JP3057339U - 冷媒液管気泡検出装置 - Google Patents
冷媒液管気泡検出装置Info
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- JP3057339U JP3057339U JP1998004856U JP485698U JP3057339U JP 3057339 U JP3057339 U JP 3057339U JP 1998004856 U JP1998004856 U JP 1998004856U JP 485698 U JP485698 U JP 485698U JP 3057339 U JP3057339 U JP 3057339U
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- JP
- Japan
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- refrigerant
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【課題】冷凍機設備から、フロンガス(冷媒)が漏れて
空気中に飛散するのを最小限に食い止めるためには、設
備のガス漏れを常時監視して、いちはやく検出できる装
置が必要である。 【解決手段】冷凍機設備の、ガス(冷媒)漏れは結果と
して冷媒量の減少として現れる。冷媒量の減少は、液冷
媒を目視できるサイトグラス(5)で気泡が有るか無い
かを見ることにより判断できるので、本考案はサイトグ
ラス(5)に光センサー(11)付けて気泡を検出し警
報出力回路(14)より警報信号を出す。ただ、冷媒量
の減少が無くても諸条件により一時的に気泡が発生する
ことがある。その事を警報出力回路(14)は考慮され
ている。
空気中に飛散するのを最小限に食い止めるためには、設
備のガス漏れを常時監視して、いちはやく検出できる装
置が必要である。 【解決手段】冷凍機設備の、ガス(冷媒)漏れは結果と
して冷媒量の減少として現れる。冷媒量の減少は、液冷
媒を目視できるサイトグラス(5)で気泡が有るか無い
かを見ることにより判断できるので、本考案はサイトグ
ラス(5)に光センサー(11)付けて気泡を検出し警
報出力回路(14)より警報信号を出す。ただ、冷媒量
の減少が無くても諸条件により一時的に気泡が発生する
ことがある。その事を警報出力回路(14)は考慮され
ている。
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、冷凍機設備のガス(冷媒)漏れ等をいちはやく検出して警報を出す 装置に関するものである。
近年、フロンガスによる環境破壊が問題になっているが、現在の冷凍機設備は 冷媒としてフロンガスが使用されているために、設備からのガス漏れにより空気 中へフロンガスが飛散することがある。特に最近は設備の大型化により大量のフ ロンガスが冷媒として充填されているため、ガス漏れに気付くことが遅れると結 果として大量のフロンガスが空気中に飛散してしまうことになる。
従来から、ガス漏れを検出し警報を出す方法として設備の周辺にフロンガス検 知器などを設置する方法はあるが、かなり大量のガス漏れでないと検出できない とか、設備が広範囲になるとすべてを検知器で検出することは困難であるなど、 実際に採用されることは少なかった。
図1は基本的な冷凍サイクルである。簡単に説明すると、圧縮機(1)で圧縮 された高温高圧のガス(冷媒)は凝縮器(2)で冷やされて液化し受液器(3) に入る。液化した冷媒は高圧液管(4)を通り膨張弁(6)で減圧されて、蒸発 器(7)で周囲の熱を奪い蒸発気化し、低圧管(8)を通り圧縮機(1)で再び 圧縮される。サイトグラス(5)は高圧液管(4)内の液冷媒を目視できるゲー ジである。
本来、圧縮機(1)の運転中は高圧液管(4)内は100%液冷媒で満たされ ておりサイトグラス(5)で見ても何の変化も見られないが、冷凍サイクル内の 冷媒がガス漏れ等をして減少することにより、徐々に気泡が発生してくる。
本考案は、サイトグラス(5)に検出部(9)を装着し、気泡が発生する事に より生ずる光の変化を検出して、いちはやく警報を出す装置である。
本考案を図面について説明すると、検出部(9)にはサイトグラス(5)のガ ラス部に接する位置に、発光素子(10)と光センサー(11)が並べてあり、 周囲の光の影響を受けないように遮光してある。また目視も出来るよう着脱可能 になっている。発光素子(10)からは発光回路(12)によって常に安定した 光が出ている。光センサー(11)はサイトグラス(5)の中を反射した光を受 け検出回路(13)で光の変化を検出する。高圧液管(4)内が100%液冷媒 で満たされている時は光の変化は無く、ガス漏れなどにより気泡が発生してくる と光の変化が検出されて警報出力回路(14)から警報信号が出る。ただ、圧縮 機(1)の停止中や起動直後、また負荷などの変動により一時的に気泡が出る事 があるので、その事を考慮して警報出力回路(14)は、気泡の発生時間を積算 し随時リセットして正確な警報信号を出すようにされており、また調整できるよ うにされている。
なお、検出部(9)はサイトグラス(5)に装着する形状でなく、発光素子( 10)と光センサー(11)を組込み周囲の光の影響を受けないように遮光され た構造で高圧液管(4)に取付けられるようになった専用の機器でも良い。
【図1】 基本的な冷凍サイクルの構成図である。
【図2】 本考案の構成図である。
【符号の説明】 (1)圧縮機 (2)凝縮器 (3)受液器 (4)高圧液管 (5)サイトグラス (6)膨張弁 (7)蒸発器 (8)低圧管 (9)検出部 (10)発光素子 (11)光センサー (12)発光回路 (13)検出回路 (14)警報出力回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 冷凍機設備の、冷凍サイクル高圧液管内
を流れる液冷媒中の気泡を検出して警報を出す装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998004856U JP3057339U (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 冷媒液管気泡検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998004856U JP3057339U (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 冷媒液管気泡検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3057339U true JP3057339U (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=43191273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998004856U Expired - Lifetime JP3057339U (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 冷媒液管気泡検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057339U (ja) |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP1998004856U patent/JP3057339U/ja not_active Expired - Lifetime
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