JP3055792U - 保温体 - Google Patents

保温体

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JP3055792U
JP3055792U JP1998005164U JP516498U JP3055792U JP 3055792 U JP3055792 U JP 3055792U JP 1998005164 U JP1998005164 U JP 1998005164U JP 516498 U JP516498 U JP 516498U JP 3055792 U JP3055792 U JP 3055792U
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JP
Japan
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heat
microwave oven
package
heat insulator
cereal
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JP1998005164U
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Inventor
英雄 川島
Original Assignee
株式会社グラフィックスフジ
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 繰り返し使用できると共に、遠赤外線効
果を有し、電子レンジで加熱して使用できる保温体を得
る。 【解決手段】 包装体1の内部に小豆2、玄米3、小
麦、大豆等の穀類を密封し、これを電子レンジ4にて加
熱することにより穀類を発熱させてこの熱と穀類から放
出される遠赤外線の作用で患部又はその他の物を温める
ことができるように構成する。冷えた保温体は、電子レ
ンジ4で繰り返し使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電子レンジを利用して繰り返し使用が出来る保温体に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術とその課題】
温湿布剤や化学物質を充填した保温材等の場合は、使い捨てになることから、 省資源の立場からは好ましくなく、又廃棄物公害を助長するという問題がある。 本考案は斯る点に鑑みて提案されるものであって、電子レンジで加熱しながら 繰り返し使用できるようにして省資源化を図ると共に廃棄物公害の減少を図り、 安全性を高め、加えて、ただ温めるだけでなく、遠赤外線を放出せしめて保温力 と温感をマイルドにすることができる保温体を提供するのが目的である。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案においては、保温体において 、包装体の内部に穀類を入れて口を封じ、これを電子レンジにて加熱することに より穀類を発熱させてこの熱と穀類から放出される遠赤外線の作用で身体又はそ の他の物を温めることができるように構成したことを特徴とするものである。
【0004】 更に、請求項2に記載の考案においては、請求項1記載の考案において、包装 体の一部に接着層を設けて、任意の場所に貼り付けて使用できるように構成した ことを特徴とするものである。
【0005】 更に、請求項3に記載の考案においては、請求項1又は2記載の考案において 、蓄熱体を温湿布、湯たんぽ、安眠用枕、足温器として利用できるように構成し たことを特徴とするものである。
【0006】 更に、請求項4に記載の考案においては、請求項1又は2又は3記載の考案に おいて、穀類の1種又は複数種を混合して用いることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
保温体は、使用する度に電子レンジにて加熱するもので、加熱時間は発熱温度 により決定されるが45℃〜65℃程度に加熱するためには、1〜2分である。 但し、用いる穀類によってこの加熱時間は変わる。
【0008】 保温体は、夫々の用途により形状、大きさ、用いる穀類、包装体の材質を変え る。材質としては、木綿、麻、絹、合成繊維製の袋或いはプラスチックフィルム 製の袋が実用的である。
【0009】 保温体は、例えば温湿布の代替物として肩こり、腰、関節等の患部に当てて使 用する。50〜60℃に加熱された保温体は、身体の一部に当てて使用した場合 、約1時間程度で常温に戻るが、布団の中では4〜5時間の保温効果がある。 表1は、各穀類別の保温時間を比較したもので、電子レンジで加熱後、室温2 0℃の中に放置した状態での試験結果である。
【0010】
【表1】
【0011】
【実施例】
図1は考案に係る温湿布代替物としての保温体を示し、1は麻と綿とレーヨン の混紡布製であって、外観は扁平に作られ、内部には図2に示すように、小豆2 と玄米3を夫々100gずつ混合したものが密封してある。 図3は電子レンジ4で上記保温体を加熱している状態の説明図である。 なお、穀類の種類にもよるが、加熱は65℃位までが限度で、これ以上にする と、繰り返し使用できる回数が減り、又臭いが出るようになる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如き構成から成り、次の効果を奏する。 1.電子レンジで簡単に加熱して使用できるので、非常に手軽である。
【0013】 2.繰り返し使用できるので省資源化及び廃棄物公害の軽減化に寄与できる。 3.穀類のため、遠赤外線を放出し、保温感がマイルドであると共に保温効果を 長く持続する。
【0014】 4.湯たんぽの代替として使用する場合には、取扱いが簡単なため、特に老人や 身体の不自由な人に安全で便利である。 5.枕において、頚部に当る場所に使用すると、寝つきが良くなり、安眠をもた らす。 6.小さい形状とすることにより、化学物質を充填した保温剤に代るものとして 使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保温体の外観を示す説明図。
【図2】A−A′線断面図。
【図3】電子レンジで加熱している状態の説明図。
【符号の説明】
1 包装体 2 小豆 3 玄米 4 電子レンジ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装体の内部に穀類を入れて口を封じ、
    これを電子レンジにて加熱することにより穀類を発熱さ
    せてこの熱と穀類から放出される遠赤外線の作用で身体
    又はその他の物を温めることができるように構成して成
    る保温体。
  2. 【請求項2】 包装体の一部に接着層を設けて、任意の
    場所に貼り付けて使用できるように構成して成る請求項
    1記載の保温体。
  3. 【請求項3】 保温体を温湿布、湯たんぽ、安眠用枕、
    足温器として利用できるように構成して成る請求項1又
    は2記載の保温体。
  4. 【請求項4】 穀類の1種又は複数種を混合して用いる
    請求項1又は2又は3記載の保温体。
JP1998005164U 1998-07-13 1998-07-13 保温体 Expired - Lifetime JP3055792U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125161A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sekino Kogyo Kk 多機能湯たんぽ
JP2020054568A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社 リンガーハット 弁当容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125161A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sekino Kogyo Kk 多機能湯たんぽ
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