JP3042112U - 時計の機械装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 実用性のほかに美観と活動性をもつ時計の機
械装置を提供する。 【解決手段】 １つの秒盤１５を目盛表面盤のうえに設
けて、この秒盤１５に一緒に回転する秒盤歯車１４を結
合し、モーター１１のシャフト１１１に伝動歯車１２を
固設し、この伝動歯車１２とかみ合う主歯車１３と連結
される副歯車１３１とを設けて、この副歯車１３１を秒
盤歯車１４にかみ合わせる。また、ほかに秒盤１５の上
面には色々な絵、例えば動物や小鳥、図案、文字等を印
刷した飾り紙１６をはり付けて、また、目盛表面盤の一
箇所に孔を形成させて、それらの絵の一部分が露出して
見せるようにすると、秒盤１５の回転により、それらの
絵が徐々に順にその孔から見えるようになり、活動性を
時計に与え、時計が生きている様な感じを与える。その
ほか、時計のケースと時間針と分針と秒針を美しく設計
して飾り紙と同時に美観を与える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は時計の機械装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の一般の時計は一個のモーターで歯車組を回転させて、直接に時間針、分 針および秒針を目盛表面盤の上に回転させて時間を指示するように作られた実用 的なものが多く、時計を置く部屋の美観に役立つように考案されたものが少ない 。日常生活の品質が高められている現在の状況では、ただ実用性だけをもつ商品 は消費者の購買欲をそそぐことは難しい。

【０００３】

【考案が解決使用とする課題】

本考案は上記欠点を解決するためになされたもので、その目的は、実用性のほ かに美観と活動性をもつ時計の機械装置を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

上述の課題を解決するために本考案の時計の機械装置は、１つの秒盤を目盛表 面盤のうえに設けて、この秒盤に一緒に回転する秒盤歯車を結合し、モーターの シャフトに伝動歯車を固設し、この伝動歯車とかみ合う主歯車と連結される副歯 車とを設けて、この副歯車を秒盤歯車にかみ合わせる。また、ほかに秒盤の上面 には色々な絵、例えば動物や小鳥、図案、文字等を印刷した飾り紙をはり付けて 、また、目盛表面盤の一箇所に孔を形成させて、それらの絵の一部分が露出して 見せるようにすると、秒盤の回転により、それらの絵が徐々に順にその孔から見 えるようになり、活動性を時計に与え、時計が生きている様な感じを与える。そ のほか、時計のケースと時間針と分針と秒針を美しく設計して飾り紙と同時に美 観を与える。

【０００５】

【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 本考案の時計の機械装置は、図１と図２に示すようなものである。その主要な 改良技術は秒針の伝動構造にある。機械装置１はモーター１１と、このモーター １１のシャフト１１１に固設される伝動歯車１２と、この伝動歯車１２とかみ合 う主歯車１３と、この主歯車１３の上側に連結されて一緒に回転する副歯車１３ １と、この副歯車１３１とかみ合う秒盤歯車１４と、この秒盤歯車１４の管状シ ャフト１４１に連結される秒盤１５とを含んで組み合わせて構成される。更に秒 盤１５の上表面には色々な絵や文字等を印刷した飾り紙１６を貼り付けておく。 飾り紙１６の一例を図３に示す。

【０００６】 それで、モーター１１に電気が通じて回転すると、順に伝動歯車１２から主歯 車１３、副歯車１３１および秒盤歯車１４が回転して、それで秒盤１５が回転し 、従って飾り紙１６も同時に回転する。 モーター１１に電気が通じて回転を始めると、そのシャフト１１１は伝動歯車 １２を回転させ、それでこの伝動歯車１２とかみ合っている主歯車１３も回転さ れる。また、この主歯車１３と連結されている副歯車は同時に回転する。さらに 、副歯車１３１とかみ合っている秒盤歯車１４も回転されるから、秒盤１５も同 時に回転する。従って、飾り紙１６も秒盤１５と一緒に回転する。それで、目盛 表面盤の孔から飾り紙１６の色々な絵や文字等が順番に露出して見えるので、時 計がまるで生きているように視覚に感じを与える。本考案の使用中の斜視図を図 ４に示す。

【０００７】 また、本考案は目覚まし時計に応用することができる。本考案の秒盤の連動構 造を目覚まし時計に結合した実施例を図５に示す。

【０００８】

【考案の効果】

本考案の中の秒盤は秒針と一緒に動いて、その上にはってある飾り紙の色々な 絵が順番に目盛表面盤の孔から露出して見えるので、まるで時計が生きているよ うな効果を与える、更に飾り紙は目盛表面盤と時計ケースの美観と相互に協力し て全体的美観を増加する効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例の側面断面図である。

【図２】本考案実施例の平面図である。

【図３】本考案実施例の秒盤の上に貼る飾り紙の一例の
平面図である。

【図４】本考案実施例の使用中の斜視図である。

【図５】本考案実施例の秒盤の連動構造を目覚まし時計
に結合したものの側面断面図である。

【符号の説明】

１ 機械装置 １１ モーター １１１ シャフト １２ 伝動歯車 １３ 主歯車 １３１ 副歯車 １４ 秒盤歯車 １４１ 管状シャフト １５ 秒盤 １６ 飾り紙

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 １つのモーターと、前記モーターのシャ
   フトに固設される１つの伝動歯車と、前記伝動歯車とか
   み合って同時に回転する１つの主歯車と、前記主歯車の
   上側に連結されて同時に回転する１つの副歯車とかみ合
   って同時に回転する１つの秒盤歯車と、前記秒盤歯車の
   管状シャフトに組み付け同時に回転する１つの秒盤と、
   前記秒盤の上表面に貼りつけてあり且つ色々な絵を印刷
   してある１つの飾り紙と、前記秒盤の上にあり１つの孔
   をもつ１つの目盛表面盤とで組み合わせて構成され、 前記モーターに電気が通じて回転したら、前記伝動歯車
   と、前記主歯車と、前記副歯車と、前記秒盤歯車と、前
   記秒盤とが順に回転されて、前記飾り紙の絵が順番に前
   記目盛表面盤の孔から露出して見えることを特徴とする
   時計の機械装置。