JP3054459U - 携帯用コップ - Google Patents

携帯用コップ

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Publication number
JP3054459U
JP3054459U JP1998004858U JP485898U JP3054459U JP 3054459 U JP3054459 U JP 3054459U JP 1998004858 U JP1998004858 U JP 1998004858U JP 485898 U JP485898 U JP 485898U JP 3054459 U JP3054459 U JP 3054459U
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JP
Japan
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cup
band
strips
slightly larger
outer diameter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998004858U
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English (en)
Inventor
進 浅見
Original Assignee
進 浅見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コップを折畳可能に形成することによ
り、ポケットやハンドバックの隅などに収納して、簡易
に携行することができるようにする。 【解決手段】 複数の帯状部1A,1B,1C,1D
と、各帯状部の間に設けられた複数の折畳部2A,2
B,2Cとにより伸縮可能に形成されたほぼ逆円錐台形
のコップであって、上段の帯状部1Aを、その内径が中
段の帯状部1Bの外径よりやや大きくなるように形成す
るというように、それぞれの帯状部を、その直下の帯状
部の外径よりやや大きくなるように形成して、上段の帯
状部1Aの内側に他の帯状部1B,1C,1Dを納置可
能に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、外出先の施設や野外などで湯茶やジュース等を飲むために用いる携 帯用のコップに関するものであり、さらに詳しくは、例えば病院や学校などの公 共施設やその他の施設において、来訪者用のコップが備えられていない給茶器か ら湯茶を注いで飲用したり、あるいはハイキング場などの野外で湯茶やジュース などを飲用したりするために用いる折畳式の携帯用コップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、外出先の施設や野外などの自宅以外の場所で湯茶やジュースなどを飲む 場合には、既存の合成樹脂製コップや紙コップなどを持参するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、自宅以外の場所で湯茶やジュースなどを飲むために、合成樹 脂製コップや紙コップなどを持参する際には、コップを収納した手荷物を持ち歩 かねばならないという欠点があり、この手荷物が邪魔になるので、一般的にコッ プを携帯することを嫌うという問題点があった。そこで荷物にならずに簡易に携 行することができるようなコップの開発が課題となっていた。
【0004】 本考案は上記従来の課題を解決するために考案されたものであり、コップを折 畳可能に形成することにより、ポケットやハンドバックの隅などに収納して、簡 易に携行することができるようにした携帯用コップを提供しようとするものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の帯状部1A,1B,1C,1Dと、各帯状部の間に設けられ た複数の折畳部2A,2B,2Cとにより伸縮可能に形成されたほぼ逆円錐台形 のコップであって、上段の帯状部1Aを、その内径が中段の帯状部1Bの外径よ りやや大きくなるように形成するというように、それぞれの帯状部を、その直下 の帯状部の外径よりやや大きくなるように形成して、上段の帯状部1Aの内側に 他の帯状部1B,1C,1Dを納置可能とした構成の携帯用コップである。
【0006】
【考案の実施の形態】
コップを折畳んで携帯する場合には、各帯状部1A,1B,1C,1D間の折 畳部2A,2B,2Cをそれぞれ折畳んで、上段の帯状部1Aの内側に、他の帯 状部1B,1C,1Dを順次納置する。その結果、コップの形状が有底輪状体に 変形するので、それをビニール袋に収納するとともに、ポケットなどに入れて携 行するようにする。
【0007】 また湯茶やジュースを飲用する場合は、上記した有底輪状体をビニール袋から 取り出し、底部4を下方へ押し出すようにするとともに、下段の帯状部1Dを指 で摘んで引っ張ると、中段の帯状部1C,1Bおよび折畳部2C,2B,2Aも 順次引き出されて、ほぼ逆円錐台形のコップを形成することができる。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。本考案は主として複数の帯状部 1A,1B,1C,1Dと、該各帯状部1A,1B,1C,1Dの間に設けられ る折畳部2A,2B,2Cを形成するための内袋2とにより構成された伸縮可能 なコップであり、図1にこのコップを使用可能に設けた状態を示すとともに、図 2および図3にこのコップを携帯用に折畳んだ状態を示している。
【0009】 帯状部1A,1B,1C,1Dは、湯茶を入れて飲用する際に、後述する内袋 2が外方へ膨出するのを防止してコップの形状を保持するようにするとともに、 折畳んで携帯可能にするために設けられたものであり、やや剛性を有する素材に よって各帯状部の縦幅がほぼ同一寸法の輪状に形成されていて、それぞれ内袋2 の表面側に等間隔を置いて固着されたものである。さらに上段の帯状部1Aの上 端部には縁部3が設けられ、且つ下段の帯状部1Dの内壁には円形の底部4が取 付けられた構成となっているものである。またこれらの各帯状部は、その大きさ (内径寸法)をそれぞれ異なって形成されているもので、例えば上段の帯状部1 Aは、その内径が中段の帯状部1Bの外径よりやや大きくなるように形成され、 また中段の帯状部1Bは、その下方の帯状部1Cの外径よりやや大きくなるよう に形成され、さらにその帯状部1Cは、下段の帯状部1Dの外径よりやや大きく なるように形成されているというように、コップの全体形状がほぼ逆円錐台形と なるように設けられていて、上段の帯状部1Aの内側に他の帯状部1B,1C, 1Dが納置可能となっているのである。なお本実施例では帯状部を4箇所設ける 例を示したが、この帯状部は4箇所に限定するものではない。
【0010】 また上記帯状部1A,1B,1C,1Dの間には折畳部2A,2B,2Cが設 けられているが、この折畳部は、柔軟性を有する素材を用いて、上下が開放され たほぼ逆円錐台形に形成された内袋2の表面側に、前記帯状部1A,1B,1C ,1Dを等間隔に設定することにより、その縦幅寸法がほぼ同一で且つそれぞれ 輪状に設けられた折畳部2A,2B,2Cを形成したものである。このようにし て設けられた各折畳部を折畳むことにより、帯状部1Aの内側に他の帯状部1B ,1C,1Dを納置して、コップの形状を有底輪状体に変形させることができる ようになっているのである。なお本実施例では内袋2の表面側に帯状部を固着し て、その各間隙を折畳部とする例を示したが、これは帯状部と折畳部をそれぞれ 輪状に形成して、それを順次連結させて形成するようにしてもよい。
【0011】 上記のような構造の本考案の携帯用コップを折畳んで携帯する場合には、まず 折畳部2Aを折畳んで中段の帯状部1Bを上段の帯状部1Aの内側に押し入れ、 続いて折畳部2Bを折畳んで中段の帯状部1Bを押し入れ、さらに折畳部2Cを 折畳んで帯状部1Dを押し入れるようにすると、手順良く容易に折畳むことがで きる。さらに折畳まれて有底輪状体となったコップをビニール袋に収納して携帯 するようにすれば衛生的であり、また使用後のコップによって衣服やハンドバッ クが濡れるようなことがなく好適である。
【0012】 またこのような有底輪状体に折畳まれたコップを使用可能状態に戻す場合は、 上記した有底輪状体のコップをビニール袋から取り出し、底部4を下方へ押し出 すようにするとともに、下段の帯状部1Dを指で摘んで引っ張ると、中段の帯状 部1C,1B、および折畳部2C,2B,2Aも順次引き出されて、ほぼ逆円錐 台形のコップを形成することができる。
【0013】 なお上記のように構成された本考案の携帯用コップは、紙製の使い捨て型コッ プとしてその都度新しいものを使用するようにしてもよいが、合成樹脂などを用 いて耐久性のあるものに形成し、使用者の専用コップとして何度でも使用するこ とができるようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案の携帯用コップは、湯茶等の飲用時には通常のコップとして使用するこ とができ、且つ外出をする際には有底輪状体に変形させて、ポケットなどに入れ て簡易に携帯することができるので、外出先において、来訪者用のコップが備え られていない状態でも、湯茶等を容易に飲用することができるという効果がある 。また本考案のコップを合成樹脂などを用いて製造し、それをビニール袋に収納 して携帯するようにすれば、所有者の専用コップとして衛生的に何度でも使用す ることができるので、紙コップのように使い捨てる必要がなく、資源の節約にも 寄与することができるという利点がある。さらに本考案は、諸施設の給茶器の利 用ばかりでなく、ハイキングや釣り、運動会などにも幅広く使用することができ るので、多方面に活用することができるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の携帯用コップの斜視図である。
【図2】携帯用コップを折畳んだ状態の斜視図である。
【図3】携帯用コップを折畳んだ状態の一部省略断面図
である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D・・・帯状部 2・・・内袋 2A,2B,2C・・・折畳部 3・・・縁部 4・・・底部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の帯状部と複数の折畳部とを交互に
    設けて伸縮可能に形成されたコップであって、それぞれ
    の帯状部を、その直下の帯状部の外径よりやや大きく形
    成することにより、最上段の帯状部の内側に他の帯状部
    を納置可能に構成したことを特徴とする携帯用コップ。
JP1998004858U 1998-05-28 1998-05-28 携帯用コップ Expired - Lifetime JP3054459U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998004858U JP3054459U (ja) 1998-05-28 1998-05-28 携帯用コップ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1998004858U JP3054459U (ja) 1998-05-28 1998-05-28 携帯用コップ

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Publication Number Publication Date
JP3054459U true JP3054459U (ja) 1998-12-04

Family

ID=43188504

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998004858U Expired - Lifetime JP3054459U (ja) 1998-05-28 1998-05-28 携帯用コップ

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JP (1) JP3054459U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101377072B1 (ko) 2010-07-08 2014-03-24 변동환 접이식 용기와 그것의 제조 방법
EP2997849A1 (en) * 2012-04-20 2016-03-23 Dart Industries Inc. Collapsible container

Cited By (2)

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