JP3057270U - エンジンの遠隔始動装置の動作表示装置 - Google Patents

エンジンの遠隔始動装置の動作表示装置

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JP3057270U
JP3057270U JP1998006874U JP687498U JP3057270U JP 3057270 U JP3057270 U JP 3057270U JP 1998006874 U JP1998006874 U JP 1998006874U JP 687498 U JP687498 U JP 687498U JP 3057270 U JP3057270 U JP 3057270U
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JP1998006874U
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清 沖島
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株式会社サンヨーテクニカ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のエンジンを離れたところから電
波を使用して始動させる装置に作動表示のインジケータ
をアンテナユニットに取付けたものである。 【解決手段】 発信装置から電波で発信される信号を受
信装置で受信し、この受信信号により自動車のイグニッ
ション回路およびスタータ回路を作動させるエンジンの
遠隔始動装置において、電波を受けるアンテナユニット
1の一部に、受信装置が作動中であることを表示するイ
ンジケータとしての発光ダイオード7を取付け、その電
源の電流を、アンテナコードとしての同軸ケーブル2に
高周波電流に重畳して流すようにした。発光ダイオード
7の点灯で離れたところでも作動確認ができることにな
り、また同軸ケーブル2に電源電流を流すことにより、
点灯専用のコードを用いる必要がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車のエンジンを始動させるに当たって、イグニッションスイッ チを操作することなく、自動車から離れたところから電波を使用して始動させる ようにしたエンジンの遠隔始動装置の動作表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記装置の一般的な構造は、車室内(車室外でもよい)に設けるアンテナユニ ットと、このアンテナユニットからの高周波信号を受信し、高周波信号に変調さ れた個別信号を取り出す高周波受信回路と、この高周波受信回路の出力信号であ る個別信号を予め設定(登録)されたものと同一であるか否かを識別する個別信 号識別回路と、個別信号識別回路が両信号が同一であるときに発する出力信号を 受けて自動車のイグニッション回路に信号を送るパワーリレー回路とを備えてい る。
【0003】 この装置において運転者が自動車から離れたところで発信装置のボタンを押す と、発信装置が発した電波がアンテナユニットに届き、同軸コードによって高周 波受信回路に導かれる。そしてこの高周波受信回路が出力した個別信号が次の個 別信号識別回路に送られ、ここで予め設定されたものと同様であるか否かが識別 される。その結果、両信号が同一であると識別されれば、次段のパワーリレー回 路がイグニッション回路に信号を送ってエンジンを始動させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように作動する従来の遠隔始動装置も、自動車から離れたところからエ ンジンを始動させる本来の機能には何らの問題もない。しかしながら発信装置を 自動車から離れたところで操作すると、エンジンの始動音が聞こえない場合には 、発信装置のボタンを押しても、始動装置が円滑に作動しているかどうかの反応 、換言すれば手応えがなく、運転者に不安を与えることがあった。
【0005】 本考案はこの点に鑑みてなされたものであり、自動車から離れたところから、 始動装置の作動の確認が容易に行えるようにしたエンジンの遠隔始動装置の動作 表示装置を提供する。また、イグニッションスイッチをオフにしてエンジンを停 止させた後でも、一定時間の間、エンジンのアイドリングを続けさせ、エンジン の空冷を促すための外部追加装置を付加した車両の場合、この装置によりエンジ ンがアイドリングしていることを区別表示することもできる装置を提供する。そ してエンジンのアイドリングがイグニッションキースイッチによって動作してい るのか、または同等の動作をする外部追加装置によって動作しているのかを区別 表示することもできる装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載された考案 においては、発信装置から電波で発信される信号を受信装置で受信し、該受信信 号により自動車のイグニッション回路およびスタータ回路を作動させるエンジン の遠隔始動装置において、前記電波を受けるアンテナユニットの一部に、始動装 置が作動中であることを表示するインジケータを設けたことを特徴とする。
【0007】 また請求項2に記載された考案においては、請求項1に記載されたものにおい て、前記インジケータが、発光ダイオードなどの発光装置であることを特徴とす る。
【0008】 また請求項3に記載された考案においては、請求項1または2に記載されたも のにおいて、前記インジケータと電源との間に、制御端子に信号が入力されたと きに内部のスイッチ回路がオンとなる点灯回路を設けると共に、前記受信装置に 、受信した電波の個別信号を識別して該個別信号が予め設定されたものと同一で あるときにパワーリレー回路に信号を発する個別信号識別回路を設け、該個別信 号識別回路の出力信号を前記点灯回路の制御端子に加えるようにしたことを特徴 とする。
【0009】 さらに請求項4に記載された考案においては、請求項1ないし3のいずれかに 記載されたものにおいて、前記インジケータへの電源電流を、アンテナ素子と受 信装置とを接続したアンテナコードとしての同軸ケーブルを通じて供給すること を特徴とする。
【0010】 このような構成とすれば、エンジンを始動させてアイドリングを続けている作 動中に、インジケータが点灯する。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図1について説明する。本考案に係る装置は、ア ンテナユニット1とアンテナコードとしての同軸ケーブル2および遠隔始動装置 3で形成される。アンテナユニット1には2本の導電材からなるアンテナ素子4 と、このアンテナ素子4のうちの一方に直列に接続されたコンデンサ5、抵抗器 6および発光ダイオード7(ランプでもよい)からなる。
【0012】 コンデンサ5はアンテナ素子4,4を短絡しても回路に影響を及ぼさないため の直流成分カット用のものであるが、容量を適当に選択すれば、ある範囲でのイ ンピーダンスマッチングを行うことができる。抵抗器6は発光ダイオード7への 電流制限用のものである。この抵抗器6は、同軸ケーブル2および回路構成され た高周波インピーダンス値より十分に高ければ、高周波回路に対して微少の損失 しか影響を及ぼさない。コンデンサ5と抵抗器6の接続点は同軸ケーブル2の心 線2aに接続され、アンテナ4の他方は同軸ケーブル2の外皮2bに接続されて いるが、高周波損失をさらに小さくするときには、抵抗器6と同軸ケーブル2の 心線2aとの間に高周波チョークコイルを挿入するとよい。
【0013】 同軸ケーブル2の他端はコネクタ8aに接続されており、遠隔始動装置3側の コネクタ8bに結合する。これにより、この部分の着脱が容易になるから、取付 配線ならびに点検作業が容易になる。遠隔始動装置3には、高周波受信回路9と 、受信した電波の個別信号を識別して、その個別信号が予め設定されたものと同 一であるときにパワーリレー回路11に信号を発する個別信号識別回路10とが 設けられている。パワーリレー回路11の出力側は自動車のイグニッションスイ ッチの回路に接続されており、パワーリレー回路11が出力信号を発したときに エンジンが始動するようになっている。この部分の構成は従来のものと変わらな いので、その説明は省略する。
【0014】 遠隔始動装置3にはコンデンサ12と抵抗器13とが設けられており、それぞ れの一端はコネクタ8bを介して同軸ケーブル2の心線2aに接続されている。 そしてコンデンサ12の他端は高周波受信回路9に、抵抗器13の他端は点灯回 路14の出力側に接続されている。点灯回路14の入力側は電源部15に接続さ れており、制御端子14aに信号が入ったときに出力側に電圧を発生する。制御 端子14aは個別信号識別回路10に接続されている。
【0015】 この回路において、図示しない発信装置からの電波がアンテナ素子4に入ると 、高周波電流はコンデンサ5を通って同軸ケーブル2の心線2aに入り、コネク タ8a,8bおよびコンデンサ12を介して高周波受信回路9に入力する。ここ で個別信号が検出され、個別信号識別回路10に入力する。個別信号識別回路1 0は、この個別信号を予め設定された個別信号(たとえば、暗証番号等をトーン 信号にして登録したもの)と比較し、同一であると判断されたときにパワーリレ ー回路11に信号を出力してエンジンを始動させて一定時間アイドリング状態を 保つと共に、点灯回路14に信号を出力する。
【0016】 点灯回路14は個別信号識別回路10からの信号を受けたときに作動し、電源 部15からの電流を抵抗器13を通じて同軸ケーブル2の心線2aに流す。ここ で抵抗器13の抵抗値を高周波インピーダンスよりも十分に大きくすれば、高周 波損失を微少にすることができる。
【0017】 点灯回路14からの電流は抵抗器6を通って発光ダイオード7に流れる。この 結果、発光ダイオード7は点灯する。発光ダイオード7の点灯はパワーリレー回 路11の作動と同時に行われるので、離れたところからその点灯を視認すれば、 現在、エンジンが始動するところであると確認することができる。発光ダイオー ド7の点灯は連続したものでもよいが、断続信号により点滅させるようにしても よい。
【0018】 図2は、自動車のダッシュボード等に載置されるアンテナユニット1の一例で ある。このアンテナユニット1では、2本のアンテナ素子4の角度と長さが個別 に調整できるようにしてある。そしてインジケータである発光ダイオード7は、 その中間部分に設けられ、遠方からの視認性を確保している。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されたエンジンの遠隔始動装置の動作表示 装置であるから、請求項1、2に記載の考案によれば、自動車から離れていると ころで電波が届くところからエンジンの始動を行うとき、作動音が聞こえなくて も、インジケータを見ることによって始動作動中であることを容易に確認するこ とができる。そして、イグニッションスイッチをオフにしてエンジンを停止させ た後でも、一定時間の間、エンジンのアイドリングを続けさせ、エンジンの空冷 を促すための外部追加装置を付加した車両の場合、この装置によりエンジンがア イドリングしていることを区別表示する装置としても使用することができる。さ らに、エンジンのアイドリングがイグニッションキースイッチによって動作して いるのか、または同等の動作をする外部追加装置によって動作しているのかを区 別表示する装置として使用することも可能である。
【0020】 また請求項3に記載された考案によれば、全体的に簡単な構成で請求項1およ び2に記載された考案を具体的に実現することができる。
【0021】 さらに請求項4に記載された考案によれば、インジケータへの電源電流をアン テナ線としての同軸ケーブルに重畳して流すことにより、インジケータ点灯用に 別途配線をする必要がなく、簡単である上に、既存の同軸ケーブルをそのまま使 用することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の回路図である。
【図2】本考案を適用したアンテナユニットの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 アンテナユニット 2 同軸ケーブル 3 遠隔始動装置 4 アンテナ素子 7 発光ダイオード 9 高周波受信回路 10 個別信号識別回路 11 パワーリレー回路 14 点灯回路 15 電源部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信装置から電波で発信される信号を受
    信装置で受信し、該受信信号により自動車のイグニッシ
    ョン回路およびスタータ回路を作動させるエンジンの遠
    隔始動装置において、前記電波を受けるアンテナユニッ
    トの一部に、始動装置が作動中であることを表示するイ
    ンジケータを設けたことを特徴とするエンジンの遠隔始
    動装置の動作表示装置。
  2. 【請求項2】 前記インジケータが、発光ダイオードな
    どの発光装置であることを特徴とする請求項1に記載の
    エンジンの遠隔始動装置の動作表示装置。
  3. 【請求項3】 前記インジケータと電源との間に、制御
    端子に信号が入力されたときに内部のスイッチ回路がオ
    ンとなる点灯回路を設けると共に、前記受信装置に、受
    信した電波の個別信号を識別して該個別信号が予め設定
    されたものと同一であるときにパワーリレー回路に信号
    を発する個別信号識別回路を設け、該個別信号識別回路
    の出力信号を前記点灯回路の制御端子に加えるようにし
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン
    の遠隔始動装置の動作表示装置。
  4. 【請求項4】 前記インジケータへの電源電流を、アン
    テナ素子と受信装置とを接続したアンテナコードとして
    の同軸ケーブルを通じて供給することを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載のエンジンの遠隔始動装
    置の動作表示装置。
JP1998006874U 1998-09-04 1998-09-04 エンジンの遠隔始動装置の動作表示装置 Expired - Lifetime JP3057270U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011501595A (ja) * 2007-10-24 2011-01-06 トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ 同相信号を軽減するアンテナ装置

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