JP3050600U - 飲み物容器の補助グリップ - Google Patents

飲み物容器の補助グリップ

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JP3050600U JP1998000320U JP32098U JP3050600U JP 3050600 U JP3050600 U JP 3050600U JP 1998000320 U JP1998000320 U JP 1998000320U JP 32098 U JP32098 U JP 32098U JP 3050600 U JP3050600 U JP 3050600U
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drink
drink container
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種重 田尻
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種重 田尻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 握力が弱くても、またケガなどにより指が曲
げられなくても飲み物に合った容器を使用することがで
き、冷たい飲み物や熱い飲み物を飲む場合にも落としに
くい飲み物容器の補助グリップを提供することにある。 【解決手段】 上部アーム4の先端にピン7を水平方向
に取付け、中央部3は握りやすい太さにし、下部アーム
5の先端に容器受け部9を設け、容器受け部9の先端に
ストッパ片10を設け、長孔6を設けた縦長の長板13
の上部に内側へ曲った爪8を設け、上部アーム4の先端
のピン7を長板13の長孔6に挿入し長板13と上部ア
ーム4の先端に取り付け、長板13下部は長板13を下
方へ摺動させると飲み物容器2の側面に接触する形状寸
法にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、老人、子供、病人、ケガ人等において握力が弱いなど手が不自由な 場合にコップ、湯飲みなどに取り付け、飲み物を楽に飲めるようにする飲み物容 器の補助グリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常は、熱いコーヒーはコーヒーカップ、冷たい飲み物はコップ、ワインはワ イングラス、茶は湯飲みというように、飲み物に合わせて容器を選んで使用する 。しかし従来、老人、子供、病人、ケガ人等において握力が弱いなど手が不自由 な場合にはコップ、湯飲みを落として割ったり、中身をこぼして室内を汚したり する。このため、握力が弱くても比較的しっかり握れる柄のついた容器しか使用 できないため、飲み物を飲む時の雰囲気を楽しむことができなかった。又、ケガ などにより指を曲げられない人の場合は柄とカップの間に手を差し込んで使わな ければならないため、やはりコーヒーカップのように柄のついた容器しか使用で きなかった。又、通常の人であっても冷たい飲み物を飲む場合、容器の表面に水 滴が付き滑りやすくなるため容器を落とす場合があった。又、通常の人であって も熱い飲み物を飲む場合、容器表面の温度を確めずに持ち上げると熱くて手を容 器から離し、容器を落とす場合がある。 よって、従来は握力の弱い人やケガなどにより指を曲げられない人は飲み物に 合った容器を使用できず、又通常の人であっても冷たい飲み物や熱い飲み物を飲 む場合に容器を落とすことがあるという問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は従来のこれらの問題点を解消し、握力が弱く ても、又、ケガなどにより指が曲げられなくても飲み物に合った容器を使用する ことができ、冷たい飲み物や熱い飲み物を飲む場合にも落としにくい飲み物容器 の補助グリップを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 水平に伸びた上部アーム、下部アーム並びに上部アームと下部をつなぐ垂 直な中央部からなるコ字形のグリップ本体の上部アームの先端にピンを水平方向 に取付け、前記中央部は握りやすい太さにし、前記下部アームの先端に飲み物容 器の底面を支える容器受け部を設け、容器受け部の先端に飲み物容器の下方側面 を動かないようにするストッパ片を設け、長孔を設けた縦長の長板の上部に飲み 物容器のふちの内側に引っ掛ける内側へ曲った爪を設け、上部アームの先端のピ ンを長板の長孔に挿入し長板が上下方向に摺動自在になるよう長板を上部アーム の先端に取り付け、長板下部は長板を下方へ摺動させると飲み物容器の側面に接 触する形状寸法にした飲み物容器の補助グリップ 2) 容器受け部を下部アームの先端に起立自在に設け、容器受け部を水平に保 持する手段を設けた前記1)記載の飲み物容器の補助グリップ 3) 容器受け部を下部アームの先端で蝶番によって起立自在にした前記2)記 載の飲み物容器の補助グリップ 4) 上部アームと下部アームの中央部側端部が飲み物容器の外周に沿って延伸 し、上部アーム、下部アームの先端からほぼ90°の角度の位置で中央部を形成 した前記1)〜3)記載の飲み物容器の補助グリップ 5) グリップ本体の中央部に波形の凹凸を設け、波型の凹凸に指をかけて握り やすく、またすべりにくいようにした前記1)〜4)いずれかに記載の飲み物容 器の補助グリップ 6) 容器受け部上面にすべり止めを設けた前記1)〜5)いずれかに記載の飲 み物容器の補助グリップ にある。
【0005】
【作用】
本考案の飲み物容器の補助グリップでは、長板を上方へ引き上げ、爪の位置を 飲み物容器のふちより上にして、飲み物容器の底が容器受け部の上にくるように のせる。次に長板を引き下げ、長板の爪を飲み物容器のふちに引っ掛ける。この 状態でコ字形のグリップ本体の中央部を握り、飲み物容器を口に当てて傾けると 、飲み物容器の底を飲み物容器の補助グリップの容器受け部にて、飲み物容器の 底付近の外周面を飲み物容器の補助グリップの容器受け部に設けられたストッパ 片にて、飲み物容器の外周面の一部を飲み物容器の補助グリップの長板下部にて 、飲み物容器のふちを飲み物容器の補助グリップの長板上部の爪にてそれぞれ支 持する。よって、飲み物容器を上下左右の4方向で支持するので、飲み物容器は 補助グリップから脱落しない。また多少、補助グリップを振る動作をしても飲み 物容器は脱落しない。よって飲み物に合った飲み物容器をそのまま使用できる。 また、指を曲げるのが困難な人の場合は、飲み物容器の補助グリップの中央部と 飲み物容器の補助グリップの長板の間に手を差し込むことによって使用できる。 また、飲み物容器に直接、手が触れないため、冷たい飲み物を飲む時に、飲み物 容器の外側に付く水滴で手が滑ったり、熱い飲み物を飲む時、熱くて飲み物容器 から手を離したりすることがなくなる。 請求項2及び請求項3の考案では、長時間使用しない場合、下部アームの容器 受け部を回転し、起立させるとコンパクトにして収納できる。 請求項4の考案では、飲み物容器に本考案の飲み物容器の補助グリップを取り 付け、コ字形のグリップ本体の中央部を握り、飲み物容器を口に当てて傾けると 、容器受け部、容器受け部の先端に設けられたストッパ片、長板下部、長板上部 の爪の4つの部分が飲み物容器を支える方向と、飲み物容器が傾く方向が同じに なるので、各々前記4つの部分が全面で力を受けることになり、より飲み物容器 を保持する安全性が増す。 請求項5の考案では、波型の凹凸が人の指に適合することによって握りやすく 、また滑りにくくする。 請求項6の考案では容器受け部上にすべり止めを設けることにより、飲み物容 器の補助グリップから飲み物容器をさらに脱落しにくくする。
【0006】
【考案の実施の形態】
飲み物容器の補助グリップの材質としては、木・金属・樹脂等があり、軽量で 熱伝導率の低いものが好ましい。 グリップ本体の中央部は、グリップ本体と同材でも、木・ゴム・スポンジなど 異材を用いてもよく、また表面にすべりにくいゴムを巻きつけてもよく、握りや すくすべりにくいものが好ましい。 ストッパは上下の2体が係止するものであってもよいし、横方向の断面同士が 係止するものでもよい。 飲み物容器としては、コップ・湯飲み・ワイングラスなどがあり、容器に応じ て長板と容器受け部の寸法形状を定める。 すべり止めとして、ゴム板、小さい凹凸、小さい突起などがあり、またガラス や陶器など飲み物容器の材質に対し摩擦係数が高い材質が好ましい。
【0007】
【実施例】
本考案の各実施例について図面を参照して具体的に説明する。 実施例1(図1〜6参照) 図1〜6に示す実施例1は、水平に伸びた上部アーム、下部アーム並びに上部 アームと下部アームをつなぐ垂直な中央部からなるコ字形のグリップ本体の上部 アームの先端にピンを水平方向に取付け、前記中央部は握りやすい太さにし、前 記下部アームの先端に飲み物容器の底面を支える容器受け部を設け、容器受け部 の先端に飲み物容器の下方側面を動かないようにするストッパ片を設け、長孔を 設けた縦長の長板の上部に飲み物容器のふちの内側に引っ掛ける内側へ曲った爪 を設け、上部アームの先端のピンを長板の長孔に挿入し長板が上下方向に摺動自 在になるよう長板を上部アームの先端に取り付け、長板下部は長板を下方へ摺動 させると飲み物容器の側面に接触する形状寸法にし、下部アームの先端に蝶番で 起立自在にした容器受け部を設け、グリップ本体の中央部に設けた波型の凹凸に 指をかけて握りやすく、またすべりにくいようにし、下部アームの容器受け部上 面にすべり止めを設けた飲み物容器の補助グリップの例である。 図1は実施例1の飲み物容器の補助グリップの正面図である。 図2は実施例1の飲み物容器の補助グリップの平面図である。 図3は実施例1の飲み物容器の補助グリップのA−A線断面図である。 図4は実施例1の飲み物容器の補助グリップのB−B線断面図である。 図5は実施例1の飲み物容器の補助グリップのC−C線断面図である。 図6は実施例1の飲み物容器の補助グリップにおいて指が曲げられない人の場 合における使用状態を示す説明図である。 図中、1は飲み物容器の補助グリップ、2は飲み物容器、3はグリップ本体の 中央部、4はグリップ本体の上部アーム、5はグリップ本体の下部アーム、6は 長孔、7はピン、8は爪、9は容器受け部、10はストッパ片、11は蝶番、1 2はすべり止め、13は長板、14,15はストッパ、16は使用者の手、17 はグリップ本体である。 本実施例1では、飲み物容器はコップにし、飲み物容器の補助グリップを樹脂 製にし、すべり止めはゴム製の円盤にしている。 本実施例1では、図1,図5に示すように、グリップ本体17の中央部3の人 が握る部分に握りやすく、またすべらないように波形の凹凸を設けている。グリ ップ本体17の上部アーム4の先端は、図3に示すように二股に分かれている。 長板13に長孔6を設け、上部アーム4の先端の二股に分けた間に長板13を位 置させ、ピン7を上部アーム4の先端の二股を貫通するよう圧入、又は接着によ り取り付け、かつピン7を上部アーム4の先端の二股の間で長板13の長孔6に 通す。これにより長孔13は、図1,図5に示すように長孔6の長さの分だけ上 下方向に摺動可能になる。長板13の上部には、長板13を下方へ移動させると 飲み物容器2のふちの内側に引っ掛ける爪8を設ける。長板13下部は、上部か ら下部へ徐々に飲み物容器に近づくよう湾曲させ、かつ長孔6も上部から下部へ 徐々に飲み物容器2に近づくように湾曲させる。これにより、飲み物容器2を補 助グリップ1に取り付け、長板13を引き下げると、図1,図5に示すように長 板13の下部が飲み物容器2に接触し、飲み物容器2を支持する。また、長板1 3を引き上げると、図1に示すように長板13の下部の飲み物容器2に接触して いた部分は上方へ移動するとともに、飲み物容器2から横方向に遠ざかるよう移 動する。これにより飲み物容器を補助グリップより取りはずす場合、取りはずし やすくする。 次に図2,図4に示すように下部アーム5の先端に飲み物容器2の底面を支え る容器受け部9を設け、容器受け部9上に飲み物容器2の下方側面を動かないよ うにするストッパ10を設ける。また図5に示すように容器受け部9上に円盤上 の溝を設け、ゴム製で円盤状のすべり止め12を前記溝に取り付ける。次に容器 受け部9を蝶番で起立自在になるようにし、水平に保持するストッパ14,15 を設ける。 本実施例1の飲み物容器の補足グリップを使用するには、容器受け部9を起立 させ収納していた場合は、まず支持部9を下方へ回転させる。容器受け部9が水 平になると図1,図5に示す上下のストッパ14,15が係止し、容器受け部9 は水平より下方へは回転しない。次に長板13を引き上げ、長板13の爪8が飲 み物容器2に触れないようにし、容器受け部9、及び容器受け部9のすべり止め 12の上で、かつ容器受け部9のストッパ片10の内側に飲み物容器2を置く。 次に長板13を引き下げ長板13上部の爪8を飲み物容器2のふちに引っ掛ける 。飲み物容器2には、この状態で飲み物を入れてもよいし、あらかじめ飲み物容 器2に飲み物を入れておいてもよい。また、前記長板13を引き下げた際には長 板13の下部を飲み物容器2の側面に接触させ、飲み物容器2を支持する。次に グリップ本体17の中央部3の人が握る部分に設けた握りやすく、またすべりに くい波形の凹凸を握り、飲み物容器2に口を当てて傾ける。すると、飲み物容器 2のふちを長板13上部の爪8で支持し、飲み物容器2の外周面の一部を長板1 3下部で支持し、飲み物容器2の底を容器受け部9で支持し、飲み物容器2の底 付近の外周面を容器受け部9に設けられたストッパ片10で支持することにより 、飲み物容器2を上下左右の4方向から支持するので、飲み物容器2が補助グリ ップ1から脱落しない。また、容器受け部9に設けられたすべり止めにより、さ らに脱落に対する安全性を増している。よって老人、子供、病人、ケガ人等にお いて握力が弱い場合においても飲み物に合った飲み物容器2をそのまま使用でき る。又、図6に示すように指を曲げるのが困難な人の場合は、補助グリップ本体 17の中央部3と長板13の間に手を差し込むことによって使用できる。又、飲 み物容器2に直接手が触れないため、冷たい飲み物を飲む時に飲み物容器2の外 側に付く水滴で手が滑ったり、熱い飲み物を飲む時、熱くて飲み物容器2から手 を離したりすることがなくなる。 次に、本実施例1の飲み物容器の補助グリップから飲み物容器を取りはずす場 合には、長板13を引き上げ、長板13上部の爪8が飲み物容器2のふちの内側 に引っ掛けていたのを外し、飲み物容器2を上方へ移動可能にし、かつ長板13 下部及び長板13に設けた長孔6は上部から下部へ徐々に飲み物容器2に近づく ように湾曲しているので長板13が引き上げられると、飲み物容器2に接触し支 持していた長板13下部は上方へ移動するとともに、飲み物容器2から横方向に 遠ざかるよう移動する。よって飲み物容器2の外周は、底面付近以外は自由にな り、飲み物容器2は、補助グリップ1より容易に取りはずしが可能となる。飲み 物容器2を取りはずした補助グリップ1は、長時間使用しない場合には、図1、 4に示すように蝶番11で容器受け部9を上方へ回転させることにより起立させ 、コンパクトにして収納する。以上のように本実施例1によれば老人、子供、病 人、ケガ人等において握力が弱いなど手が不自由な場合においてもコップ、湯飲 みなどに補助グリップを取り付け、飲み物を楽に飲むことができる。 実施例2(図7参照) 図7に示す実施例2は、補助グリップ本体の下部アームと容器受け部を一体に して、蝶番を用いない例である。 図7は実施例2の飲み物容器の補助グリップの正面図である。 図中、符号は実施例1と同じである。 本実施例2では、図7に示すように、補助グリップ本体17の下部アーム5と 容器受け部9を一体とし、蝶番を用いていない。収納スペースに余裕がある場合 は、下部アーム5と容器受け部9を一体にしたほうが、使用のための動作は少な くなるので、老人、子供、病人、ケガ人等において握力が弱いなど手が不自由な 場合において、より使いやすくなる。また、収納時の補助グリップの安定性が増 す。 その他、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。 実施例3(図8〜10参照) 図8〜10に示す実施例3は、上部アームと下部アームの中央部側端部が飲み 物容器の外周に沿って延伸し、上部アーム、下部アームの先端からほぼ90°の 角度の位置で中央部を形成した例である。 図8は実施例3の飲み物容器の補助グリップの正面図である。図9は実施例3 の飲み物容器の補助グリップの平面図である。図10は実施例3の飲み物容器の 補助グリップのD−D線断面図である。 図中、符号は実施例1と同じである。 本実施例3では、図8〜10に示すように上部アーム4、上部アーム5の形状 を変えて飲み物容器2を支持する方向を実施例1に対し90°変更する。このこ とによって、飲み物容器2を支持する方向と、飲む時に飲み物容器2を傾ける方 向を同じにする。よって飲み物容器2を支持する容器受け部9、容器受け部9に 設けられたストッパ片10、長板13下部、長板13上部の爪8は各々全面で飲 み物容器2を受けるため、より安全となり、また飲み物容器2を傾けた場合に飲 み物容器2を支持する各部材にねじり応力がかからないため、強度を得やすい。 よって、より安全性の高い補助グリップにできる。 その他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。 図11、図12は長板とピンの係合の他の例を示す説明図である。
【0008】
【考案の効果】
本考案の飲み物容器の補助グリップによれば、老人、子供、病人、ケガ人等に おいて握力が弱いなど手が不自由な場合にも楽に飲み物を飲め、コップや湯のみ などを落として割ったり中身をこぼして室内を汚すことを少なくし、飲み物に合 った容器を用いて飲む雰囲気を楽しむことができ、冷たい飲み物を飲む場合に水 滴で手を滑らせ飲み物容器を落とすことをなくし、熱い飲み物を飲む場合に熱く て手を離し飲み物容器を落とすことをなくし、またケガなどにより指を曲げられ ない人の場合でも使用することが可能で、飲み物容器の取りはずしが容易な飲み 物容器の補助グリップを提供できる。 また、容器受け部を下部アームの先端に起立自在に設け、あるいは容器受け部 を下部アームの先端で蝶番によって起立自在にし、さらに水平に保持する手段を 設ける構成のものでは飲み物容器をコンパクトにして収納できる飲み物容器の補 助グリップを提供できる。 また、上部アームと下部アームの中央部側端部が飲み物容器の外周に沿って延 伸し、上部アーム、下部アームの先端からほぼ90°の角度の位置で中央部を形 成した構成のものでは飲み物容器を保持する安全性を増した飲み物容器の補助グ リップを提供できる。また、グリップ本体の中央部に波形の凹凸を設けた構成の ものでは老人、子供、病人、ケガ人等の握力の弱い人などが握りやすく、またす べりにくい飲み物容器の補助グリップを提供できる。 また、容器受け部上面にすべり止めを設けた構成のものにすれば飲み物容器を さらに脱落しにくくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の飲み物容器の補助グリップの正面図
である。
【図2】実施例1の飲み物容器の補助グリップの平面図
である。
【図3】実施例1の飲み物容器の補助グリップのA−A
線断面図である。
【図4】実施例1の飲み物容器の補助グリップのB−B
線断面図である。
【図5】実施例1の飲み物容器の補助グリップのC−C
線断面図である。
【図6】実施例1の飲み物容器の補助グリップにおいて
指が曲げられない人の場合における使用状態を示す説明
図である。
【図7】実施例2の飲み物容器の補助グリップの正面図
である。
【図8】実施例3の飲み物容器の補助グリップの正面図
である。
【図9】実施例3の飲み物容器の補助グリップの平面図
である。
【図10】実施例3の飲み物容器の補助グリップのD−
D線断面図である。
【図11】長板とピンの係合の他の例を示す説明図であ
る。
【図12】長板とピンの係合の他の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 飲み物容器の補助グリップ 2 飲み物容器 3 グリップ本体の中央部 4 グリップ本体の上部アーム 5 グリップ本体の下部アーム 6 長孔 7 ピン 8 爪 9 容器受け部 10 ストッパ片 11 蝶番 12 すべり止め 13 長板 14 ストッパ 15 ストッパ 16 使用者の手 17 グリップ本体

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に伸びた上部アーム、下部アーム並
    びに上部アームと下部をつなぐ垂直な中央部からなるコ
    字形のグリップ本体の上部アームの先端にピンを水平方
    向に取付け、前記中央部は握りやすい太さにし、前記下
    部アームの先端に飲み物容器の底面を支える容器受け部
    を設け、容器受け部の先端に飲み物容器の下方側面を動
    かないようにするストッパ片を設け、長孔を設けた縦長
    の長板の上部に飲み物容器のふちの内側に引っ掛ける内
    側へ曲った爪を設け、上部アームの先端のピンを長板の
    長孔に挿入し長板が上下方向に摺動自在になるよう長板
    を上部アームの先端に取り付け、長板下部は長板を下方
    へ摺動させると飲み物容器の側面に接触する形状寸法に
    した飲み物容器の補助グリップ。
  2. 【請求項2】 容器受け部を下部アームの先端に起立自
    在に設け、容器受け部を水平に保持する手段を設けた請
    求項1記載の飲み物容器の補助グリップ。
  3. 【請求項3】 容器受け部を下部アームの先端で蝶番に
    よって起立自在にした請求項2記載の飲み物容器の補助
    グリップ。
  4. 【請求項4】 上部アームと下部アームの中央部側端部
    が飲み物容器の外周に沿って延伸し、上部アーム、下部
    アームの先端からほぼ90°の角度の位置で中央部を形
    成した請求項1〜3記載の飲み物容器の補助グリップ。
  5. 【請求項5】 グリップ本体の中央部に波形の凹凸を設
    け、波型の凹凸に指をかけて握りやすく、またすべりに
    くいようにした請求項1〜4いずれかに記載の飲み物容
    器の補助グリップ。
  6. 【請求項6】 容器受け部上面にすべり止めを設けた請
    求項1〜5いずれかに記載の飲み物容器の補助グリッ
    プ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085487A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Leben Co Ltd 介護用万能補助グリップ

Cited By (1)

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