JP3051033U - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP3051033U
JP3051033U JP1998000304U JP30498U JP3051033U JP 3051033 U JP3051033 U JP 3051033U JP 1998000304 U JP1998000304 U JP 1998000304U JP 30498 U JP30498 U JP 30498U JP 3051033 U JP3051033 U JP 3051033U
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JP
Japan
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scale surface
scale
decorative portion
embroidery
timepiece
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Application number
JP1998000304U
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English (en)
Inventor
實 合田
Original Assignee
ゴーダエンブ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時刻を表わす目盛面を華やかにすることがで
き、目盛面の装飾性を高めることができて、豪華性の高
い時計を提供できるようにする。 【解決手段】 時刻の目盛が表わされた目盛面に刺繍糸
の刺繍による飾り部が設けて、該飾り部により目盛面を
華やかにすることができ、目盛面の装飾性を高めること
ができるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は時計、詳しくは、主として置掛時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
置掛時計は、遠隔位置から表示時刻を容易に読み取ることができるようにする ため、携帯時計の目盛面よりも遥かに広い目盛面が設けられている。一般に、こ の目盛面には、時刻を表す文字などの12個の目盛が設けられているにすぎない 。 また、目盛面に押し花を貼着して高級感を高めた時計、及び目盛面を図柄が設 けられた漆器で形成して高級感を高めた時計が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来における置掛時計において、目盛面に目盛が設けられているに すぎない時計は、目盛面に時刻表示の機能しかなく殺風景であった、また、目盛 面に押し花を設けた時計及び目盛面を漆器で形成した時計は、目盛が設けられて いるだけの時計に比べて装飾性があり、高級感を有するが華やかさに欠けており 、豪華性がなかった。
【0004】 本考案は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、目盛面に刺繍糸の 刺繍による飾り部を設けることにより、目盛面を華やかにすることができ、目盛 面の装飾性を著しく高めることができて、豪華性の高い時計を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る時計は、時刻の目盛が表わされた目盛面を有する時計において、 前記目盛面に刺繍糸の刺繍による飾り部が設けてあることを特徴とする。
【0006】 この考案にあっては、時刻を表す目盛面の非目盛位置に刺繍による華やかな飾 り部を設けることができ、また、飾り部だけでなく目盛をも刺繍糸の刺繍により 形成することができるから、目盛面を華やかにすることができ、目盛面の装飾性 を著しく高めることができて、時計の豪華性を高めることができる。また、刺繍 により飾り部を形成するから、この飾り部を記念品、慶弔品、祝い品、子供用、 キャラクター用などに適応した柄の飾り部を簡易に形成することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下本考案をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。 図1は本考案に係る時計の正面図、図2は飾り部の拡大斜視図ある。
【0008】 この時計は、時計仕掛け(図示せず)が内蔵されており、表面に時刻を表わす 12個の目盛2を有する目盛面3が設けられた平面視円形の時計本体1と、該時 計本体1の外周部に着脱可能に取付けられ、前記目盛面3と所定間隔を隔てて対 向する円形のガラス板4が設けられた円形のカバー5とを備え、前記目盛面3の 中心部に、目盛面3に沿って回動する指針6が前記時計仕掛けと連動して設けら れている。前記カバー5は、前記目盛面3を保護して、塵埃などが目盛面3に付 着するのを防止するとともに、目盛面3を外部から透視することができるように してある。
【0009】 目盛面3には、布地等の基布7に刺繍糸により密に刺繍された草花、鳥獣等の 適宜図柄の飾り部8、及び時刻を表わす12個の前記目盛2が設けられた円板状 の刺繍シート9を接着剤により貼着している。
【0010】 図1の飾り部8は、ベージュの基布に桜、ばら、すずらん、ひまわり、枇杷、 椿の6種類の花を、それぞれの花の花弁、花芯、枝葉などの色に対応した色の複 数本の刺繍糸により夫々刺繍して形成している。また、目盛2は、茶系統の刺繍 糸により丸点状に刺繍されている。尚、飾り部8は図1に示す如く複数個設ける 他、1個であってもよく、適宜の個数とする。また、目盛2は丸点状である他、 文字であってもよい。
【0011】 飾り部8は、記念品、慶弔品、祝い品、子供用、キャラクター用などに適応し た柄に形成するのであり、適宜の個数を設ける。また、記念品、慶弔品、祝い品 の時計とする場合、必要に応じて贈答するものの個人名、会社名、団体名等を刺 繍シート9に刺繍により簡易に形成することができる。
【0012】 また、実施の形態の飾り部8は、刺繍糸が基布7の表面と密着するように密に 刺繍された嵩低部8a及び刺繍糸が基布7に対し嵩高となるように密に刺繍され た嵩高部8bを備えている。具体的には、図2に示す如く飾り部8の枝葉を嵩低 部8aとし、花弁部及び花芯部を嵩高部8bとして、立体感の優れた飾り部8と している。
【0013】 このように嵩低部8a及び嵩高部8bを備えた飾り部8は、水や有機溶剤に溶 解しない非溶解性の基布7に、水・温水またはアセトン液などの有機溶剤に溶解 する物質から成る嵩上物が積層された状態で、該基布7及び嵩上物が、水又は有 機溶剤に溶解しない非溶解性の刺繍糸により刺繍されて、前記嵩上物が温水又は アセトン或いは1−2ジクロロエタンなどの有機溶剤により溶解除去された構成 となっている。
【0014】 基布7は、適宜厚さ例えば1mm厚さのポリエステル繊維の不織布(ポリエス テルフェルトまたはポリエステルツイル)が用いられているが、その材料及び構 成は特に制限されない。嵩上物は、適宜厚さ例えば5〜10mm厚さの水溶性ビ ニロン繊維の不織布(ビニロンフェルト)又はジアセテート織物或いはジアセテ ート不織布が用いられ、温水により溶解除去するように構成されているが、その 他、水溶性紙を用いてもよいのであり、その材料及び構成は特に制限されない。 刺繍糸は、ナイロン・ポリエステル等の糸が用いられている。
【0015】 以上の如く構成された時計は、時計本体1の目盛面3の全面に刺繍シート9の 基布7の裏面を接着剤により貼着して、該刺繍シート9を目盛面とする。そして 、この目盛面の外側に指針6を配置し、前記カバー5を時計本体1に取付けてガ ラス板4により目盛面3部分を保護する。従って、目盛面3には、刺繍糸の刺繍 による華やかな飾り部8が設けられているから、目盛面3の装飾性を著しく高め ることができ、時計の豪華性を高めることができる。
【0016】 尚、刺繍糸の刺繍による飾り部8は、例えば畜光性の刺繍糸により刺繍した構 成としてもよい。斯く構成した場合、夜間など時計の周りが暗い場合においても 飾り部8が発光して飾り部8の華やかさを発揮して、装飾性を良好に高めること ができる。また、この場合、複数個の飾り部8の全てを畜光性の刺繍糸により形 成する他、1個又は複数個の飾り部8を非畜光性の刺繍糸により形成し、残りの 飾り部8を畜光性の刺繍糸により形成してもよい。
【0017】 また、以上説明した実施の形態では、目盛2及び飾り部8を備えた円板状の刺 繍シート9を時計本体1の目盛面3の全面に貼着したが、その他、例えば目盛2 は時計本体1の目盛面3に塗料などにより形成し、刺繍糸の刺繍による飾り部8 は目盛面3の非目盛位置に貼着してもよい。この場合、複数個の飾り部8が設け られた刺繍シート9をリング状に形成するか、又は、刺繍シート9とすることな く刺繍糸の刺繍による飾り部8だけを貼着するようにしてもよい。
【0018】 また、飾り部8は、嵩低部8a及び嵩高部8bを有する構成とする他、嵩低部 8a及び嵩高部8bの一方だけの構成としてもよいし、また、嵩低部8aの飾り 部8及び嵩高部8bの飾り部8を備えた構成としてもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る時計によれば、時刻を表す目盛面に刺繍糸の刺繍による華やかな 飾り部を設けることができるから、この目盛面を華やかにすることができ、目盛 面の装飾性を著しく高めることができて、時計の豪華性を高めることができる。 しかも、飾り部は刺繍により形成するから、この飾り部を記念品、慶弔品、祝 い品などに適応した柄の飾り部を簡易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る時計の正面図である。
【図2】本考案に係る時計の飾り部の拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 目盛 3 目盛面 8 飾り部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻の目盛が表わされた目盛面を有する
    時計において、前記目盛面に刺繍糸の刺繍による飾り部
    が設けてあることを特徴とする時計。
JP1998000304U 1998-01-30 1998-01-30 時 計 Expired - Lifetime JP3051033U (ja)

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