JP3051625U - 研摩シート及び研摩具 - Google Patents

研摩シート及び研摩具

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JP3051625U
JP3051625U JP1998000743U JP74398U JP3051625U JP 3051625 U JP3051625 U JP 3051625U JP 1998000743 U JP1998000743 U JP 1998000743U JP 74398 U JP74398 U JP 74398U JP 3051625 U JP3051625 U JP 3051625U
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abrasive
synthetic resin
polishing
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sheet
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JP1998000743U
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Inventor
宏一 西村
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宏一 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、研摩シート等に適度の弾性を付
与して、被研摩面になじみ易くすることを目的としたも
のである。 【解決手段】 基布の一面又は両面へ、研摩粉入り低発
泡の弾性合成樹脂層を層着したことを特徴とする研摩シ
ート。保形層と、研摩層よりなる研摩シートに、固定手
段を付設して把持手段に固定したことを特徴とする研摩
具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、適度の弾性を付与して、被研摩面になじみ易くすることを目的と した研摩シート及び研摩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来紙板に研摩剤を固定した研摩紙又はゴムに研摩粉を混入してシート状に成 形した研摩シートが知られている。
【0003】
【考案により解決しようとする課題】
前記従来の研摩紙又は研摩シートは、各種用途に使用されているが、研摩面が 殆んど変形しないので、曲面研摩に際しては、当該曲面と相似形に湾曲した研摩 紙(又は研摩シート)を成形しなければならない問題点があった。また被研摩面 が曲面であり、研摩紙が平板の場合には、被研摩面の凸部がより多く研摩され易 い問題点があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
この考案は、研摩層を弾性層上に設け、又は研摩層に弾性を付与することによ り、前記従来の問題点を解決したのである。
【0005】 即ち研摩シートの考案は、基布の一面又は両面へ、研摩粉入り低発泡の弾性合 成樹脂層を層着したことを特徴とする研摩シートであり、基布の一面又は両面に 、発泡合成樹脂層を層着し、該発泡合成樹脂層の上面に研摩粉入りの弾性合成樹 脂を層着したことを特徴とする研摩シートである。
【0006】 また他の研摩シートの考案は、発泡合成樹脂層の上面に研摩層を層着し、前記 発泡合成樹脂層の下面に接着剤層と、剥離紙を順次層着したことを特徴とする研 摩シートであり、他の考案は、発泡合成樹脂層の上面に研摩層を層着し、前記発 泡合成樹脂層の下面に接着剤層と、剥離紙を順次層着して研摩シートとし、この 研摩シートを所定の形状に切取る為の切取り線を設けたことを特徴とする研摩シ ートである。
【0007】 また研摩具の考案は、所望断面形状の弾性発泡合成樹脂芯体の外面に、少なく とも2種類の研摩層を層着したことを特徴とする研摩シートであり、保形層と、 研摩層よりなる研摩シートに、固定手段を付設して把持手段に固定したことを特 徴とする研摩具である。
【0008】 この考案で使用する研摩粉としては、ダイヤモンド、エメリー、粘土類、滑石 などの粉末を用いる天然材料と、アルミナ、カーボランダム、酸化鉄、焼成ドロ マイトの粉末を用いる人造材料とがあるが、前記材料以外でも現に使用されてい る研摩材料は総て使用することができる。
【0009】 この考案で使用する発泡合成樹脂としては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポ リプロピレン、スチレンなどの発泡して弾性を有する合成樹脂であって、求める 弾力に応じて発泡率を調整する(例えば2〜20倍に発泡する)。
【0010】
【考案の実施の形態】
この考案は、基布の一面又は両面に研摩粉入り低発泡弾性合成樹脂層を層着し た研摩シートである。
【0011】 即ち強度を保持する基布、その他強靭な担体シートに、研摩面にフィットする 為に適度の弾性を付与する弾性層と、研摩粉を均等に分布した研摩層を要件とし 、前記弾性層と研摩層とは別体とするか、同体とするかは、使用目的に応じて決 める。
【0012】 発泡率は2〜20倍であって、研摩シートの厚さ及び研摩シートの使用目的に 応じて選定する。また研摩シートの外形は、使用目的に応じて選定するが、研摩 シートをそのまま使用し、又は任意形状の担体に貼着して使用することもできる 。
【0013】
【実施例1】 この考案を図1(a)の実施例について説明する。基布1の上面に、研摩粉入 りの低発泡の弾性合成樹脂層2を層着し、この考案の研摩シート4を構成した。 前記低発泡の弾性合成樹脂層2は、例えば3倍発泡のポリエチレン層(厚さ0. 5mm〜1mm)とし、研摩粉としては、アルミナ粉を使用した。
【0014】 また図1(b)の実施例は、基布1の上面及び下面に、研摩粉入りの低発泡の 弾性合成樹脂層2、2aを層着して、この考案の研摩シート4aを構成した。前 記実施例において、弾性合成樹脂層2の研摩粉の材質又は粒度を変えることによ り、2種類の研摩(例えば荒仕上げ、上仕上げ)ができる。
【0015】
【実施例2】 図2の実施例は、比較的巾広い研摩シート5から、研摩片5aを切取って使用 できるようにしたものである。
【0016】 例えば、低発泡の弾性合成樹脂層6の上面に弾性研摩層7(弾性材に研摩粉を 混入)を層着し、前記弾性合成樹脂層6の下面に接着剤層8を設け、その下面に 剥離紙9(セパレーター)を被着して研摩シート5とし、この研摩シート5に切 取り線10、10を設けたものである。
【0017】 前記研摩シート5の研摩片5a又は研摩粉の異なる研摩片5bは、図4の(a )、(b)、(c)、(d)、(e)に示すような、各種形状の弾性担体11、 12、13、14、15に被着(セパレーターをとれば、容易に粘着できる)し て使用することができる。この場合には、研摩片5aが摩損した時(又は材質を 変更したい時)には、容易に取換えることができる。
【0018】
【実施例3】 図5は、貼着用でなく、そのまま使用する場合の実施例である。
【0019】 即ち基布1の上面に、低発泡の弾性合成樹脂層2を設け、その上面に弾性研摩 層3を設けて比較的巾広い研摩シート16を構成し、該研摩シート16に切取り 線17を入れて、研摩片16aに切取りできる。この切取り線17は、基布1側 より、弾性研摩層3の下面に達する深さとする。又は断続切取り線(図2の切取 り線10のように)とすることもできる。要は取扱い時には一枚のシートであっ て、使用時に容易に研摩片に分離できることが要件である。
【0020】
【考案の効果】
この考案によれば、低発泡の合成樹脂層中に研摩粉を混入し、又は弾性合成樹 脂層に研摩粉入り弾性合成樹脂層を設けたので、被研摩面が多少凹凸があっても 、又は凹面又は凸面であっても、均等に研摩ができる効果がある。
【0021】 また研摩シートに切取り線を設けたので、所定の大きさの研摩片として使用し 得ると共に、必要に応じて研摩片を担体に貼着して使用し、或いは取換えて使用 し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この考案の実施例の斜視図。 (b)同じく他の実施例の斜視図。
【図2】同じく切取り線付の研摩シートの実施例の一部
を省略した平面図。
【図3】同じく一部を省略した断面拡大図。
【図4】(a)同じく担体を直方体とした実施例の斜視
図。 (b)同じく担体を丸棒状とした実施例の斜視図。 (c)同じく担体を断面楕円状とした実施例の斜視図。 (d)同じく担体の一面を弧状面とし、他面を平面とし
た実施例の斜視図。 (e)同じく担体の一面を凹弧面とし、他面を凸弧面と
した実施例の斜視図。
【図5】同じく他の実施例の一部を省略した断面拡大
図。
【図6】同じく切取り線付の研摩シートの一部を省略し
た平面図。
【符号の説明】
1 基布 2、2a、3 低発泡の弾性合成樹脂層 4、4a 研摩シート 5 研摩シート 5a、5b 研摩片 6 弾性合成樹脂層 7 弾性研摩層 8 接着剤層 9 剥離紙 10 切取り線 11、12、13、14、15 弾性担体 16 研摩シート 16a 研摩片 17 切取り線

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布の一面又は両面へ、研摩粉入り低発
    泡の弾性合成樹脂層を層着したことを特徴とする研摩シ
    ート。
  2. 【請求項2】 基布の一面又は両面に、発泡合成樹脂層
    を層着し、該発泡合成樹脂層の上面に研摩粉入りの弾性
    合成樹脂を層着したことを特徴とする研摩シート。
  3. 【請求項3】 発泡合成樹脂層の上面に研摩層を層着
    し、前記発泡合成樹脂層の下面に接着剤層と、剥離紙を
    順次層着したことを特徴とする研摩シート。
  4. 【請求項4】 発泡合成樹脂層の上面に研摩層を層着
    し、前記発泡合成樹脂層の下面に接着剤層と、剥離紙を
    順次層着して研摩シートとし、この研摩シートを所定の
    形状に切取る為の切取り線を設けたことを特徴とする研
    摩シート。
  5. 【請求項5】 所望断面形状の弾性発泡合成樹脂芯体の
    外面に、少なくとも2種類の研摩層を層着したことを特
    徴とする研摩具。
  6. 【請求項6】 保形層と、研摩層よりなる研摩シート
    に、固定手段を付設して把持手段に固定したことを特徴
    とする研摩具。
JP1998000743U 1998-02-20 1998-02-20 研摩シート及び研摩具 Expired - Lifetime JP3051625U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503050A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 脆弱線を有する研磨物品

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