JP3055610U - Pot overheating prevention device - Google Patents

Pot overheating prevention device

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JP3055610U
JP3055610U JP1998004982U JP498298U JP3055610U JP 3055610 U JP3055610 U JP 3055610U JP 1998004982 U JP1998004982 U JP 1998004982U JP 498298 U JP498298 U JP 498298U JP 3055610 U JP3055610 U JP 3055610U
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JP
Japan
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thermostat
pot
thermocouple
case
solenoid valve
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JP1998004982U
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Japanese (ja)
Inventor
亮 加山
憲治 杉本
Original Assignee
ミクロン電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍋過熱防止装置における回路構成を簡単に
し、電池も必要とせずに、部品点数が少なくて済み、か
つ、鍋の温度を感知する温度感知部の構造も簡略化し
て、金型費用の低減を図り、さらに、フェールセーフ機
能を有する。 【解決手段】 ガスコンロのバーナー16上に鍋を掛け
たとき鍋底に直接圧接するように配置されたサーモスタ
ット23と、バーナー16の燃焼熱により起電力を発す
るサーモカップル17と、サーモカップル17の起電力
により、着火されたバーナー16にガスの供給を継続す
るソレノイドバルブ12とを電気的に直列に接続し、鍋
が過熱したとき、サーモスタット23が開成してサーモ
カップル17の起電力を遮断し、ソレノイドバルブ12
を閉にしてガスの供給を断つ。
(57) [Summary] [PROBLEMS] To simplify the circuit configuration of a pot overheating prevention device, to reduce the number of parts without requiring a battery, and to simplify the structure of a temperature sensing unit for sensing the temperature of the pot. Therefore, the die cost is reduced, and a fail-safe function is provided. SOLUTION: A thermostat 23 arranged so as to be directly pressed against the bottom of the pan when the pan is put on a burner 16 of a gas stove, a thermocouple 17 which generates an electromotive force by combustion heat of the burner 16, and an electromotive force of the thermocouple 17 By electrically connecting the solenoid valve 12 that continues to supply gas to the ignited burner 16 in series, and when the pot is overheated, the thermostat 23 is opened to cut off the electromotive force of the thermocouple 17, and the solenoid is opened. Valve 12
Close to shut off gas supply.

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、ガスコンロにかけた鍋やこの種の調理容器が過熱して火災等が発生 するのを未然に防止するようにした鍋過熱防止装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来のこの種の装置を、図7〜図10を参照して説明する。まず、図7は、鍋 底の温度を検出する温度検出器1を示したものであり、絞りケース2の天板内面 に温度センサ、例えばサーミスタ3が密着して固定されており、その端子3aに は引出コード4が接続されている。絞りケース2には段付ケース5の一端が固着 され、その他端には、段付ケース5に対して軸方向に摺動自在の二段絞りケース 6が設けられている。そして、絞りケース2と二段絞りケース6との間にコイル スプリング7が介在されている。二段絞りケース6は、その脚部6aが、図8に 示したようにガスコンロのアングル8に、取付金具9により固定されている。 【0003】 図9は、ガスコンロの五徳10上に載置した鍋11と温度検出器1との接触状 態を示している。鍋11が載置されていないとき、温度検出器1は、コイルスプ リング7の付勢力により、アングル8に固定されている二段絞りケース6に対し て、絞りケース2が押し上げられ、図9に破線で示したように、五徳10より上 方に突出している。そこで鍋11を五徳10上に載置すると、コイルスプリング 7の付勢力に抗して鍋11の底で絞りケース2を押し下げる。したがって、サー ミスタ3が密着固定された絞りケース2の上面が、鍋11の底に圧接し、鍋底の 温度を検出する。 【0004】 図10は、従来の鍋過熱防止装置の電気回路を示したもので、12は手元スイ ッチ付きソレノイドバルブ、13は手元スイッチに連動するスイッチで、着火用 の高電圧発生回路14に電池15を接続する。16はガスコンロのバーナーであ り、サーミスタ3を有する温度検出器1と、サーモカップル17が配置されてい る。サーミスタ3とサーモカップル17はバーナーの燃焼を制御するコントロー ラ18に接続されている。 【0005】 次に、この従来例の動作を説明する。手元スイッチを押すことでソレノイドバ ルブ12が機械的に開いてバーナー16にガスを供給すると同時に、スイッチ1 3を介して高電圧発生回路14に電池15が接続され、バーナー16が着火され る。バーナー16はその燃焼熱によりサーモカップル17を加熱し、サーモカッ プル17はその熱による起電力でソレノイドバルブ12の開状態を保持して、ガ スを供給し続ける。バーナー16の燃焼が停止すれば、サーモカップル17の起 電力はなくなり、ソレノイドバルブ12が閉となってガスの供給は停止する。 【0006】 ここで、五徳10に掛けた鍋11が過熱したときは、サーミスタ3がその温度 を検知する。コントローラ18はその検知信号に基づいてソレノイドバルブ12 を制御し、ガス通路を閉鎖する。このようにして、鍋の過熱を防止することがで きる。 【0007】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記従来の鍋過熱防止装置は、サーミスタ3の検知信号とサー モカップル17の起電力とを入力して、コントローラ18がソレノイドバルブ1 2を制御する方式であるため、部品点数が多く、構成が複雑であり、また、コン トローラ18を動作させるための電源(電池)を必要とし、部品コストが高い。 【0008】 また、温度検出器1は、絞りケース2,段付ケース5および二段絞り6が深絞 り加工で、高度技術を必要とするとともに、金型費用が高額であり、したがって 、製造コストが非常に高くつくという問題があった。 【0009】 さらに、システムとしての信頼性、安全性を考えると、(表1)に示したよう に、故障モードとして、素子または回路のオープン,ショートおよび抵抗値変化 の大,小があるが、従来例の場合、センサ(サーミスタ3)がオープンになれば 抵抗値は無限大となり、これはコントローラによる制御でソレノイドバルブを開 の状態とし、ガスを流し続けるため危険である。また、抵抗値が大きく変化して も同様である。それに対して、センサのショートは、コントローラがソレノイド バルブを閉の状態にしてガスを止めるため安全であり、抵抗値変化が小さい場合 も同様である。一方、コントローラの出力がオープンになった場合は、ソレノイ ドバルブを閉の状態とし、ガスを止めるため安全であり、抵抗値変化が大きい場 合も略安全である。コントローラの出力がショートの場合は、ソレノイドバルブ を開の状態とし、ガスを流し続けるため危険であり、抵抗値変化が小さい場合も 同様である。 【0010】 【表1】 【0011】 したがって、センサとコントローラの相乗動作でシステムの出力動作が決定さ れるこの種の方式の総合判定としては、同一故障モードで、一方が安全であって も他方が安全でなくなるため、ほとんどの故障モードで安全性または信頼性が不 良となるものである。 【0012】 本考案は、このような従来の問題点を解消するものであり、回路構成が簡単で 、電池も必要とせず、したがって、部品点数が少なく、かつ、鍋の温度を感知す る温度感知部の構造も簡略化して、金型費用の低減を図り、さらに、異常の場合 の動作方向や、一部の機器に故障が生じた場合でも安全性が保持される、いわゆ るフェールセーフ機能を有する鍋過熱防止装置を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために、本考案の鍋過熱防止装置は、ガスコンロの五徳の 上に鍋を載置したとき鍋底に直接圧接するように配置されたサーモスタットと、 ガスコンロの燃焼熱により起電力を発するサーモカップルと、前記サーモカップ ルの起電力により、着火されたガスコンロにガスの供給を継続するソレノイドバ ルブとを備え、前記サーモスタット、サーモカップルおよびソレノイドバルブが 電気的に直列に接続されており、鍋が過熱したとき、前記サーモスタットが開成 して前記サーモカップルの起電力を遮断し、前記ソレノイドバルブを閉にしてガ スの供給を断つことを特徴とするものである。 【0014】 上記構成によれば、手元スイッチでソレノイドバルブを機械的に開き、ガスコ ンロにガスを供給するとともに、着火させた後は、サーモカップルの起電力でソ レノイドバルブを開状態に維持して、燃焼を継続させる。鍋が過熱した異常時に は、鍋の温度を感知したサーモスタットが開成してサーモカップルの起電力を遮 断し、ソレノイドバルブを閉にしてガスの供給を断つ。このように、本考案の鍋 過熱防止装置は、サーモスタット、サーモカップルおよびソレノイドバルブの直 列回路により構成されているので部品点数が少なく、構成が極めて簡単である。 従来例のようなコントローラ制御方式でないので、電池も必要としない。 【0015】 また、サーモスタットは、ハーメチックシールされており、かつ、鍋が過熱し た異常動作時に接点ばねを一方向に押し、接点が開離するフェールセーフ構造を 有する。したがって、外部雰囲気の影響を受けにくく、安全性に優れている。 【0016】 サーモスタットは端子に引出コードが接続されて、温度感知器の先端部に設置 されている。その温度感知器は、前記サーモスタットの下面周縁部に一端が当接 する略円筒状のケースと、天部から前記サーモスタットの感温面を突出させ前記 サーモスタットと前記ケースとを結合固定する絞りケースと、一端がガスコンロ のアングルに固定され他端が前記ケースの他端部に挿入された保持台と、前記サ ーモスタットの下面と前記保持台との間に介在され前記サーモスタットを上方へ 押し上げるように付勢するコイルスプリングとから構成される。 【0017】 この構成によれば、略円筒状のケースはパイプを加工することにより得られ、 保持台は一般のプレス加工品であるから、従来のように、多くの深絞りを必要と せず、形状も単純で、金型費用を大幅に低減することができる。 【0018】 【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施の形態における、鍋底の温度を検出する温度感知器2 1を示したものである。なお、温度感知器21の分解斜視図を図4に示してある ので、図4も参照しながら、以下説明する。 【0019】 温度感知器21は、天板のない絞りケース22の天部からハーメチックされた サーモスタット23の感温面が突出している。サーモスタット23には外部接続 用の端子23aが設けられ、その端子23aには引出コード24が接続されてい る。25はサーモスタット23の下面周縁部に一端が当接する略円筒状のケース であり、その一端部に形設された穴25aに、絞りケース22に形設された凸部 または切り起こし爪22aを係合させることにより、サーモスタット23とケー ス25とを結合固定している。26は、一端がガスコンロのアングル28に、ね じ29で固定され、他端がケース25の他端部に挿入された保持台、27は、サ ーモスタット23の下面と保持台26との間に介在され、サーモスタット23を 上方へ押し上げるように付勢するコイルスプリングである。 【0020】 サーモスタット23が回動して引出コード24が捩じれたり端子23aが曲が ったりしないように、保持台26に設けられた窓26aに、ケース25に形設さ れた切り起こし爪25bを係合させている。また、ケース25の内壁とコイルス プリング27との間はギャップ30が設けられ、ケース25は前後左右、全周方 向にある程度傾斜できるようになっている。これは、五徳上に載置された鍋の底 が多少傾斜しても、サーモスタット23の感温面がフィットするようにするため である。なお、図5は、保持台を安定させるために、脚部を2つ設けた例を示し たものである。 【0021】 図2は、ハーメチックシールされたサーモスタット23の内部構造を示したも のである。ケース33の天部近傍に、押し棒34を有するバイメタル35を配し 、バイメタル35は正常な状態で、図2(a)に示したように上に凸の状態とな っている。鍋の過熱を感知したサーモスタット23は、図2(b)に示したよう に、バイメタル35が下に凸のように湾曲し、押し棒34が接点ばね36を押し 下げて、接点が開離するようになっている。 【0022】 図3(a)は、ガスコンロの五徳10上に鍋11が載置されていないときの温 度感知器21の状態を示している。このときは、コイルスプリング27の付勢力 により、アングル28に固定されている保持台26に対して、サーモスタット2 3が周囲のケースとともに押し上げられ、五徳10より上方に突出している。そ こで、鍋11を五徳10上に載置すると、図3(b)に示したように、コイルス プリング27の付勢力に抗して鍋11の底でサーモスタット23を押し下げる。 したがって、サーモスタット23はその感温面が鍋11の底に圧接し、鍋底の温 度を検出することになる。 【0023】 図6は、本実施の形態における鍋過熱防止装置の電気回路を示したもので、従 来例と同じ符号で表す12は手元スイッチ付きソレノイドバルブ、16はバーナ ー、17はサーモカップルである。また、23はサーモスタット、31は手元ス イッチに連動して動作する着火用の圧電素子である。ここで、サーモスタット2 3、サーモカップル17およびソレノイドバルブ12は電気的に直列に接続され ている。 【0024】 次に、本実施の形態における動作を説明する。手元スイッチを押すことでソレ ノイドバルブ12が機械的に開いてバーナー16にガスを供給すると同時に、圧 電素子31を叩くことにより火花放電を起こし、バーナー16が着火される。バ ーナー16はその燃焼熱によりサーモカップル17を加熱し、サーモカップル1 7はその熱による起電力でソレノイドバルブ12の開状態を保持して、ガスを供 給し続ける。バーナー16の燃焼が停止すれば、サーモカップル17の起電力は なくなり、ソレノイドバルブ12が閉となってガスの供給は停止する。 【0025】 ここで、五徳10に掛けた鍋11が過熱した異常時には、鍋11の温度を感知 したサーモスタット23が開成してサーモカップル17の起電力を遮断する。そ の結果、ソレノイドバルブ12が閉になりガスの供給が断たれる。このようにし て、鍋の過熱を防止し、火災等の発生を未然に防止することができる。 【0026】 また、温度感知器21を構成するケース25は略円筒状であり、パイプから容 易に加工することができる。また保持台26は一般のプレス加工で得られ、した がって、金型を用いて絞り加工を必要とするものはサーモスタット23をケース 25に結合固定する絞りケース22のみとなり、金型費用を大幅に低減すること ができる。また、加工技術も通常の絞り加工であるため歩留まりもよい。したが って、機構部品の製造コストを低減することができる。 【0027】 サーモスタット方式のシステムとしての信頼性、安全性を考えると、(表1) に示したように、故障モードして、サーモスタットのオープン、ショートがある 。オープンでは回路が即開となり、ソレノイドバルブを閉じてガスの供給を断つ ので安全である。一方、ショートの場合、一般的には接点の溶着が考えられるが 、本考案の構成では、サーモカップルの起電力は微小で、最大電流でも0.4A であるから溶着はない。また、外力によるケースの変形要因でショートも考えら れるが、ケースの天部が陥没した場合でも、接点が開離する構造となっているの で、安全である。 【0028】 本考案は、このようなフェールセーフ思想を具体化したサーモスタットを開発 することにより、実現したものである。 【0029】 【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、鍋過熱防止装置としての構成が簡単に なり、部品点数の削減、電池の不使用などにより部品コストを低減することがで きる。また、温度感知器を構成する部材も高価な金型を使用する必要のない絞り 加工で製造できるので、大幅なコスト低減を図ることができる。さらに、サーモ スタットはハーメチックシールされ、外部雰囲気に影響を受けることがなく、し かも、鍋が過熱した異常時は、鍋の温度を検知してサーモスタットが回路を開成 するだけでなく、外力によるケースの変形があってもサーモスタットの接点が開 離する構造であるから、フェールセース機能を備えた安全性の高い鍋過熱防止装 置を提供することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION [0001] The present invention relates to a pot for preventing a pan or the like cooked on a gas stove or a cooking vessel of this kind from overheating and causing a fire or the like. The present invention relates to an overheat prevention device. 2. Description of the Related Art A conventional device of this type will be described with reference to FIGS. First, FIG. 7 shows a temperature detector 1 for detecting the temperature at the bottom of the pan, and a temperature sensor, for example, a thermistor 3 is fixed to the inner surface of the top plate of the aperture case 2 in close contact with its terminal 3a. Is connected to the withdrawal cord 4. One end of a stepped case 5 is fixed to the aperture case 2, and a two-stage aperture case 6 slidable in the axial direction with respect to the stepped case 5 is provided at the other end. A coil spring 7 is interposed between the diaphragm case 2 and the two-stage diaphragm case 6. The two-stage aperture case 6 has its leg 6a fixed to an angle 8 of a gas stove by a fitting 9 as shown in FIG. FIG. 9 shows a contact state between the pot 11 placed on the gas stove 10 of the gas stove and the temperature detector 1. When the pan 11 is not placed, the temperature detector 1 pushes the aperture case 2 up against the two-stage aperture case 6 fixed to the angle 8 by the urging force of the coil spring 7, and FIG. As shown by the dashed line, it protrudes above the virtues 10. Then, when the pot 11 is placed on the gode 10, the squeezing case 2 is pushed down at the bottom of the pot 11 against the urging force of the coil spring 7. Therefore, the upper surface of the squeeze case 2 to which the thermistor 3 is closely fixed is pressed against the bottom of the pan 11 to detect the temperature of the bottom of the pan. FIG. 10 shows an electric circuit of a conventional pot overheating prevention device, in which 12 is a solenoid valve with a hand switch, 13 is a switch linked to the hand switch, and a high voltage generating circuit 14 for ignition is connected to a battery. 15 is connected. Reference numeral 16 denotes a gas stove burner in which the temperature detector 1 having the thermistor 3 and the thermocouple 17 are arranged. The thermistor 3 and the thermocouple 17 are connected to a controller 18 for controlling burner combustion. Next, the operation of the conventional example will be described. When the hand switch is pressed, the solenoid valve 12 is opened mechanically to supply gas to the burner 16, and at the same time, the battery 15 is connected to the high voltage generating circuit 14 via the switch 13, and the burner 16 is ignited. The burner 16 heats the thermocouple 17 by the heat of combustion, and the thermocouple 17 keeps the solenoid valve 12 open by the electromotive force of the heat and continues to supply gas. When the combustion of the burner 16 stops, the electromotive force of the thermocouple 17 disappears, the solenoid valve 12 closes, and the supply of gas stops. [0006] Here, when the pot 11 over the gotoku 10 is overheated, the thermistor 3 detects the temperature. The controller 18 controls the solenoid valve 12 based on the detection signal to close the gas passage. Thus, overheating of the pot can be prevented. However, in the above-mentioned conventional pot overheating prevention device, the controller 18 controls the solenoid valve 12 by inputting the detection signal of the thermistor 3 and the electromotive force of the thermocouple 17. Therefore, the number of parts is large, the configuration is complicated, and a power supply (battery) for operating the controller 18 is required, and the parts cost is high. In the temperature detector 1, the draw case 2, the stepped case 5, and the two-step draw 6 are formed by deep drawing, which requires advanced technology, and the die cost is high. Was very expensive. Further, considering the reliability and safety of the system, as shown in (Table 1), failure modes include open / short of an element or a circuit and large / small change in resistance value. In the case of the conventional example, if the sensor (thermistor 3) is opened, the resistance value becomes infinite, which is dangerous because the solenoid valve is kept open by the control by the controller and the gas continues to flow. The same is true even if the resistance value greatly changes. On the other hand, a short circuit of the sensor is safe because the controller closes the solenoid valve to stop the gas, and the same is true when the change in the resistance value is small. On the other hand, when the output of the controller is open, the solenoid valve is closed and the gas is stopped, so it is safe. Even when the change in the resistance value is large, it is almost safe. When the output of the controller is short-circuited, the solenoid valve is kept open and the gas continues to flow, which is dangerous. The same applies to the case where the change in the resistance value is small. [Table 1] Therefore, as a comprehensive judgment of this type of system in which the output operation of the system is determined by the synergistic operation of the sensor and the controller, in the same failure mode, even if one is safe, the other is not safe. In this failure mode, safety or reliability becomes poor. The present invention solves such a conventional problem, and has a simple circuit configuration, does not require a battery, and therefore has a small number of parts and a temperature sensor for sensing the temperature of the pan. It has a so-called fail-safe function that simplifies the structure of the part, reduces the cost of the mold, and maintains the operation direction in the case of an abnormality and the safety even if some equipment fails. An object of the present invention is to provide a pot overheating prevention device. Means for Solving the Problems To achieve this object, the apparatus for preventing overheating of a pot according to the present invention is arranged such that the pot is directly pressed against the bottom of the pot when the pot is placed on the gas stove. A thermostat, a thermocouple that generates an electromotive force by the combustion heat of the gas stove, and a solenoid valve that continues to supply gas to the ignited gas stove by the electromotive force of the thermocouple, wherein the thermostat, the thermocouple, and the solenoid valve Are electrically connected in series, and when the pot overheats, the thermostat opens to cut off the electromotive force of the thermocouple, close the solenoid valve, and cut off the gas supply. Things. According to the above configuration, the solenoid valve is mechanically opened by the hand switch, gas is supplied to the gas stove, and after ignition, the solenoid valve is kept open by the electromotive force of the thermocouple, Continue burning. When the pot is overheated, a thermostat that detects the temperature of the pot opens to shut off the electromotive force of the thermocouple, close the solenoid valve, and cut off gas supply. As described above, the device for preventing overheating of the pot of the present invention is composed of a series circuit of the thermostat, the thermocouple and the solenoid valve, so that the number of parts is small and the configuration is extremely simple. Since it is not a controller control method as in the conventional example, no battery is required. Further, the thermostat is hermetically sealed, and has a fail-safe structure in which the contact spring is pushed in one direction during abnormal operation when the pot is overheated, and the contact is separated. Therefore, it is hardly affected by the external atmosphere and has excellent safety. The thermostat has a terminal connected to a lead cord, and is installed at the tip of the temperature sensor. The temperature sensor has a substantially cylindrical case having one end in contact with the lower peripheral portion of the lower surface of the thermostat, and an aperture case for projecting a thermosensitive surface of the thermostat from the top to couple and fix the thermostat and the case. One end is fixed to the angle of the gas stove and the other end is inserted into the other end of the case, and is interposed between the lower surface of the thermostat and the holding base to urge the thermostat upward. And a coil spring. According to this configuration, the substantially cylindrical case is obtained by processing a pipe, and since the holding table is a general press-processed product, unlike the conventional case, it does not require many deep drawing operations. The shape is simple, and the cost of the mold can be greatly reduced. Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows a temperature sensor 21 for detecting the temperature at the bottom of a pot in one embodiment of the present invention. An exploded perspective view of the temperature sensor 21 is shown in FIG. 4, and will be described below with reference to FIG. The temperature sensor 21 has a thermosensitive surface of a thermostat 23 that has been hermetically projected from the top of an aperture case 22 without a top plate. The thermostat 23 is provided with a terminal 23a for external connection, and a lead cord 24 is connected to the terminal 23a. Reference numeral 25 denotes a substantially cylindrical case having one end abutting on the peripheral edge of the lower surface of the thermostat 23. The projection 25 or the cut-and-raised claw 22a formed on the aperture case 22 is engaged with a hole 25a formed on one end thereof. By joining, the thermostat 23 and the case 25 are connected and fixed. 26 is a holding table having one end fixed to an angle 28 of the gas stove with a screw 29 and the other end inserted into the other end of the case 25; and 27 is interposed between the lower surface of the thermostat 23 and the holding table 26. , A coil spring that urges the thermostat 23 upward. The cut-and-raised claw 25b formed on the case 25 is engaged with the window 26a provided on the holding base 26 so that the thermostat 23 does not rotate and the drawer cord 24 is twisted or the terminal 23a is not bent. Let me. A gap 30 is provided between the inner wall of the case 25 and the coil spring 27, and the case 25 can be inclined to some extent in all directions around the front, rear, left and right. This is so that the thermosensitive surface of the thermostat 23 can be fitted even if the bottom of the pot placed on Gotoku is slightly inclined. FIG. 5 shows an example in which two legs are provided to stabilize the holding table. FIG. 2 shows the internal structure of the thermostat 23 hermetically sealed. A bimetal 35 having a push rod 34 is arranged near the top of the case 33, and the bimetal 35 is in a normal state and is in an upwardly convex state as shown in FIG. As shown in FIG. 2 (b), the thermostat 23 that has sensed overheating of the pot is configured such that the bimetal 35 is curved so as to protrude downward, the push rod 34 pushes down the contact spring 36, and the contacts are separated. It has become. FIG. 3A shows the state of the temperature sensor 21 when the pot 11 is not placed on the gas stove 10 of the gas stove. At this time, due to the urging force of the coil spring 27, the thermostat 23 is pushed up together with the surrounding case against the holding base 26 fixed to the angle 28, and protrudes upward from the gode 10. Then, when the pot 11 is placed on the goto 10, the thermostat 23 is pushed down at the bottom of the pot 11 against the urging force of the coil spring 27 as shown in FIG. Therefore, the thermostat 23 has its temperature-sensitive surface pressed against the bottom of the pan 11 and detects the temperature at the bottom of the pan. FIG. 6 shows an electric circuit of the apparatus for preventing overheating of the pot according to the present embodiment. Reference numeral 12 denotes a solenoid valve with a hand switch, 16 denotes a burner, and 17 denotes a thermocouple. . Reference numeral 23 denotes a thermostat, and reference numeral 31 denotes an ignition piezoelectric element that operates in conjunction with the hand switch. Here, the thermostat 23, the thermocouple 17, and the solenoid valve 12 are electrically connected in series. Next, the operation in the present embodiment will be described. When the hand switch is pressed, the solenoid valve 12 is opened mechanically to supply gas to the burner 16 and, at the same time, a spark discharge is generated by hitting the piezoelectric element 31 to ignite the burner 16. The burner 16 heats the thermocouple 17 by the heat of combustion, and the thermocouple 17 keeps the solenoid valve 12 open by the electromotive force of the heat to continue supplying gas. When the combustion of the burner 16 stops, the electromotive force of the thermocouple 17 disappears, the solenoid valve 12 closes, and the supply of gas stops. In this case, when the pot 11 placed on the pot 10 is overheated and abnormal, the thermostat 23 that senses the temperature of the pot 11 is opened to cut off the electromotive force of the thermocouple 17. As a result, the solenoid valve 12 is closed and the supply of gas is cut off. In this manner, overheating of the pot can be prevented, and occurrence of a fire or the like can be prevented. The case 25 constituting the temperature sensor 21 has a substantially cylindrical shape, and can be easily processed from a pipe. In addition, the holding table 26 is obtained by a general press working, and therefore, only the drawing case 22 for connecting and fixing the thermostat 23 to the case 25 is required to be drawn by using a mold. can do. In addition, since the processing technique is also ordinary drawing, the yield is good. Therefore, the manufacturing cost of the mechanical component can be reduced. Considering the reliability and safety of the thermostat system, as shown in (Table 1), the failure mode includes the thermostat open and short circuit. When open, the circuit is opened immediately and the solenoid valve is closed to cut off gas supply, which is safe. On the other hand, in the case of a short-circuit, welding of the contacts is generally considered. However, in the configuration of the present invention, there is no welding because the electromotive force of the thermocouple is very small and the maximum current is 0.4 A. In addition, a short may be considered due to a deformation factor of the case due to an external force. However, even when the top of the case is depressed, the structure is such that the contacts are separated, so that it is safe. The present invention has been realized by developing a thermostat embodying such a fail-safe concept. As described above, according to the present invention, the configuration of the apparatus for preventing overheating of the pot is simplified, and the number of parts can be reduced, and the cost of parts can be reduced by not using batteries. it can. Further, the members constituting the temperature sensor can also be manufactured by drawing without using an expensive mold, so that significant cost reduction can be achieved. In addition, the thermostat is hermetically sealed, so that it is not affected by the external atmosphere.Moreover, when the pot is overheated, the thermostat detects the temperature of the pot and opens the circuit. Therefore, a highly safe pot overheating prevention device having a fail-safe function can be provided.

【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の一実施の形態における温度感知器の構
成図 【図2】本考案の一実施の形態におけるサーモスタット
の内部構造を示す図 【図3】本考案の一実施の形態における温度感知器と鍋
との関係を示す図 【図4】本考案の一実施の形態における温度感知器の分
解斜視図 【図5】保持台の他の例を示す図 【図6】本考案の一実施の形態における鍋過熱防止装置
の回路構成図 【図7】従来例の温度検出器の構成図 【図8】従来例の温度検出器のガスコンロへの取付構造
を示す図 【図9】従来例の温度検出器と鍋との関係を示す図 【図10】従来例の鍋過熱防止装置の回路構成図 【符号の説明】 11 鍋 12 ソレノイドバルブ 16 バーナー 17 サーモカップル 21 温度感知器 22 絞りケース 23 サーモスタット 24 引出コード 25 ケース 26 保持台 27 コイルスプリング 31 圧電素子 34 押し棒 35 バイメタル 36 接点ばね
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a configuration diagram of a temperature sensor according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing an internal structure of a thermostat according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is a view showing a relationship between a temperature sensor and a pot in one embodiment of the present invention. FIG. 4 is an exploded perspective view of the temperature sensor in one embodiment of the present invention. FIG. 5 is a view showing another example of a holding table. FIG. 6 is a circuit configuration diagram of the apparatus for preventing overheating of the pot in one embodiment of the present invention. FIG. 7 is a configuration diagram of a conventional temperature detector. FIG. 8 shows a mounting structure of the conventional temperature detector on a gas stove. FIG. 9 is a diagram showing the relationship between a conventional temperature detector and a pan. FIG. 10 is a circuit configuration diagram of a conventional pan overheat prevention device. [Description of References] 11 pan 12 solenoid valve 16 burner 17 thermocouple 21 Temperature sensor 22 Aperture case 23 Thermostat 24 Pull-out cord 25 Case 26 Holder 27 Coil spring 31 Piezoelectric element 34 Push rod 35 Bimetal 36 Contact spring

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ガスコンロの五徳の上に鍋などを載置し
たとき鍋底に直接圧接するように配置されたサーモスタ
ットと、ガスコンロの燃焼熱により起電力を発するサー
モカップルと、前記サーモカップルの起電力により、着
火されたガスコンロにガスの供給を継続するソレノイド
バルブとを備え、前記サーモスタット,サーモカップル
およびソレノイドバルブが電気的に直列に接続されてお
り、鍋などが過熱したとき、前記サーモスタットが開成
して前記サーモカップルの起電力を遮断し、前記ソレノ
イドバルブを閉にしてガスの供給を断つことを特徴とす
る鍋過熱防止装置。 【請求項2】 サーモスタットは、ハーメチックシール
されていることを特徴とする請求項1記載の鍋過熱防止
装置。 【請求項2】 サーモスタットは、鍋などが過熱した異
常動作時に接点ばねを一方向に押し、接点が開離するフ
ェールセーフタイプとなっていることを特徴とする請求
項1または2記載の鍋過熱防止装置。 【請求項4】 サーモスタット(23)は、その端子に
引出コード(24)が接続されて、温度感知器(21)
の先端部に設置され、前記温度感知器(21)は、前記
サーモスタット(23)の下面周縁部に一端が当接する
略円筒状のケース(25)と、天部から前記サーモスタ
ット(23)の感温面を突出させ前記サーモスタット
(23)と前記ケース(25)とを結合固定する絞りケ
ース(22)と、一端がガスコンロのアングル(28)
に固定され他端が前記ケース(25)の他端部に挿入さ
れた保持台(26)と、前記サーモスタット(23)の
下面と前記保持台(26)との間に介在され前記サーモ
スタット(23)を上方へ押し上げるように付勢するコ
イルスプリング(27)とからなることを特徴とする請
求項1,2または3記載の鍋過熱防止装置。
[Claim 1] A thermostat arranged so as to be directly pressed against the bottom of a pot when a pot or the like is placed on the gas stove, and a thermocouple that generates an electromotive force by the combustion heat of the gas stove And a solenoid valve for continuously supplying gas to the ignited gas stove by the electromotive force of the thermocouple, wherein the thermostat, the thermocouple and the solenoid valve are electrically connected in series, and the pot or the like is overheated. When the thermostat is opened, the thermostat is opened to shut off the electromotive force of the thermocouple, and the solenoid valve is closed to cut off the gas supply. 2. The apparatus according to claim 1, wherein the thermostat is hermetically sealed. 2. The overheating of the thermostat according to claim 1, wherein the thermostat is of a fail-safe type in which a contact spring is pressed in one direction when an abnormal operation occurs when the pot or the like is overheated and the contact is opened. Prevention device. 4. A thermostat (23) having a lead cord (24) connected to its terminal and a temperature sensor (21).
The temperature sensor (21) is installed at the tip of the thermostat (23). The thermostat (23) has a substantially cylindrical case (25) with one end abutting on the lower peripheral edge of the thermostat (23). An aperture case (22) for projecting a warm surface and connecting and fixing the thermostat (23) and the case (25), and one end of an angle of a gas stove (28)
, The other end of which is inserted into the other end of the case (25), and the thermostat (23) interposed between the lower surface of the thermostat (23) and the holder (26). 4. A pan overheating prevention device according to claim 1, 2, or 3, further comprising a coil spring (27) for urging the upper portion of the pan upward.
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