から外周受容部32内に出し入れ操 作することができ、従来のように外周受容部32の上方位置まで持ち上げなくて も良く、ターンテーブル3への収納容器Sの装着作業を容易なものにできるとと もに、力の弱い者にでも行い得るものにできる。
【0032】 本願第2の考案は、ターンテーブル3の外周受容部32へ収納容器Sを入れ場 合は、収納容器Sをテーブル台31の上面まで持ち上げれば良く、又、外周受容 部32に入れた収納容器Sを取り出す場合は、収納容器Sをテーブル台31の上 面上を引きずるようにして降ろすことができ、又、固定用バンド34によって、 出し入れ口35の開閉を容易なものにでき、ターンテーブル3への収納容器Sの 装着作業を、より一層簡単なものにできる。
【0033】 本願第3の考案は、収納容器Sを回転させれば自然と攪拌部材2を収納容器S の内周壁S1側に近づけて収納容器Sの内周壁S1に付着した被攪拌材料を攪拌 部材2で掻き落としながら攪拌できる。これにより、収納容器S内の被攪拌材料 を効率良く、攪拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案のミキサー装置の一実施形態の分解斜
視図である。
【図2】ミキサー装置の角度調整手段を背面から見た説
明図である。
【図3】(A) は、ターンテーブルの外周受容部に収納容
器を入れた状態の要部拡大断面図、(B) は、ターンテー
ブルの外周受容部の他の実施形態を示す要部拡大断面図
である。
【図4】ミキサー装置に収納容器を装着した状態の斜視
図である。
【図5】ミキサー装置を、角度調整手段によって傾けた
状態の側面図である。
【図6】他の実施形態の分解斜視図である。
【図7】他の実施形態の一部を省略した背面図である。
【図8】(A) は、他の実施形態における攪拌部材の収納
容器内での動きを、平面から見た説明図、(B) は、同攪
拌部材が収納容器の回転に伴って内周壁に当接した状態
の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 固定羽根 3 ターンテーブル 4 基枠 5 駆動部 31 テーブル台 32 外周受容部 34 固定用バンド 35 出し入れ用口 S ペール缶 S1 内周壁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被攪拌材料を収納した収納容器(S) 内に
    おける被攪拌材料を攪拌する攪拌部材(2) と、収納容器
    (S) を載置する回転自在なターンテーブル(3) とを備
    え、 攪拌部材(2) が、ターンテーブル(3) に載置された収納
    容器(S) 内に配位されことにより、ターンテーブル(3)
    の回転に伴う収納容器(S) の回転によって攪拌部材(2)
    が収納容器(S) 内の被攪拌材料を攪拌し、 ターンテーブル(3) が、テーブル台(31)と、テーブル台
    (31)の上部側に設けられた外周受容部(32)とを備え、こ
    の外周受容部(32)が、内部に収納容器(S) の外周を受容
    するとともに、その受容した収納容器(S) の外周を固定
    するものであり、この外周受容部(32)の側部に、開閉自
    在な出し入れ口(35)が備えられ、この出し入れ口(35)に
    よって、収納容器(S) が外周受容部(32)の側方側から外
    周受容部(32)内に出し入れされるものであることを特徴
    とするミキサー装置。
  2. 【請求項2】外周受容部(32)が、出し入れ口(35)を有す
    る本体受容部(33)と、長尺状の固定用バンド(34)とを備
    え、本体受容部(33)の出し入れ口(35)が、本体受容部(3
    3)の下端から上端にかけて形成されることにより、出し
    入れ口(35)がテーブル台(31)の上面からテーブル台(31)
    の上方側に形成され、固定用バンド(34)の長手方向の一
    端側が、本体受容部(33)における出し入れ口(35)の幅方
    向の一端側に接続され、固定用バンド(34)の他端側が、
    外周受容部(32)における出し入れ口(35)の幅方向の他端
    側に係脱自在に係止されることにより、固定用バンド(3
    4)の他端側の外周受容部(32)への係止に伴って、出し入
    れ口(35)が閉じられるとともに、外周受容部(32)内に入
    れられた収納容器(S) がターンテーブル(3) に固定さ
    れ、その固定用バンド(34)の他端側の係止が外されるに
    伴って、収納容器(S) の固定が解除されるとともに、出
    し入れ口(35)が開放されるものであることを特徴とする
    請求項1記載のミキサー装置。
  3. 【請求項3】攪拌部材(2) が、回動自在に支持されたも
    のから構成されることにより、攪拌部材(2) が収納容器
    (S) 内で、収納容器(S) の回転に伴い収納容器(S) 内の
    被攪拌材料によって収納容器(S) の内周壁(S1)側に近づ
    けられるものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載のミキサー装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106696087A (zh) * 2016-11-29 2017-05-24 无锡市伟丰印刷机械厂 一种装修用加色石灰浆高效搅拌混合设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106696087A (zh) * 2016-11-29 2017-05-24 无锡市伟丰印刷机械厂 一种装修用加色石灰浆高效搅拌混合设备

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