JP3051851U - 高所作業用安全帯の命綱使用を促す警報装置 - Google Patents

高所作業用安全帯の命綱使用を促す警報装置

Info

Publication number
JP3051851U
JP3051851U JP1998001487U JP148798U JP3051851U JP 3051851 U JP3051851 U JP 3051851U JP 1998001487 U JP1998001487 U JP 1998001487U JP 148798 U JP148798 U JP 148798U JP 3051851 U JP3051851 U JP 3051851U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
safety belt
alarm
alarm device
buckle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998001487U
Other languages
English (en)
Inventor
弘明 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
POLYMER GEAR CO., LTD.
Original Assignee
POLYMER GEAR CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by POLYMER GEAR CO., LTD. filed Critical POLYMER GEAR CO., LTD.
Priority to JP1998001487U priority Critical patent/JP3051851U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051851U publication Critical patent/JP3051851U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/28Structure, shape, material or disposition of the layer connectors prior to the connecting process
    • H01L24/29Structure, shape, material or disposition of the layer connectors prior to the connecting process of an individual layer connector

Abstract

(57)【要約】 【課題】高所作業用安全帯が着用された時に、作業者に
安全帯に連結された命綱の使用を促すための警報装置を
提供する。 【解決手段】警報装置1はケーシング2と後部カバー3
を有する。後部カバーのスリットに安全帯のベルト11
が通され、警報装置は高所作業用安全帯に取り付けられ
る。ケーシング2内には、電源5と、電源に接続された
とき安全帯の命綱の使用を促す警報を断続的にまたは連
続的に発生する警報発生器6、7、8、9が収容され
る。後部カバー内部には圧力センサー4が安全帯のベル
トに対向して配置される。安全帯が使用者に着用される
と、圧力センサは安全帯のベルトによって使用者の身体
に押しつけられ、圧力を検知して警報器を電源に接続す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、高所作業用安全帯に備えられ、安全帯の着用時に、安全帯に連結さ れた命綱の使用を促すための警報装置に関するものである。なお、ここに、「安 全帯」とは、使用者に装着するためのベルト(胴ベルト)と、ベルトの一端に取 り付けられたバックルと、ベルトに取り付けられた命綱を備えたものをいう。
【0002】
【従来の技術】
従来より、高所作業においては、作業者は安全帯を着用して作業を実施するこ とが義務づけられている。 しかしながら、安全帯は着用しても、安全帯に連結された命綱を使用しない作 業者が非常に多く、作業の安全確保のうえから大きな問題となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の課題は、高所作業用安全帯が着用された時に、作業者に 安全帯に連結された命綱の使用を促すようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案によれば、高所作業用安全帯に取り付けられ た電源と、前記安全帯に取り付けられ、前記電源に接続されたとき、前記安全帯 に連結された命綱の使用を促す警報を断続的にまたは連続的に発生する警報発生 器と、前記安全帯に取り付けられ、前記安全帯が使用者に着用されたとき前記警 報発生器を前記電源に接続するように作動する接続手段を備えたことを特徴とす る警報装置が構成される。
【0005】 好ましくは、前記接続手段は、前記安全帯が使用者に着用されたとき、前記使 用者の身体に押しつけられることによって作動するようになっている。さらに好 ましくは、前記接続手段は、プッシュスイッチおよび圧力センサのうちの少なく とも一方からなっている。 また、好ましくは、警報装置はケーシングを備えており、前記ケーシングの壁 には前記安全帯のベルトが挿通されて前記ケーシングを前記ベルトに支持するた めのスリットが形成され、前記ケーシングの内部には前記警報発生器および前記 電源および前記接続手段が収容され、前記接続手段は前記ベルトに対向して配置 されている。
【0006】 また、前記接続手段は、前記安全帯のバックル取り付けられ、前記安全帯の前 記バックルと反対側のベルト部分または舌片状の差込金具が前記バックルに連結 されたとき、前記警報発生器を前記電源に接続するように作動するスイッチから なっていてもよい。 さらに、前記警報発生器は、ブザーおよび人工音声合成器のうちの少なくとも 一方からなっていることが好ましい。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本考案の好ましい実施例を説明する。 図1は、本考案の1実施例による警報装置を備えた高所作業用安全帯の全体を 示した図であり、図2は、図1の警報装置の内部を示した図であり、(A)は安 全帯のベルトの幅方向に沿った側断面図、(B)は警報装置の前面の蓋を取り外 した状態の正面図である。
【0008】 図1に示したように、本考案による警報装置1は、高所作業用安全帯13のベ ルト11におけるフック収納袋12の近傍に取り付けられたプラスチック製ケー シング2を有している。 図2(A)からわかるように、ケーシング2の後面にはカバー3が取り付けら れている。そして、図示しないが、カバー3の両側壁には安全帯13のベルト1 1を挿通するためのスリットが形成されており、このスリットにベルト11が通 されることにより、ケーシング2がベルト11に取り付けられるようになってい る。
【0009】 カバー3は、弾力性をもった材料からなり、その後面に押圧力が及ぼされると ケーシング2側に簡単に凹んで安全帯13のベルト11に押しつけられ、かつ押 圧力が取り除かれると元に戻り得るような適当な形状に形成されている。 カバー3の内側壁面におけるベルト11の裏面に対向する領域には、圧力セン サー4が取り付けられている。
【0010】 ケーシング2は、前面に着脱自在な蓋2aを備えている。図2(B)からわか るように、ケーシング2の内部には、電源(この実施例では電池)5、第1タイ マ6、第2タイマ7およびブザードライバ8が取り付けられた回路基板10と、 圧電ブザー9が配置されている。
【0011】 図3は、図1および図2の警報装置の回路構成を示したブロック図である。図 3において、電源5には、圧力センサー4を介して第1タイマ6が接続され、第 1タイマ6には第2タイマ7が接続されている。この場合、第1タイマ6は、一 定の周期で一定時間、作動と非作動を繰り返すタイマであり、第2タイマ7は、 第1タイマ6の作動によってトリガされて短時間作動するタイマである。
【0012】 図4は、第1および第2のタイマのタイミングチャートであり、(A)は第1 タイマのものを、(B)は第2タイマのものをそれぞれ示してある。図4におい て、Tは第1タイマの1周期を示し、tは第2タイマの作動時間を示している。
【0013】 さらに、第2タイマ7には、ブザードライバ8を介して圧電ブザー9が接続さ れている。ここに、第1タイマ6、第2タイマ7およびブザードライバ8、並び に圧電ブザー9から警報発生器が構成されている。こうして、圧力センサー4が 圧力を検知すると、警報発生器を電源5に接続する。その結果、圧電ブザー9が 一定時間間隔毎に一定時間だけ作動するようになっている。
【0014】 こうして、本考案による警報装置1によれば、高所作業用安全帯13が使用者 に着用されないときは、圧力センサー4は圧力を検知せず、よって警報発生器は 電源5から遮断されている。一方、高所作業用安全帯13が使用者に着用される と、圧力センサー4は、後面カバー3とともに、安全帯13のベルト11によっ て使用者の身体に押しつけられ、圧力を検知して警報発生器を電源5に接続する 。それによって、圧電ブザー9が断続的に鳴り、使用者に対し、安全帯13に連 結された命綱14の使用を促す警報を発する。
【0015】 なお、この実施例では圧電ブザー9を断続的に鳴らすようにしたが、圧電ブザ ーの代わりに音声合成器を用い、命綱の使用を促す人工音声を断続的に発生させ るような構成としてもよい。
【0016】 図5は本考案の別の実施例による警報装置の分解斜視図であり、図6は図5の 警報装置を高所作業用安全帯に取り付けた状態を示す概略的な斜視図であり、図 7は図5の警報装置の側面図であって、後部ケーシングのみ縦断面をとったもの であり、(A)はスイッチが非作動状態にあるとき、(B)はスイッチが作動状 態にあるときをそれぞれ示している。 図5〜図7に示した実施例は、図1〜図4の実施例と、警報装置における警報 発生器を電源に接続するスイッチ部分の構成が相違しているのみである。したが って、図5〜図7において、図1〜図4と同様の構成要素には同一番号を付して 詳細な説明を省略する。
【0017】 図5に示したように、本考案による警報装置40は、前面に着脱自在な蓋2a を備えたプラスチック製ケーシング2を備えている。そして、ケーシング2の内 部には、第1タイマ6、第2タイマ7およびブザードライバ8、並びに圧電ブザ ー9が取り付けられた回路基板10と、電源(電池)5が収容されている。ここ に、第1タイマ6、第2タイマ7およびブザードライバ8、並びに圧電ブザー9 から警報発生器が構成されている。
【0018】 ケーシング2の後壁には縦方向中央に細長い開口41が形成されており、ケー シング2の外側後面には、一端面が開口したプラスチック製後部ケーシング42 が接合され、後部ケーシング42の開口がケーシング2の開口41に重なり合う ように配置されている。
【0019】 後部ケーシング42の両側壁には、ケーシング2の外側後面の近傍に、縦方向 に安全帯のベルトを挿通するためのスリット43が形成されている。そして図6 に示したように、スリット43に安全帯44のベルト45が通されることにより 、警報装置40が安全帯44に取り付けられるようになっている。
【0020】 再び図5に示したように、後部ケーシング42の内部には、一対の実質上L字 形状の金属板46a、46bが間隔をあけて配置されている。この場合、一方の 金属板46aは後部ケーシング42の内側後面の上側隅角部に、他方の金属板4 6bは下側隅角部にそれぞれ取り付けられている。
【0021】 後部ケーシング42の内部には、細長いプラスチック製平板からなる可動板4 7が配置されている。可動板47は、その両端にケーシング2側に突出する垂直 壁47a、47bを有している。これらの垂直壁47a、47bによって、可動 板47は、その裏面が後部ケーシング42内側後面にほぼ平行になった状態で後 部ケーシング42内において移動することができる。また、垂直壁47a、47 b間の間隔は、安全帯44のベルト45の幅より大きく、かつスリット43の長 さにほぼ等しくなっており、スリット43に通されたベルト45は、可動板47 の表面側に位置するようになっている。
【0022】 また、可動板47における後部ケーシング42内側後面に対向する面には、金 属板48が接着され、金属板48の両端から間隔をあけた位置にそれぞれ凹部4 9a、49bが形成されている。各凹部49a、49bにはバネ50の一端が支 持され、バネ50の他端は関係する金属板46a、46b上に支持されている。
【0023】 そして、図7(A)に示したように、可動板47は、常時はバネ50の弾性力 によって後部ケーシング42内側後面から持ち上げられ、金属板48は金属板4 6a、46bの両方から離れている。一方、図7(B)に示したように、可動板 47が後部ケーシング42内側後面に向けて押し付けられると、金属板48は一 対の金属板46a、46bに同時に接触する。すなわち、後部ケーシング42お よび一対の金属板46a、46bと、可動板47および金属板48並びにバネ5 0とによってプッシュスイッチが構成される。プッシュスイッチは、図7(A) において非作動状態にあり、図7(B)において作動状態にある。
【0024】 スリット43の幅は、プッシュスイッチの非作動状態で、安全帯44のベルト 45をスリット43に通すことができ、しかも、プッシュスイッチの作動状態で 、スリット43の後側の側縁が可動板47の表面と重なり合うような大きさに形 成されている。
【0025】 この実施例による警報装置40の回路構成は、図3に示したものとほぼ同様で あり、図3における圧力センサー4の代わりに上記プッシュスイッチが接続され ている点が相違するだけである。
【0026】 こうして、高所作業用安全帯44が使用者に着用されないときは、図7(A) に示したように、プッシュスイッチは作動しないが、安全帯44が使用者に着用 されると、図7(B)に示したように、プッシュスイッチが作動し、可動板47 が安全帯44のベルト45によって後部ケーシング42の内側後面に押し付けら れ、金属板48が一対の金属板46a、46bに同時に接触することによって警 報発生器が電源5に接続される。その結果、図1〜図4の実施例の場合と同様の 効果が得られる。
【0027】 図8は、本考案のさらに別の実施例による警報装置を備えた高所作業用安全帯 の全体を示した図であり、図9は、図8の警報装置における安全帯のベルトの長 さ方向に沿った断面図である。
【0028】 図8および図9に示したように、本考案による警報装置20は、高所作業用安 全帯21のベルト22におけるフック収納袋23の近傍に取り付けられた平底鍋 形状のフレーム16を有している。フレーム16は、その開口を安全帯21のベ ルト22の表側の面によって閉じられるような配置で、ベルト22に取り付けら れている。なお、説明の便宜上、図8においてフレーム16は内部が透けて見え るように描いてある。
【0029】 フレーム16の内部には、電池17、プッシュスイッチ18、タイマ19およ びスピーカ20が直列接続された状態で配置されている。プッシュスイッチ18 は、押しボタンがベルト22を貫通してベルト22の裏面から突出するように配 置されている。なお、この実施例ではタイマ19およびスピーカ20から警報発 生器が構成されている。
【0030】 かかる構成において、使用者が高所作業用安全帯21を着用したとき、プッシ ュスイッチ18の押しボタンが使用者の身体に押し付けられて作動し、警報発生 器が電池17に接続される。その結果、スピーカ20がタイマ19によって設定 された時間だけ鳴り続け、使用者に対し安全帯21に連結された命綱24の使用 を促す警報を発する。 なお、この実施例では、スピーカ20をタイマ19によって一定時間だけ連続 的に鳴らす構成としたが、図1〜図4の実施例と同様に、スピーカ20を断続的 に鳴らす構成とすることもできる。
【0031】 図10は、本考案のさらに別の実施例による警報装置を備えた高所作業用安全 帯のベルトのバックル部を示した平面図であり、(A)は、バックルに舌片状の 差込金具を連結する前の状態を示し、(B)はバックルに舌片状の差込金具を連 結した状態を示したものである。なお、図10において、バックルは前面カバー を取り外してあり、内部が見えるようになっている。
【0032】 図10に示したバックル27はいわゆるワンタッチ式バックルであり、安全帯 25のバックル27と反対側のベルト端部に取り付けられた舌片状の差込金具2 8を、バックル27に差し込んで連結し、またバックル27から抜き取ることが ワンタッチでできるようになっている。
【0033】 図10において、36aおよび36bはガイドであり、37は差込金具28の 孔28a内に突出し得る係止部38を退避位置に保持するストッパーである。差 込金具28がガイド36aおよび36bに沿ってバックル27内に差し込まれる と、差込金具28の先端によってストッパー37がバックル27のケーシングの 奥に押され、差込金具28の先端がガイド36aおよび36bのほぼ後端位置ま で差し込まれると、ストッパー37が外れて係止部38が差込金具28の孔28 a内に突出し、差込金具28がバックル27に連結される。
【0034】 差込金具28がバックル27から取り外されるときには、(図示しない)適当 な手段によって係止部38が押し込まれて差込金具28の孔28aから退避させ られると同時に、ストッパー37がバネ39の弾性力によってバックル先端に向 かって突出して係止部38を退避位置に保持するとともに、差込金具28をバッ クル27から押し出す。
【0035】 この実施例では、警報装置はバックル27内に組み込まれている。図10に示 したように、バックル27の基部27aにはケース29が取り付けられている。 図10では、説明の便宜上、ケース29の内部が透けて見えるようになっている 。ケース29の内部には、電池30、スピーカ31およびタイマ32が収容され ている。バックル27のケーシングの奥にはプッシュスイッチ33が取り付けら れ、ストッパー37の上面にはプッシュスイッチ33を作動させるための突起部 34が設けられている。この実施例では、スピーカ31およびタイマ32によっ て警報発生器が構成されている。
【0036】 電池30、スピーカ31およびタイマ32、並びにプッシュスイッチ33は直 列接続されている。よって、差込金具28がバックル27に差し込まれていない 状態では、警報発生器は電池30から切り離され、作動しない。 一方、安全帯25が使用者に着用される際、差込金具28がバックル27に連 結されると、ストッパー37の突起部34は差込金具28の先端によってプッシ ュスイッチ33を押して作動させ、警報発生器が電池30に接続される。その結 果、スピーカ31がタイマ32によって設定された時間だけ鳴り続け、使用者に 対し、安全帯25に連結された命綱35の使用を促す警報を発する。
【0037】 図11は、本考案のさらに別の実施例による警報装置を備えた高所作業用安全 帯のベルトのバックル部を示した平面図であり、(A)は、バックルにバックル と反対側のベルト端部を連結した状態、(B)は、バックルに前記ベルト端部を 連結する前の状態を示したものである。 この実施例は、図10の実施例と、バックルの型式、およびバックル内におけ るプッシュスイッチの取り付け位置が相違しているだけである。したがって、図 11において、図10と同一の構成要素については同一番号を付して説明を省略 する。
【0038】 この実施例では、バックル27は、ベルト26を係止するためのスライド部材 51を備えており、安全帯25の着用時、安全帯25のバックル27と反対側の ベルト部分26をスライド部材51に挿通し、ベルト部分26をスライド部材5 1に係止させることによって、バックル27にベルト部分26が連結されるよう になっている。
【0039】 スライド部材51は、バックル27の本体を挟んで結合され、バックル27の 本体の開口52を橋渡しするように配置された、バックル27の表面上をスライ ドする第1の部分51aとバックル27の裏面上をスライドする第2の部分51 bとから形成されている。そして、ベルト部分26が係止される前は、待機位置 (図11(B)参照)にあるが、ベルト部分26が係止されるときにはバックル 27の基部27a側(図11(A)参照)のロック位置までスライド運動する。 図11に示したように、この実施例では、プッシュスイッチ33は、バックル2 7裏面の両側においてスライド部材51のロック位置に隣接して配置され、これ ら2つのプッシュスイッチ33は、互いに直列接続されている。
【0040】 こうして、安全帯25が使用者に着用される際、バックル27にベルト部分2 6が差し込まれ、ベルト部分26がスライド部材51に係止されてバックル27 に連結されると、スライド部材51はロック位置に配置され、スライド部材51 の第2の部分51bにおける当接部34がプッシュスイッチ33を押して作動さ せる。その結果、警報発生器が電池30に接続され、スピーカ31がタイマ32 によって設定された時間だけ鳴り続け、使用者に対し、安全帯25に連結された 命綱24の使用を促す警報を発する。
【0041】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、高所作業用安全帯が着用された時に、作業者 に安全帯に連結された命綱の使用を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例による警報装置を備えた高所
作業用安全帯の全体を示した図である。
【図2】図1の警報装置の内部を示した図であり、
(A)は安全帯のベルトの幅方向に沿った側断面図、
(B)は警報装置の前面の蓋を取り外した状態の正面図
である。
【図3】図1および図2の警報装置の回路構成を示した
ブロック図である。
【図4】第1および第2のタイマのタイミングチャート
であり、(A)は第1タイマのものを、(B)は第2タ
イマのものをそれぞれ示してある。
【図5】本考案の別の実施例による警報装置の分解斜視
図である。
【図6】図5の警報装置を高所作業用安全帯に取り付け
た状態を示す概略的な斜視図である。
【図7】図5の警報装置の側面図であって、後部ケーシ
ングのみ縦断面をとったものであり、(A)はスイッチ
が非作動状態にあるとき、(B)はスイッチが作動状態
にあるときをそれぞれ示している。
【図8】本考案のさらに別の実施例による警報装置を備
えた高所作業用安全帯の全体を示した図である。
【図9】図8の警報装置における安全帯のベルトの長さ
方向に沿った断面図である。
【図10】本考案のさらに別の実施例による警報装置を
備えた高所作業用安全帯のベルトのバックル部を示した
平面図であり、(A)は、バックルに舌片状の差込金具
を連結する前の状態を示し、(B)はバックルに舌片状
の差込金具を連結した状態を示したものである。
【図11】本考案のさらに別の実施例による警報装置を
備えた高所作業用安全帯のベルトのバックル部を示した
平面図であり、(A)は、バックルにバックルと反対側
のベルト端部を連結した状態、(B)は、バックルに前
記ベルト端部を連結する前の状態を示したものである。
【符号の説明】
1 警報装置 2 ケーシング 3 カバー 4 圧力センサー 5 電源 6 第1タイマ 7 第2タイマ 8 ブザードライバ 9 圧電ブザー 10 回路基板 11 ベルト 12 フック収納袋 13 高所作業用安全帯 14 命綱

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高所作業用安全帯に取り付けられた電源
    と、 前記安全帯に取り付けられ、前記電源に接続されたと
    き、前記安全帯に連結された命綱の使用を促す警報を断
    続的にまたは連続的に発生する警報発生器と、 前記安全帯に取り付けられ、前記安全帯が使用者に着用
    されたとき前記警報発生器を前記電源に接続するように
    作動する接続手段を備えたことを特徴とする警報装置。
  2. 【請求項2】 前記接続手段は、前記安全帯が使用者に
    着用されたとき、前記使用者の身体に押しつけられるこ
    とによって作動するようになっていることを特徴とする
    請求項1に記載の警報装置。
  3. 【請求項3】 前記接続手段は、プッシュスイッチおよ
    び圧力センサのうちの少なくとも一方からなっているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の警報装置。
  4. 【請求項4】 ケーシングを備え、前記ケーシングの壁
    には前記安全帯のベルトが挿通されて前記ケーシングを
    前記ベルトに取り付けるためのスリットが形成され、前
    記ケーシングの内部には前記警報発生器および前記電源
    および前記接続手段が収容され、前記接続手段は前記ベ
    ルトに対向して配置されていることを特徴とする請求項
    2または請求項3に記載の警報装置。
  5. 【請求項5】 前記接続手段は、前記安全帯のバックル
    取り付けられ、前記安全帯の前記バックルと反対側のベ
    ルト部分または舌片状の差込金具が前記バックルに連結
    されたとき、前記警報発生器を前記電源に接続するよう
    に作動するスイッチからなっていることを特徴とする請
    求項1に記載の警報装置。
  6. 【請求項6】 前記警報発生器は、ブザーおよび人工音
    声合成器のうちの少なくとも一方からなっていることを
    特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の警報
    装置。
JP1998001487U 1998-02-26 1998-02-26 高所作業用安全帯の命綱使用を促す警報装置 Expired - Lifetime JP3051851U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998001487U JP3051851U (ja) 1998-02-26 1998-02-26 高所作業用安全帯の命綱使用を促す警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998001487U JP3051851U (ja) 1998-02-26 1998-02-26 高所作業用安全帯の命綱使用を促す警報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3051851U true JP3051851U (ja) 1998-09-02

Family

ID=43185986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998001487U Expired - Lifetime JP3051851U (ja) 1998-02-26 1998-02-26 高所作業用安全帯の命綱使用を促す警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3051851U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3390421B2 (ja) 2001-02-20 2003-03-24 株式会社弥生機工 高所作業用安全ベルト装置
JP2010094375A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Fujii Denko Co Ltd 安全帯および安全帯の装着確認システム
CN109303989A (zh) * 2017-07-26 2019-02-05 国网辽宁省电力有限公司丹东供电公司 警示安全带
KR102473116B1 (ko) * 2022-05-26 2022-12-01 주식회사 코브 인터내셔날 턱끈 체결 여부를 용이하게 판단할 수 있는 안전모

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3390421B2 (ja) 2001-02-20 2003-03-24 株式会社弥生機工 高所作業用安全ベルト装置
JP2010094375A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Fujii Denko Co Ltd 安全帯および安全帯の装着確認システム
CN109303989A (zh) * 2017-07-26 2019-02-05 国网辽宁省电力有限公司丹东供电公司 警示安全带
KR102473116B1 (ko) * 2022-05-26 2022-12-01 주식회사 코브 인터내셔날 턱끈 체결 여부를 용이하게 판단할 수 있는 안전모

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100400024C (zh) 放在进行压胸的人的双手和病人胸部之间的装置
USD448315S1 (en) Portable optical distance measuring device
NO904779D0 (no) Puter for moebler med utbyttbart trekk.
JP5357909B2 (ja) 血圧計収納ケースおよび同ケースを備える血圧測定装置
JP3945332B2 (ja) 携帯通信装置
HK1061832A1 (en) Use of a package for stroing batteries
JP3051851U (ja) 高所作業用安全帯の命綱使用を促す警報装置
US7050360B2 (en) Wrist watch with vibration function
USD435827S1 (en) Battery pack for a portable communication device
US6049277A (en) Alarm device
JP3935384B2 (ja) バイブレ−ション機能付き腕時計
CN210493045U (zh) 一种梳子
CN220070231U (zh) 一种清洁消毒盒
USD450080S1 (en) Developer supplying device for image forming apparatus
CN220477815U (zh) 便于携带的头部按摩仪
KR200250100Y1 (ko) 냄새제거 스프레이를 구비한 화장실용 의음(擬音)발생기
KR200318985Y1 (ko) 높낮이가 조절되는 손목받침대가 부착된 광마우스패드.
USD446582S1 (en) Measuring tool for medical use
USD453780S1 (en) Sheet jogging device
CN1615594B (zh) 用于婴幼儿监控装置的发射器-接收器组件
JPS6335636Y2 (ja)
JPS6329316Y2 (ja)
JPH09173126A (ja) 携帯電話器の保持装置とこの保持装置を備えた携帯電話器用ケース
ES1049267U (es) Pulsador inalambrico para el accionamiento de timbres
JPS61149889U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term