JP3056610U - 光触媒作用と電磁波防護の機能性シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ 装置や設備ではなく、人体に無害な物質の
自然の力で、有機物による汚れを分解する作用を有し、
電磁波と、それが人体に及ぼす影響について現段階では
因果関係が認められないが規制は強化されることはあっ
ても緩和されることは考えにくく、予防ができるように
することを目的とする。 ［解決手段］ 第１の機能性シートは、表面部（１）
に光触媒作用を有する薄層（ＡＢ）と、裏面部（２）に
酸化インジウムの薄層（Ｃ）を形成する。第２の機能性
シートは、光触媒作用を有する酸化チタン粒子（ａ）の
練り込み成形品で構成し、裏面部（２）に酸化インジウ
ムの薄層（Ｃ）を形成した構造有するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案が解決しようとする課題］ テレビ、パソコンの画面と、従来のシートの表面は静電気によって、ほこりや 汚れが付きやすい製品である。また電気の流れる場所や、テレビ、パソコン製品 も電磁波が発生する。長時間接すると機械から漏れる電磁波で健康障害を引き起 こすのではないかという問題を有していた。

【０００２】 ［課題を解決するための手段］ シート表面と裏面の薄層（ＡＢ）と（Ｃ）どちらも薄膜透明に仕上がるために 、テレビ、パソコン画面の前に取り付けても画質を変えることもない。また両薄 層は帯電防止効力が大きく汚れの付着が回避できる。 付着しても、薄層（ＡＢ）の酸化チタンが蛍光灯や太陽光の紫外線が当たると、 タバコの煙や油煙などと、付着した菌も分解します。 薄層（Ｃ）の酸化インジウムが、テレビ、パソコンからの電磁波を大幅に低減し ます。しかもこれらの効果は長期間永続します。

【０００３】 ［考案の効果］ 特定家庭用機器再商品化法が施行されると、プラウン管のパネルには再生時に 不純物なると思われる加工は難しく、更に今後は画面のフラツトなテレビが主流 になると思われる。画面がフラットになると、反射、屈折がなくなりシートをし ても画像が変わらない。この考案の機能性シートは、蛍光灯や窓から差し込む太 陽の間接光でシート表面の汚れを分解し、電磁波の電界を主に防護する。 請求項１の構造を有する機能性シートについて、試験のデータを表１〜３に示し ます。

【表１】

【表２】

【表３】

【図面の簡単な説明】

【図１】プラスチック製の機能性シートの部分断面図

【図２】練り込み成形品のプラスチック製の機能性シー
トの部分断面図

【符号の説明】

１ シートの表面部 ２ シートの裏面部 ａ 酸化チタン粒子 ｂ 無機質バインダー ＡＢ 薄層 Ｃ 酸化インジウムの薄層

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年９月４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ // Ｂ０１Ｊ 31/06 Ｂ０１Ｊ 31/06 Ｍ 35/02 35/02 Ｊ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 シートの表面部（１）に、光触媒作用を
   有する酸化 チタン粒子（ａ）と無機質バインダー
   （ｂ）との組成物の薄層（ＡＢ）を形成する。シートの
   裏面部（２）に、酸化インジウムの薄層（Ｃ）を形成す
   る構造を有するプラスチック製の機能性シート
2. 【請求項２】 シートの表面部（１）に、光触媒作用を
   有する酸化 チタン粒子（ａ）と無機質バインダー
   （ｂ）との組成物の薄層（ＡＢ）を形成する。シートの
   裏面部（２）に、酸化インジウムの薄層（Ｃ）を形成す
   る構造を有するガラス製の機能性シート。
3. 【請求項３】 シートを光触媒作用を有する酸化チタン
   粒子（ａ）の 練り込み成形品で構成する。シートの裏
   面部に酸化インジウムの薄層（Ｃ）を形成した構造を有
   するプラスチック製の機能性シート。