JP3052001U - 血行促進枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後頭部の血液の循環を回上する血行促進枕
に関するものである。 【解決手段】 枕袋に、大きさ０．５〜１０立方ｃｍの
硬盾塊状物を多量に詰めた枕で後頭部を刺激し血行を促
進するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、後頭部の血液の循環を向上する、血行促進枕に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

人が布団、寝台などに体を横たえて休むとき、袋の中に蕎麦殻を詰めた安眠枕 、最近では竹やパイプ状の合成樹脂性の小片物を詰めた頭冷用枕などが使用され ている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来から使用されているこれらの枕は、その目的を満足するものの、人体後頭 部の広い接触面に相当する全血管を均一に支え押さえようとするもので、血管の 一部を交互に刺激するものでないため、特に熟睡した場合目覚めが悪く床起きも 悪い問題があった。

【０００４】 本考案はこうした問題を解消し、人体後頭部の血管の血行を促進する枕を提供 するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の要旨は、枕袋に、大きさ０．５〜１０立方ｃｍの硬質塊状物を、多量 に詰めた血行促進枕である。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案について図面を参照しながら詳細に説明する。 図１は、本考案の一実施例を示す。図１において１は、枕袋である。枕袋１は 、人体の頭を支える袋であって布、皮、合成樹脂など一般に使用されるシートか ら製作される。シートは布地のように繊維を細かく編んだもの、網のように細目 状に編んだものなども使用される。その大きさ、形状については、特に限定する ものではなく、任意に選べるものである。２は硬質塊状物で、枕袋１の中に多量 に詰められるものである。硬質塊状物２は人体後頭部の血管を局部的に押圧して 刺激しその血行を促進するものであって、その為には人の頭部重量で変形や紛砕 されないような、比較的硬質な材料例えば合成樹脂、ゴム、金属などで作られて いる。その大きさは血行を促進する作用効果から０．５〜１０立方ｃｍの塊状物 が必要であって、０．５立方ｃｍ末満の小さい塊状物はこの効果が小さくまた１ ０立方ｃｍを越える過大な塊状物はその作用効果が減衰し人体頭部を安定して装 置できない問題がある。

【０００７】 また上記のように構成された本考案においては、硬質塊状物２の不安定な位置 によって刺激が強い枕では安眠できない場合は、枕の底敷側あるいは上敷側に柔 らかめのシート（３）を設けてもよい。

【０００８】

【考案の効果】

人は年をとると頭や顔の一部が痙攣したり、物忘れがひどくなったり、ボケ状 になったりする事が多くなる。頭部を刺激することで、頭部の血行を良くし正常 にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図 １】枕の断面図である

【符号の説明】

１ 枕袋 ２ 硬質塊状物 ３ 柔らかめのシート

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 枕袋（１）に、大きさ０．５立方ｃｍ〜
   １０立方ｃｍの硬質塊状物（２）を、多量に詰めた事を
   特徴とする血行促進枕。