JP3054735U - 可燃ゴミの圧縮装置及び圧縮収納袋 - Google Patents
可燃ゴミの圧縮装置及び圧縮収納袋Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 可燃ゴミ等を家庭や事業所等で身近で圧縮処
理するため、電力等の既存エネルギーなるべく使用しな
い圧縮装置を提供する。 【解決手段】 円筒型蛇腹製圧縮容器1の上端開口部に
は密封蓋2が設けられている。またこの容器の下部には
空気排出口3及び空気吸入口4が設けられる。容器下部
内側には可燃ゴミ収納袋6を支持する台座5を固定して
おく。円筒型蛇腹製圧縮容器に可燃ゴミ収納袋を装着し
て可燃ゴミを適宜投入し、可燃ゴミが充満したら、密封
蓋を装着し空気排出口に排気ポンプを接続して円筒型蛇
腹製圧縮容器内を真空にして可燃ゴミを圧縮して、その
容積を縮小する。可燃ゴミ収納袋は袋体の周囲にらせん
状の仮想線に沿って明けられた穴に梱包紐を通しながら
縫うように配置した可燃ゴミ収納袋である。円盤の周囲
に先端に返し爪が付いた金属片を4本以上配置した取り
出し補助具も考案した。
理するため、電力等の既存エネルギーなるべく使用しな
い圧縮装置を提供する。 【解決手段】 円筒型蛇腹製圧縮容器1の上端開口部に
は密封蓋2が設けられている。またこの容器の下部には
空気排出口3及び空気吸入口4が設けられる。容器下部
内側には可燃ゴミ収納袋6を支持する台座5を固定して
おく。円筒型蛇腹製圧縮容器に可燃ゴミ収納袋を装着し
て可燃ゴミを適宜投入し、可燃ゴミが充満したら、密封
蓋を装着し空気排出口に排気ポンプを接続して円筒型蛇
腹製圧縮容器内を真空にして可燃ゴミを圧縮して、その
容積を縮小する。可燃ゴミ収納袋は袋体の周囲にらせん
状の仮想線に沿って明けられた穴に梱包紐を通しながら
縫うように配置した可燃ゴミ収納袋である。円盤の周囲
に先端に返し爪が付いた金属片を4本以上配置した取り
出し補助具も考案した。
Description
【0001】
本考案は一般家庭や事業所において日常的に排出される可燃ゴミを手軽にその 容積を縮小させて、その後の運搬、集積や輸送を利便化する可燃ゴミの簡易な圧 縮技術に関する。
【0002】
従来、紙やプラスチックスが主体の産業廃棄物の集積や輸送には圧縮して容積 を縮小する方法が採られていた。ここで使用される圧縮機は大型プレスのような 設備である。(以下第一従来例という)また空き缶を潰す道具は市販されている 。(以下第二従来例という)さらに欧米では家庭用ゴミ圧縮機が製造販売されて いる事例がある。(以下第三従来例という)また、衣類又は寝具を収縮し収納す る技術がある。登録特許第2120813号(以下第四従来例という)
【0003】
第一従来例に於いては設備が大きすぎて、家庭に応用する事は出来ない。第二 従来例は一定の外形を持つ缶類が対象であって可燃ゴミのような不定形のものは 利用できない。第三従来例の事例は我が国では販売実績は無いため一般家庭等で は容易に入手し利用できない。また第四従来例の衣類又は寝具を可燃ゴミに置き 換えて収縮収納する技術を創出する必要がある。
【0004】 可燃ゴミ等を家庭や事業所等で身近で圧縮処理するため、本考案では電力等の 既存エネルギーなるべく使用しない。また圧縮装置は本質的に安全でなければな らない。従ってその目的に適する作動源を広く検討し選択しなければならない。
【0005】 圧縮装置内で充分圧縮され容積が目標値になっても、圧縮ゴミを装置から取り 出す際には圧縮力が解除されるため、可燃ゴミの持つ復元力により20〜30% の容積の復元が起こることを防がなければならない。
【0006】 圧縮力が解除される前に、圧縮された可燃ゴミの塊を緊迫しておく手段が必要 である。
【0007】 家庭や事業所で排出される可燃ゴミ等を簡便に圧縮処理する圧縮装置は、小型 かつ軽量でなければならない。さらにその価格は低廉に提供されるべきである。
【0008】
図1は円筒型蛇腹製圧縮容器1を用いた可燃ゴミ圧縮装置の説明図である。円 筒型蛇腹製圧縮容器の上端開口部には密封蓋2が設けられている。またこの容器 の下部には空気排出口(弁付き)3及び空気吸入口(弁付き)4が設けられる。 容器下部内側には可燃ゴミ収納袋6を支持する台座5を固定しておく。さらに容 器の最下部に排水口(弁付き)7を取り付けておく。円筒型蛇腹製圧縮容器に可 燃ゴミ収納袋を装着して可燃ゴミを適宜投入し、可燃ゴミが充満したら、密封蓋 を装着し空気排出口に排気ポンプを接続して空気排出口の弁を開き排気ポンプを 作動させて円筒型蛇腹製圧縮容器内を真空にして可燃ゴミを圧縮して、その容積 を縮小する。
【0009】 ここで利用出来る排気ポンプは、手押し式排気ポンプ、足踏み式排気ポンプ、 電動式排気ポンプや真空掃除機等がある。
【0010】 図2は手動式油圧ジャッキ11を用いた可燃ゴミ圧縮装置の説明図である。こ の可燃ゴミ圧縮装置は円筒圧縮筒8と、これに内接する圧縮ピストンドラム9が 配置されている。圧縮ピストンドラムの直下には手動式油圧ジャッキのピストン ロッドのサドルが接している。円筒圧縮筒の上端部には耐圧蓋10が設けられる 。可燃ゴミ収納袋6は圧縮ピストンの上におかれる。円筒圧縮筒に可燃ゴミ収納 袋を装着して可燃ゴミを適宜投入し、可燃ゴミが充満したら、耐圧蓋を装着し手 動式油圧ジャッキの加圧ポンプの作動レバー12を操作して可燃ゴミを圧縮して 、その容積を縮小する。
【0011】 可燃ゴミの圧縮手段として、前述した手動式油圧ジャッキのほか水圧ジャッキ 空圧ジャッキの使用もできる。
【0012】 図3は本考案の可燃ゴミ収納袋の説明図である。袋体13の周囲にらせん状の 仮想線に沿って明けられた紐穴15に梱包紐14を通しながら縫うように配置し た可燃ゴミ収納袋である。紐穴のある袋体に替わって、麻袋の様な粗い繊維せい 袋や網袋と梱包紐の組み合わせも使用できる。
【0013】 圧縮装置の中で圧縮された可燃ゴミは圧縮力が解除されると可燃ゴミの復元力 で20〜30%は容積が増加する、これを避けるため梱包紐を強く引き絞って、 縮小した状態を保つ事が出来る。
【0014】 図4は可燃ゴミが収納袋の中で圧縮された状態のままで圧縮容器から取り出す 補助具である。取っ手18が付いた円盤16の周囲に先端に返し爪19が付いた 金属片17を4本以上配置した取り出し補助具である。
【0015】 圧縮装置の中で圧縮された可燃ゴミの上に、この補助具を装着し再度圧縮を行 い返し爪の作用によって、圧縮された可燃ゴミを縮小した状態のまま取り出す。
【0016】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図5は請求項1の実施の形態を示した説明図である。(a)は円筒型蛇腹製圧縮 容器1に可燃ゴミ収納袋を装着して可燃ゴミを適宜投入し、可燃ゴミが充満した 状態である。(b)はこれに密封蓋を装着したところをしめした。(c)は空気 排出口に排気ポンプを接続して空気排出口の弁を開き排気ポンプを作動させて円 筒型蛇腹製圧縮容器内を真空にして可燃ゴミを圧縮した状態である。(d)は空 気排出口(弁付き)3を閉じて空気吸入口(弁付き)4を開いて容器内を常圧に して密封蓋を取り外して、圧縮した状態の可燃ゴミを取り出したところである。
【0017】 図6は請求項2の実施の形態を示した説明図である。(e)は円筒圧縮筒8に 可燃ゴミ収納袋6を装着して、可燃ゴミを適宜投入し可燃ゴミが充満した状態で ある。(f)は耐圧蓋を装着したところである。(g)は手動式油圧ジャッキの 作動レバーを操作して可燃ゴミを圧縮して、その容積を小さくしたじょうたいで ある。(h)は油圧解除バルブを解放して耐圧蓋を取り外して、圧縮した状態の 可燃ゴミを取り出したところである。
【0018】 図7は請求項3の実施の形態を示した説明図である。スーパーストアー等で商 品を購入した際に供されるサービス袋を利用したものである。(I)は針金製の 編み針にビニールの荷造り紐を装着した状態を示した。(j)はらせん状の仮想 線に沿ってビニールの荷造り紐を縫い込んでいる状態である。このビニールの荷 造り紐の終端は粘着テープ等でサービス袋に固着しておく。(k)は圧縮した状 態の可燃ゴミを梱包し終わった状態である。
【0019】 図8は請求項4の実施の形態を示した説明図である。(1)は厚さ5mmのベ ニヤ板を所定の直径で切り出したものである。この円盤には取っ手を組み込んで おく。(m)は返し爪19が付いた金属片の形状を図示したものである。この金 属片を4本配置した取り出し補助具の例である。圧縮装置の中で圧縮された可燃 ゴミ収納袋と蛇腹圧縮容器又は円筒圧縮筒の周辺の隙間からこの金属片を差し込 む。この金属片が引き抜かれようとすると(n)のように返し爪が可燃ゴミ収納 袋へ引っかかる状態になって圧縮された状態のまま引き出すことができる。
【0020】
日常、家庭において排出される可燃ゴミは本考案の圧縮装置及び器具を使用し て、その容積を20%以下に縮小させることができた。さらに手動、足踏み等の 入力を活用しているので、省エネルギーに貢献できた。可燃ゴミの容積縮小によ って省スペース、運搬等の効率化が図れる。
【0021】
【図1】請求項1の可燃ゴミ圧縮装置の説明図
【図2】請求項2の可燃ゴミ圧縮装置の説明図
【図3】可燃ゴミ圧縮用収納袋の説明図
【図4】圧縮された可燃ゴミを取り出す補助器具の説明
図
図
【図5】請求項1の実施の形態の説明図
【図6】請求項2の実施の形態の説明図
【図7】請求項3の実施の形態の説明図
【図8】請求項4の実施の形態の説明図
1 円筒型蛇腹製圧縮容器 2 密封蓋 3 空気排出口(弁付き) 4 空気吸入口(弁付き) 5 台座 6 可燃ゴミ収納袋 7 排水口(弁付き) 8 円筒圧縮筒 9 圧縮ピストン 10 耐圧蓋 11 手動式油圧ジャッキ 12 加圧ポンプ作動レバー 13 袋体 14 梱包紐 15 紐穴 16 円盤 17 金属片 18 取っ手 19 返し爪
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 可燃ゴミを圧縮して容積を減らす圧縮装
置に於いて、円筒型蛇腹製圧縮容器内を真空にして発生
する圧縮効果を用いることを特徴とする可燃ゴミの圧縮
装置。 - 【請求項2】 可燃ゴミを圧縮して容積を減らす圧縮装
置に手動式油圧ジャッキを用いることを特徴とする可燃
ゴミの圧縮装置。 - 【請求項3】 請求項1及び請求項2の圧縮装置で用い
る可燃ゴミ圧縮用収納袋が梱包紐を備えたことを特徴と
する可燃ゴミ圧縮用収納袋。 - 【請求項4】 請求項1及び請求項2の圧縮装置で圧縮
されたゴミ及びゴミ収納袋を圧縮状態のまま取り出す為
の補助器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001770U JP3054735U (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 可燃ゴミの圧縮装置及び圧縮収納袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001770U JP3054735U (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 可燃ゴミの圧縮装置及び圧縮収納袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3054735U true JP3054735U (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=43188769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998001770U Expired - Lifetime JP3054735U (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 可燃ゴミの圧縮装置及び圧縮収納袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054735U (ja) |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP1998001770U patent/JP3054735U/ja not_active Expired - Lifetime
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