JP3051227U - ガラス真空管太陽集熱器のシール構造 - Google Patents

ガラス真空管太陽集熱器のシール構造

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JP3051227U
JP3051227U JP1997006006U JP600697U JP3051227U JP 3051227 U JP3051227 U JP 3051227U JP 1997006006 U JP1997006006 U JP 1997006006U JP 600697 U JP600697 U JP 600697U JP 3051227 U JP3051227 U JP 3051227U
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tube solar
seal structure
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▲張剣▼
季▲徳堅▼
薛祖▲慶▼
邱松
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北京清▲華▼大学太▲陽▼能電子厂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マニホ−ルド(あるいは水槽)における円孔と
シ−ル・リング及びガラス真空管太陽集熱管を含んで構
成されたシ−ル構造に関し、シール・リングに亀裂が発
生し易かった。 【解決手段】T形シ−ル・リング1−1の内壁1−2が
波形形状になっていることを特徴とし、シ−ル性能に優
れ、T形シ−ル・リング1−1に亀裂が発生しにくい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はマニホ−ルド(あるいは水槽)における円孔とシ−ル・ゴム・リング 及びガラス真空管太陽集熱管を含んで構成されたガラス真空管太陽集熱器のシ− ル構造に関し、太陽エネルギ−利用技術分野に属し、解放式あるいは一定圧力範 囲内の閉環式ガラス真空管太陽熱(温)水器と温水供給システムに適用されるも のである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
ガラス真空管太陽集熱器は、ガラス真空管太陽熱(温)水器と温水供給システ ムを構成する主な部品である。通常ガラス真空管太陽集熱器における、熱伝達媒 体としての水は、直接ガラス真空管太陽集熱管の内管を流れる。そのため、ガラ ス真空管太陽集熱管とマニホ−ルド(あるいは水槽)の間のシ−ルは、集熱器の 正常に働くキ−ポイント技術の一つであり、特に受圧力式ガラス真空管太陽熱( 温)水器と温水供給システムでは、集熱器シ−ル構造に関して、最も高いレベル が要求されており、本分野における技術者らはずっとガラス真空管太陽集熱器の シ−ル構造を研究の重要なテ−マの一つとしている。
【0003】 CN94218448.3に公開された裏返し円孔を有するマニホ−ルドとC N94218450.5に公開されたT形シ−ル・リングの内壁には、内側に突 出された半”O”形リングが2個以上形成されたシ−ル構造が図8に示したよう に構成されている。図中、8−1はT形シ−ル・リング、8−2はマニホ−ルド (あるいは水槽)における裏返し円孔、8−3はガラス真空管太陽集熱管、Bは ガラス真空管太陽集熱管8−3をマニホ−ルド(あるいは水槽)に差し込む方向 をそれぞれ示している。このようなシ−ル構造の長所は、T形シ−ル・リング8 −1と裏返し円孔8−2との間が錐面接合になっているため、ガラス真空管太陽 集熱管8−3をB方向に沿ってマニホ−ルド(あるいは水槽)に差し込む場合、 ガラス真空管太陽集熱管8−3の押し出す作用により、裏返し円孔8−2とT形 シ−ル・リング8−1との間に良好なシ−ルが形成され、シ−ル・リング内壁に おける三つの半”O”形リングがガラス真空管太陽集熱管8−3に対して三重シ −ルを形成し、シ−ルは信頼できるという点にある。ところが、図8に示したよ うにT形シ−ル・リング8−1における二つの半”O”形リングの間は柱面連結 であるので、ガラス真空管太陽集熱管8−3をB方向に沿ってマニホ−ルド(あ るいは水槽)に差し込む場合、ガラス真空管太陽集熱管8−3の押し出す作用に よりシ−ル・リング上部における半”O”形リングは外側に裏返され、半”O” 形リングと柱面の連結部には亀裂が発生し易く、厳しい場合には水漏れまで引き 起こすという課題があった。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みなされたものであって、シ−ル性能を向上させると 共に、耐久性を高めたガラス真空管太陽集熱器のシール構造を提供することを目 的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構 造(1)は、T形シ−ル・リング、マニホ−ルド(あるいは水槽)の円孔及びガ ラス真空太陽集熱管を含んで構成されたガラス真空管太陽集熱器のシ−ル構造に おいて、前記T形シ−ル・リングの内壁が波形形状になっていることを特徴とし ている。
【0006】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(2)は、上記ガラ ス真空管太陽集熱器のシール構造(1)において、内壁が波形形状になっている 前記T形シ−ル・リングの上部外縁に、一つの階段部が設けられていることを特 徴としている。
【0007】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(3)は、上記ガラ ス真空管太陽集熱器のシール構造(1)において、内壁が波形形状になっている 前記T形シ−ル・リングの外縁に、基体の円孔端部と同じ形状の凹部が設けられ 、シール・リングの形状が工形になっていることを特徴としている。
【0008】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(4)は、上記ガラ ス真空管太陽集熱器のシール構造(1)〜(3)のいずれかにおいて、内壁が波 形形状になっている前記T形シ−ル・リングの柱面根元部と上部とが円弧形状を していることを特徴としている。
【0009】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(5)は、上記ガラ ス真空管太陽集熱器のシール構造(1)〜(3)のいずれかにおいて、内壁が波 形形状になっている前記T形シ−ル・リングの内壁の波形が少なくとも1.5周 期、好ましくは2つあるいは2つ以上の周期を含んでいることを特徴としている 。
【0010】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(6)は、上記ガラ ス真空管太陽集熱器のシール構造(1)において、前記マニホ−ルド(あるいは 水槽)における円孔が内に裏返された形状、外に裏返された形状、あるいは、ラ ッパ口形状になっていることを特徴としている。
【0011】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(7)は、上記ガラ ス真空管太陽集熱器のシール構造(6)において、前記マニホ−ルド(前記マニ ホ−ルド(あるいは水槽)における裏返し円孔部分がステンレス製、耐海水腐食 金属製、あるいは耐海水腐食有機高分子材料製であることを特徴としている。
【0012】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(8)は、ガラス真 空管太陽集熱器のシール構造(7)において、前記マニホ−ルド(前記耐海水腐 食金属が、錫入黄銅、アルミニウム黄銅、あるいは白銅であることを特徴として いる。
【0013】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(9)は、上記ガラ ス真空管太陽集熱器のシール構造(7)において、前記マニホ−ルド(前記耐海 水腐食有機高分子材料が、ポリプロピレン、ポリウレタンあるいはナイロンであ ることを特徴としている。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造の実施の形態を図面 に基づいて説明する。 図1において、1−1はT形シ−ル・リング、1−2は波形内壁、1−3はマ ニホ−ルド(あるいは水槽)における裏返し円孔、1−4はガラス真空管太陽集 熱管、Aはガラス真空管太陽集熱管1−4をマニホ−ルド(あるいは水槽)に差 し込む方向をそれぞれ示している。
【0015】 図1に示した実施の形態に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造では、波 形内壁1−2における緩衝力が増大し、マニホ−ルド(あるいは水槽)における 裏返し円孔1−3及びガラス真空管太陽集熱管1−4との間に良好なシ−ル構造 が構成され、T形シ−ル・リング1−1が押し出されて外に裏返されても亀裂が 発生しにくい。T形シ−ル・リング1−1の内壁における波形は少なくとも1. 5周期、より好ましくは2つあるいは2つ以上の周期を含むことが望ましく、か かる場合において特にシ−ル効果が良好となる。
【0016】 前記内壁が波形になっているT形シ−ル・リングの上部外縁に、図2に示した ように、一つの階段部2−2を設けてもよく、2−1は波形内壁である。
【0017】 また、図3に示したように、T形シ−ル・リング3−1の外縁に、基体と同じ 形状の凹部3−2が形成されていてもよい。シ−ル・リング柱面3−3の根元部 は小円弧形状3−4が望ましく、柱面3−3の上部も小円弧形状3−5が望まし い。
【0018】 前記マニホ−ルド(あるいは水槽)における裏返し円孔は、内側に裏返しても 、外側に裏返してもよく、また、ラッパ口形状としてもよい。 前記マニホ−ルド(あるいは水槽)における裏返し内孔部分は、ステンレス製 とすることが望ましく、あるいは耐海水腐食金属製、例えば、錫入黄銅、アルミ ニウム黄銅、白銅製としてもよく、また、耐海水腐食有機高分子材料製、例えば 、ポリプロピレン、ポリウレタン、ナイロン製としてもよい。
【0019】 本考案の長所は、シ−ル性能に優れ、T形シ−ル・リングに亀裂が発生しがた いことである。
【0020】
【実施例】
以下、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造の実施例を説明する 。 図4に示した実施例1において、4−1は内壁が波形形状をしたT形シ−ル・ リング、4−2はマニホ−ルド(あるいは水槽)の内側に裏返された裏返し円孔 を示しており、裏返し円孔4−2はラッパ口形状をしている。4−3はガラス真 空管太陽集熱管であり、Cはガラス真空管太陽集熱管4−3をマニホ−ルド(あ るいは水槽)に差し込む方向を示している。実施例1に係るガラス真空管太陽集 熱器のシール構造では、シ−ル内で作用する局部応力が小さくなり、T形シ−ル ・リング4−1に微小亀裂が生じにくくなる。
【0021】 図5に示した実施例2において、5−1は内壁が波形形状をした工形シ−ル・ リング、5−2はマニホ−ルド(あるいは水槽)の外側に裏返されて形成された 円孔、5−3はガラス真空管太陽集熱管、Dはガラス真空管集熱管5−3をマニ ホ−ルド(あるいは水槽)に差し込む方向をそれぞれ示している。実施例2に係 るガラス真空管太陽集熱器のシ−ル構造では、内から外への水圧に耐えることが でき、ガラス真空管集熱管5−3は、水圧が作用しても、外に滑りがたく、マニ ホ−ルド(あるいは水槽)から脱しにくい。従ってシ−ルは耐圧性に優れ、一定 圧力範囲における閉環式ガラス真空管太陽熱(温)水器あるいは温水供給システ ムの使用に適している。
【0022】 図6に示した実施例3において、6−1は内壁が波形形状をし、上部外縁に階 段部6−1aが形成されたT形シ−ル・リング、6−2はポリプロピレンのダイ ホッビングにより作製されたマニホ−ルド(あるいは水槽)における円孔部を示 しており、円孔部6−2の壁厚が大きく、T形シ−ル・リング6−1とは柱面接 触をしており、金属製の裏返し円孔4−2、5−2と同様の作用を有している。 6−3はガラス真空管太陽集熱管、Eはガラス真空管集熱管6−3をマニホ−ル ド(あるいは水槽)に差し込む方向を示している。実施例3に係るガラス真空管 太陽集熱器のシ−ル構造は海水の淡水化システムの利用に適している。
【0023】 図7に示した実施例4において、7−1は内壁が波形形状をし、上部外縁に階 段部7−1aが形成され、柱面7−1bの根元部と上部が円弧形状をしているT 形シ−ル・リング、7−2はポリプロピレンのダイホッビングにより作製された マニホ−ルド(あるいは水槽)における裏返し円孔、7−3はガラス真空管太陽 集熱管、Fはガラス真空管太陽集熱管7−3をマニホ−ルド(あるいは水槽)に 差し込む方向をそれぞれ示している。
【提出日】平成9年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はマニホールドあるいは水槽における円孔とシール・ゴム・リ ング及びガラス真空管太陽集熱管を含んで構成されたガラス真空管太陽 集熱器のシール構造に関し、太陽エネルギー利用技術分野に属し、解放 式あるいは一定圧力範囲内の閉環式ガラス真空管太陽熱(温)水器と温 水供給システムに適用されるものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
ガラス真空管太陽集熱器は、ガラス真空管太陽熱(温)水器と温水供 給システムを構成する主な部品である。通常ガラス真空管太陽集熱器に おける、熱伝達媒体としての水は、直接ガラス真空管太陽集熱管の内管 を流れる。そのため、ガラス真空管太陽集熱管とマニホールドあるいは 水槽の間のシールは、集熱器の正常に働くキーポイント技術の一つであ り、特に受圧力式ガラス真空管太陽熱(温)水器と温水供給システムで は、集熱器シール構造に関して、最も高いレベルが要求されており、本 分野における技術者らはずっとガラス真空管太陽集熱器のシール構造を 研究の重要なテーマの一つとしている。
【0003】 CN94218448.3に公開された裏返し円孔を有するマニホー ルドとCN94218450.5に公開されたT形シール・リングの内 壁には、内側に突出された半”O”形リングが2個以上形成されたシー ル構造が図8に示したように構成されている。図中、8−1はT形シー ル・リング、8−2はマニホールドあるいは水槽における裏返し円孔、 8−3はガラス真空管太陽集熱管、Bはガラス真空管太陽集熱管8−3 をマニホールドあるいは水槽に差し込む方向をそれぞれ示している。こ のようなシール構造の長所は、T形シール・リング8−1と裏返し円孔 8−2との間が錐面接合になっているため、ガラス真空管太陽集熱管8 −3をB方向に沿ってマニホールドあるいは水槽に差し込む場合、ガラ ス真空管太陽集熱管8−3の押し出す作用により、裏返し円孔8−2と T形シール・リング8−1との間に良好なシールが形成され、シール・ リング内壁における三つの半”O”形リングがガラス真空管太陽集熱管 8−3に対して三重シールを形成し、シールは信頼できるという点にあ る。ところが、図8に示したようにT形シール・リング8−1における 二つの半”O”形リングの間は柱面連結であるので、ガラス真空管太陽 集熱管8−3をB方向に沿ってマニホールドあるいは水槽に差し込む場 合、ガラス真空管太陽集熱管8−3の押し出す作用によりシール・リン グ上部における半”O”形リングは外側に裏返され、半”O”形リング と柱面の連結部には亀裂が発生し易く、厳しい場合には水漏れまで引き 起こすという課題があった。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みなされたものであって、シール性能を向上 させると共に、耐久性を高めたガラス真空管太陽集熱器のシール構造を 提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器の シール構造(1)は、T形シール・リング、マニホールドあるいは水槽 の円孔及びガラス真空太陽集熱管を含んで構成されたガラス真空管太陽 集熱器のシール構造において、前記T形シール・リングの内壁が波形形 状になっていることを特徴としている。
【0006】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(2)は、 上記ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(1)において、内壁が波形 形状になっている前記T形シール・リングの上部外縁に、一つの階段部 が設けられていることを特徴としている。
【0007】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(3)は、 上記ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(1)において、内壁が波形 形状になっている前記T形シール・リングの外縁に、基体の円孔端部と 同じ形状の凹部が設けられ、シール・リングの形状が工形になっている ことを特徴としている。
【0008】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(4)は、 上記ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(1)〜(3)のいずれかに おいて、内壁が波形形状になっている前記T形シール・リングの柱面根 元部と上部とが円弧形状をしていることを特徴としている。
【0009】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(5)は、 上記ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(1)〜(3)のいずれかに おいて、内壁が波形形状になっている前記T形シール・リングの内壁の 波形が少なくとも1.5周期、好ましくは2つあるいは2つ以上の周期 を含んでいることを特徴としている。
【0010】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(6)は、 上記ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(1)において、前記マニホ ールドあるいは水槽における円孔が内に裏返された形状、外に裏返され た形状、あるいは、ラッパ口形状になっていることを特徴としている。
【0011】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(7)は、 上記ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(6)において、前記マニホ ールド(前記マニホールドあるいは水槽における裏返し円孔部分がステ ンレス製、耐海水腐食金属製、あるいは耐海水腐食有機高分子材料製で あることを特徴としている。
【0012】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(8)は、 ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(7)において、前記マニホール ド(前記耐海水腐食金属が、錫入黄銅、アルミニウム黄銅、あるいは白 銅であることを特徴としている。
【0013】 また、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造(9)は、 上記ガラス真空管太陽集熱器のシール構造(7)において、前記マニホ ールド(前記耐海水腐食有機高分子材料が、ポリプロピレン、ポリウレ タンあるいはナイロンであることを特徴としている。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造の実施の形 態を図面に基づいて説明する。 図1において、1−1はT形シール・リング、1−2は波形内壁、1 −3はマニホールドあるいは水槽における裏返し円孔、1−4はガラス 真空管太陽集熱管、Aはガラス真空管太陽集熱管1−4をマニホールド あるいは水槽に差し込む方向をそれぞれ示している。
【0015】 図1に示した実施の形態に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造 では、波形内壁1−2における緩衝力が増大し、マニホールドあるいは 水槽における裏返し円孔1−3及びガラス真空管太陽集熱管1−4との 間に良好なシール構造が構成され、T形シール・リング1−1が押し出 されて外に裏返されても亀裂が発生しにくい。T形シール・リング1− 1の内壁における波形は少なくとも1.5周期、より好ましくは2つあ るいは2つ以上の周期を含むことが望ましく、かかる場合において特に シール効果が良好となる。
【0016】 前記内壁が波形になっているT形シール・リングの上部外縁に、図2 に示したように、一つの階段部2−2を設けてもよく、2−1は波形内 壁である。
【0017】 また、図3に示したように、T形シール・リング3−1の外縁に、基 体と同じ形状の凹部3−2が形成されていてもよい。シール・リング柱 面3−3の根元部は小円弧形状3−4が望ましく、柱面3−3の上部も 小円弧形状3−5が望ましい。
【0018】 前記マニホールドあるいは水槽における裏返し円孔は、内側に裏返し ても、外側に裏返してもよく、また、ラッパ口形状としてもよい。 前記マニホールドあるいは水槽における裏返し内孔部分は、ステンレ ス製とすることが望ましく、あるいは耐海水腐食金属製、例えば、錫入 黄銅、アルミニウム黄銅、白銅製としてもよく、また、耐海水腐食有機 高分子材料製、例えば、ポリプロピレン、ポリウレタン、ナイロン製と してもよい。
【0019】 本考案の長所は、シール性能に優れ、T形シール・リングに亀裂が発 生しがたいことである。
【0020】
【実施例】
以下、本考案に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造の実施例を 説明する。 図4に示した実施例1において、4−1は内壁が波形形状をしたT形 シール・リング、4−2はマニホールドあるいは水槽の内側に裏返され た裏返し円孔を示しており、裏返し円孔4−2はラッパ口形状をしてい る。4−3はガラス真空管太陽集熱管であり、Cはガラス真空管太陽集 熱管4−3をマニホールドあるいは水槽に差し込む方向を示している。 実施例1に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造では、シール内で 作用する局部応力が小さくなり、T形シール・リング4−1に微小亀裂 が生じにくくなる。
【0021】 図5に示した実施例2において、5−1は内壁が波形形状をした工形 シール・リング、5−2はマニホールドあるいは水槽の外側に裏返され て形成された円孔、5−3はガラス真空管太陽集熱管、Dはガラス真空 管集熱管5−3をマニホールドあるいは水槽に差し込む方向をそれぞれ 示している。実施例2に係るガラス真空管太陽集熱器のシール構造では 、内から外への水圧に耐えることができ、ガラス真空管集熱管5−3は 、水圧が作用しても、外に滑りがたく、マニホールドあるいは水槽から 脱しにくい。従ってシールは耐圧性に優れ、一定圧力範囲における閉環 式ガラス真空管太陽熱(温)水器あるいは温水供給システムの使用に適 している。
【0022】 図6に示した実施例3において、6−1は内壁が波形形状をし、上部 外縁に階段部6−1aが形成されたT形シール・リング、6−2はポリ プロピレンのダイホッビングにより作製されたマニホールドあるいは水 槽における円孔部を示しており、円孔部6−2の壁厚が大きく、T形シ ール・リング6−1とは柱面接触をしており、金属製の裏返し円孔4− 2、5−2と同様の作用を有している。6−3はガラス真空管太陽集熱 管、Eはガラス真空管集熱管6−3をマニホールドあるいは水槽に差し 込む方向を示している。実施例3に係るガラス真空管太陽集熱器のシー ル構造は海水の淡水化システムの利用に適している。
【0023】 図7に示した実施例4において、7−1は内壁が波形形状をし、上部 外縁に階段部7−1aが形成され、柱面7−1bの根元部と上部が円弧 形状をしているT形シール・リング、7−2はポリプロピレンのダイホ ッビングにより作製されたマニホールドあるいは水槽における裏返し円 孔、7−3はガラス真空管太陽集熱管、Fはガラス真空管太陽集熱管7 −3をマニホールドあるいは水槽に差し込む方向をそれぞれ示している 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係るガラス真空管太陽集
熱器のシール構造を示す縦方向断面図である。
【図2】上部外縁に階段部を有し、内壁が波形形状をし
たシ−ル・リングを示す縦方向断面図である。
【図3】内壁が波形形状をした工形シ−ル・リングを示
す縦方向断面図である。
【図4】実施例1に係るガラス真空管太陽集熱器のシ−
ル構造を示す縦方向断面図である。
【図5】実施例2に係るガラス真空管太陽集熱器のシ−
ル構造を示す縦方向断面図である。
【図6】実施例3に係るガラス真空管太陽集熱器のシ−
ル構造を示す縦方向断面図である。
【図7】実施例4に係るガラス真空管太陽集熱器のシ−
ル構造を示す縦方向断面図である。
【図8】裏返し円孔と内壁に半”O”型リングのあるシ
−ル・リング及びガラス真空管太陽集熱管を含んで構成
された従来のシ−ル構造を示す縦方向断面図である。
【符号の説明】
1−1 T形シ−ル・リング 1−2 波形内壁 1−3 裏返し円孔 1−4 ガラス真空管太陽集熱管 2−1 波形内壁 2−2 上部外縁階段部 3−1 波形内壁 3−2 階段部 3−3 柱面 3−4、5 小円弧形状 4−1 T形シ−ル・リング 4−2 裏返し円孔 4−3 ガラス真空管太陽集熱管 5−1 工形シ−ル・リング 5−2 裏返し円孔 5−3 ガラス真空管太陽集熱管 6−1 T形シ−ル・リング 6−2 円孔部 6−3 ガラス真空管太陽集熱管 7−1 T形シ−ル・リング 7−2 裏返し円孔 7−3 ガラス真空管太陽集熱管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ガラス真空管太陽集熱器のシール構造
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態に係るガラス真空管太陽
集熱器のシール構造を示す縦方向断面図である。
【図2】 上部外縁に階段部を有し、内壁が波形形状を
したシール・リングを示す縦方向断面図である。
【図3】 内壁が波形形状をした工形シール・リングを
示す縦方向断面図である。
【図4】 実施例1に係るガラス真空管太陽集熱器のシ
ール構造を示す縦方向断面図である。
【図5】 実施例2に係るガラス真空管太陽集熱器のシ
ール構造を示す縦方向断面図である。
【図6】 実施例3に係るガラス真空管太陽集熱器のシ
ール構造を示す縦方向断面図である。
【図7】 実施例4に係るガラス真空管太陽集熱器のシ
ール構造を示す縦方向断面図である。
【図8】 裏返し円孔と内壁に半”O”型リングのある
シール・リング及びガラス真空管太陽集熱管を含んで構
成された従来のシール構造を示す縦方向断面図である。
【符号の説明】 1−1 T形シール・リング 1−2 波形内壁 1−3 裏返し円孔 1−4 ガラス真空管太陽集熱管 2−1 波形内壁 2−2 上部外縁階段部 3−1 波形内壁 3−2 階段部 3−3 柱面 3−4、5 小円弧形状 4−1 T形シール・リング 4−2 裏返し円孔 4−3 ガラス真空管太陽集熱管 5−1 工形シール・リング 5−2 裏返し円孔 5−3 ガラス真空管太陽集熱管 6−1 T形シール・リング 6−2 円孔部 6−3 ガラス真空管太陽集熱管 7−1 T形シール・リング 7−2 裏返し円孔 7−3 ガラス真空管太陽集熱管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 邱松 北京市海淀区清▲華園▼北京清▲華▼大学 内

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】T形シ−ル・リング、マニホ−ルド(ある
    いは水槽)の円孔及びガラス真空管太陽集熱管を含んで
    構成されたガラス真空管太陽集熱器のシ−ル構造におい
    て、前記T形シ−ル・リングの内壁が波形形状になって
    いることを特徴とするガラス真空管太陽集熱器のシ−ル
    構造。
  2. 【請求項2】内壁が波形形状になっている前記T形シ−
    ル・リングの上部外縁に、一つの階段部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のガラス真空管太陽集
    熱器のシ−ル構造。
  3. 【請求項3】内壁が波形形状になっている前記T形シ−
    ル・リングの外縁に、基体の円孔端部と同じ形状の凹部
    が設けられ、シール・リングの形状が工形になっている
    ことを特徴とする請求項1記載のガラス真空管太陽集熱
    器のシ−ル構造。
  4. 【請求項4】内壁が波形形状になっている前記T形シ−
    ル・リングの柱面根元部と上部とが円弧形状をしている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の
    ガラス真空管太陽集熱器のシ−ル構造。
  5. 【請求項5】前記T形シ−ル・リングの内壁の波形が少
    なくとも1.5周期、好ましくは2つあるいは2つ以上
    の周期を含んでいることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかの項に記載のガラス真空管太陽集熱器のシ−ル構
    造。
  6. 【請求項6】前記マニホ−ルド(あるいは水槽)におけ
    る円孔が内に裏返された形状、外に裏返された形状、あ
    るいは、ラッパ口形状になっていることを特徴とする請
    求項1記載のガラス真空管太陽集熱器のシ−ル構造。
  7. 【請求項7】前記マニホ−ルド(あるいは水槽)におけ
    る裏返し円孔部分がステンレス製、耐海水腐食金属製、
    あるいは耐海水腐食有機高分子材料製であることを特徴
    とする請求項6記載のガラス真空管太陽集熱器のシ−ル
    構造。
  8. 【請求項8】前記耐海水腐食金属が、錫入黄銅、アルミ
    ニウム黄銅、あるいは白銅であることを特徴とする請求
    項7記載のガラス真空管太陽集熱器のシ−ル構造。
  9. 【請求項9】前記耐海水腐食有機高分子材料が、ポリプ
    ロピレン、ポリウレタンあるいはナイロンであることを
    特徴とする請求項7記載のガラス真空管太陽集熱器のシ
    −ル構造。
JP1997006006U 1996-01-30 1997-07-10 ガラス真空管太陽集熱器のシール構造 Expired - Fee Related JP3051227U (ja)

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CN96120414.1 1996-10-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180099158A (ko) * 2017-02-28 2018-09-05 주식회사 현대표지 방풍 및 소음 감소 구조체

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