JP3051052U - 駐車場用看板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 斬新で人目をひき、看板が駐車場であること
を容易に直感させると共に、時間も知ることができる駐
車場用看板とする。 【解決手段】 アルファベットのＰの文字を直感させる
外観形状を有する看板本体１の、Ｐの文字の空間部に相
当する位置５に時計４を設ける。看板本体１を光を透過
する性質を有する材料で中空２に形成する。看板本体１
内に照明具３を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は駐車場に設置し、外部から駐車場であることを示すと共に、現在の時 間を知ることのできる駐車場用看板に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の駐車場用看板は板体に駐車場名を表記するか、或いはパーキングを示す アルファベットのＰの文字を看板に標記しているだけのものであり外部から時間 を知る機能を有していない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

駐車場に自動車を時間単位で入れる場合、入庫時間と出庫時間を正確に知り時 間単位で料金を支払っている。 この場合、入庫者が時計を所持している時は問題はないが、時計を所持してい ない時は、おおよその見当をつけて出庫しなければならず、基本時間を大きく過 ぎたり、或いは未だ時間的余裕があるにも不拘、出庫してしまうことがある。

【０００４】 ところが、従来の駐車場用看板は文字を表記しているだけのものであるため外 部から施設が駐車場であることを示すだけで外部から時間を知らせる機能は全く 有していないと共に、看板自体も斬新さに欠け目立たないものが多いのが現状で ある。

【０００５】 上記点より本考案は斬新で人目をひき、看板が駐車場であることを容易に直感 させると共に、時間も知ることができる駐車場用看板を提供しようとするもので ある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため本考案駐車場用看板は、アルファベットのＰの文字を 直感させる外観形状を有する看板本体の、Ｐの文字の空間部に相当する位置に時 計を設けたことを特徴とするものである。

【０００７】 又、本考案駐車場用看板は上記看板本体が透過性を有する材料で中空に形成さ れ、この看板本体内に照明具を設けることができる。

【０００８】 上記構成を有する本考案は、看板本体がアルファベットのＰの文字を直感させ る外観形状を有しているため、駐車場を捜している者はＰの文字の外観から、こ の看板を見てパーキングを標記するＰの文字を連想し、看板を設置してある施設 が駐車場であることを認識できる。

【０００９】 そして、この看板本体のＰの文字の空間部に相当する位置に時計を設けたため 、駐車場であることと共に、現在の時間を知ることもでき自動車の入出時の時間 的判断が可能となる。

【００１０】 又、看板本体が光を透過する性質を有する材料で中空に形成され、この看板本 体内に照明具が設けられているため、夜間に於いても照明具により存在が目立ち 、又時計の文字盤も明るく照らされて分かり易くなる。

【００１１】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施の形態を図面に基づき説明する。 図１は本考案駐車場用看板の一実施の形態を示す正面図、図２は同上の断面図 、図３乃至図５は同上の一実施の形態を示す正面図である。

【００１２】 而して、図中１は看板本体であり、看板本体１はアルファベットのＰの文字を 直感させる外観形状に形成されている。 そして、看板本体１はアクリル樹脂等のプラスチック製で、光を透過する性質 を有する材料で形成されると共に、看板本体１は中空２に形成されている。 又、看板本体１は着色され半透明となっている。

【００１３】 ３は看板本体１の中空２部に設けた照明具である。 ４は看板本体１のＰの文字の空間部に相当する位置５に設けた時計であり、時 計４は図１の様に看板本体１のＰの文字の空間部に相当する位置５に嵌合して設 けてもよく、又図５の様に表面を直接文字盤６に形成して、この文字盤６の裏面 に時計の動力機構部を設けてもよい。又、時計４は文字盤６が照らされる照明付 がよい。尚、図中７は裏板である。

【００１４】 又、図３及び図４は変形した看板本体１を示すものでこれ等の形状もアルファ ベットのＰの文字を直感させる外観形状である。 又、時計は円形、楕円形、多角形等その形状を問わないのは勿論、アナログ又 はデジタルでもよい。

【００１５】

【考案の効果】

本考案に依れば、看板を見たものは、その外観形状からＰの文字を直感し、こ れよりパーキングを標記するＰの文字を連想し、この看板を設置してある施設が 駐車場であることを認識でき、従来の様なＰの文字を標記した看板に比べて斬新 で人目をひき看板としての機能を十分に発揮できる。 そして、看板を見て駐車場を知ると同時に時計も目につき、現在の時間を知る ことができるから、入庫時の時間は勿論、出庫のために駐車場へ戻って看板の時 計で時間を知り、基本時間や、追加時間に未だ余裕があれば、出庫を急がずに他 の用事を済ますこともできる等、時間を有効に利用できる。 又、看板本体内に設けた照明具により夜間に於いても看板が目立つと共に、時 計の文字盤も明るく照らされ分かり易い等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案駐車場用看板の一実施の形態を示す正面
図である。

【図２】本考案駐車場用看板の一実施の形態を示す断面
図である。

【図３】本考案駐車場用看板の一実施の形態を示す正面
図である。

【図４】本考案駐車場用看板の一実施の形態を示す正面
図である。

【図５】本考案駐車場用看板の一実施の形態を示す正面
図である。

【符号の説明】

１ 看板本体 ２ 中空 ３ 照明具 ４ 時計 ５ Ｐの文字の空間部に相当する位置 ６ 文字盤 ７ 裏板

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 アルファベットのＰの文字を直感させる
   外観形状を有する看板本体の、Ｐの文字の空間部に相当
   する位置に時計を設けたことを特徴とする駐車場用看
   板。
2. 【請求項２】 看板本体が光を透過する性質を有する材
   料で中空に形成され、この看板本体内に照明具が設けら
   れている請求項１記載の駐車場用看板。