JP3055131B2 - 点滴容器の液位検知装置 - Google Patents

点滴容器の液位検知装置

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JP3055131B2
JP3055131B2 JP4107051A JP10705192A JP3055131B2 JP 3055131 B2 JP3055131 B2 JP 3055131B2 JP 4107051 A JP4107051 A JP 4107051A JP 10705192 A JP10705192 A JP 10705192A JP 3055131 B2 JP3055131 B2 JP 3055131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、点滴による輸液終了状
態あるいは点滴容器交換時期を検知するための点滴容器
の液位検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、薬液等を容器からチューブを通
して生体に供給するためには、点滴筒、輸液チューブ、
クランプ、注射針等からなる輸液セットが用いられ、点
滴容器に点滴筒を挿入することにより点滴容器内の薬液
等が点滴筒内に滴下し、かつ輸液チューブを通して輸液
されるようになっている。このような点滴注射装置に
は、点滴容器内の液面低下を自動的に検知する液位検知
装置が備えられており、例えば実開平1−130739
号公報および特開昭63−160670号公報等に開示
されるように、点滴容器下方の側面に投光手段および受
光手段とを対にして取付け、この点滴容器内の輸液量の
変化を受光手段からの出力の変化として検出することに
より、輸液量が所定値以下に達すると直ちにナースセン
ターにブザー等の警報器を鳴らして、輸液の終了状態お
よび点滴容器の交換時期を知らしめるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、点滴容器に交換時期であるにもかかわらず、他の場
所に移動しているとき等、担当の看護婦がナースセンタ
ーに不在であった場合、看護婦が一旦ナースセンターに
戻り警報音を確認するか、あるいは、患者もしくは他の
者が直接点滴容器を確認するまで、点滴容器の中が空の
まま患者が放置される。しかも、このような状態が長時
間継続すると、血液の逆流、あるいは輸液セット内への
空気の進入が起こり、輸液ルートの閉塞が発生し易かっ
た。
【0004】そこで、担当の看護婦がいかなる場所にい
ても、点滴容器の交換時期を確実に知ることができる点
滴容器の液位検知装置が種々提案されている。
【0005】実願昭54−34892号(実開昭55−
134843号)のマイクロフィルムには、輸液容器
(2)の下方に垂下された輸液管(4)の光学系検出装
置を備えたセンサを設け、この輸液管(4)を通過する
輸液の減少を無線送信部により送信する輸液用無線情報
装置が開示されている。しかしながら、この装置は、輸
液容器(2)の下方に垂下された輸液管(4)を通過す
る輸液が所定の位置以下になるのを検知するものであ
り、輸液管(4)を流通する輸液量はわずかであるた
め、輸液量の減少の送信から輸液の取り替えまでの時間
的な余裕がなく、現実的には輸液の交換が間に合わなな
い。
【0006】また、特開昭57−29364号公報に
は、輸液4を貯えた輸液ビン3の下側に点滴管6と点滴
筒5と点滴管7とを順次設け、この点滴管6の内外に連
通するように検出電極1,1を取付け、該電極1,1の
点滴管6外部に突出する部分に送信機2の検出信号入力
端子10と接続される入力ケーブル11を接続した点滴
セットの輸液減少自動通報システムが開示されている。
しかしながら、このシステムにおいては、輸液ビン3の
下側の点滴管6に検出電極が設けられているので、点滴
管6に輸液がなくなると検出電極1,1間の導通がなく
なり、送信機2が電波を発射することになるが、やはり
点滴管6に輸液がなくなってからの残りの輸液量はわず
かであるため、輸液量の減少を知らせる送信から輸液の
取り替えまでの時間的な余裕がなく、輸液の交換が必ず
間に合わない。
【0007】さらに、特開昭61−196964号公報
には、点滴装置1の点滴流路に設けた透明ガラス製の液
溜めパイプ4に発光器5と受光器6とからなる点滴動作
検出部7を取付け、この点滴動作検出部7には、その検
出点滴数をカウントするカウンタ8が付設されていて、
このカウンタ8のカウント出力を比較器9の入力部に与
え、この比較器9に接続されたプリセット部10からの
信号により検出点滴数が異常であれば、シンセサイザー
11を経て送信部12から異常を送信する点滴監視シス
テムが開示されている。しかしながら、このシステム
は、点滴に異常が生じた際にこれを検知して停止するた
めのものであり、点滴がなくなるのを報知するためもの
ではない。また、センサである点滴動作検出部7は、液
溜めパイプ4に取り付けるものであるので、液溜めパイ
プ4の形状が異なると対応できないという問題点があっ
た。また、この装置においても点滴がなくなった場合に
は、液溜めパイプ4と薬液供給チューブ14内の分しか
液がないので、やはり、点滴の取り替えまでの時間的な
余裕がないものであった。
【0008】さらにまた、実願昭60−115681号
(実開昭62−24837号)のマイクロフィルムに
は、点滴容器Aの供給口1の約1cm上位に発信機2を
装備する光センサー3を取付け、点滴液の供給によって
点滴容器Aの残液が光センサー3の位置より降下する
と、光センサー3が作動して発信機2より受信機4に通
報するようにしてなる点滴通報装置が開示されている。
この装置によりある程度点滴容器Aに点滴液が残った状
態で通報することができるが、点滴容器Aが異なるごと
に光センサー3の位置を調節しなければならず、しか
も、合成樹脂性バックタイプの点滴容器をそのままセッ
トして点滴を行なう場合などには、該容器の形状は不規
則であるので正確に点滴液を検知できない場合がある。
加えて、各光センサー3毎に発信機2と受信機4が設け
られているので、複数の病室を担当する看護婦は、点滴
容器Aの数に応じた受信機4を常時携帯しなければなら
ず煩わしいとともに、病室や看護婦の数が多くなるのに
伴なって受信機4の数が増えると、複数の光センサー3
が同時に作動した場合に、どの光センサー3が作動して
受信機が通報を行っているのかを把握することができ
ず、看護婦は速やかに適切な交換処置を行うことができ
ない。
【0009】また、実願昭62−120524号(実開
昭64−26043号)のマイクロフィルムには、光電
感知クランプ体3をIV SET点滴検知瓶5の瓶内の
液面下位の適当部位に挟み付けて装着すると、点滴液剤
が流通し終わってIV SET点滴検知瓶5内の液面が
降下し、光電感知クランプ体3の設定面より低くなった
時に、感知体41に直接照射が可能となり、連結線によ
り看護婦室のブザーを鳴らす光電感知点滴警報装置が開
示されている。しかし、ここでのIV SET点滴検知
瓶5は円柱形に形成されており、瓶内に点滴液剤が充填
されている場合でも、光線がIV SET点滴検知瓶5
を透過するため、感知体41に達する受光量の差が、点
滴液剤の有無に応じてさほど顕著に現われず、検知の信
頼性を高めることができない。また、感知体41から検
知信号が出力されると、看護婦室のブザーが鳴動するよ
うになっているが、このブザーは複数の感知体41,6
23に共通して単独に設けられており、これではどの病
室で点滴瓶7を交換すべきかを的確に把握することがで
きず、看護婦は速やかに適切な交換処置を行うことがで
きない。さらに、看護婦室に看護婦がいない場合は、看
護婦が一旦看護婦室に戻ってブザーの鳴動を確認するま
で、そのまま放置されるという懸念を生じる。
【0010】そこで本発明は前記問題点を解決して、種
々のタイプの点滴容器に対応でき、薬液等の無駄がな
く、担当の看護婦がいかなる場所にいても、点滴容器の
交換時期を時間的余裕を持って確実に知ることができる
とともに、液位センサによる検知の信頼性が高く、病室
及び看護婦の数等、病院の規模に左右されることなく確
実かつ迅速に各病室での交換処置を行うことができる点
滴容器の液位検知装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は点滴容器の薬液
等を輸送する点滴流路中に前記薬液等を収容し該薬液等
の液位に応じた係合部を形成した被検知体を配設し、前
記被検知体に対して前記係合部に係合可能な係合受け部
を有するセンサ保持部を取付固定し、前記被検知体は透
明で少なくとも一辺を角形に形成し、前記被検知体が空
の状態における光軸が前記被検知体の一辺を形成する両
面を通して一致するように、該被検知体内における液位
レベルの降下を検知する投光手段および受光手段からな
る液位センサを前記センサ保持部に設けるとともに、各
病室に設けた前記液位センサの状態を監視する制御機
と、前記液位センサから検知信号が前記制御機に出力さ
れると、該当する病室の看護婦が携帯する受信手段に呼
出信号を発射する送信手段と、各病室の前記液位センサ
に基づく検知信号に応じて点灯する複数の表示器を備え
た報知ユニットとを備え、前記制御機は複数の送信手段
および受信手段を集中制御したものである。
【0012】
【作用】上記構成によって、被検知体に設けられた液位
センサは点滴容器の液面低下を検知し、この点滴容器の
交換時期になると無線制御装置の送信手段より、該当す
る受信手段を介して報知を行わせる。
【0013】この際、液位センサは点滴流路中に配設さ
れた被検知体内の液位レベルの降下を検知するため、点
滴容器を交換する毎に、液位センサの取付角度などを調
整する必要がなく、あらゆるタイプの点滴容器に対応す
ることが可能になる。また、被検知体は点滴容器とは別
に一定量の薬液等を収容することができるので、点滴容
器が完全に空になった状態で点滴容器の交換を行なうこ
とができ、薬液等の無駄がなく、さらに、被検知体に薬
液等が残った状態で、液位センサから検知信号が出力さ
れるので、点滴容器を慌てて交換しなくてもよく、患者
の不安が取り除かれる。特に、前記薬液等を収容する検
知体の薬液の液位に応じた係合部を選択してセンサ保持
部を取付け固定することで、被検知体に取り付けるセン
サの位置を調節することができるため、報知が行われる
薬液等の残存量を所望のものとすることができるので、
点滴の滴下速度や種類、さらには交換する人の技量など
に応じて報知を受けた後でも点滴容器を交換するための
充分な時間を確保することができる。
【0014】また、被検知体は透明で一辺が角形に形成
されており、この一辺を形成する両面を通して、被検知
体が空の状態における光軸が一致するように、液位セン
サの投光手段と受光手段が設けられているので、被検知
体に薬液等が充填されている状態では、投光手段からの
光が薬液等によるレンズ作用で被検知体の一側面上で反
射されるのに対し、空液状態においては投光手段からの
光は殆ど屈折,反射されない状態で受光手段に到達す
る。このため、受光手段に達する受光量の差が顕著に現
れ、液位センサによる検知の信頼性を高めることができ
る。
【0015】さらに、液位センサから制御機に検知信号
が出力されると、該当する病室の看護婦が携帯する受信
手段に呼出信号を発射されるので、その病室を担当する
看護婦は点滴容器の交換時期を知ることができる。これ
とともに、報知ユニットが作動して、該当する病室の表
示器が点灯するので、受信手段の呼出によりナースセン
ターなどに一旦戻った看護婦が、報知ユニットによって
どの病室の被検知体内が空液状態であるかを的確に判断
できる。また、この報知ユニットの表示に基づいて、予
め薬剤師が該当する病室の点滴容器を用意することがで
きるため、ナースセンター等に戻った看護婦は、この点
滴容器を受取って、速やかに適切な交換処置を行うこと
ができる。
【0016】しかも、制御機は複数の送信手段及び送信
手段を集中制御することができるため、例えば、複数の
病室の液位センサから同時に検出信号が出力された場合
においても、制御機は送信手段を介して担当する看護婦
の受信手段にそれぞれ呼出信号を発射して、点滴容器の
交換時期を各看護婦毎に知らせることが可能である。し
たがって、液位センサによる検知の信頼性が高いことと
相俟って、前記病室及び看護婦の数等、病院の規模に左
右されることなく確実かつ迅速に各病室での交換処置を
行える。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1乃至図5は本発明の第1実施例を示し、
図1の概略説明図に示すように、病室1の天井部2には
ガイドレール3が設けられており、このガイドレール3
に沿って移動体4が摺動可能に設けられている。5は移
動体4に取付けらた吊具であり、この吊具5には薬液A
を収容した透明な合成樹脂性バックタイプの点滴容器6
が交換可能に吊り下げられる。点滴容器6には点滴筒
7、輸液チューブ8、クランプ9、注射針10等からなる
周知の輸液セットが継着されて点滴容器6内の薬液A等
が生体に供給され、また、点滴流路である輸液チューブ
8の途中には一辺11を90゜に形成した透明な筒状の被
検知体12が、点滴筒7の上部に固着されるようにして設
けられている。13はコ字状に形成されたセンサ保持部で
あり、このセンサ保持部13は前記被検知体12に対して上
下方向に移動可能となるように取付固定されるととも
に、センサ保持部13の両側には被検知体12が空の状態に
おける光軸14が被検知体12の一辺11を形成する両面11
A,11Bを通して一致するようにして透過型光電センサ
を構成する、投光手段15Aおよび受光手段15Bからなる
液位センサ15が設けられている。また、液位センサ15に
はアンプユニット16が電気コード17を介して接続され、
このアンプユニット16は、図示しない感度調整ボリウ
ム,光軸調整用チェックピン,動作表示灯,安定表示灯
等が備えられ、前記移動体4を中継して電気コード17に
より、各病室1のベッド18の近辺に取付けられた報知部
19に接続されるとともに、外部に液位センサ15の出力信
号を供給している。報知部19には、表示ランプ20とブザ
ー21が1個づつ設けられている。
【0018】図2は、本実施例における液位検知装置全
体の概略説明図である。同図において、22は前記電気コ
ード17に接続された、例えば、リレー等のスイッチ手段
からなる接点呼出装置である。この接点呼出装置22は、
複数の病室1からの電気コード17を接続して、各病室1
の液位センサ15からの出力信号の有無に基づいて、それ
ぞれスイッチ手段の接点の状態を切換えることができ
る。また、23は前記接点呼出装置22を介して、各病室1
の液位センサ15の状態を監視する制御機たるエンコーダ
であり、このエンコーダ23と、送信手段たる送信機24
と、この送信機24により遠隔制御されるポケットベル等
の受信手段たる受信機25とにより、無線制御装置26が構
成される。エンコーダ23は、その前面に時刻合わせ等の
各種動作状態の設定を行う、テンキー及びファンクショ
ンキーを備えた操作部27が設けられ、さらに、操作部27
の上方にはLCD表示部28が配設される。また、このエ
ンコーダ23は送信機24を最大5台まで接続することが可
能であり、特に病室1の部屋数が多い場合には、図示し
ない拡張ユニットを用いることにより、より多くの送信
機24及び受信機25を集中制御することもできる。エンコ
ーダ23はナースセンター29に設けられている報知ユニッ
ト30に接続され、この報知ユニット30に、各病室1に対
応する複数の表示ランプ31を設けることにより、液位セ
ンサ15に基づく出力信号に応じて表示ランプ31が点灯す
る。また、前記表示ランプ20は、報知ユニット30の対応
する表示ランプ31に連動する。
【0019】図3は液位検知部を示すものであり、点滴
筒7と輸液チューブ8との間に設けられた被検知体12の
一側面11Aには薬液等の残量を示すための目盛部32が形
成されるとともに、この被検知体12の上部には空気弁33
が形成されている。また、被検知体12の両端部34A,34
Bには係合部たる一対の凸片35A,35Bが複数設けられ
ており、この凸片35A,35Bのいずれか一箇所と係合受
け部たるセンサ保持部13の凹溝36とを係合させながらセ
ンサ保持部13を被検知体12の胴部に取付けると、センサ
保持部13の内面に埋設された液位センサ15の投光手段15
Aおよび受光手段15Bは、被検知体12の両面11A,11B
を挟む位置で対峙した状態になる。このとき、被検知体
12が空の状態において投光手段15Aと受光手段15Bとの
光軸14は相互に一致し、センサ保持部13の内面に設けら
れた抜孔37を介して被検知体12の両面11A,11Bを通る
ようになっている。また、電源コード17はセンサ保持部
13の下面より導出される。
【0020】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。点滴による輸液に際し、吊具5に透明な薬液A等を
収容した透明な点滴容器6を吊下げるとともに、凸片35
A,35Bのいずれか一箇所と凹溝36とを係合させながら
センサ保持部13を被検知体12に取付固定する。このと
き、いちばん最上部の凸片35A,35Bに凹溝36を係合さ
せた場合には、液位センサ15は薬液A等の残量が25C
Cに達したかどうかを検知する点滴終了状態あるいは点
滴容器交換時期に対応する液位レベル位置にセットさ
れ、以下、凸片35A,35Bと凹溝36との係合位置を下方
に移動させながらセンサ保持部13を被検知体12に取付固
定させるに従って、液位センサ15は薬液A等が残り15
CCあるいは5CCに達したかどうかを検知する液位レ
ベル位置にセットされる。一方、受信機25は各看護婦に
携帯され、点滴容器6の交換時期になったときに、担当
する病室1の看護婦の受信機25にのみ呼出信号が発射さ
れるように、予め、エンコーダ23の操作部27によって初
期設定が行われる。
【0021】この状態で図示しない電源をONにして輸
液を開始すると、この電源のON操作によって投光手段
15Aは発光する。このとき、図4に示すように被検知体
12内に薬液A等が充填されている状態では、投光手段15
Aからの光は薬液Aによるレンズ作用によって被検知体
12の一側面11A上で反射されるため、受光手段15Bに達
する光量は所定レベル以下になって検知信号は接点呼出
装置22に出力されない。一方、輸液が進行し、被検知体
12内の薬液Aの液位レベルが下降して光軸14よりも下位
になると、図5に示すように被検知体12内が空液状態に
なることによって、投光手段15Aからの光は一側面11
A,被検知体12および一側面11Bを順に通過して、殆ど
屈折,反射されない状態で受光手段15Bに到達し、この
受光量は所定レベル以上のため検知信号が接点呼出装置
22を介してエンコーダ23に出力される。エンコーダ23
は、該当する受信機25に対して送信機24より呼出信号を
発射し、受信機25が所定の呼出音を鳴らすことによっ
て、その病室1を担当する看護婦は点滴容器6の交換時
期を知ることができる。また同時に、この検知信号に基
づき、ナースセンター29に設けられている報知ユニット
30が作動して、該当する病室1の表示ランプ31が点灯す
るとともに、ベッド18に設けられた報知部19が作動す
る。そして、受信機25の呼出音によりナースセンター29
に一旦戻った看護婦は、報知ユニット30によってどの病
室1の被検知体12内が空液状態であるかを確認し、薬剤
師から新しい点滴容器6を受取って、病室1にて輸液終
了の処置あるいは点滴容器6の交換を行うことができ
る。また、被検知体12はそれ自身薬液Aを収容できるの
で、点滴容器6が完全に空になった状態で点滴容器6の
交換を行なうことができるので薬液Aの無駄がない。
【0022】以上のように本実施例においては、輸液が
進行し、被検知体12内の薬液Aの液位レベルが下降し
て、液位センサ15が点滴容器6の交換時期を検知する
と、この液位センサ15に接続された無線制御装置26のエ
ンコーダ23は、送信機24を介して該当する病室1の看護
婦に携帯された受信機25に発信信号を発射し、これによ
って、担当の看護婦はナースセンター19の外部を移動中
であっても、受持ちの病室1で点滴容器6の交換を行わ
なければならないことを確実に知ることが可能となり、
点滴容器の中が空のまま患者が放置される危険性が回避
される。しかも、ナースセンター19では、報知ユニット
30の表示ランプ31に基づいて、予め薬剤師が該当する病
室1の点滴容器6を用意することができるため、受信機
25の発信音によりナースセンター19に戻った看護婦は、
この点滴容器6を受取って、速やかに病室1において適
切なる交換処置を行うことが可能となる。この際、本実
施例においては被検知体12は30CC以上の薬液等の容
量を有するものであり、点滴の種類や滴下速度に応じて
センサ保持部13を保持する位置を複数の凸片35A,35B
により調節することにより、点滴容器6が空になって被
検知体12内の薬液Aが所定の量より少なくなって液位セ
ンサ15がこれを検知し呼出信号を発射した後であって
も、点滴容器6の交換のための充分な時間を確保するこ
とができる。
【0023】また、被検知体12は透明で一辺が角形に形
成されており、この一辺を形成する両面11A,11Bを通
して、被検知体12が空の状態における光軸14が一致する
ように、液位センサ15の投光手段15Aと受光手段15Bが
設けられているので、被検知体12に薬液Aが充填されて
いる状態では、投光手段15Aからの光が薬液Aによるレ
ンズ作用で被検知体12の一側面上で反射されるのに対
し、空液状態においては投光手段15Aからの光は殆ど屈
折,反射されない状態で受光手段15Bに到達する。この
ため、受光手段15Bに達する受光量の差が顕著に現れ、
液位センサ13による検知の信頼性を高めることができ
る。
【0024】さらに、無線制御装置26は複数の送信機24
及び受信機25を集中制御することができるため、例え
ば、複数の病室1の液位センサから同時に検出信号が出
力された場合においても、エンコーダ23は送信機24を介
して担当する看護婦の受信機25にそれぞれ発信信号を発
射して、点滴容器6の交換時期を各看護婦毎に知らせる
ことが可能であり、病室1及び看護婦の数等、病院の規
模に左右されることなく確実かつ迅速に各病室1での交
換処置が行われる。
【0025】図6は本発明の第2実施例を示し、第1実
施例と共通する同一部分には同一符号を付し、その詳細
を省略して説明する。本実施例においてセンサ保持部41
は係合部たるスライド片42および係合受け部たる係合溝
43によって被検知体44に対して上下方向の任意の位置に
移動自在に取付固定され、また、予めどれぐらいの残量
になると報知ユニット19および報知部21が作動するかを
示すために、センサ保持部41に窓部45を形成するととも
に、この窓部45の両側に罫書線46を設けている。そし
て、例えば罫書線46を目盛部47の「25」に一致させる
ことにより、被検知体44の裏側内面に設けられた投光手
段15Aおよび受光手段15Bからなる液位センサ15は、被
検知体42内の薬液33等の残量が25CCに達した時点で
検出信号を出力し、これによって、前記第1実施例と同
様な効果、作用を奏するものである。
【0026】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、液位センサの形状および
構造は、本発明における各実施例に限定されず適宜変更
可能である。また、薬液等とは薬液の他に生理食塩,栄
養剤、血液等を含むものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は点滴容器の薬液等を輸送する点
滴流路中に前記薬液等を収容し該薬液等の液位に応じた
係合部を形成した被検知体を配設し、前記被検知体に対
して前記係合部に係合可能な係合受け部を有するセンサ
保持部を取付固定し、前記被検知体は透明で少なくとも
一辺を角形に形成し、前記被検知体が空の状態における
光軸が前記被検知体の一辺を形成する両面を通して一致
するように、該被検知体内における液位レベルの降下を
検知する投光手段および受光手段からなる液位センサを
前記センサ保持部に設けるとともに、各病室に設けた前
記液位センサの状態を監視する制御機と、前記液位セン
サから検知信号が前記制御機に出力されると、該当する
病室の看護婦が携帯する受信手段に呼出信号を発射する
送信手段と、各病室の前記液位センサに基づく検知信号
に応じて点灯する複数の表示器を備えた報知ユニットと
を備え、前記制御機は複数の送信手段および受信手段を
集中制御するものであることを特徴とし、種々のタイプ
の点滴容器に対応でき、薬液等の無駄がなく、担当の看
護婦がいかなる場所にいても、点滴容器の交換時期を時
間的余裕を持って確実に知ることができるとともに、液
位センサによる検知の信頼性が高く、病室及び看護婦の
数等、病院の規模に左右されることなく確実かつ迅速に
各病室での交換処置を行うことができる点滴容器の液位
検知装置を提供することができる。しかもこの装置によ
れば、報知が行われる薬液等の残存量を所望のものとす
ることができるので、報知を受けた後でも点滴容器を交
換する充分な時間を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す病室内の概略説明図
である。
【図2】同上全体の概略説明図である。
【図3】同上要部の斜視図である。
【図4】同上被検知体に薬液等が充填されている場合を
示す説明図である。
【図5】同上被検知体が空液状態の場合を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 病室 6 点滴容器 11A,11B 両面 12 被検知体 13 センサ保持部 14 光軸 15 液位センサ 15A 投光手段 15B 受光手段 23 エンコーダ(制御機) 24 送信機(送信手段) 25 受信機(受信手段) 30 報知ユニット 31 表示ランプ(表示器) 35A,35B 凸片(係合部) 36 凹溝(係合受け部) 42 スライド片(係合部) 43 係合溝(係合受け部) A 薬液

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点滴容器の薬液等を輸送する点滴流路中
    に前記薬液等を収容し該薬液等の液位に応じた係合部を
    形成した被検知体を配設し、前記被検知体に対して前記
    係合部に係合可能な係合受け部を有するセンサ保持部を
    取付固定し、前記被検知体は透明で少なくとも一辺を角
    形に形成し、前記被検知体が空の状態における光軸が前
    記被検知体の一辺を形成する両面を通して一致するよう
    に、該被検知体内における液位レベルの降下を検知する
    投光手段および受光手段からなる液位センサを前記セン
    サ保持部に設けるとともに、各病室に設けた前記液位セ
    ンサの状態を監視する制御機と、前記液位センサから検
    知信号が前記制御機に出力されると、該当する病室の看
    護婦が携帯する受信手段に呼出信号を発射する送信手段
    と、各病室の前記液位センサに基づく検知信号に応じて
    点灯する複数の表示器を備えた報知ユニットとを備え、
    前記制御機は複数の送信手段および受信手段を集中制御
    するものであることを特徴とする点滴容器の液位検知装
    置。
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