JP3057016B2 - 電子データ配布システム及びその方法 - Google Patents

電子データ配布システム及びその方法

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JP3057016B2 JP8333272A JP33327296A JP3057016B2 JP 3057016 B2 JP3057016 B2 JP 3057016B2 JP 8333272 A JP8333272 A JP 8333272A JP 33327296 A JP33327296 A JP 33327296A JP 3057016 B2 JP3057016 B2 JP 3057016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ソフトウエア
配布に関し、詳しくは非常に高い信頼性でのデータ伝送
を要する実行コード(すなわち、目的コード)の配布に
関する。
【0002】[定義]電話、コンピュータ、及びデータ
通信の技術の全てにおいて、時に異なる意味を暗示する
共通用語が用いられる。本出願に関連する用語の簡単な
定義を以下に列記する。 1)同期衛星:衛星の平均公転周期がその衛星の公転中
心(主体)の自転周期に等しい衛星。
【0003】2)静止衛星:その主体が地球である同期
衛星。 3)衛星地球端末:衛星リンクのうちの地球地上局と衛
星との間の通信を受信し、処理し、送信する部分。 4)衛星アップリンク:地上局から衛星への通信(通常
はマイクロ波)リンク。 5)衛星ダウンリンク:衛星から地上局への通信リン
ク。
【0004】6)ポイント・ツー・ポイント接続(1者
から1者への接続):図1の端末局(簡単に、局)A及
び局Bのような2個の(そして2個のみの)指定された
局間でメッセージを交換する通信リンクが設立されてい
るような配置。メッセージは、アプリケーションに関連
するデータ(ペイロード、と称する)とネットワークに
関連するデータ(例えば、アドレッシング、メッセージ
識別子、等、包括的に、ヘッダと称する)とからなる。
【0005】その上、メッセージは確認を必要とする。
すなわち、受信局(局B)からの肯定応答(アクノリッ
ジ)が期待される。代わりに、送信局(局A)が「未確
認」のメッセージを送る方式があり、この場合には送信
プロセスが肯定応答を待つことはしない。
【0006】通常の場合(すなわち、局Aが局Bにメッ
セージを送る場合)局A内の送信プロセス101がソフ
トウエアプロセス103からデータを受信し、そのデー
タを前に合意済みのプロトコルに従って変換し、そして
/又はフォーマットしてから、そのメッセージを通信リ
ンク105を介して送信する。局B内の受信プロセス1
07が同じく上記プロトコルに従って変換及び/又はフ
ォーマット機能を実行し、そのメッセージをソフトウエ
アプロセス109に送達する。
【0007】加えて、局Bの送信プロセス111が受信
又は非受信(ソフトウエアプロセス109が定める)の
肯定応答を通信リンク105を介して局A内の受信プロ
セス113に送信する。受信プロセス113は肯定応答
メッセージを局A内のソフトウエアプロセスに送達し、
そのデータの次の部分を送信するか又は前回送信した最
後のデータを再送信するかを定める。このようにして、
信頼性の高い1対1通信プロトコルが設立される。しか
し、1対1接続のためデータの送達速度が遅く、各メッ
セージの確認を待つのに時間がかかるという難点があ
る。
【0008】7)同報送信及び多重送信:これらの用語
は、図2及び図3にそれぞれ示すようなポイント・ツー
・マルチポイント(1者から多者への)通信及びマルチ
ポイント・ツー・マルチポイント(多者から多者への)
通信を意味する際に業界で用いられる広い意味を持つ用
語である。ポイント・ツー・マルチポイント配置(図
2)においては、通信が1つの局(送信局と称する)と
多数の局(受信局1〜Nと称する)との間に図1におい
て述べたのと同様に設立される。
【0009】この種類の配置は一般に、情報を1つの箇
所、例えばニュース編集部からその情報を必要とする多
くの箇所、例えば印刷工場へ転送するのに用いられる。
この構成において、各受信プロセス201〜203は、
データが適切に受信されたことをそれぞれの送信プロセ
ス204〜206を介して肯定応答することを必要とす
る。
【0010】そして、全ての受信局がそのデータを正し
く受信したかどうかを定めるために、これらの応答は全
て、送信局内の受信プロセス207によって受信され、
ソフトウエアプロセス208に送達されることを要し、
もし肯定応答がない場合には、送信局内の送信プロセス
209がデータを1個以上の受信プロセス201〜20
3に再送信することを要する。
【0011】上記のシナリオからすぐ判るように、この
種類の同報送信は上記と同じ理由から、そして更に多く
の肯定応答メッセージを当てにしなければならないこと
から非常に遅く且つ高価である。それに又、送信局に接
続できる受信局の数には上限がある。すなわち、現行技
術では、送信局のメモリ及び計算力を使い切ってしまう
前に単一の送信局への接続に成功できる受信局の数は、
わずか30〜40に過ぎない。
【0012】図3において、マルチポイント・ツー・マ
ルチポイント配置(多重送信配置、と称する)によって
多数の指定局間に通信が設立される。この種類の配置は
一般に、構内情報通信ネットワーク(LAN)及びLA
N会議のような適用例に見られる。
【0013】ある与えられた時点において、上記多数の
局のうちの1局(トークン(送信権利証)を保持する)
を送信局と称し、他の局を受信局と称する。トークンパ
ッシング(トークンを1つの局から次の局に送る)方式
の配置は、技術的に周知のように、予め定められた、順
次式、循環式、又は要求に基づいての(オンデマンド)
局から局への移送式のいずれでもよい。しかし、本出願
の目的から、用語「同報送信」は図2に類似のポイント
・ツー・マルチポイント配置を意味するものとする。
【0014】8)信頼性が高い:この用語は、エラーの
ない情報送達を保証する手順を表す場合に用いる。ポイ
ント・ツー・ポイントの接続においては、失われた又は
肯定応答されなかったメッセージを再送信を通じて回復
するようにプロトコルが実現される。同報送信又は多重
送信の接続においては、メッセージを高い信頼性で転送
するためにプロトコルの効率を改善するように、別の手
法が用いられる。
【0015】総体的に説明すると、メッセージが、ヘッ
ダ及びペイロード情報を有するデータリンクレベルで再
送信されるか又は、フレームが、ヘッダ及びペイロード
データを含むいくつかのメッセージをより大きなメッセ
ージに封入するようなフレームレベルで再送信される。
ここでは、「信頼性が高い」という用語は、アプリケー
ションの見地から用いられるもので、メッセージの見地
から用いられるものではない。
【0016】9)拡大可能:この用語は、受信局の数が
可変で、数桁の規模で増加するようなネットワーク構造
を表すのに用いられる。従来技術において知られるよう
に、受信局の数が増加すると、それに対応して送信局側
に性能要件の増大が求められる(図2及び図3に関して
の上記説明参照)。
【0017】LANにおける一般のサーバは、約10〜
15個の受信局についての同報送信をサポートする。も
し受信局の数が100又は150のようなより大きな数
に増加するとした場合(10倍の増加)、同報送信及び
多重送信を行うための現行の手法では、サーバに対する
要件が増大してそのシステム能力を超えるため、効力が
なくなる。
【0018】
【従来の技術】処理システムで用いるソフトウエア、特
に目的コード、の配布は、蓄積プログラム制御システム
の始まり以来の問題であった。例えば、電話交換システ
ムの領域において、蓄積プログラム制御システムは19
60年代中期以来用いられて来ている。これらのシステ
ムを作動させる新たな動作プログラム(ソフトウエア)
を配布するために、当初は各交換局へ専門家が行って磁
気的にコード化されたカードを物理的に取り外し、新た
な磁気的にコード化されたカードを設置しなければなら
なかった。
【0019】技術が進歩するにつれて、プログラムをそ
の作成地点からその利用地点まで搬送するのに磁気テー
プが用いられた。実際、現在大量(70〜100メガバ
イト(MB))の目的コードが関与するような包括プロ
グラム(ジェネリック)更新には磁気テープがまだ用い
られている。これらのシステムは全て、手作業を必要と
し、これらのソフトウエアの送達には、特に、長い間に
ソフトウエアロードの大きさが増すにつれて、多大のコ
ストを要した。
【0020】最近のシステムの或るものについては、ソ
フトウエアの配布を電話データリンクに依存している。
例えば図4に、従来の技術を用いた、電話ネットワーク
内の種々の交換システムに対する一般的なソフトウエア
配布システム10を表す。
【0021】このような交換システムは、AT&T社に
よって製作されサポートされる5ESS交換装置のよう
な、特定の製造業者によってサポートされる市内中央局
交換装置でもよいし、又代わりに、同じくAT&T社に
よって製作されサポートされる4ESS交換装置のよう
な長距離型交換装置でもよい。その他の種類のプログラ
ム制御システムも、本発明の特許請求の範囲を外れるこ
となく本発明から利を得ることができる。
【0022】各交換システム102〜118は、ソフト
ウエア変更及び通知システム(SCANS)100に接
続される。技術的に知られるように、SCANSは、一
般的に9600bpsの速度においてX.25プロトコ
ルで作動する専用のポイント・ツー・ポイント通信リン
クを用いて回線120〜134をデータ伝送し、これに
よって各交換システム102〜118についてのソフト
ウエア更新を行う。
【0023】図5に、このような、従来技術によるSC
ANSと交換システムとの接続を示す。図5のシステム
において、SCANS100は、送信すべきデータ(交
換局の例では、必要とされる目的コード)を処理するア
プリケーションプログラム500を有する。アプリケー
ションプログラム500が、交換局と通信する複数の通
信端末プロセス502〜5NN(又は簡単に、端末プロ
セス)に、処理された目的コードを送達する。
【0024】各端末プロセス502〜5NNには、送信
モジュール504及び受信モジュール506がある。送
信モジュール504は目的コード(本例の場合)を回線
120を介して交換システム104に送信する。SCA
NS100の端末プロセス502内の受信モジュール5
06が、回線120を介して交換システム104から、
技術的に知られるように、もし必要なら再送信する等の
目的のため肯定応答を受信する。
【0025】交換システム側においては、交換システム
(本例においては102及び104)も端末プロセス5
08〜508’を有する。これらの端末プロセスは送信
モジュール504及び受信モジュール506を有し、こ
れらの送信モジュール及び受信モジュールは、SCAN
S100の端末プロセス502内の送信及び受信モジュ
ール504及び506と同じ又はほぼ類似である。
【0026】交換システム104内の端末プロセス50
8がデータを受信モジュール506に受信し、受信され
たデータを端末プロセス508に送達する。端末プロセ
ス508が、データが完全な状態で受信されたかどうか
を定め、もしそうなら、良好な受信を示す肯定応答を送
信モジュール504を介して送信する。もしデータが破
損していた場合には、データの再送信要求を送信する。
【0027】図中に、交換システム102及び104が
端末プロセス508と通信するいくつかの層を有する状
態を示す。まず、プロセス検証等及びその他の機能を、
技術的に知られる仕方でSCANS100と行うSCA
NSインタフェース510がある。
【0028】もし受信データが正しい場合、SCANS
インタフェース510が受信データを入力/出力プロセ
ス512に送り、このプロセスが管理モジュール514
に命令して、受信データを他のプロセスが常駐する箇所
へ配布させる。この階層は図2のシステムに非常に類似
している。
【0029】このようにして、交換システム102〜1
18を作動させるプログラムの変更が、例えば米国シカ
ゴ外部のSCANS設備100のような中央の位置を介
して行われ、それからその変更を必要とする各交換シス
テムに送信される。更に、プログラムの全体が変更され
るようなソフトウエア更新もこの仕方で各交換システム
102〜118へ送信される。
【0030】最後に、包括プログラム全体更新(オペレ
ーションコード全体の変更)については、回線120〜
134を介して、新たな包括プログラムを予約又は購入
する全ての交換システム102〜118へ送信される。
したがって、各交換システムへ送信されるデータロード
の大きさは小規模のソフトウエア訂正用の数百バイトか
ら包括プログラム全体の場合の数百MBまで変動する。
【0031】次に、図6の従来技術によるシステム例に
おいて、交換システムである市内交換局104がデータ
回線120を介してSCANS100に接続される。交
換局104は、例えばAT&A社によって製造された5
ESS交換装置である。技術的に知られるように、5E
SS交換装置(市内交換局104)は、米国特許第45
92048号(1986年5月27日にM.W.Beckner に
発行され本出願の被譲渡人に譲渡)に開示されているシ
ステムのような分散制御ISDN電子電話交換システム
である。
【0032】又、代わりに市内交換局104は、AT&
T社によって製造され文献(AT&T Technical Journal,V
ol.64,Number 6,July/August,1995,pages 1301-1564)
に記述のあるディジタル交換装置でもよい。
【0033】交換局104の構成は、ハブとしての通信
モジュール602、図示した交換モジュール604、6
06、608(他にも交換モジュールがあるが分かり易
くするため図示しない)及び交換モジュール602から
発する管理モジュール(AM)610を有する。通信モ
ジュール602は、交換モジュール604、606、6
08間の通信及び交換モジュール604、606、及び
608と管理モジュール602との間の通信のための交
換構造として時分割、空間分割交換装置又は時間多重交
換装置からなる。
【0034】管理モジュール610は、交換システム1
04の機能的構成要素間の調整及び人間機械間のインタ
フェースの機能を有する。交換モジュール604、60
6、及び608は、回線ユニット(図示しないが技術的
に周知)及びアナログ又はディジタル中継線ユニット
(同じく図示しないが技術的に周知)を介してアナログ
及び/又はディジタル加入者回線を終端し、制御タイム
スロット611(制御データ送信用)及び他のタイムス
ロット613(呼処理用に使用)を介して通信モジュー
ル602と通信する。
【0035】管理モジュール610は又、例えばネット
ワーク内の交換システムが通信に用いる信号送信ネット
ワーク612(共用チャネル信号送信ネットワークのよ
うな)を介して他の交換システムとの接続を行い、又回
線120を介してSCANSとの接続を行う。
【0036】現行技術においては、SCANS100が
データを回線120上で一般に9600bpsで送信す
る。このデータ速度(レート)は、SCANS100が
コードについての少量の変更(又はパッチ)を交換局1
04に送信する場合には十分である。しかし、SCAN
S100が大量の更新又は包括プログラム更新を回線1
20を介して送信する場合には、管理モジュール610
に送信されるこのロード又は包括プログラム更新の大き
さに依ってこの送信に多大の時間を要する。
【0037】大きなソフトウエアロード、特に目的コー
ド、を9600bpsで管理モジュール610へ配布す
るという重荷は管理モジュール610の持つ保守タスク
を妨げることになる。例えば、交換モジュール604〜
608及び通信モジュール602からの、ルーティング
(選択された経路による送信)及び管理機能要求に関す
る信号送信メッセージ、を信号送信ネットワーク612
から受信する際の管理モジュール610の応答が、包括
プログラム全体を受信することによって、更に遅くな
る。
【0038】したがって、管理モジュール610を符号
614のようなワークステーション(破線で示す)によ
って援助させる手法が提案されている。ワークステーシ
ョン614は管理モジュール610の代わりにSCAN
S100に接続され、それから管理モジュール610と
通信してローディングを行うか又はSCANS100か
ら送達された情報で管理モジュール610に指示を与え
る。
【0039】しかし、SCANS100からワークステ
ーション614へデータを送達するのにまだ多大の時間
を要する。ワークステーション614は管理モジュール
610にかかる処理のための重荷のいくらかを軽減する
だけである。
【0040】更に、SCANS100は、多数のシステ
ム(図2及び関連説明参照)とのインタフェースのため
(すなわち物理的なポート数)及びこれら多数のシステ
ムでの伝送支援のため(すなわちメモリ及び処理要件)
の処理作業があるので、1度に1個又は少数個の交換シ
ステムしか扱うことができない。
【0041】図5に少し戻って、各交換システムに連関
して通信端末プロセス508がそれぞれ設けられてい
る。各通信端末プロセス508は、主メモリの一部とS
CANS100のプロセッサのタイムスライスとを必要
とする。したがって、端末プロセスの数が増加するにつ
れてSCANS100に対する処理メモリの要求が増大
するため、或る与えられた時点において、限られた数の
交換システムだけしか処理できない。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来技術
の1つの問題は、多数のユニットにデータを高速で同時
に送達でき、なお且つポイント・ツー・ポイント通信の
信頼性を維持できる方法がないことである。本出願の目
的の1つは、データ伝送中に個々のメッセージが失われ
又は破損した場合でも簡単な回復手順によってデータの
信頼性を維持することにある。
【0043】したがって、本発明の1つの目的は、ネッ
トワーク構造の拡大性に対して予め設定された制限がな
く、なお且つ同時に、信頼性、メッセージ構造、完全
性、及び送信速度についての制約条件を満たすような通
信手段を提供することにある。
【0044】更に、上記のロードが交換システム104
内の種々のモジュールに配布されると、他の、より重要
な作業(すなわち呼処理)から資源及び時間が取られ
る。ワークステーション614又は管理モジュール61
0が新包括プログラム又はその他の更新の処理を終了し
た後に、目的コード又は他のデータがその最終宛先モジ
ュールに送達されることになる。
【0045】管理モジュール610は、技術的に知られ
るように、普通のバス接続を経て通信モジュール602
と通信する。通信モジュール602は、複数のタイムス
ロットを介して交換モジュール604、606、608
の各々と通信する。タイムスロットには制御タイムスロ
ット611とその他のタイムスロット613とがある。
タイムスロット613は電話呼、データ呼、等の通信の
目的に用いられる。制御タイムスロット611は交換モ
ジュール自体を制御するのに用いられる。
【0046】オペレーティングシステムの更新がある場
合、その規模に関係なく、制御タイムスロット611
が、通信モジュール602から交換モジュール604、
606、608の各々へのデータの送信に用いられる。
このため、交換モジュールにおける包括プログラム全体
を置換するのに必要なコードを全て移行するためには長
時間(数分から数時間)かかる。
【0047】したがって、従来技術の1つの問題は、分
散処理システム内の多数のユニットにデータを高速で同
時に送達でき、なお且つアプリケーション処理の信頼性
を維持できる方法がないことである。
【0048】最後に、どの形式であっても送信中のデー
タは破損し易く、したがって受信端でエラーが発生し易
い。このような破損は、電気的ネットワーク、大気状
態、衛星通信等における過渡現象によって生じる。この
ようなデータエラーは周知で、図1、図2及び図3に関
して述べた種々のプロトコルの基本的な存在動機であ
る。しかし、送信用のコードの準備が少ないほど、送信
中にコードが破損する可能性が大きくなり、他端側での
回復の可能性が減る。
【0049】従来技術において、この問題を軽減するた
めの種々の方法が述べられている。例えば、送信中のデ
ータの回復を可能にするために、送信中のデータの1ブ
ロック又は予め定められた量に対してデータを追加す
る、順方向エラー訂正手法が従来技術において示されて
いる。しかし、これらのシステムは通常、格納される冗
長データが多いほどよいので、データ量が増加するにつ
れて更にシステムの処理速度が低下する。
【0050】したがって、従来技術の1つの問題は、多
数のユニットにデータを高速で同時に送達でき、なお且
つポイント・ツー・ポイント通信と同じ又はより高い信
頼性を維持できる方法がないことである。
【0051】
【課題を解決するための手段】この問題は、非常に高い
データ伝送速度で多数の箇所に同時にデータを送達でき
るシステム及び方法によって解決され、技術的進歩が得
られる。本発明の装置態様によれば、ソフトウエア変更
及び通知システム(SCANS)に衛星アップリンク通
信モジュールが接続され、衛星アップリンク通信モジュ
ールがデータを地球軌道衛星に送信する。それから衛星
が、広範な地理的区域へデータを送信する。
【0052】各受信箇所には衛星から指向されたデータ
を受信するための衛星信号受信小型円盤アンテナ(簡単
に、衛星アンテナ)が設けられる。衛星アンテナは交換
局内のワークステーションに接続され、ワークステーシ
ョンが受信データを処理して全ての情報を、モジュール
の交換局がすぐに使用できる形式で送達するので有利で
ある。
【0053】本発明の方法態様によればSCANSが、
送信すべきデータをエラー訂正情報を有するブロックに
分割処理する。それからSCANSが、1回送信分のブ
ロックを衛星へ、最初のブロックから最後のブロックま
でを「受信局からの肯定応答を待って休止」することな
く送信する。このデータは、同報送信識別子、メールエ
イリアス(別名)、ソフトウエアパッケージ識別子、及
び/又は他の関連アドレス情報によて特定された交換局
の全てに衛星から中継送信される。
【0054】このため、受信局が非常に大きな数に上る
可能性がある。この場合、肯定応答を用いる従来の同報
送信及び多重送信のプロトコルでは、受信局の数の増加
をサポートするために送信局のサイズを予め定められた
ところまで増大させることを要求される。
【0055】これに反して本発明の方法では、信頼性の
低い(すなわちデータ受信確認のない)無接続送達サー
ビス(例えばユーザデータグラムプロトコル(UD
P))を用いる。このため、受信されたメッセージ、メ
ッセージの順序及び順番付け(シーケンス)、について
の肯定応答を送るため及び情報が交換局に送信される速
度を制御するフィードバック信号を送るための、交換局
からSCANSへのフィードバックチャネルを持たな
い。
【0056】その結果、環境条件、ブロックがシーケン
ス通りでない状態、オーバフローによって或るブロック
が失われる状態等に起因してデータ送信にビットエラ
ー、バーストエラーが生じる。本発明においては、エラ
ー検出、エラー訂正、回復、及びデータの完全性の維持
は一切、受信局の責任において行われる。
【0057】本発明においては、大きな数の受信局を取
り扱う場合ブロックレベルでのエラー訂正は効率が悪い
ことを認識し、代わりに、データ送信中のエラーについ
ては受信局で検出して更に訂正処理するように構成され
る。
【0058】ブロックが最初から最後まで全て同報送信
された後SCANは、予め定められた時間長さの間休止
し、この間に各受信局が、今受信したブロックについて
エラー検出、エラー訂正及びその他の回復手順を実行す
る。それからSCANSが、衛星送信を用いて、同じブ
ロックを再度始めから終わりまで同報送信する。システ
ムは予め定められた数の項目を再送信するようにプログ
ラムされている。
【0059】データの衛星同報送信をこの仕方で肯定応
答なしに行う場合には、もし受信局の数が数桁の規模で
増加しても送信局側に性能要件の増大は生じない。した
がって、このシステムは「拡大可能」(スケーラブル)
である。しかしこのデータ送信は、環境条件の影響を受
け易いことと信頼性の低い同報送信プロトコルを用いて
いることとから「信頼性が低い」と考えられる。この問
題は、同報送信プロトコルに新たな機能を付加するよう
に設計することで解決できる。
【0060】SCANSが、予め設定された数の送信を
完了した後、もし或るワークステーションに回復を要す
るブロックがまだ1個又は数個ある場合には、そのワー
クステーションがSCANS又は保守センタにダイヤル
して、ポイント・ツー・ポイント直列リンク通信、又は
データ通信からなる他の手段を用いて必要なブロックを
受信できるように求めるので、有利である。
【0061】送信された各ブロックは、データの適切な
受信の可能性を更に高めるために、順方向エラー訂正手
順を用いて符号化されているので、有利である。これに
より、データ/ソフトウエアの更新を、非常に高速の同
報送信を用いて多くの交換局に同時に送信でき、しかも
高い正確さが保証される。
【0062】本発明の別の態様によれば、図6に示すよ
うな分散処理システムの各ユニットにLANへの接続点
が設けられる。各ユニットには又、メッセージの受信が
(もし必要ならメッセージの送信も)できるように、そ
してそのユニット自体とデータを供給するシステム(図
6のワークステーション614のような)との間でのプ
ロトコル変換ができるように、LANインタフェースカ
ードが備えられる。
【0063】この仕方では、データを配布するために制
御タイムスロットも他のタイムスロットも用いず、速度
はLANの速度まで増加できる。この場合、LANの速
度は現在可能な送信速度の3倍又は4倍の速さになる。
【0064】本発明の更に別の態様によれば、1つのシ
ステムから別のシステムへデータを高い信頼性で搬送す
るために、ソースファイルを複数のブロックに順次変形
することによってデータがパッケージ化され、ブロック
は第1の「行列形状の配置」(マトリックス)に格納さ
れる。第2のマトリックスが第1のマトリックスに添付
され、第2のマトリックスは第1のマトリックスに関す
る組織及び宛先情報を含むる。結果として得られるマト
リックスの各縦列が、搬送のために、搬送媒体へ順次ロ
ードされる。搬送媒体は、非同期転送(ATM)セルペ
イロードが有利である。
【0065】データが受信されると搬送媒体から取り出
され、各縦列が上記のブロックへ再組立される。ブロッ
クは再び第1のマトリックスへ変形され、データがブロ
ックから取り出されて、ソースファイルのコピーに変形
される。順方向エラー訂正情報を含む第3のマトリック
スが上記結果として得られるマトリックスに添付され、
縦列が訂正できないと定められた場合に宛先において縦
列のエラーを訂正するのに用いられる。
【0066】集約すると、再送信を用いるエラー訂正を
備えた多重衛星中継送信を採用することにより、広範な
地理的区域をカバーすることができる。肯定応答を伴わ
ない、信頼性の低い同報送信プロトコルを用いることに
より、通信速度と受信局の数についての改善が得られ、
再送信時の回復手順によって信頼性が改善される。アプ
リケーションレベルの順方向エラー訂正を用いることに
より、システム全体の信頼性について、衛星放送が提供
する送信システムの信頼性よりも高い値が得られる。
【0067】
【発明の実施の形態】図7に、データを複数の宛先に同
時に配布する、本発明の一実施例としてのソフトウエア
配布システム20を示す。本実施例においては、本発明
の説明用に再度、電話交換システム102〜118を用
いるが、本発明は、これに限らず大量のデータ、ソフト
ウエア、特に実行コード又は目的コード、を多くの箇所
に同時に転送する必要がある場合にはいつでも適用が可
能である。
【0068】本実施例において、ソフトウエア変更及び
通知システム(SCANS)100が、従来技術の場合
のように、送信すべきソフトウエア又はデータを受信す
る。このデータは、AT&T社の5ESS交換装置のよ
うな一般的な交換システムの場合には、圧縮形式の約7
0MBの実行コードである。データは、下で述べるよう
にブロックに分割する処理がなされ、SCANS100
から衛星アップリンク局200へ送られる。
【0069】衛星アップリンクは、それ自体のフォーマ
ット及びエラー訂正システムに基づいてデータを更に処
理し(オプション)、このデータを、最初のブロックか
ら最後のブロックまで休止なしに衛星210に送信す
る。衛星210は、データを各交換局102〜118に
設けた衛星アンテナへ中継送信する。下で述べるよう
に、各交換局102〜118に設けたシステムがデータ
を変換して使用できる形式に戻し、要求に合わせて処理
し送達する。
【0070】そしてSCANS100が、衛星アップリ
ンク局200を通し衛星210を介してデータを最初の
ブロックから最後のブロックまで再送信する。前回まで
の送信で受信されなかったデータも、こうして受信され
る。すなわち、図7に示すシステムが、大量のデータを
送達するための新しいシステムである。
【0071】次に図8に移って説明すると、本発明の一
態様によれば、データは図8に示すような各9400バ
イトのメモリページに分割される。各ページは40個の
横列と235個の縦列とからなる行列(マトリックス)
の形式に配置される。メモリページの各々を情報マトリ
ックス(I)と呼ぶ。
【0072】図9に移って、図8の各ページ(情報マト
リックス)が、オペレーション情報を含む8個の横列と
235個の縦列とからなるマトリックス形式に配置され
た1880バイトの情報を添付されて拡大する。
【0073】オペレーション情報にはファイル番号、ソ
フトウエアパッケージ識別子、メモリページの一連番
号、ATM搬送セル識別子、暗号化/暗号化解除の方
法、ユーザデータの圧縮解除に関する情報、及び予め設
定された受信局を起動するための同報送信アドレッシン
グ要項、のような情報を含む。結果として得られるデー
タをオペレーションマトリックス(O)と呼ぶ。情報マ
トリックスからのデータとオペレーションマトリックス
からのデータとを合わせて、48個の横列と235個の
縦列とからなる配置としてユーザデータが構成される。
【0074】衛星を介して送信されるユーザデータは順
方向エラー訂正手法を用いて符号化されるので有利であ
る。本実施例の順方向エラー訂正手法は技術的には「ブ
ロックインタリーブ・リード・ソロモン・システム」と
して知られる。このシステムにより、受信局が、このシ
ステムがなければその情報ページを廃棄せざるを得なく
させるようなビットエラー及びバーストエラーからデー
タを回復することが可能となる。
【0075】データの符号化は、ユーザデータの各メモ
リページ(48x235バイト)について、符号化の結
果得られるデータが図10に示すような48個の横列と
255個の縦列とに配置されるように、横列1個ごとに
行われる。結果として得られるデータをデータブロック
と称し、マトリックスBの記号を付ける。情報の符号化
は従来技術において周知であるのでここでは説明しない
(例えば文献("The Theory of Error Correcting Code
s,"by F.J.Macwilliams and N.J.A.Sloane)参照)。
【0076】当業者は、結果として得られるマトリック
スにより、1バイト(すなわち8ビット)を1シンボル
の大きさとした場合にフィールド内のシンボル数が25
5(28−1=255 )であり、もしエラーの位置が知
られない場合には10シンボルまでの損失を訂正でき
(1/2冗長度、ここに255−235)、もしエラー
の正確な位置が知られる場合には20シンボルまでの損
失を訂正できることを認識できよう。
【0077】次に図11に移って、符号化の後、SCA
NS100においてソフトウエアが、各ブロックが上記
のように48個の横列と255個の縦列とからなる12
240バイトを有するようなブロックに配置される。本
来のユーザデータはそれぞれブロック1〜Nを形成する
ように符号化される。それから、各ブロックの縦列1個
(48バイト)がATMセルのペイロードにロードされ
る。
【0078】次に図12に移り、本実施例において、S
CANS100は衛星アップリンク局200に接続され
る。符号200のような衛星アップリンク局は、例えば
オーディオ、映像、及びデータ伝送の分野で技術的に周
知であり、したがって更には説明しない。衛星アップリ
ンク局の送信機がデータを衛星210に送信する。衛星
210は、用途の性質とカバーすべき地理的区域とに依
り、静止、低高度、又は中高度軌道上に位置する。衛星
210はデータ信号を多数の箇所、本実施例では符号1
02〜118(図7)のような複数の交換局(交換シス
テム)へ中継送信する。
【0079】本実施例において、SCANS100は、
データの始めから終わりまで、すなわちブロック1から
ブロックNまでの送信を開始する。各ブロック内では、
SCANSが、48個の横列からなる1個の縦列を図1
1に示すATMセルのペイロードとして送信する。この
場合、情報1ブロックが255個のATMセルとして送
信され、その始点び終点は、図10のオペレーションマ
トリックス内に符号化された情報によって識別される。
【0080】本実施例において、SCANS100は、
データの各ブロックを、(例えばユーザデータグラムプ
ロトコル(UDP)の場合のように)交換システム10
2〜118からの、前に送信されたブロックの受信につ
いての肯定応答を待たずに送信する。UDPはコンピュ
ータ及びデータ通信において、詳しくはインターネット
に接続されたシステムにおいて用いられる周知のプロト
コルであり、したがって更には説明しない。
【0081】SCANS100は、プログラム全体(ブ
ロック1〜Nからなる)を衛星のアップリンク及びダウ
ンリンクを介して多数回にわたって同報送信し、同報送
信の各回間に待ち時間をおく。現行で、30〜40Mb
psの同報送信速度が利用可能である。本来70MBの
実行コードからなる交換システムの包括プログラム全体
を約45秒で送信できるものと推定される(各々122
40バイトからなるブロック7447個を30Mbps
で送信した場合)。
【0082】したがって、同報送信間に5〜10分の待
ち時間をおいても、衛星を1時間使用する間に交換シス
テムの包括プログラム全体を5回よりも多く送信/再送
信することが可能である。このことから、従来技術にお
いて用いられる他の手法に比べて総体的使用コストが最
小になることは明らかである。
【0083】次に図13に、衛星210からデータを受
信するように作動する具体的な交換局を示す。プログラ
ムがSCANS100から衛星アップリンク局200を
通して交換局104へ送信される。交換局104には外
部に衛星アンテナ1302が設けられている。一実施例
において、このアンテナは、衛星テレビ受信用に商業的
に入手可能な衛星受信円盤アンテナに類似又は同じであ
る。
【0084】衛星アンテナ1302 は受信機1310
及びモデム1312によってワークステーション614
に接続される。ワークステーション614はモデム13
12からデータを受信するためのインタフェースを有
し、技術的に知られるように、通常の、モデムを用いた
変換を行う。データは更に、他からの傍受の防止及び伝
送時間の切り下げのため、暗号化され、そして/又は圧
縮される。又、受信データを処理して元の目的コードを
交換システム104に利用可能にするために、ワークス
テーション614が暗号解除及び圧縮解除の機能を実行
する。
【0085】更に、ワークステーション614が、交換
局構成に関する情報を管理モジュール610から受信し
て、使用可能な包括プログラムにコンパイルする。それ
からワークステーション614は包括プログラムを管理
モジュール610にダウンロードし、管理モジュール6
10は通信モジュールデータを通信モジュール602
に、交換モジュールデータを通信モジュール602を介
して交換モジュール604〜608に伝播する。
【0086】通信モジュール602を交換モジュール6
04〜608に接続する物理的リンクは、512個のタ
イムスロットをサポートし、一実施例において、2個の
タイムスロットが制御に用いられ、残りは電話呼に用い
られる。
【0087】次に図14に、データブロックの送信を表
すタイムチャートを示す。交換局のいずれもが必ずしも
全てのATMセル、データフレーム、又はブロックを正
しく受信するわけではないことを注記したい。更に、各
交換局は異なるデータブロックの受信に問題がある。し
かし、SCANS100がデータを多数回同報送信する
ので、個々の局は全反復後にはデータブロックの全てを
受信している確率が高い。
【0088】図14の例で、例えば包括目的コードの第
1の送信が時刻Xに始まり時刻Yに終わる。それから待
ち時間Wがあり、その間に各ワークステーションが受信
データを処理し、データで、正しくない状態で受信さ
れ、エラー訂正手段を通して回復できなかったものがあ
るかどうかを定める。それから第2の送信が時刻Aに始
まり時刻Bで終わるまで続く。
【0089】送信A−Bの間に送信されたデータは送信
X−Yの間に送信されたデータと同一である。データ送
信と長さWの待ち時間とのメカニズムが最後の送信まで
一貫して継続される。最後の送信でも送信A−B及び送
信X−Yの間に送信されたデータと同一のデータが送信
される。送信の数は、経験、環境及び天候条件、並びに
適用用途の性質及び重要性に応じて変動するパラメータ
である。
【0090】次に図15に、ワークステーション614
の動作をブロック図で示す。ワークステーション614
は、技術的に一般に知られるように、中央処理装置(C
PU)1502、メモリ1504、交換装置インタフェ
ース1506(具体的には管理モジュール610へのイ
ンタフェース)、及びバス1508からなる。これに加
えて、ワークステーションは、技術的に知られるよう
に、SCANSインタフェース1510を有する。
【0091】最後に、ワークステーション614は又、
衛星インタフェース1512を有する。衛星インタフェ
ース1512は、受信機とデータ通信に用いられるよう
なモデムとを有する。一実現例においては、衛星インタ
フェース1512は衛星から受信した全てのデータ通信
を処理し、受信したATMセルを更に処理するためにワ
ークステーション614に送る。この配置において、衛
星送受信ユニットは種々の業者から供給を受けることが
可能で、ワークステーションのバス1508と衛星イン
タフェース1512との間に、特定の供給業者に限定さ
れないオープンインタフェースが維持される。
【0092】代わりに、SCANS100によって提供
されるソフトウエアを用いて受信機及びモデムを強化す
ることもできる。すなわち、衛星インタフェース151
2の受信機の機能とSCANSインタフェース1510
の機能とを合体させて単一の統合システムを形成し、こ
れによってSCANSのエラー検出、訂正、及び回復の
手順を衛星受信機が直接実行できるようにして処理の効
率化を図ることができる。
【0093】このような機能統合はハードウエア面で効
率よく実現できるがそのメーカに固有のシステムとな
り、一方、上記のソフトウエア構造は、効率は悪いがオ
ープン構造であることが、従来技術において知られてい
る。
【0094】動作について説明すると、でが衛星アンテ
ナ1302から受信され、衛星インタフェース1512
に送られる。衛星インタフェース1512は受信データ
を、フレーム点検手順及び/又は巡回冗長点検のような
データリンク層点検に基づき処理して、データ送信の間
のビットエラーの有無について定める。ある種のエラー
は送信機及び受信機に内蔵された手順に基づいて回復さ
れる。例えば、ATM搬送を用いた場合、5バイトのA
TMヘッダ情報によってデータ送信中の1ビットエラー
が回復される。
【0095】図10に戻って、商業的に入手可能な送受
信システムには一般に、順方向エラー訂正の追加層が内
蔵されているので有利である。衛星インタフェース15
12が、CPU1502の制御の下に、受信データを必
要に応じて処理し、処理されたデータをバス1508を
介してメモリ1504に送る。SCANSインタフェー
ス1510が受信データの全てを、送信端で配置された
ようなブロック1からブロックNまでのブロック構造に
統合する。
【0096】SCANSインタフェース1510がCP
U1502の制御の下に、エラー検出、訂正、及び回復
の手順を実行して、ビットエラー、破損、又はセル損失
により、ブロックのどれかに使用できないものがあるか
どうかを定める。この手順は、受信ブロックの各々につ
いて行われる(図16に図示)。
【0097】衛星インタフェース1512によって行わ
れたデータリンク層点検によってATMセルの損失が報
告される。ATMセル1個の損失は、ブロック内の縦列
1個の損失に対応する。別言すれば、ブロックの各横列
において、衛星インタフェースが、縦列1610(図1
6)に示したのと同じセルをエラー/損失、又は不適切
な状態で受信として印(マーク)付けされる。
【0098】もしブロック1608内の登録されたエラ
ーの数が20(図10から「ブロックインタリーブ・リ
ード・ソロモン符号化」によって内蔵された冗長値)を
超える場合そのブロックを回復する試みはもはやなされ
ず、そのブロックはSCANS100からの将来の再送
信を通じて回復するものとしてマーク付けされる。
【0099】もし検出されたエラーの数が20より少な
い場合、エラーの箇所は衛星インタフェース1512か
ら知られ、又オペレーションマトリックスからも得られ
る。そして、順方向エラー訂正の復号化手順がブロック
の回復に適用される。復号化手順は従来技術において周
知であり、更には説明しない。
【0100】CPU1502がメモリ1504内の箇所
において回復できなかったブロックのリストを格納す
る。例えば、第1回の反復の終わり(すなわち第1回の
SCANS送信の完了後で第2回のSCANS送信の
前)に、CPU1502が、725個までのブロック番
号12、73、256、等を含む符号1514に示すリ
ストをメモリ1504に格納する。
【0101】第2回の反復において、SCANS100
の第2回送信が図14に示す時刻Bで終わった後のSC
ANSインタフェース1510によるエラー検出、訂
正、及び回復処理中、リストは、まだ回復すべきブロッ
クを示すようにリスト1516、すなわち番号73、2
56、及び725として更新される。
【0102】最後の反復の後、回復すべきブロックのリ
ストは空白であるべきである。本実施例の設計の完全さ
を実証するために、非空白リストの例を図15に示す。
反復が全て終わった後、CPU1502が、ブロック2
56がまだリストにあり回復されるべきことを示す非空
白リスト1518を表示する。この時点において、CP
U1502によってSCANSインタフェース1510
を介してSCANS100(図4)への接続が形成され
る。
【0103】そしてCPU1502が、SCANSがブ
ロック256を従来技術の手法で送ることを要求する。
しかし、只1個のブロックが要求されるだけなので、こ
のデータ送信用に、ポイント・ツー・ポイント接続が非
常に短い時間の間設定される。それからCPU1502
がデータを技術的に知られるように処理する。
【0104】代わりに、地域保守センタにおけるいくつ
かの受信局を、少量の情報(本例におけるブロック25
6のような)を送達するためのポイント・ツー・ポイン
ト通信リンクをサポートするように装備してもよい。
【0105】図17に、ブロックが回復可能かどうかを
定めるための処理を表す流れ図を示す。処理はステップ
1700に始まり、決定ステップ1702に進み、ここ
で失われた縦列の数が20よりも大きいかどうかが定め
られる。もしそうである場合、処理はステップ1704
に進み、ここでそのブロックが回復不可能と定められ、
次回の送信時に再試行を行うようにマーク付けされる。
【0106】もし決定ステップ1702において失われ
た縦列の数が20より大きくないとされた場合には処理
はボックス1706に進み、ここで各横列に対して復号
化ルールが順次適用される。具体的にはステップ170
8における第1の横列に対するi=1から始まる。処理
は次に行動ステップ1720に進み、ここで横列iが技
術的に知られるリード・ソロモン復号器によって回復さ
れる。処理は次にステップ1722に進み、ここで次の
横列を扱うためにiが増値される。
【0107】復号器の処理ステップ1720が、決定ス
テップ1723の制御の下に、全ての横列が回復される
まで反復実行される。それから処理はステップ1724
に進み、ここで回復されたブロックが本発明に基づき更
に処理されるために格納される。ブロックの処理はステ
ップ1726で終了する。
【0108】次に図18に、データ受信中のワークステ
ーション614の動作の流れ図を示す。処理はステップ
1800に始まり行動ブロック1892に進み、ここで
送信が受信される。送信は、上記のように、衛星インタ
フェースを通して受信され、メモリに格納される。それ
から処理は行動ステップ1804に進み、ここで、前の
流れ図の時のように(図17)どのブロックが適切に受
信されどのブロックが受信されていないかを定めること
ができるように、順方向エラー訂正反転される(すなわ
ち、復号化手法が適用される)。
【0109】処理は決定ブロック1806に進み、ここ
で受信されていないブロックがあるかどうかが定められ
る。もしある場合、行動ステップ1808においてブロ
ック番号がメモリに格納される。処理は次の決定ステッ
プ1810に進み、ここで行動ステップ1802で受信
された送信が最後の送信であったかどうかが定められ
る。もしそうでない場合、処理は行動ステップ1802
に戻りそこで次の送信が受信される。
【0110】もし決定ステップ1810において、送信
が最後の送信であった場合、処理は行動ステップ181
2に進み、ここでSCANS100が呼び出され、受信
されていないブロックが要求される。そして処理は行動
ステップ1814に進み、ここで、要求されたブロック
がSCANS又は地域保守センタから受信される。処理
はステップ1816で終了する。この時点で、ワークス
テーション614は、交換局104を更新するために必
要なデータを全て有している。
【0111】図19に、本発明を用いた別の実施例を示
す。この実施例においては、交換システムのドキュメン
テーション1902、ソフトウエア・リリース更新19
04、ソフトウエア包括改訂サービス1906、及び他
のサポートサービスも又、中央地区から全ての交換セン
タへ配布される。このような実施例においては、SCA
NS100は送信局として用いられ、ワークステーショ
ンは受信「ゲートウェイ」局として用いられる(データ
サービスモジュールと称する)。
【0112】ワークステーション614がSCANS1
00からデータを受信し、完全性点検完了後、SCAN
S100から受信されたメッセージ内で与えられるアド
レッシングに基づいてデータをサポートしに送る。
【0113】このシステム及び方法はデータ通信及びク
ライエントサーバ用途の領域で用いられる。従来技術に
おいては、新しいオペレーション・ソフトウエア、ワー
ドプロセッシング用のフレームメーカのようなアプリケ
ーション、カレンダマネージャ、オーディオ、映像、及
びマルチメディア用途のツール、ナビゲーションツール
等についてサーバを更新するのにはマニュアル(手作
業)の手段を用いる。
【0114】1個のLAN当たり20台までのワークス
テーションをサポートするイーサネットLANを有する
1000台のワークステーションからなる或る一般的な
ビジネスコンプレックス(複合体)においては、多数の
サーバをサポートする約50個までの別個のネットワー
クを有する。本発明において実証されるように、本発明
を用いてのソフトウエア更新又は新ソフトウエアモジュ
ールの追加は概して、ハードウエア結合による解法より
もコスト効果が大きい。
【0115】図20に、この問題を解決するための本発
明の別の用法を示す。新たに出現中のオンラインサービ
スの用途領域においては、例えば編集部門から多数の地
域サーバへ国内を横断して新聞を電子的に送る場合、信
頼性の高い、拡大可能な同報送信配布方式を用いるのが
有利である。このような場合、情報の予約購読者は与え
られたどの地域においても地域データベースにアクセス
することが可能となり、大量販売市場に情報を提供する
ためのネットワーク・インフラストラクチャのコストを
削減できる。
【0116】図20の例において、情報ソース2002
(オンライン新聞編集部門所在地)が図8〜図11のデ
ータプロトコルによりアップリンク設備200に接続さ
れる。データは、符号2004、2006、及び200
8で表される複数の地域サーバに衛星によって中継送信
される。各地域サーバ2004〜2008が、上に述べ
たようにプロトコル変換を行い、送信されたデータを格
納する。ネットワーク2010で例示する1個以上のネ
ットワークが、或る1個の地域サーバ(本例では200
6)に接続される。
【0117】そして、複数の予約購読者のコンピュータ
2012〜2016がネットワーク2010及びサーバ
2006にアクセスする。このようにして、サービス提
供業者(プロバイダ)及び予約購読者のどちらも元の情
報ソース2002への長距離呼に連関する高い電話料金
を支払う必要がない。更に、この配置の場合、多数の受
信局へのソフトウエア/データ配布に要する資本投資
が、格納と非常に少数の受信者への送信との能力を有す
るシステム1つ分に削減される。
【0118】次に図21に、この発明の一実施例をブロ
ック図で示す。本発明の目的は、従来技術におけるよう
な、データを管理モジュール610に送り、そこから配
布するのではなく、データの宛先であるユニットへ直接
にデータを配布することである。更に、従来技術におい
ては1つのモジュールから別のモジュールへのソフトウ
エア配布は64kbpsで作動する制御タイムスロット
を通して行われる。
【0119】従来技術における「ソフトウエアポンプ
(供給)」用途では、2個の制御タイムスロットを用い
てソフトウエア画像(目的コード)を通信モジュール6
02から交換モジュール604のような他のユニットへ
ポンピング(供給)する。本発明においては、低速ポン
プに起因する遅れは、多くのユニットにおいてソフトウ
エア画像を同時に更新することによって克服され、技術
的進歩が得られる。
【0120】本発明においては、各モジュールの更新
は、他のモジュールと同時更新、直列更新、又は特定の
用途によって要求される方式による更新のいずれでもよ
い。
【0121】図22に、技術的に知られるいくつかの周
辺機器を備えた一般的な5ESS交換局を示す。5ES
S交換局104は、上に述べたように、通信モジュール
602からなり、この通信モジュール602はモジュー
ル604及び606で表される交換モジュールとと管理
モジュール610との間のハブとして作動する。
【0122】交換局104は又、従来技術において知ら
れるようにDS1インタフェースとDS2インタフェー
スとを接続するためのディジタルアクセスクロス接続シ
ステム(DACS)2020を備える。交換局104は
又、例えば1個以上の加入者ループ電話会社からの電話
回線を終端するためのホストディジタル端末(HDT)
2022を備える。最後に、5ESS交換装置は、ファ
イバノード(FN)を有する。
【0123】本実施例において、全てのユニットは、L
AN1926によってワークステーション614に接続
される。一実施例において、LAN1926は、10M
bpsで作動するイーサネットLANである。代わり
に、LAN1926は、データ通信における従来技術で
知られる、20Mbps、100Mbps、又はATM
ネットワークで作動するイーサネットLANでもよい。
各周辺機器は、周辺機器のプロセッサ及びメモリをLA
Nに相互接続するためにネットワーク接続カード(NC
C)を有する。
【0124】このようにして、ワークステーション61
4が、管理モジュール610を通さず、管理モジュール
610から通信モジュール602を通して周辺機器の各
々へデータを供給するために必要な時間も要さずに、宛
先ユニットへ直接にプログラムを配布する。すなわち、
本発明によって、更新がより速く行えるだけでなく、個
別のユニットも更新でき、更に包括プログラム完全更新
までを含む更新時間を、時間台から分台又は更に短い時
間へ短縮できる。
【0125】図23に、本発明を用いたブロックの送信
の別の適用例を示す。データ通信、特にATMネットワ
ーク、の領域において、データ搬送は、輻輳時間におい
てはたとえポイント・ツー・ポイント通信であっても信
頼性が低い。搬送ネットワーク1912のような搬送ネ
ットワークによって提供される信頼性より高い信頼性で
のポイント・ツー・ポイント通信を要する重要な用途に
は、本発明を採用するとよい。
【0126】搬送ネットワーク1912は、SCANS
1916からのメッセージを送信し受信するSCANS
1914からなる。これら2つのシステムは、必ずしも
SCANSシステムである必要はない。これらのシステ
ムは、情報の供給者、情報のエンドユーザ、又は高い信
頼性が要件とされるそれ以外のデータ通信の形態であ
る。
【0127】SCANS1914は、前に述べたよう
に、情報ソース(又はソフトウエアデータ)と送信プロ
セス1910と受信プロセス1920とを有する。送信
プロセス1910と受信プロセス1920とは、ATM
回線1942に接続される。上に述べたように、衛星送
信用のフォーマッティングを除いては、ATMセルは、
ローカル交換装置/ルータ1934を介してATMネッ
トワーク1936へルーティングされる。ATMネット
ワーク1936は、ATMセルを受信して種々の宛先へ
ルーティングする複数のATM交換装置1928からな
る。
【0128】本例において、SCANS1914からの
ATMセルは全てローカル交換装置1934を介してロ
ーカル交換装置1930へルーティングされる。ローカ
ル交換装置1930(おそらく、ルータ)は、ATMセ
ルを情報配布システム1932及びSCANS1916
にある受信プロセス1920へ送る。上記のように、デ
ータは最初から最後まで休止なしに送信され、受信プロ
セス1920において受信され、上に述べたように復号
化される。
【0129】更に、情報は送信プロセス1910及び情
報配布システム1932を用いて逆方向に、受信プロセ
ス1920及び情報ソース1918へ送られる。このよ
うに、双方向(又は多重方向)LAN回線を基盤とする
システムが、データの高速送達を確実にする本発明の方
法を用いて展開できる。本実施例において、搬送ネット
ワークの信頼性は、銀行取引のような重要な用途に用い
られるデータ通信ネットワークによって提供される信頼
性を超えるまでに強化される。
【0130】図24に、本発明の更に別の用例を示す。
符号2000のようなパーソナルコンピュータ(PC)
の領域においては、符号2000のようなPCから符号
2042のような別のPCへプログラムを転送したい場
合が多くある。しかし、LAN及びその他のデータ転送
プロトコルがこれらのPCに利用できない場合には、約
1.44MBよりも大きいファイルの転送は不可能であ
る。その理由は、フロッピーディスクドライブ2018
及び2040で作動する符号2026のようなフロッピ
ーディスク2026の容量が1.44MBだからであ
る。
【0131】したがって、もし例えばファイル2024
(仮想線で示す)のような6MBファイルをPC204
2に転送したい場合には、これを実行するシステム又は
方法が現在はない。
【0132】しかし、プログラム2018をテキストに
基づいてPC2000及び2042の両方にロードすれ
ば、ファイルを上に述べたように順方向エラー訂正を付
してブロックに分割し、必要枚数だけの約1.4MBの
フロッピーディスクにパッケージすることは可能であ
る。本発明によれば、PC2042上で作動する別のプ
ログラム2018を用いて、上記のように、ファイルを
アンパッケージして6MBファイルのコピー2044
(仮想線で示す)を作ることができる。
【0133】この仕方で、個々のファイルを圧縮/圧縮
解除したり大型ファイルをタイプし直したり、又は実行
ファイル(目的コード)をソースプログラムから新シス
テムへ再形成したりせずに、データベース、表計算等の
大型ファイルを1つのシステムから別のシステムへ転送
できる。
【0134】以上の説明は、本発明の実施例に関するも
ので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の
変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的
範囲に包含される。
【0135】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、非
常に高いデータ伝送速度で多数の箇所に同時にデータを
送達できる。すなわち、電子データ配布システムにおい
て衛星中継多重送信方式を採用したので、従来技術によ
る地上回線方式に比べて広範な地理的区域を低いコスト
でカバーすることができる。
【0136】肯定応答を伴わずにデータを反復送信し、
反復送信間に設けた空白時間に受信側で受信データのエ
ラー検出訂正を行うように構成したので、肯定応答に依
存する従来技術の方式に比べ、通信速度が改善される。
受信局の数が増加しても送信側のシステムに規模増大の
重荷がないので拡大可能性(スケーラビリティ)が改善
される。
【0137】肯定応答は行わないが、アプリケーション
レベルの順方向エラー訂正を用いることにより、システ
ム全体の信頼性について、衛星放送が提供する送信シス
テムの信頼性よりも高い値が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるポイント・ツー・ポイント通信
リンクのブロック図である。
【図2】従来技術によるポイント・ツー・マルチポイン
ト構成のデータ伝送のブロック図である。
【図3】従来技術によるマルチポイント・ツー・マルチ
ポイントデータ配布システムのブロック図である。
【図4】電気通信システムに用いた場合のソフトウエア
更新システムに対する、従来技術による現行のアプロー
チのブロック図である。
【図5】従来技術による図4のシステムのブロック図の
例で、図4のシステムを用いてソフトウエアを配布する
ために要する多数のプロセスを示す。
【図6】従来技術による交換局のブロック図で、図4及
び図5に示すシステムから受信されたソフトウエアがこ
の交換局を通してどのように配布されるかを示す。
【図7】本発明の一実施例に基づく衛星送信システムの
ブロック図である。
【図8】図7の実施例において用いられるデータ又はコ
ードパッケージ処理のブロック図である。
【図9】図8の完全パッケージされたデータ送信ロード
の例を示す説明図である。
【図10】順方向エラー訂正情報の、図9においてパッ
ケージ化されたデータへの符号化を示す説明図である。
【図11】図10に示すパッケージブロックの送信を示
す説明図である。
【図12】図11の構造に基づく個々のセルの送信を示
すブロック図である。
【図13】本発明の実施例に基づいてデータを受信する
ための衛星と交換局との間の相互関係をを示すブロック
図である。
【図14】本発明の実施例に基づくデータブロック送信
の反復性を示す説明図である。
【図15】図13に示すワークステーションの、適切に
受信されなかったブロックを追跡する部分を示すブロッ
ク図である。
【図16】図15のワークステーションにおける処理
で、失われたブロックがどのようにして定められるかを
示す説明図である。
【図17】図16に基づく処理を示す流れ図である。
【図18】図15に基づくワークステーションの全体的
な動作を示す流れ図である。
【図19】電話交換システム以外の事例における本発明
の利用例を示す説明図である。
【図20】電話交換システム以外の事例における本発明
の利用例を示す説明図である。
【図21】絶対的信頼性を追求するポイント・ツー・ポ
イントシステムに本発明を用いた場合を示すブロック図
である。
【図22】本発明の更に別の実施例を示すブロック図で
ある。
【図23】絶対的信頼性を必要とするポイント・ツー・
ポイントシステムに本発明を用いた場合を示すブロック
図である。
【図24】パーソナルコンピュータに用いた場合の本発
明の更に別の実施例を示す略図である。
【符号の説明】
10、20 ソフトウエア配布システム 100 ソフトウエア変更及び通知システム(SCAN
S) 101、111 送信プロセス 102、104、106、108、110、112、1
14、118、212交換システム 103、109 ソフトウエアプロセス 105 通信リンク 107、113 受信プロセス 120、122、124、126、128、130、1
32、134 回線 200 衛星アップリンク局 201、202、203、207 受信プロセス 204、205、206、209 送信プロセス 208 ソフトウエアプロセス 210 衛星 500 アプリケーションプログラム 502〜5NN 通信端末プロセス 504 送信モジュール 506 受信モジュール 508、508’ 通信端末プロセス 510 SCANSインタフェース 512 入力/出力プロセス 514 管理モジュール(AM) 602 通信モジュール 604、606、608 交換モジュール 610 管理モジュール 611 制御タイムスロット 612 信号送信ネットワーク 613 タイムスロット 614 ワークステーション 620 ディジタルアクセスクロス接続システム(DA
C) 1302 衛星アンテナ 1310 受信機 1312 モデム 1502 中央処理装置(CPU) 1504 メモリ 1506 交換装置インタフェース 1508 バス 1510 SCANSインタフェース 1512 衛星インタフェース 1514、1516、1518 リスト 1604 メモリ 1608 ブロック 1610 縦列 1902 ドキュメンテーション 1904 ソフトウエア・リリース更新 1906 包括システム更新 1908 サポートシステム保守端末 1910 送信プロセス 1912 搬送ネットワーク 1914、1916 ソフトウエア変更及び通知システ
ム(SCANS) 1918 情報ソース 1920 受信プロセス 1922、2022 ホストディジタル端末(HDT) 1924、2024 ファイバノード(FN) 1926 LAN 1928 ATM交換装置 1930 ローカル交換装置 1932 情報配布システム 1934 ローカル交換装置/ルータ 1936 ATMネットワーク 1942 ATM回線 2000、2042 パーソナルコンピュータ(PC) 2002 編集部門所在地(情報ソース) 2004、2006、2008 地域サーバ 2010 ネットワーク 2012、2014、2016 予約購読者コンピュー
タ 2018 プログラム 2020 ディジタルアクセスクロス接続システム(D
AC) 2022 ホストディジタル端末(HDT) 2026 フロッピーディスク 2028、2040 フロッピーディスクドライブ
フロントページの続き (73)特許権者 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New J ersey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 トーマス ジョセフ キリアン アメリカ合衆国,07090 ニュージャー ジー,ウェストフィールド,セント ジ ョージズ プレイス 321 (72)発明者 ヴェンカタ チャラパティ マジェティ アメリカ合衆国,60565 イリノイ,ナ パーヴィル,サリスバリー ドライブ 2298 (72)発明者 ノーマン ローレン シュリヤー アメリカ合衆国,07974 ニュージャー ジー,ニュープロヴィデンス,サルフリ アン ロード 122 (56)参考文献 特開 平7−30523(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/14 - 7/22

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子データ配布のために、拡大可能な且
    つ信頼性の高い同報送信を行うための、電子データ配布
    システムであって、 前記電子データ配布システムが、 前記電子データのソースを有する地球ソース局と、 地球軌道衛星と、 前記電子データを受信するための複数の地球受信局と、 からなり、 前記地球軌道衛星が、 前記地球ソース局から電子データを受信するための手段
    と、 前記電子データを前記複数の地球受信局へ中継送信する
    ための手段と、を有し、 前記地球ソース局が、 前記電子データを一連のデータブロックにフォーマット
    するための手段と、 前記一連のデータブロックを前記地球軌道衛星へ反復送
    信するための手段と、を有し、 前記複数の地球受信局が、 前記送信された一連のデータブロックを受信するための
    手段と、 前記データブロックをアンフォーマットするための手段
    と、を有し、 前記データブロックをアンフォーマットするための前記
    手段が、 前記データブロックにおけるエラーを検出するための手
    段を有し、 前記複数の地球受信局が、 前に受信されたデータブロックでエラーを含むもののみ
    についての前記反復送信の次の回の反復送信をモニタす
    るための手段を有し、これによって、前記複数の地球受
    信局からの電子データの受信についての肯定応答なし
    に、電子データが前記複数の地球受信局の各々において
    その全体について正確に受信される、ことを特徴とす
    る、電子データ配布システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の地球受信局の各々において受
    信するための前記手段が、衛星信号受信小型円盤アンテ
    ナを有することを特徴とする請求項1のシステム。
  3. 【請求項3】 前記データブロックをアンフォーマット
    するための前記手段が、前記データブロックから前記電
    子データを再組立するようにプログラムされたワークス
    テーションからなることを特徴とする請求項1のシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記複数の地球受信局の各々において受
    信するための前記手段が更に、衛星信号受信円盤アンテ
    ナインタフェースを有することを特徴とする請求項2の
    システム。
  5. 【請求項5】 前記ワークステーションが、1個以上の
    アプリケーションプロセッサに前記電子データを送達す
    るための手段を有することを特徴とする請求項3のシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記電子データが、電話交換システム用
    のオペレーションコードからなり、 前記ワークステーションが、前記電話交換システムに前
    記オペレーションコードを送達し、 前記オペレーションコードが、前記電話交換システムか
    らの電子データと統合されて、前記電話交換システムが
    その動作に用いることができるような新たなコードが得
    られることを特徴とする請求項3のシステム。
  7. 【請求項7】 前記電子データが、電話交換システム用
    のオペレーションコードからなり、 前記ワークステーションが、 前記電話交換システムからの電子データを受信するため
    の手段と、 前記電話交換システムからの電子データを前記受信され
    たオペレーションコードと統合するための手段と、 前記統合されたコードを前記電話交換システムへ戻すた
    めの手段と、を有することを特徴とする請求項3のシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記地球ソース局が、前記データブロッ
    クを非同期転送モードのセルにパッケージするための手
    段を有し、 前記複数の地球受信局の各々が、前記非同期転送モード
    のセルから前記データブロックをアンパッケージするた
    めの手段を有する、ことを特徴とする請求項1のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 ソースからの電子データを伝送媒体を介
    して1個以上の宛先へ高い信頼性で配布するための、電
    子データ配布方法であって、 a.前記ソースが、前記電子データを受信するステップ
    と、 b.前記ソースが、前記伝送媒体を介して送信するため
    に前記電子データを一連のデータブロックにフォーマッ
    トするステップと、 c.前記ソースが、前記フォーマットするステップで得
    られた前記データブロックを前記伝送媒体へ送信するス
    テップと、 d.前記伝送媒体が、前記ソースから前記データブロッ
    クを受信して前記1個以上の宛先へ送信するステップ
    と、 e.前記1個以上の宛先が、前記データブロックを受信
    するステップと、 f.前記1個以上の宛先が、前記データブロックをアン
    フォーマットし、前記データブロックにおけるエラーを
    検出するステップと、 g.エラーを検出した前記1個以上の宛先の各々が、前
    に検出されたエラーを有する前記データブロックについ
    て前記データブロックの反復送信をモニタできるよう
    に、前記宛先からの肯定応答なしに前記ステップaから
    前記ステップcまでを予め定められた回数反復するステ
    ップと、からなることを特徴とする、電子データ配布方
    法。
  10. 【請求項10】 前記1個以上の宛先の各々が、前記ソ
    ースへの追加リンクを有し、前記方法が更に、 もし前記予め定められた回数の反復送信後に前記1個以
    上の宛先のうちの1個以上の宛先がエラーを検出した場
    合に、エラーを検出した前記1個以上の宛先が、前記ソ
    ースへの前記追加のリンクを用いて、検出されたエラー
    を有するこれらデータブロックのみについてのエラーの
    ないコピーを得るステップからなる、ことを特徴とする
    請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 前記フォーマットするステップが、 前記データブロックを非同期転送モードのセルにパッケ
    ージするステップを有し、 前記アンフォーマットするステップが、前記非同期転送
    モードのセルから前記データブロックをアンパッケージ
    する、ことを特徴とする請求項9の方法。
  12. 【請求項12】 前記フォーマットするステップが順方
    向エラー訂正のためのデータを追加するステップを有
    し、 前記アンフォーマットするステップが前記順方向エラー
    訂正のためのデータを用いて、前記データブロックにお
    けるエラーを訂正するステップを有する、ことを特徴と
    する請求項9の方法。
  13. 【請求項13】 前記方法が更に、 前記宛先が、前記アンフォーマットによって得られた電
    子データを前記電子データのユーザに送達するステップ
    からなることを特徴とする請求項9の方法。
  14. 【請求項14】 前記方法が更に、 前記データの前記ユーザへの送達の前に、前記宛先が前
    記ユーザから追加のデータを受信し、前記宛先が更に前
    記ソースからの前記受信されたデータと前記ユーザから
    の前記追加のデータとをフォーマットするステップ、か
    らなることを特徴とする請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 分散処理電話交換システム内でデータ
    を迅速に送達するためのデータ送達システムであって、
    データ通信回線によって相互接続された少なくとも1個
    の管理モジュールと1個の通信モジュールと複数の交換
    モジュールとを含む複数の構成要素からなるデータ送達
    システムにおいて、 前記データ送達システムが、前記データを受信するため
    の手段であって前記データを前記電話交換システムによ
    って用いることのできる形式にフォーマットするための
    手段からなり、 前記複数の構成要素の各々及び前記受信するための手段
    がLANインタフェースを有し、 前記データ送達システムが更に、 前記LANインタフェースの各々に接続されたLANか
    らなり、このことにより、前記受信するための手段が前
    記データを前記複数の構成要素の各々についてのLAN
    インタフェースの各々に、データバスを介して伝送する
    よりも速くLAN上で送信することができる、ことを特
    徴とする、データ送達システム。
  16. 【請求項16】 前記受信するための手段がワークステ
    ーションからなることを特徴とする請求項15の送達シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 前記電子データが、電話交換システム
    用のオペレーションコードからなり、 前記ワークステーションが、前記電話交換システムに前
    記オペレーションコードを送達し、 前記オペレーションコードが、前記電話交換システムか
    らの電子データと統合されて、前記電話交換システムが
    その動作に用いることができるような新たなコードが得
    られることを特徴とする請求項16の送達システム。
  18. 【請求項18】 前記電子データが、電話交換システム
    用のオペレーションコードからなり、 前記ワークステーションが、 前記電話交換システムからの電子データを受信するため
    の手段と、 前記電話交換システムからの電子データを前記受信され
    たオペレーションコードと統合するための手段と、 前記統合されたコードを前記電話交換システムへ戻すた
    めの手段と、を有することを特徴とする請求項16の送
    達システム。
  19. 【請求項19】 データを1つのシステムから別のシス
    テムへ高い信頼性で搬送するために前記データをパッケ
    ージするための、データパッケージ方法であって、 ソースファイルを複数のブロックに順次変形し、前記ブ
    ロックを第1のマトリックスに順次格納するステップ
    と、 前記第1のマトリックスに関する組織及び宛先情報を含
    むブロックから構成される追加のマトリックスを添付す
    ることによって前記第1のマトリックスから、複数のブ
    ロック横列と複数のブロック縦列とからなる第2のマト
    リックスを形成するステップと、 前記ブロック縦列から1度に1データ縦列を搬送するこ
    とによって前記第2のマトリックス内の各ブロックを順
    次搬送するステップと、 前記第2のマトリックスを再形成するために前記搬送さ
    れたデータ縦列をブロックに再組立するステップと、 前記第2のマトリックスを前記第1のマトリックスに変
    形し、前記第1のマトリックス内の前記ブロックを前記
    ソースファイルのコピーに変形するステップとからなる
    ことを特徴とするデータパッケージ方法。
  20. 【請求項20】 前記方法において、 前記第2のマトリックス内の前記ブロック横列及び縦列
    に結合するために前記第2のマトリックスにブロック横
    列及び縦列において添付された、且つ前記搬送するステ
    ップにおいて発生したエラーを訂正するために前記第2
    のマトリックスを前記第1のマトリックスに変形するス
    テップにおいて用いられた、順方向エラー訂正データ、
    を用いて第3のマトリックスが形成されることを特徴と
    する請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 前記データが、多数の箇所に搬送され
    るオペレーションコードからなることを特徴とする請求
    項19の方法。
  22. 【請求項22】 前記データが、非同期転送ネットワー
    ク上を搬送されるオペレーションコードからなることを
    特徴とする請求項19の方法。
  23. 【請求項23】 前記搬送の媒体が、非同期転送ネット
    ワークセルからなることを特徴とする請求項9の方法。
  24. 【請求項24】 前記第1のマトリックスが、235個
    の縦列と40個の横列とからなることを特徴とする請求
    項19の方法。
  25. 【請求項25】 前記第2のマトリックスが、235個
    の縦列と48個の横列とからなることを特徴とする請求
    項19の方法。
  26. 【請求項26】 前記第3のマトリックスが、235個
    の縦列と48個の横列とからなることを特徴とする請求
    項20の方法。
  27. 【請求項27】 データを1つのシステムから別のシス
    テムへ高い信頼性で搬送するために前記データをパッケ
    ージするための、データパッケージシステムであって、 ソースファイルを受信し、前記ソースファイルを複数の
    ブロックに順次変形し、前記ブロックを予め定められた
    第1の数の横列及び縦列を有する第1のマトリックスに
    順次格納する手段と、 前記予め定められた第1の数の横列と予め定められた第
    2の数の縦列とを有する第2のマトリックスを形成する
    ために、組織及び宛先情報を含むブロックから構成され
    るマトリックスを前記第1のマトリックスに添付するた
    めの手段と、 前記ブロックの1縦列を搬送媒体に順次戻すことによっ
    て前記搬送媒体をパッケージするための手段と、 前記データを搬送するための手段と、 前記搬送されたデータを前記第2のマトリックスに再形
    成するための手段と、 前記第2のマトリックスを前記第1のマトリックスに変
    形するための手段と、 前記第1のマトリックス内の前記ブロックを前記ソース
    ファイルのコピーに変形するための手段とからなること
    を特徴とするデータパッケージシステム。
  28. 【請求項28】 前記システムが更に、 前記第2のマトリックスに添付されたエラー訂正データ
    を用いて形成される第3のマトリックスを形成するため
    の手段からなることを特徴とする請求項27のシステ
    ム。
  29. 【請求項29】 前記エラー訂正データが、順方向エラ
    ー訂正のためのデータからなることを特徴とする請求項
    28のシステム。
  30. 【請求項30】 前記組織及び宛先情報がファイル番号
    を含むことを特徴とする請求項27のシステム。
  31. 【請求項31】 前記組織及び宛先情報が、ソフトウエ
    アパッケージ識別子を含むことを特徴とする請求項27
    のシステム。
  32. 【請求項32】 前記組織及び宛先情報が、一連番号を
    含むことを特徴とする請求項27のシステム。
  33. 【請求項33】 前記組織及び宛先情報が、搬送セル識
    別情報を含むことを特徴とする請求項27のシステム。
  34. 【請求項34】 前記組織及び宛先情報が、暗号化及び
    暗号化解除のための方法を含むことを特徴とする請求項
    27のシステム。
  35. 【請求項35】 前記組織及び宛先情報が、前記データ
    の圧縮解除に関する情報を含むことを特徴とする請求項
    27のシステム。
  36. 【請求項36】 前記組織及び宛先情報が、現受信局を
    起動するための同報アドレッシング要項を含むことを特
    徴とする請求項27のシステム。
  37. 【請求項37】 前記データを搬送するための手段が、
    衛星システムからなることを特徴とする請求項27のシ
    ステム。
  38. 【請求項38】 前記データを搬送するための手段が、
    非同期転送ネットワークからなることを特徴とする請求
    項27のシステム。
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