JP3056465U - 液体小分け用容器保持具 - Google Patents

液体小分け用容器保持具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器から少量の液体を正確に取り出す。 【解決手段】 液体を入れた容器の底面を支持する底面
部材6に容器の側面を保持する側面部材7を設けて構成
された保持具3と、容器の注ぎ口を下方に向けて容器を
回転し得るよう保持具3を支承する腕部10を固定台9
に備えて構成された固定具4とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、液体を入れた容器から適量の液体を正確に取り出すことが容易な液 体小分け用容器保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
灯油や醤油等の液体を入れたポリタンク、18L缶、一升瓶等の容器から液体 を小分けするには、容器を持ち上げて注ぎ口が下方となるよう傾け、注ぎ口から 液体を注ぎ出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、容器から少量の液体を正確に小分けするには、一定時間ゆっく りと容器を傾けて液体を注ぎ出す必要があるため、こぼさないよう注意すると共 に、特に容器が大きく重たい場合には、持ち上げる際に体に負担をかけるという 問題があった。
【0004】 本発明は容器から少量の液体を正確に小分けし得る液体小分け用容器保持具を 提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案の液体小分け用容器保持具は、予め液体を入れた容器の底面を 支持する底面部材に容器の側面を保持する側面部材を設けた保持具と、前記容器 の注ぎ口を下方に向けて容器を回転し得るよう前記保持具を支承する腕部を固定 台に備えて構成された固定具からなるものである。
【0006】 従って、液体小分け用容器保持具には、容器を保持具に載置して保持しておき 、容器内の液体を注ぎ出す際には、保持具を一定時間ゆっくりと回転させ、容器 を傾けて注ぎ口から液体を少量ずつ注ぎ出す。
【0007】 即ち、保持具をゆっくりと回転させれば、容器をゆっくりと傾けること及び容 器を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできるので、容器から少量の液 体を正確に取り出すことができ、又、容器から液体を注ぎ出す際に容器を持ち上 げる必要もないので、特に容器が大きく重たい場合であっても体に負担をかける ことがない。
【0008】 請求項2の考案の液体小分け用容器保持具は、液体を入れた容器の両側部に取 付けられる保持具と、前記容器の注ぎ口を下方に向けて容器を回転し得るよう前 記保持具を支承する腕部を固定台に備えて構成された固定具とからなるものであ る。
【0009】 従って、本考案の液体小分け用容器保持具には、予め容器の両側に保持具を取 付けて容器を支承しておき、容器内の液体を注ぎ出す際には、保持具を一定時間 ゆっくりと回転させ、容器を傾けて注ぎ口から液体を少量ずつ注ぎ出す。
【0010】 即ち、保持具をゆっくりと回転させれば、容器をゆっくりと傾けること及び容 器を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできるので、容器から少量の液 体を正確に取り出すことができ、又、容器から液体を注ぎ出す際に容器を持ち上 げる必要もないので、特に容器が大きく重たい場合であっても体に負担をかける ことがない。更に容器が液体小分け用容器保持具に取付けられているので、誤っ て容器が液体小分け用容器保持具から外れることもない。
【0011】 請求項3の考案の液体小分け用容器保持具は、液体を入れた容器を絞めるバン ドの保持具と、前記容器の注ぎ口を下方に向けて容器を回転し得るよう前記保持 具を支承する腕部を固定台に備えて構成された固定具とからなるものである。
【0012】 従って、本考案の液体小分け用容器保持具には、予め容器をバンドの保持具に よりバンド絞めして保持しておき、容器内の液体を注ぎ出す際には、保持具を一 定時間ゆっくりと回転させ、容器を傾けて注ぎ口から液体を少量ずつ注ぎ出す。
【0013】 即ち、保持具をゆっくりと回転させれば、容器をゆっくりと傾けること及び容 器を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできるので、容器から少量の液 体を正確に取り出すことができ、又、容器から液体を注ぎ出す際に容器を持ち上 げる必要もないので、特に容器が大きく重たい場合であっても体に負担をかける ことがない。更にバンドの保持具は容器をバンド絞めするため、容器がどのよう な形状であっても保持することができる。
【0014】 請求項1の考案の液体小分け用容器保持具には、保持具と固定具を接続する接 続軸が取付けられる腕部の軸孔を、前記接続軸の位置を変更し得るよう長孔に成 形してもよい。この場合には、接続軸の位置を上方位置に変えて容器を高い位置 に移動させることができ、従って、容器が回転する際に容器の一部が固定台に接 触する事態を生じることなしに容器を確実に回転させることができ、容器から液 体を一層正確に取り出すことができる。又、容器を完全に回転させることができ るので、容器内に液体を残すことなく注ぎ出すことができる。
【0015】 請求項1又は4の考案の液体小分け用容器保持具には、固定台に、容器の回転 を一定範囲内に制限する棒状のストッパを備えてもよい。ストッパは、容器の傾 きを一定範囲内で制御するので、容器が回転しすぎて誤って大量に液体を流下さ せることがなく、容器から少量の液体をより一層正確に取り出すことができる。
【0016】 請求項1、4又は5の考案の液体小分け用容器保持具には、固定台にキャスタ を取付けてもよい。この場合には、容器を運ぶ際に容易に容器を運搬することが できる。
【0017】 請求項1、2又は3の考案の液体小分け用容器保持具には、容器が水平回転す るよう固定台に回転盤を備えてもよい。この場合には、どのような方向に向かっ ても容器を傾けるよう容器を水平回転させることができるので、液体を注ぎ出す ことが一層容易になる。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0019】 本考案の実施の形態における液体小分け用容器保持具の第一の例を図1、図2 により説明すると、液体小分け用容器保持具1はポリタンク2を保持すると共に 液体を注ぐ方向にポリタンク2を傾けることができるものである。
【0020】 液体小分け用容器保持具1は、ポリタンク2を保持する保持具3と、保持具3 を回転可能に支持する固定具4から構成されている。
【0021】 保持具3は、ポリタンク2の底面部と略合致する孔5を備えた板状の底面部材 6と、ポリタンク2の中間高さの周囲を囲むよう環状に形成された側面部材7と 、底面部材6と側面部材7とを結合するためポリタンク2の両側方に位置するよ う設けた締結部8とにより構成されている。
【0022】 固定具4は、底面部材6の下方に位置する長方形の板状の固定台9に夫々ポリ タンク2の両側に沿い延在する腕部10を備えており、腕部10は接続軸11を 介して保持具3の側面部材7を支承するよう構成されている。
【0023】 又、接続軸11を支承する腕部10の軸孔12には、図1に示すごとく接続軸 11の位置を変えることができるよう、長孔に成形されている。
【0024】 更に固定台9の前方側面には、ポリタンク2の中途高さまで延在された棒状の ストッパ13を備えており、固定台9の後方側面には、所定高さの取っ手14を 設けている。
【0025】 更に又、固定台9の裏面後方の両隅にはキャスタ15が夫々とりつけられてお り、固定台9の裏面前方の両隅には、キャスタ15と略等しい高さの足部16を 突設している。
【0026】 以下、本考案の実施の形態の第一の例の作用を説明する。
【0027】 液体小分け用容器保持具1には、上方からポリタンク2を側面部材7の環状部 分に挿通し且つポリタンク2の底面を底面部材6の孔5に嵌め込んで、予めポリ タンク2を保持具3に保持しておき、ポリタンク2内の液体を注ぎ出す際には、 接続軸11を支点にして保持具3を一定時間ゆっくりと回転させ、ポリタンク2 を傾けて注ぎ口から液体を少量ずつ注ぎ出す。
【0028】 保持具3をゆっくりと回転させれば、ポリタンク2をゆっくりと傾けること及 びポリタンク2を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできるので、ポリ タンク2から少量の液体を正確に取り出すことができ、又、ポリタンク2から液 体を注ぎ出す際にポリタンク2を持ち上げる必要もないので、特にポリタンク2 が大きく重たい場合であっても体に負担をかけることがない。
【0029】 又、腕部10に設けた軸孔12が長孔であるため、接続軸11の位置を上方位 置に変えてポリタンク2を高い位置に移動させることができ、従って、ポリタン ク2が回転する際にポリタンク2の一部が固定台9や取っ手14部等に接触する 事態を生じることなしに、ポリタンク2を確実に回転させることができるので、 ポリタンク2から液体を一層正確に取り出すことができる。又、ポリタンク2を 完全に回転させることができるので、ポリタンク2内に液体を残すことなく注ぎ 出すことができる。
【0030】 更にストッパ13はポリタンク2の傾きを一定範囲内に制御するので、誤って ポリタンク2を回転し過ぎて液体を大量に流下させることがなく、ポリタンク2 から少量の液体を一層正確に取り出すことができる。
【0031】 ポリタンク2を運ぶ際には、足部16を持ち上げるよう固定具4を後方に傾け ることによってキャスタ15のみが地面に接触するので、容易に液体小分け用容 器保持具1と共にポリタンク2を運搬することができる。このとき、固定台9は ポリタンク2の反回転方向に傾くので、保持具3が固定台9に引っかかってポリ タンク2を回転方向に押し出すこと及びポリタンク2に余勢が加わることもなく 、結果としてポリタンク2内から液体が飛びだすことがない。
【0032】 図3、図4は、本考案の実施の形態における第二の例を示しており、液体小分 け用容器保持具17は一升瓶のような形状をした液体収納瓶18を保持すると共 に液体を注ぐ方向に瓶18を傾けることができるものである。
【0033】 液体小分け用容器保持具17は、瓶18を保持する保持具19と、保持具19 を回転可能に支持する固定具20から構成されている。
【0034】 保持具19は、瓶18の底面と略合致する孔21を備えた板状の底面部材22 と、瓶18の中間高さの周囲を囲むよう環状に形成された側面部材23と、底面 部材22と側面部材23とを結合するため瓶18の両側方に位置するよう設けた 締結部24とにより構成されている。
【0035】 固定具20は、底面部材22の下方に位置する正方形の板状の固定台25に、 夫々瓶18の両側に沿い延在する腕部26を備えており、腕部26は接続軸27 を介して保持具19の側面部材23を支承するよう構成されている。
【0036】 又、固定台25の下部には、固定台25を水平回転させるよう軸心とベアリン グを介して回転盤28を設けており、固定台25の表面は、側面中央線上が最も 深くなるよう前方から後方に向かって側面から見ると円弧状に削られている。
【0037】 以下、本考案の実施の形態の第二の例の作用を説明する。
【0038】 液体小分け用容器保持具17には、上方から瓶18を側面部材23の環状部分 に挿通させ且つ瓶18の底面を底面部材22の孔21に嵌め込んで、予め瓶18 を保持具19に支持しておき、瓶18内の液体を注ぎ出す際には、接続軸27を 支点にして保持具19を一定時間ゆっくりと回転させ、瓶18を傾けて注ぎ口か ら液体を少量ずつ注ぎ出す。
【0039】 保持具19をゆっくりと回転させれば、瓶18をゆっくりと傾けること及び瓶 18を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできるので、瓶18から少量 の液体を正確に取り出すことができ、又、瓶18から液体を注ぎ出す際に瓶18 を持ち上げる必要もないので、特に瓶18が大きく重たい場合であっても体に負 担をかけることがない。
【0040】 又、固定台25に回転盤28を備えているので、どのような方向に向かっても 瓶18を傾けるよう瓶18を水平回転させることができるので、液体を注ぐこと が一層容易になる。
【0041】 図5、図6は、本考案の実施の形態の第三の例を示しており、液体小分け用容 器保持具29はポット30を支持すると共に液体を注ぐ方向にポット30を傾け ることができるものである。
【0042】 液体小分け用容器保持具29は、ポット30を取付ける保持具31と、保持具 31を回転可能に支持する固定具32から構成されている。
【0043】 保持具31は接続軸33を備えた金属片部であって、ポット30の両側面にボ ルト絞めして取付けられている。
【0044】 固定具32は、ポット30の下方に位置する正方形の板状の固定台34に夫々 ポット30の両側に沿い延在する腕部35を備えており、腕部35は金属片部の 接続軸33を介してポット30を支承するよう構成されている。
【0045】 又、固定台34の下部には、固定台34を水平回転させるよう軸心とベアリン グを介して回転盤36を設けており、固定台34の表面は、側面中央線上が最も 深くなるよう前方から後方に向かって側面から見ると円弧状に削られている。
【0046】 以下、本考案の実施の形態における第三の例の作用を説明する。
【0047】 液体小分け用容器保持具29には、予めポット30の両側に保持具31を取付 けてポット30を支承しておき、ポット30内の液体を注ぎ出す際には、接続軸 33を支点にしてポット30を一定時間ゆっくりと回転させ、ポット30を傾け て注ぎ口から液体を少量ずつ注ぎ出す。
【0048】 保持具31をゆっくりと回転させれば、ポット30をゆっくりと傾けること及 びポット30を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできるので、ポット 30から少量の液体を正確に取り出すことができ、又、ポット30から液体を注 ぎ出す際にポット30を持ち上げる必要もないので、特にポット30が大きく重 たい場合であっても、体に負担をかけることがない。更にポット30を液体小分 け用容器保持具1に取付けているので、誤ってポット30が液体小分け用容器保 持具29から外れることもない。
【0049】 又、固定台34に回転盤36を備えているので、どのような方向に向かっても ポット30を傾けるようポット30を水平回転させることができるので、液体を 注ぐことが一層容易になる。
【0050】 図7〜図9は、本考案の実施の形態の第四の例を示しており、液体小分け用容 器保持具37は大型のペットボトル38を保持すると共に液体を注ぐ方向にペッ トボトル38を傾けることができるものである。
【0051】 液体小分け用容器保持具37は、ペットボトル38をバンド締結する保持具3 9と、保持具39を回転可能に支持する固定具40から構成されている。
【0052】 保持具39は、ペットボトル38の下方及び側部周囲を巻くバンド41と、バ ンド41を締結する留め金42から構成されている。ここで、留め具42は、図 9に示すごとく、バンド41の先端が折り返された掛り部42aと、環状体42 bを備え且つバンド41の他端に軸支された係止部42cから構成されており、 バンド41を締結する際には、係止部42cを軸転させて環状体42bを掛り部 42aに引っかけ、係止部42cをベルト41の元の位置に戻して固定する。
【0053】 固定具40は、ペットボトル38の下方に位置する正方形の板状の固定台43 に夫々ペットボトル38の両側に沿い延在する腕部44を備えており、腕部44 は接続軸45を介して保持具39のバンド41を支承するよう構成されている。
【0054】 又、固定台43の下部には、固定台43を水平回転させるよう軸心とベアリン グを介して回転盤46を設けており、固定台43の表面は、側面中央線上が最も 深くなるよう前方から後方に向かって側面から見ると円弧状に削られている。
【0055】 以下、本考案の実施の形態の第四の例の作用を説明する。
【0056】 液体小分け用容器保持具37には、予めペットボトル38を保持具39により バンド絞めして保持しておき、ペットボトル38内の液体を注ぎ出す際には、接 続軸45を支点にしてペットボトル38を一定時間ゆっくりと回転させ、ペット ボトル38を傾けて注ぎ口から液体を少量ずつ注ぎ出す。
【0057】 保持具39をゆっくりと回転させれば、ペットボトル38をゆっくりと傾ける こと及びペットボトル38を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできる ので、ペットボトル38から少量の液体を正確に取り出すことができ、又、ペッ トボトル38から液体を注ぎ出す際にペットボトル38を持ち上げる必要もない ので、特にペットボトル38が大きく重たい場合であっても、体に負担をかける ことがない。更に保持具39はペットボトル38をバンド絞めするため、ペット ボトル38がどのような形状でも保持することができる。
【0058】 又、固定台43に回転盤46を備えているので、どのような方向に向かっても ペットボトル38を傾けるようペットボトル38を水平回転させることができる ので、液体を注ぐことが一層容易になる。
【0059】 なお、第四の考案は、ペットボトル38の側面のみをベルト締結するものであ ってもよいこと、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を 加え得ることは勿論である。
【0060】
【考案の効果】
本考案の液体小分け用容器保持具によれば、下記のごとき、種々の優れた効果 を奏し得る。
【0061】 I)請求項1、4、5及び6は、容器をゆっくりと傾けること及び容器を傾け た状態で一定時間静止することが容易にできるので、容器から少量の液体を正確 に取り出すことができ、又、容器から液体を注ぎ出す際に容器を持ち上げる必要 もないので、特に容器が大きく重たい場合であっても体に負担をかけることがな い。
【0062】 II)請求項2、7の場合には、容器をゆっくりと傾けること及び容器を傾け た状態で一定時間静止することが容易にできるので、容器から少量の液体を正確 に取り出すことができ、又、容器から液体を注ぎ出す際に容器を持ち上げる必要 もないので、特に容器が大きく重たい場合であっても体に負担をかけることがな い。更に容器が液体小分け用容器保持具に取付けられているので、誤って容器が 液体小分け用容器保持具から外れることもない。
【0063】 III)請求項3、7の場合には、容器を傾けゆっくりと傾けること及び容器 を傾けた状態で一定時間静止することが容易にできるので、容器から少量の液体 を正確に取り出すことができ、又、容器から液体を注ぎ出す際に容器を持ち上げ る必要もないので、特に容器が大きく重たい場合であっても、体に負担をかける ことがない。更に保持具は容器をバンド絞めするため、容器がどのような形状で あっても保持することができる。
【0064】 IV)請求項4、5、6の場合には、腕部に穿設された軸孔により接続軸の位 置を上方位置に変えて容器を高い位置に移動させることができるので、容器が回 転する際に容器の一部が固定具に接触する事態を生じることなしに容器を確実に 回転させることができるので、容器から液体を一層正確に取り出すことができる 。又、容器を完全に回転させることができるので、容器内に液体を残すことなく 注ぎ出すことができる。
【0065】 V)請求項5、6の場合には、ストッパは容器の傾きを一定範囲内で制御する ので、誤って容器が回転し過ぎて液体を大量に流下させることがなく、容器から 少量の液体を一層正確に取り出すことができる。
【0066】 VI)請求項6の場合には、容器を運ぶ際には容易に容器を運搬することがで きる。
【0067】 VII)請求項7の場合には、どのような方向に向かっても容器を傾けるよう 容器を水平回転させることができるので、液体を注ぐことが一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液体小分け用容器保持具の実施の形態
の第一の例を示す側面図である。
【図2】図1に示す液体小分け用容器保持具の正面図で
ある。
【図3】本考案の液体小分け用容器保持具の実施の形態
の第二の例を示す側面図である。
【図4】図3に示す液体小分け用容器保持具の正面図で
ある。
【図5】本考案の液体小分け用容器保持具の実施の形態
の第三の例を示す側面図である。
【図6】図5に示す液体小分け用容器保持具の正面図で
ある。
【図7】本考案の液体小分け用容器保持具の実施の形態
の第四の例を示す側面図である。
【図8】図7に示す液体小分け用容器保持具の正面図で
ある。
【図9】本考案の液体小分け用容器保持具の第四の例に
用いられる留め具の詳細図である。
【符号の説明】
3 保持具 4 固定具 6 底面部材 7 側面部材 9 固定台 10 腕部 11 接続軸 12 軸孔 13 ストッパ 15 キャスタ 19 保持具 20 固定具 22 底面部材 23 側面部材 25 固定台 26 腕部 28 回転盤 31 保持具 32 固定具 34 固定台 35 腕部 36 回転盤 39 保持具 40 固定具 41 バンド 43 固定台 44 腕部 46 回転盤

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を入れた容器の底面を支持する底面
    部材に容器の側面を保持する側面部材を設けて構成され
    た保持具と、前記容器の注ぎ口を下方に向けて容器を回
    転し得るよう前記保持具を支承する腕部を固定台に備え
    て構成された固定具とからなることを特徴とする液体小
    分け用容器保持具。
  2. 【請求項2】 液体を入れた容器の両側部に取付けられ
    る保持具と、前記容器の注ぎ口を下方に向けて容器を回
    転し得るよう前記保持具を支承する腕部を固定台に備え
    て構成された固定具とからなることを特徴とする液体小
    分け用容器保持具。
  3. 【請求項3】 液体を入れた容器を絞めるバンドの保持
    具と、前記容器の注ぎ口を下方に向けて容器を回転し得
    るよう前記保持具を支承する腕部を固定台に備えて構成
    された固定具とからなることを特徴とする液体小分け用
    容器保持具。
  4. 【請求項4】 保持具と固定具を接続する接続軸が取付
    けられる腕部の軸孔を、前記接続軸の位置を変更し得る
    よう長孔に成形した請求項1に記載の液体小分け用容器
    保持具。
  5. 【請求項5】 固定台に、容器の回転を一定範囲内に制
    限する棒状のストッパを備えた請求項1又は4に記載の
    液体小分け用容器保持具。
  6. 【請求項6】 固定台にキャスタを取付けた請求項1、
    4又は5に記載の液体小分け用容器保持具。
  7. 【請求項7】 容器が水平回転するよう固定台に回転盤
    を備えた請求項1、2又は3に記載の液体小分け用容器
    保持具。
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