JP3057232U - 撹拌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】タンク内に生ゴミと菌を入れて，素早く撹拌し
生ゴミを切り砕き生ゴミの構造分解をいち早く進行をす
ることを助ける機能を持つ，これによって肥料化とな
る。 【解決手段】撹拌スクリュウ（６）の立ち上がり部分に
数個のリーブ（７）を取り付け，そしてタンク内面壁に
固定リーブ（５）を数個固着して，スクリュウ（６）を
回転させるものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

撹拌タンク内壁に切り返し用のリーブ（５）を数個固着した，また中心か らの回転撹拌スクリュウ（６）の立ち上がりの部分にもリーブ（７）を数個 固着した，回転撹拌スクリュウ（６）が回転することにより生ゴミなどは切 り砕かれ撹拌される。

【０００２】

【従来の技術】

従来の撹拌装置には内壁面また，回転撹拌スクリュウ（６）の立ち上がり にたいしてリーブは付けていない，単に撹拌スクリュウが回転して撹拌する だけであり，生ゴミの自然腐敗を待つのみで肥料に成るまでには時間が掛る 。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

本発明は，台所から出る生ゴミをリサイクルのが目的とした撹拌装置であ り，生ゴミに菌を混入し生ゴミの構造分解をし易く肥料化させるのが解決し ょうとする課題である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いままでの説明にもとずき考案された撹拌装置はタンク内壁面にリーブ（５） を固着すること，またスクリュウ（６）の立ち上がりにもリーブ（７）をとりつ ける。

【０００５】 さらにスクリュウ（６）の立ち上がり部分を直立にするのではなく，回転方向 に対して立ち上がりの先端部を後方に曲げることにより，リーブ（５）とリーブ （７）とが一度に全部が噛み合ず，下の方から上の方へ順次噛んでいくので生ゴ ミを砕く力が小さくなりスムウズに回転する事を発見した。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案は，タンクの内壁面に直角で中心に向いてリーブ（５）を固着し，また スクリュウ（６）の立ち上がり部分にもタンク壁面に向けて数個のリーブを取り 付けた。

【０００７】 図３のようにスクリュウ（６）の立ち上がりを回転方向に対して傾斜を付けた ことによって，生ゴミが入った時スクリュウの噛み合う抵抗が少なくなった。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は，上記に説明したように構成されているので効果を奏する。 まずタンク内の固定リーブ（５）とスクリュウ（６）の立ち上がり部分共にリー ブ（７）を数個取り付けたことで，スクリュウ（６）の回転によって生ゴミが砕 かれる，又投入されている菌でもって構造分解が早く肥料化となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図である。

【図２】本考案の平面図である。

【図３】本考案の立体図である。

【符号の説明】

１，タンク ２，架台足 ３，タンク取り付け転倒用軸
付 ４，タンク転倒用軸 ５，タンク内面固定用リーブ
６，撹拌用スクリュウ ７，スクリュウ用リーブ
８，スクリュウシャフト用ベアリング ９，スクリュウ
回転シャフト １０，固定リーブ取り付け金具 １１，
軸受け

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 撹拌タンク内面に切り返しリーブ
   （５）を固着した撹拌装置
2. 【請求項２】 撹拌スクリュウ（６）この立ち上がり
   部分を回転方向に対して先端の方を左に傾けた撹拌スク
   リュウ。