JP3056192U - 防除機用固定具 - Google Patents
防除機用固定具Info
- Publication number
- JP3056192U JP3056192U JP1998005249U JP524998U JP3056192U JP 3056192 U JP3056192 U JP 3056192U JP 1998005249 U JP1998005249 U JP 1998005249U JP 524998 U JP524998 U JP 524998U JP 3056192 U JP3056192 U JP 3056192U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control device
- fixing
- electric control
- belt
- fixed
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽トラックの荷台から電動防除機等の取り出
しに手間取ることなく、しかも、後部あおり及び側部あ
おりを利用して電動防除機等を素早く緊締できると共
に、後部あおり及び側部あおりに直接固定するものでな
いため、どんな悪路でも揺れから電動防除機等を保護で
きるようにした防除機用固定金具を提供するものであ
る。 【解決手段】 本考案の防除機用固定具は、軽トラック
の側部あおり上部に取り付けられるU字金具1と、U字
金具1に着脱自在に固定される固定金具2と、固定金具
2に取り付けられて電動防除機5等を緊締するベルト3
と、一方が後部あおり14のフック36に引っかけられ
他方がベルト3に係合固定しているゴムひも4とから成
り、軽トラックの荷台の後方部に電動防除機5等が保持
されるものである。
しに手間取ることなく、しかも、後部あおり及び側部あ
おりを利用して電動防除機等を素早く緊締できると共
に、後部あおり及び側部あおりに直接固定するものでな
いため、どんな悪路でも揺れから電動防除機等を保護で
きるようにした防除機用固定金具を提供するものであ
る。 【解決手段】 本考案の防除機用固定具は、軽トラック
の側部あおり上部に取り付けられるU字金具1と、U字
金具1に着脱自在に固定される固定金具2と、固定金具
2に取り付けられて電動防除機5等を緊締するベルト3
と、一方が後部あおり14のフック36に引っかけられ
他方がベルト3に係合固定しているゴムひも4とから成
り、軽トラックの荷台の後方部に電動防除機5等が保持
されるものである。
Description
【0001】
本考案は、田圃などに除草剤を散布するための電動防除機等を、運搬する際に 、軽トラックの荷台に固定するための防除機用固定具に関する。
【0002】
従来は、電動防除機等を運搬する際には、軽トラックの荷台のコーナー部に電 動防除機等を載置し、例えば側部あおりのフックと後部あおりのフックとにロー プを引っかけ、電動防除機にロープを廻して移動しないように緊締していた。 しかし、ロープの緊締の仕方が悪いと運搬途中で弛んで、電動防除機等が転倒し たり、逆にロープをあんまり強く締めると電動防除機等に傷を付けたり、田圃な どに到着してから電動防除機等を荷台から取り出すのに時間が掛かったりしてい た。
【0003】
本考案は、上記に鑑み、本出願人の特開平10−147173号公報に記載の 止め金具を兼用し、軽トラックの荷台から電動防除機等の取り出しに手間取るこ となく、しかも、後部あおり及び側部あおりを利用して電動防除機等を素早く緊 締できると共に、後部あおり及び側部あおりに直接固定するものでないため、ど んな悪路でも揺れから電動防除機等を保護できるようにした防除機用固定具を提 供するものである。
【0004】
上記のような課題を解決するために、本考案の防除機用固定具は、軽トラック の側部あおり上部に取り付けられるU字金具と、該U字金具に着脱自在に固定さ れる固定金具と、該固定金具に取り付けられて電動防除機等を緊締するベルトか ら成るものである。 さらに、上記防除機用固定具は、一方が軽トラックの車体に引っかけられ他方 がベルトに係合固定されるゴムひもを備えたものである。 また、固定金具は、鋼板を折り曲げてL字形状に取付部、支持部及び補強フラ ンジを設けて成り、該取付部の先端には筒金を溶接により接合して、該筒金をU 字金具のスペースに載置し、U字金具の軸棒を挿入して固定金具を固定するもの である。
【0005】
軽トラックの側部あおり13に固定されたU字金具1と、電動防除機5等を保 持する固定金具2とを連結固定するには、レバー18を位置決め部材16の浅溝 23に係着し、固定金具2の筒金10を軸棒9の突出側の軸受17と軸心を一致 させてスペース12に位置決めし、つぎにレバー18を浅溝23から外し、軸棒 9を突出側の軸受17方向に押し出すと、該軸棒9の突出部は軸受17から筒金 10に嵌入し、その位置でレバー18を下方に回転して深溝22に係着し、これ によって振動により脱却することなく簡易にかつ確実にU字金具1と固定金具2 とを連結固定する。 そして、軽トラック後部の側部あおり13に固定されたU字金具1と固定金具 2とを連結固定した状態で、電動防除機5等を軽トラックの荷台に載置して、ベ ルト3を電動防除機5等の周囲に廻してベルト3のフラットフック20をバック ル本体26の小径軸部32に引っかける。 次に、片手で開放レバー35を付勢方向に逆らって押圧し開放レバー35と大 径軸部33との隙間を拡げてベルト3がスムースに通るようにし、もう一方の手 でベルト3の開放端部を引っ張り、ベルト3を締め付けたのち開放レバー35を 開放して付勢力により、開放レバー35の歯部と大径軸部の細長溝部とでベルト 3を挟み付けることにより電動防除機5等を緊締することが出来る。 そして、後部あおり14のフック36にゴムひも4の一方を引っかけ、引張力 を与えながら他方をベルト3に固定することによって、電動防除機5等は2方向 から支持されることになり振動により移動する恐れなく固定される。
【0006】
【実施例】 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 本考案の防除機用固定具は、図1に示すように、軽トラックの側部あおり13 上部に取り付けられるU字金具1と、U字金具1に着脱自在に固定される固定金 具2と、固定金具2に取り付けられて電動防除機5等を緊締するベルト3と、一 方が後部あおり14のフック36に引っかけられ他方がベルト3に係合固定して いるゴムひも4とから成り、軽トラックの荷台の後方部に電動防除機5等が保持 されるものである。
【0007】 U字金具1は、図2に示すように、トラックの荷台の側部あおり13の上端に 固定する逆U字状の固定部材15と、固定部材15の上面に溶接等により接合す る位置決め部材16と、位置決め部材16の上面上の外側の前後に溶接等により 配置された軸受17、17と、軸受17、17に摺動自在に案内され中間部に移 動用のレバー18を一体に溶接した軸棒9と、前記固定部材15の外側垂直壁1 9の内面に係着するストッパー(図示せず)と、からなる。 なお、本考案のU字金具1は、本出願人の先願である特開平10−14717 3号公報に記載の止め金具8と同様のものである。
【0008】 さらに詳細に述べると、前記位置決め部材16には、後述する固定金具2の筒 金10を載置できるスペース12を空けて軸受17、17を溶接等により一体と し、軸受17、17間に軸棒9を嵌合させ、軸棒9が前方の軸受17の前端から 前記スペース12に突出して前記筒金10に嵌入した時に、軸棒9の後端が後方 の軸受17の後端に位置する寸法に選択され、その位置を固定位置としてレバー 18を軸棒9に溶接等により一体に取り付ける。 逆に、前記軸棒8が後方に摺動され前記スペース12から後退した時は、前記 筒金10の開放位置となる。
【0009】 また、レバー18は、その幅が軸受17、17間の寸法、すなわち前方の軸受 17の後端から後方の軸受17の前後までの寸法の1/2より小であるから、軸 受17、17間の位置決め部材16の外方縦辺21には、レバー18の固定位置 でレバー18を鉛直下方に回転垂下して固定できる深溝22と、レバー18を上 方に向けた姿勢で引いて前方の軸受17の前端より軸棒9の先端を引っ込めた状 態でレバー18を鉛直線より90°だけ下方へ回転させ、レバー18が側部あお り13から突出し把持し易い姿勢で係止できる浅溝23を配設している。
【0010】 さらに、位置決め部材16の内方側には内方縦辺25を折曲立設し、軸受17 の荷台内方に面する外周面と共働して、幌張りした荷台カバーの縦フレームを嵌 入できる嵌入溝24を形成してなる。
【0011】 また、固定部材15の外側垂直壁19及び内側垂直壁27には、前後にそれぞ れセットスクリュー28が螺合され、かつ、ナット29を螺合して弛み止めがな され、側部あおり14に固定するためのストッパー(図示せず)に外側垂直壁1 9に縦貫した長孔30を介して上下調節自在にボルト(図示せず)に螺着してな る。
【0012】 固定金具2は、図3に示すように、鋼板を折り曲げてL字形状に取付部6、支 持部7及び補強フランジ8を設けて成り、取付部6の先端には筒金10を溶接に より接合して、筒金10をU字金具1まスペース12に載置し軸棒9を挿入して 固定金具2を固定する。
【0013】 取付部6は側部あおり13の上面と同一の高さを保ち、かつ、電動防除機5等 を軽トラックの荷台に置いた時、側部あおり13から適宜距離を離すようにその 長さを決定している。
【0014】 また、支持部7には、電動防除機5等を緊締するベルト3を挿通させるベルト 通孔11を縦方向に複数個並列に設けている。
【0015】 ベルト3は、電動防除機5等を包囲できる長さの合成繊維帯から形成され、図 4に示すように、固定金具2の支持部7のベルト長孔11に縫うようにして挿通 し一方端にフラットフック20を固定し、他方端にはバックル本体26を挿通す る。
【0016】 バックル本体26は、図5に示すように、中央部に膨らみを持った側板31、 31と、側板31を所定間隔に保って固定する前端の小径軸部32と後端の大径 軸部33と、大径軸部33の近傍にベルト3を挿通させる間隔で開放レバー35 を配置し、開放レバー35をつる巻きバネにより矢印方向に付勢させて軸芯34 を介して側板31に取付ける。
【0017】 開放レバー35は、つる巻きバネにより常に矢印方向に付勢されているため、 大径軸部33と開放レバー35との間にベルト3がない時には隙間を塞ぐように 表面に歯部を設けた略L字形状とし、対向する大径軸部33にも前記歯部に噛み 合う細長溝部を形成する。
【0018】 次に、軽トラックの側部あおり13に固定されたU字金具1と、電動防除機5 等を保持する固定金具2とを連結固定するには。レバー18を位置決め部材16 に浅溝23に係着し、固定金具2の筒金10を軸棒9の突出側の軸受17と軸心 を一致させてスペース12に位置決めし、レバー18を浅溝23から外し、軸棒 9を突出側の軸受17方向に押し出すと、軸棒9の突出部は軸受17から筒金1 0に嵌入し、その位置でレバー18を下方に回転して深溝22に係着し、これに よって振動により脱却することなく簡易にかつ確実にU字金具1と固定金具2と を連結固定する。
【0019】 また、U字金具1と固定金具2との連結を解除するには、レバー18を上方に 回動し、深溝22からレバー18を脱却させて更にレバー18を後方に摺動させ 筒金10から軸棒9を引き抜いた後、レバー18を浅溝23に係着すれば軸棒9 は筒金10から脱却状態となり、取付部6を持ち上げることによりU字金具1と 固定金具2との連結を解除することができる。
【0020】 軽トラック後部の側部あおり13に固定されたU字金具1と固定金具2とを連 結固定した状態で、電動防除機5等を軽トラックの荷台に載置して、ベルト3を 電動防除機5等の周囲に廻してベルト3のフラットフック20をバックル本体2 6の小径軸部32に引っかける。
【0021】 つぎに、片手で開放レバー35を付勢方向に逆らって押圧し開放レバー35と 大径軸部33との隙間を拡げベルト3がスムースに通るようにし、もう一方の手 でベルト3の開放端部を引っ張り、ベルト3を締め付けたのち開放レバー35を 開放して、開放レバー35の歯部と大径軸部33の細長溝部とでベルト3を挟み 付けることにより電動防除機5等を緊締することが出来る。
【0022】 そして、後部あおり17のフック36にゴムひも4の一方を引っかけ、引張力 を与えながら他方をベルト3に固定することによって、電動防除機5等し2方向 から支持されることになり振動により移動する恐れなく固定される。
以上の如区、本考案の防除機用固定具は、電動防除機等の取り出しに手間取る ことなく、しかも、側部あおりを利用して電動防除機等を素早く緊締できると共 に、側部あおりに直接固定するものでないため、どんな悪路でも揺れから電動防 除機等を保護できる。 更に、本考案の防除機用固定具は、電動防除機等の取り出しに手間取ることな く、しかも、後部あおり及び側部あおりを利用して2方向から電動防除機等を素 早く緊締できると共に、後部あおり及び側部あおりに直接固定するものでないた め、どんな悪路でも揺れから電動防除機等を保護できる。 また、本考案の防除機用固定具の固定金具は、鋼板から簡単に製作でき費用も 安価であり、しかも、幌張りした荷台カバーを開閉回転できる止め金具を兼用し て、筒金を着脱自在とすることができるので、操作が簡易となるなど、安全性と 簡易性に優れた極めて実用的なものである。
【図1】防除機用固定具の使用状態の斜視図である。
【図2】防除機用固定具のU字金具の斜視図である。
【図3】防除機用固定具の固定金具の斜視図である。
【図4】固定金具及びベルトの斜視図である。
【図5】ベルトのバックルの説明図である。
1 U字金具 2 固定金具 3 ベルト 4 ゴムひも 5 電動防除機 6 取付部 7 支持部 8 補強フランジ 9 軸棒 10 筒金 11 長孔 12 スペース 13 側部あおり 14 後部あおり 15 固定部材 16 位置決め部材 17 軸受 18 レバー 19 外側垂直壁 20 フラットフック 21 外方縦辺 22 深溝 23 浅溝 24 嵌入溝 25 内方縦辺 26 バックル本体 27 内側垂直壁 28 セットスクリュー 29 ナット 30 長孔 31 側板 32 小径軸部 33 大径軸部 34 軸芯 35 開放レバー 36 フック
Claims (3)
- 【請求項1】 軽トラックの側部あおり上部に取り付け
られるU字金具と、該U字金具に着脱自在に固定される
固定金具と、該固定金具に取り付けられて電動防除機等
を緊締するベルトから成ることを特徴とする防除機用固
定具。 - 【請求項2】 一方が軽トラックの車体に引っかけられ
他方がベルトに係合固定されるゴムひもを備えたことを
特徴とする請求項1記載の防除機用固定具。 - 【請求項3】 前記固定金具は、鋼板を折り曲げてL字
形状に取付部、支持部及び補強フランジを設けて成り、
該取付部の先端には筒金を溶接により接合して、該筒金
をU字金具のスペースに載置し、U字金具の軸棒を挿入
して固定金具を固定することを特徴とする請求項1また
は2記載の防除機用固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005249U JP3056192U (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 防除機用固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005249U JP3056192U (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 防除機用固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3056192U true JP3056192U (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=43190176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998005249U Expired - Lifetime JP3056192U (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 防除機用固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056192U (ja) |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP1998005249U patent/JP3056192U/ja not_active Expired - Lifetime
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