JP3052961U - 足の裏のツボ刺激快癒器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康と、本器の作用による（コムラガエリ、
水虫、痔、生理痛、等）自然治療と重労働などの疲労回
復やリハビリにも役立て、全身につながつている体の筋
肉すじを鍛える根本となる、土ふまずの足底筋膜を鍛え
ると共に、作用が身体に順応すると刺激治療効果が倍
増、症状により自分の手で刺激治療すれば、打てば響く
ように患部に伝わり、痛みが１分前後で軽快し、嘘のよ
うに数分で治まる体になる、こういう体力作りに貢献出
来るように考案したものである。 【解決手段】 履物（靴の中敷やスリツパ、サンダルベ
ース）に、嵌合穴を設けた基礎湾曲盤を完着し、この上
に数種の中から好みの足付き変型湾曲板の嵌合足を瞬時
に嵌め込んで使用出来る、歩く青竹ふみ器で、使用中で
も刺激の強弱を瞬時に、足付き変型湾曲板を取り替え、
調節出来ることを可能にした特徴をもつ、足の裏のツボ
刺激快癒器である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は履物に取り付けた基礎湾曲盤に、足付き変型湾曲板を取り付け、取り 外しを可能にしたものであり、刺激の強弱は瞬時に付け換え出来るから、いつ、 どこで、何をしている時でも簡単に、無理なく自然に、足底筋膜を鍛え、作用に より足の裏のツボ全体を押し圧刺激するから、青竹ふみ運動以上の効果と、患者 さんのリハビリに、内臓下垂、高血圧、低血圧等の治療に、又『足の反射療法』 （１９７５年刊）に示されている分布図にもとずいて、要所には、つぼ刺激器を 一体に形成してあるから、治療用にも役立つ様に考案したものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の実用新案登録第３０３７３０２号土ふまず・つぼ刺激快癒器付きサンダ ルは、サンダルベースに、足付き変型湾曲板の裏面前後の嵌合足を嵌め込む取り 付け穴を設け、この取り付け穴に、表面の湾曲度の異なる数種の足付き変型湾曲 板を各自の土ふまずに合うよう選択してサンダルベースに着脱自在に取り付ける 土ふまず・つぼ刺激快癒器付きサンダルである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の実用新案登録第３０１９７７６号は試作品を提供した結果一部の人には 大変喜ばれましたが、調節が煩わしい、破損するという欠点から、第３０３７３ ０２号を考案したのですが、ゴム・サンダルの製造については高価で採算が取れ ず、又、足付き変型湾曲板を造っても、既製品のサンダルやスリッパ、靴等の履 物に穴が空けられません、この欠点を改善工夫、瞬時に調整、健康維持と治療用 としても活用出来るように新しく考案したものです。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は前述の欠点を除去すると共に、更に効果倍増と、量産・安価・治療 用としても使用を可能にするために、どのような履物にでも取り付け可能な基礎 湾曲盤で、中央左右に足付き変型湾曲板の足を嵌め込む穴を設け、裏面の前後に 接着テープを完着し、踵を基準にした型紙に合わせて接着テープのシールを外し て履物に取り付ける、これは偏平足や足の小さな人でも使用出来る、低い基礎湾 曲盤で、この上に順次、円周（高さ）の異なる、数種の足付き変型湾曲板の中か ら、好みの足付き変型湾曲板を取り付け、使用中でも着脱自在にし、基礎湾曲板 と一体化するように考案したものである。

【０００５】

【作用】

医学書ではまだはっきりと発表されていないと思いますが、左足の土ふまずに 右の手のひら四本の指を、親指を甲に当てゝ握り、左足のつま先及び足首を上下 に動かせてみて下さい、全身の筋肉すじを鍛える根本となる、土ふまずの足底筋 膜というアキレス鍵に似た筋肉すじの動きが、はっきり右手に伝わる様子が確認 されます。この筋は血管や神経と同じように、つま先から足首、アキレス腱、ふ くらはぎ、というように上体へと、東洋医学でいわれる径絡（一種のエネルギー の通る道）のようなものにより体、全体につながっていて、本器の上に立つと足 底筋膜が押し上げられ、アキレス腱は引っ張り作用を受け、歩くと土ふまずに、 足付き変型湾曲板（４）が当たる為、踵から、つま先へと体重圧で、足の裏が波 打つように、平均に、なめらかに通常の３〜５倍の力で、足底筋膜を鍛えると共 に、本器の作用により足の裏の治療対象となる踵から、つま先迄の各ツボ、特に 土ふまずに集中している内臓の、ツボを押圧刺激し体の筋肉すじを鍛えるから、 全身の疲労回復と、血行を良好にすることが出来る。

【０００６】

【実施例】

先の土ふまず・つぼ刺激快癒器（第３０１９７７６）と、今回の足の裏のツボ 刺激快癒器の表面と作用は全く同じです。足付き変型湾曲板（４）の中央内側面 と最前部中央には、ツボ刺激器（５）が一体に形成されていて、この前部のツボ 刺激器は、東洋医学では湧泉、足の裏の刺激療法では腹腔神経叢と呼ばれ、ここ を刺激すると鎮静作用が起こって精神が安定し胃腸の痛みがやわらぐとされ、共 に鎮静に使っています、現代人に多い内臓下垂の治療には、横隔膜を引き上げる 竹ふみがすごく有効、と言われている横隔膜をも刺激します。中央内側面のツボ 刺激器（５）は腰椎、すい臓、十二指腸等の治療に役立てます。臨床実験に匹敵 する体験の結果、こむら返りが３〜５日、軽い痔や生理痛は１０日前後、水虫は ２０日前後で治まり、また報告も受けております。取り付け、取り扱い、使用上 の特別注意、治療法等は図解説明を添え付け、明示しております。

【０００７】

【考案の効果】

私の履物には総て先の試作品を取り付けてあります、仕事場、炊事場、風呂・ トイレ、洗濯、表と裏の履物サンダル、靴の中敷というように、座敷以外のとこ ろでは必ず、青竹ふみをしなければならぬようにしてあります。先の交通事故の 後遺症、第二腰椎変形、また腹痛が激しく検査を受けたところ、胃潰瘍は治って いるが、胆石が無数に溜まっている、手術をとのことで手術を受けましたが、大 手術となりました（胆嚢をとり、十二指腸の一部を切り取り、すい臓を真っ二つ に切り開き閉じるという大手術）。この二つの後遺症と心配される癒着の予防の 為、すい臓、十二指賜のツボに、つぼ刺激器を取り付けてあります、快調です。 前述の

【作用】に示した原理通りの効果と刺激療法を身につけたお陰で、命拾い をした思いが頭から放れません。先に考案した土ふまず圧覚健康器の試作品を体 調のすぐれぬ方々に使って戴いた結果、糖尿病の方でコムラガエリに悩んでいた 方から三日で治まったと喜びの報告を受けましたが、１ケ月程して、戴いた品が 破損、コムラガエリが再発し困っているとのことで、差し上げたところ又々三日 目に、喜び礼に来られました。つぶれると困るからと５セット、又５セットと持 ち帰りました。また約半月余りで動悸息切れが楽になつた。ゴルフ場で働くキヤ デーさん毎朝足腰の疲れ痛みで、這うようにして起きていたのが、疲れ痛みが残 らず楽になり、コースも今迄以上に回れるようになつた。生理痛に悩まされてい たが１０日程で楽になつた。霜焼けに悩まされていたが３日〜５日程でかゆみが なくなり、一週間程ですっかり治まった。風邪をひかなくなった、ひいても早く 治る等、皆様方に喜ばれ、お礼と品物を頂戴しました。『不思議ですね何故です か』と尋ねられ、私の体験と作用と効果、及び足の裏の分布図を見せて、理由を 説明しています。その後、土ふまず・つぼ刺激快癒器を製造販売した当時、一人 の男性の方ですが、左足は気持ち良いが、右足に違和感があり痛いとのことで、 右足用を３ミリも低くしましたが、やはり痛いと言われるので顔色を見て直感、 右足の裏の肝臓のツボに刺激療法を行なったところ凄く痛がりました、よく聞い てみると肝臓が悪いとのことでした。病変が圧痛という形で足の裏のツボに現れ ていることを説明し、自分の手で治す刺激治療法を教え、反射区・ツボの分布図 と健康読本を差しあげました。はからずも、本器は健康のみならず病気の診断に も役立つ事が分かりました。私自身もいろいろ体験しています、腰痛・肩こり・ ひざ・ひじ・痔・水虫・神経麻痺も、足の裏の刺激療法からヒントを得て、自分 の手で治す刺激治療法も身につけました、青竹ふみだけで治らぬ腰痛や、ひざ、 ひじの痛みは自分の手で治しています。一例ですが、足の裏療法では腰痛１５分 から大事を取って３０分、ひざは１０分〜２０分、のどや扁桃の痛みは、２０分 〜３０分、のたうちまわる程の胃痛（胃ケイレン）は３０分、水虫は一日２０分 〜３０分、毎日続ければ軽症の水虫なら２〜３週間で治ると記されております。 私の体験ですが、腰痛は５秒〜１０秒で、痛みの引いていく様子がはっきり分か ります。ひざは約３分、ひじ約１０秒、のど扁桃の痛みは約３分程の刺激治療で 嘘のように治まります。不思議な現象です。私は毎日歩けば必ず、青竹ふみ運動 を、しなければ、ならないように、しているからです、この為か作用が身体に順 応していて、刺激治療効果が倍増、打てば響くように患部に伝わり、痛みが治ま る体になつているからです。ワープロを始めてから、肩が凄くこり、歯が痛み、 肩の関節が痛み、腕が動かせなくなりました、先の土ふまず・つぼ刺激快癒器に 使用する研究中の磁石の配列と、生体電流、東洋医学でいわれる径絡とを考え合 わせ、使用したところ、たった一晩で嘘のように痛みが無くなったのです。この 世の中に体が悪く医師の手当を受けているが思わしくない、このような方々の為 に役立つようにと、製造販売に際しては、足の裏のツボ刺激快癒器、だけではな く、付録として、説明書、作用、効果、自分の手で痛みを鎮める基本的刺激治療 方法、等を、私の体験・図解・健康読本として著しました。このように健康維持 と治療用としても兼用出来る特徴を兼ね供えた、足の裏のツボ刺激快癒器です。

【図面の簡単な説明】

【図１】靴の中敷（７）に基礎湾曲盤（１）を取り付け
た平面図である。

【図２】

【図１】のＡ−Ａ断面図である。

【図３】靴の中敷（７）に基礎湾曲盤（１）を完着した
嵌合穴（２）に、２号足付き変型湾曲板（４）の嵌合足
（６）を挿入し、セットした平面図である。

【図４】

【図３】のＢ−Ｂ断面図である。

【図５】数種の高さ（円周）の異なる足付き変型湾曲板
（４）を１号、２号、３号、と分け、基礎湾曲盤（１）
にセットした場合の高さ（円周）の差を線のみにて現し
たものである。

【図６】１号足付き変型湾曲板（４）の側面図で、ツボ
刺激器（５）と、嵌号足（６）は一体に形成したもので
ある。

【図７】基礎湾曲盤（１）に、３号足付き変型湾曲板
（４）をセットした

【図８】のＣ−Ｃ断面図である。

【図８】基礎湾曲盤（１）に３号足付き変型湾曲板
（４）をセットした平面図である。

【図９】図８のＤ−Ｄ断面図である。

【図１０】１号足付き変型湾曲板（４）の右足用の平面
図である。

【図１１】１号足付き変型湾曲板（４）の左足用の平面
図である。

【図１２】１号足付き変型湾曲板（４）の右足用の裏面
図である。

【符号の説明】

１ 基礎湾曲盤 ２ 嵌合穴 ３ 接着テープ ４ 足付き変型湾曲板（数種あり１号２号３号と刻印に
て明視す） ５ ツボ刺激器 ６ 嵌合足 ７ 靴の中敷

【手続補正書】

【提出日】平成１０年５月１３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す足の裏ツボ刺激快癒器の
要部の平面図。

【図２】図１のＡ−Ａ断面図。

【図３】本考案の実施例を示す足の裏ツボ刺激快癒器の
平面図。

【図４】図３のＢ−Ｂ断面図。

【図５】同足の裏ツボ刺激快癒器の数種の足付き変型湾
曲板の側面図。

【図６】本考案に用いる１号足付き変型湾曲板の側面
図。

【図７】本考案に用いる３号足付き変型湾曲板の、図８
Ｃ−Ｃ断面図。

【図８】同３号足付き変形湾曲板の平面図。

【図９】図８のＤ−Ｄ断面図。

【図１０】同１号足付き変型湾曲板の右足用の平面図。

【図１１】同１号足付き変型湾曲板の左足用の平面図。

【図１２】同１号足付き変型湾曲板の右足用の裏面図。

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 基礎湾曲盤（１）の表面、中央左右に、
   足付き変型湾曲板（４）の嵌合足（６）を嵌め込む、嵌
   号穴（２）を設け、裏面の前後に履物（サンダル、スリ
   ッパ、靴の中敷等）に取り付け強力接着テープ（３）を
   完着し、この嵌合穴（２）に、足付き変型湾曲板（４）
   の嵌合足（６）を着脱自在に嵌着させることを特徴とす
   る足の裏のツボ刺激快癒器。
2. 【請求項２】 足付き変型湾曲板（４）の表面は、各自
   の土ふまずに合うよう、足の裏の外側面が痛まぬよう
   に、表面外側の一部分を削り丸みをもたせ、最前部中央
   と、中心部内側面に、ツボ刺激器（５）を、また裏面の
   中央両側に、基礎湾曲盤（１）の嵌合穴（２）に嵌め込
   む、嵌合足（６）をも一体に形成したことを特徴とする
   請求項１記載の足の裏のツボ刺激快癒器。
3. 【請求項３】 表面の湾曲度が異なる足付き変型湾曲板
   （４）を数種類用意し、この中から各自の土ふまずに合
   うものを選択して、基礎湾曲盤（１）を取り付けた履物
   に、着脱自在に取り付けることを特徴とする請求項１ま
   たは２記載の足の裏のツボ刺激快癒器。