JP3056892U - ボールタップ - Google Patents
ボールタップInfo
- Publication number
- JP3056892U JP3056892U JP1998006911U JP691198U JP3056892U JP 3056892 U JP3056892 U JP 3056892U JP 1998006911 U JP1998006911 U JP 1998006911U JP 691198 U JP691198 U JP 691198U JP 3056892 U JP3056892 U JP 3056892U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball tap
- hanging shaft
- ball
- steady rest
- discharge pipe
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Float Valves (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浮玉を取付けた垂下軸を振れ止めする。
【解決手段】 弁体を開閉弁操作する梃子杆に枢着した
垂下軸を介して浮玉を取付けたボールタップにおいて、
筒状又はリング状から成る振れ止め体９で垂下軸の軸周
りを囲繞する。
垂下軸を介して浮玉を取付けたボールタップにおいて、
筒状又はリング状から成る振れ止め体９で垂下軸の軸周
りを囲繞する。
Description
【０００１】
本考案は、膨張タンク、受水タンクなどに設置するボールタップに関する。
【０００２】
従来、この種のボールタップは、弁体を開閉弁操作する梃子杆を下方へ傾斜状 に延出し、その先端に浮玉を取付けていたが、ボールタップを内装する膨張タン クなどの設置面積が小さいと、梃子杆を長くすることが出来ず、適切な水位調整 が出来なかった。 この不具合を解消するために、梃子杆を短くし、その先端に垂下軸を枢着し、 該垂下軸の下端に浮玉を取付けたボールタップが開発された。
【０００３】
しかしながら、上記のボールタップでは、垂下軸が梃子杆に枢着されているだ けのため、その枢着点で揺動する。 従って、垂下軸の枢着点に負担を生じ、故障の原因となったり、タンク内の水 位変動で生じる波浪が垂下軸を揺れ動かし、大振れする様になると、梃子杆が無 用な動きをし、ボールタップ本体が適切に開閉弁しないといった不具合を有して いた。
【０００４】
本考案は、上記課題に鑑み、筒状又はリング状から成る振れ止め体で垂下軸の 軸周りを囲繞することにより、垂下軸を振れ止めする。
【０００５】
以下本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 １は膨張タンク、受水タンクなどの内部に設置したボールタップであり、該ボ ールタップ１は、ボールタップ本体２、水位調整部材３、及び振れ止め部材４か ら構成されている。
【０００６】 ボールタップ本体２は、タンク内に配した給水管に配設され、ボールタップ本 体２の吐水口に吐水管５を下方垂設している。 水位調整部材３は、リンクで構成された梃子杆６をボールタップ本体２に内装 した弁体に連繋し、該弁体を開閉弁操作する様に成し、梃子杆６の先端に垂下軸 ７を枢着し、該垂下軸７の下端に浮玉８を取付けている。
【０００７】 振れ止め部材４は、垂下軸７の軸周りを囲繞する略円筒状の振れ止め体９と、 吐水管５に固定した振れ止め体９の支持部材10とから成る。 支持部材10は、吐水管５を外嵌する固定端部11と、該固定端部11から垂下軸７ 側へ直角に突設した張り出し部12とで構成され、該張り出し部12の先端に振れ止 め体９を固定している。 そして、上記振れ止め体９、固定端部11、及び張り出し部12を塩化ビニル管な どの管体で構成し、これらを組み立て自在に設けている。 即ち、図１に示す様に、振れ止め体９及び固定端部11に夫々チーズ管を、張り 出し部12に直管を用い、これらの管体９、11、12をＨ字状に組付けている。 振れ止め体９において、垂下軸７を囲繞する筒部9aの内径は、垂下軸７が大振 れしない程度であれば良い。
【０００８】 又、垂下軸７が比較的長い場合は、振れ止め部材４を吐水管５に複数取付けて も良い。 尚、振れ止め部材４は、上記の様に管体で構成しなくても、例えば吐水管５に 外嵌するリング状部材と垂下軸７を囲繞するリング状部材とを直棒部材で連結し ても良い。
【０００９】 次に本考案に係るボールタップの作用について説明する。 垂下軸７の軸周りを振れ止め体９で囲繞しているので、タンク内の水位変動に よる垂下軸７の大振れが防止される。
【００１０】
要するに本考案は、弁体を開閉弁操作する梃子杆６に枢着した垂下軸７を介し て浮玉８を取付けたボールタップ１において、前記垂下軸７の軸周りを囲繞する 振れ止め体９を配設したので、該振れ止め体９により、水位変動時に垂下軸７が 大振れすることなく、垂下軸７の枢着点に生ずる負担を軽減すると共に、ボール タップ本体２の弁体を水位に応じて適切に開閉弁させられる。
【００１１】 又、振れ止め体９は、ボールタップ本体２に下方垂設した吐水管５に支持部材 10を介して固定したので、吐水管５の長さ方向で支持部材10を位置決めするだけ で簡単に取付けでき、従って振れ止め体９をタンクの内壁などに支持させる場合 に生ずる不具合、即ち内壁における位置決めが面倒であること、並びにタンクか ら漏水しない固定手段を講じねばならないことが解消でき、作業能率を向上でき る。
【００１２】 又、吐水管５を外嵌する固定端部11と、該固定端部11から垂下軸７側へ突設し た張り出し部12とで構成した支持部材10と、振れ止め体９とが組み立て自在な管 体から成るので、その組付け作業が簡単であり、しかも管体９、11、12に規格さ れた市販の塩化ビニル管を使用すれば、安価な上に、例えば、張り出し部12の長 さ調整のための加工も現場で容易に行え、施工コストを低減できる等実用的効果 甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係るボールタップを示す図である。
１ ボールタップ ２ ボールタップ本体 ５ 吐水管 ６ 梃子杆 ７ 垂下軸 ８ 浮玉 ９ 振れ止め体 10 支持部材 11 固定部材 12 張り出し部
Claims (3)
- 【請求項１】 弁体を開閉弁操作する梃子杆に枢着した
垂下軸を介して浮玉を取付けたボールタップにおいて、
前記垂下軸の軸周りを囲繞する振れ止め体を配設したこ
とを特徴とするボールタップ。 - 【請求項２】 振れ止め体は、ボールタップ本体に下方
垂設した吐水管に支持部材を介して固定したことを特徴
とする請求項１記載のボールタップ。 - 【請求項３】 吐水管を外嵌する固定端部と、該固定端
部から垂下軸側へ突設した張り出し部とで構成した支持
部材と、振れ止め体とが組み立て自在な管体から成るこ
とを特徴とする請求項２記載のボールタップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998006911U JP3056892U (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | ボールタップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998006911U JP3056892U (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | ボールタップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3056892U true JP3056892U (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=43190837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1998006911U Expired - Lifetime JP3056892U (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | ボールタップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3056892U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013039901A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-28 | Nobuo Yokogawa | 貨物自動車用燃料タンクシステム、貨物自動車及び貨物自動車用メイン燃料タンク |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP1998006911U patent/JP3056892U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013039901A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-28 | Nobuo Yokogawa | 貨物自動車用燃料タンクシステム、貨物自動車及び貨物自動車用メイン燃料タンク |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |