JP3050063U - ゴルファー用眼鏡のためのレンズ及びゴルファー用眼鏡 - Google Patents

ゴルファー用眼鏡のためのレンズ及びゴルファー用眼鏡

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JP3050063U JP1997011624U JP1162497U JP3050063U JP 3050063 U JP3050063 U JP 3050063U JP 1997011624 U JP1997011624 U JP 1997011624U JP 1162497 U JP1162497 U JP 1162497U JP 3050063 U JP3050063 U JP 3050063U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】初級ゴルファーにとって困難なショット時のア
ドレスやパター時のアドレス及び打球方向の選択を容易
にするゴルファー用眼鏡を開発する。 【解決手段】着用したときに地表と平行になるような着
色帯もしくは無色帯、平行な有色線もしくは無色線、又
は境界線を有する本考案のゴルファー用眼鏡を提供す
る。また、このゴルファー用眼鏡に取り付けるための本
考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズを提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ゴルファー用眼鏡並びにゴルファー用眼鏡のためのレンズに関する 。さらに詳しくは、初級ゴルファーにとって困難なショット時やパター時のアド レスあるいはパター時の打球の方向を正確に定めることを可能とするゴルファー 用眼鏡並びにゴルファー用眼鏡のためのレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフはゴルフクラブでゴルフボールを打ち、最も少ない打数で目標のホール に自己のボールを沈めた者を勝者とする球技であるが、初級ゴルファーにとって はゴルフボールを目標とする方向に打つことは極めて困難である。従来は、これ は練習と経験によってのみ得られるものとされてきた。そして、ショット時のア ドレスについては、ボールを自分の狙い通りの方向に打ち出すために、目標線上 に身体を平行に合わせるようにアドレスすることが大切であると教えられている 。また、打球の距離と方向が極限まで要求されるパター時のアドレスについても 、その基本は目標(カップ)線上に対して身体を平行に保ち、前かがみの姿勢で 、ボールが眼の真下かやや外側に来るように構え、両眼を結んだラインが目標線 と平行になるようにアドレスするものと教えられている。さらに、パッティング 時には、目標(カップ)とボール間を、ゆっくりと顔を左右に振りながら、眼線 でラインを引きヘッドを止め、ラインに沿ってパットするとよいと教えられてい る。 しかし、これらは練習を重ねても容易に会得することができないのが実状であ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、ショット時やパット時に初級者でも容易にアドレス することが可能となるゴルファー用眼鏡並びにゴルファー用眼鏡のためのレンズ を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者は鋭意研究を重ねた結果、眼鏡を着用してゴルフをすると眼鏡を通し てゴルフボールを見ることになるが、その際、眼鏡のレンズに、帯、1本の線又 は平行線を水平に(帯、線又は平行線が地平線と平行になるように)着色して置 けば、この帯、線又は平行線を打球の目標線に合わることによりゴルフボールの 走行方向をチェックすることが容易であること、すなわちショット時には、ゴル フボールと打球の方向とがこのレンズ中の帯、線又は平行線の中にはいるように 又は上を走るようにアドレスすることにより、容易に目標線上に身体を平行に合 わせることができること、そしてまたパット時には、ゴルフボールとカップの両 者がこのレンズ中の帯、線又は平行線の中にはいるように又は線上に並ぶように アドレスすれば、目標(カップ)線上に対して身体を容易に平行に保つことが可 能となること、そして、パッティング時には、ボールとカップがレンズ中の帯、 線又は平行線の中にはいるように又は線上に並ぶように立ち、帯、線又は平行線 に沿ってパットすることによりパターをラインに沿って真っ直ぐに出すことがで き、また、レンズ中の帯、線又は平行線の中にボールとカップがはいるように又 は並ぶようにアドレスし、ヘッドを止めてレンズ中の帯、線又は平行線に沿って パターを真っ直ぐに出すことにより、初級者に多いヘッドアップを避けることが できることなどを発見した。 本考案はかかる事実に基づき完成するに至ったものである。
【0005】 即ち、本考案の要旨は、 (1) 無色のレンズに、可視光透過率が99%〜1%、幅が0.5mm〜10 mmの平行な帯状の着色部を有するゴルファー用眼鏡のためのレンズ、 (2) 可視光透過率が95%〜5%である前記(1)記載のゴルファー用眼鏡 のためのレンズ、 (3) 幅が1mm〜8mmである前記(1)又は(2)記載のゴルファー用眼 鏡のためのレンズ、 (4) 無色のレンズに、1mm〜10mm間幅で2本以上の平行な0.1mm 〜3mm幅の有色線が塗布、貼付又は印刷されているゴルファー用眼鏡のための レンズ、 (5) 該無色のレンズがその全体を又はその該帯状着色部もしくは該有色線を 含む一部を着色したレンズであり、該帯状着色部又は該有色線が該着色レンズの 色と識別し得る異なる色又は無色である、前記(1)〜(4)記載のゴルファー 用眼鏡のためのレンズ、 (6) 境界線が直線となるようにレンズを2色で色分けしたゴルファー用眼鏡 のためのレンズであって、その境界線が明確となるように、一方の色と他方の色 が明確に異なるものであるゴルファー用眼鏡のためのレンズ、 (7) 2色のうちの一方が無色である前記(6)記載のゴルファー用眼鏡のた めのレンズ、 (8) 2色のうちの一方又は両方が複数の色を用いて着色されているものであ る、前記(6)又は(7)記載のゴルファー用眼鏡のためのレンズ、 (9) 境界線の上方、下方又は上下両方が一部分着色されない部分を含むもの である、前記(6)〜(8)いずれかに記載のゴルファー用眼鏡のためのレンズ 、 (10) 前記(1)〜(9)のいずれかに記載のゴルファー用眼鏡のためのレ ンズを眼鏡フレームに取り付けたゴルファー用眼鏡であって、該レンズの該帯状 着色部もしくは帯状無色部、該レンズの該平行な有色線もしくは無色線、又は該 レンズの該境界線が該ゴルファー用眼鏡を着用した場合に地表と平行になるよう に眼鏡フレームに取り付けられたものであるゴルファー用眼鏡、並びに (11) 該レンズの該帯状着色部もしくは帯状無色部、該レンズの該平行な有 色線もしくは無色線又は該レンズの該境界線の位置がレンズの中心部(レンズの 上端と下端の中点を通る水平線を指す。)の上方20mmと中心部の下方30m mの間にくるものである前記(10)記載のゴルファー用眼鏡、に関する。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下に本考案について詳細に説明する。 本考案のゴルファー用眼鏡は、レンズの中心部の上方20mmと中心部の下方 30mmの間に水平な帯、線又は平行線を有する眼鏡であって、ゴルフをすると きに着用することにより、アドレスやパターの際の初心者の困難を緩和すること ができる。従って、新規な初級ゴルファー訓練用の器具である。ここに、水平な 線又は帯とは、眼鏡を着用したときに地表と平行になるような線又は帯をいう。 なお、本考案のゴルファー用眼鏡はレジャー用やファッション用に用いることも できる。
【0007】 また、本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズとは、帯、線又は平行線を塗 布、貼付もしくは印刷又は色抜きしたレンズであって、レンズ上に着色又は色抜 きした帯又は線が眼鏡を着用したときに地表と水平になるように眼鏡フレームに 取り付けられるためのレンズである。
【0008】 本考案の第1の態様 第1の態様のゴルファー用眼鏡のためのレンズ 本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズの第1の態様は、無色のレンズに、 可視光透過率が99%〜1%、幅が0.5mm〜10mmの平行な帯状の着色部 を有するゴルファー用眼鏡のためのレンズである。 ここで、着色部の可視光透過率は通常99%〜1%であるが、好ましくは95 %〜5%でありより好ましくは90〜10%である。 また、着色部の帯の幅は通常0.5mm〜10mmであるが、好ましくは1m m〜8mm、より好ましくは2mm〜5mmである。
【0009】 無色レンズの代わりに着色レンズを用い、帯状着色部の代わりに無色又は着色 レンズの色と識別できる色の帯を用いても本考案のゴルファー用眼鏡のためのレ ンズの第1の態様となる。また、無色レンズの代わりに帯状の着色部を含むレン ズの一部が着色されているレンズを用い、帯状着色部の代わりに無色の帯又は着 色レンズの色と識別できる色の帯を用いることもできる。要は、ゴルファー(着 用者)の目がレンズ上の水平な帯状の部分をレンズの他の部分から明確に識別で きればよいからである。
【0010】 第1の態様の本考案のゴルファー用眼鏡 本考案のゴルファー用眼鏡の第1の態様は図1に示すように、本考案の第1の 態様のゴルファー用眼鏡のためのレンズを、該レンズの該帯状着色部もしくは帯 状無色部が該ゴルファー用眼鏡を着用した場合に地表と水平になるように眼鏡フ レームに取り付けて得られるゴルファー用眼鏡である。
【0011】 ここに、帯状着色部又は有色線は、レンズの中心部(眼鏡フレームに取り付け られたとき、レンズの上端と下端の中点を通る水平線を指す。)の上方20mm と中心部の下方30mmの間に染料又は染料を含む物質を用いて塗布、貼付又は 印刷されていてもよく、また好ましくは中心部の上方10mmと中心部の下方3 0mmの間、より好ましくは中心部の上方5mmと中心部の下方20mmの間、 最も好ましくは中心部の上方5mmと中心部の下方10mmの間に染料又は染料 を含む物質を用いて着色又は色抜きされていてもよい。この位置は眼鏡を着用す る人それぞれの好みにより決まるもので、上記の範囲に限定されるものではない 。
【0012】 本考案の第2の態様 第2の態様のゴルファー用眼鏡のためのレンズ 本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズの第2の態様は、無色のレンズに、 水平な、1mm〜10mm間幅で2本以上の平行な0.1mm〜3mm幅の有色 線を有するゴルファー用眼鏡のためのレンズである。 ここに、2本以上の平行な有色線は通常2〜4本又はそれ以上であるが、より 好ましくは2本である。 また、平行線の間隔は通常1mm〜10mm又はそれ以上であるが、好ましく は2mm〜8mmであり、より好ましくは2mm〜5mmである。 有色線自体の幅は通常0.1mm〜3mmであるが、好ましくは0.2mm〜 1.5mmであり、より好ましくは0.3mm〜0.8mmである。
【0013】 本考案の第2の態様では、無色のレンズの代わりに着色レンズを用いそして有 色線の代わりに無色の線又は着色レンズの色と識別できる色の線を用いることも できる。また、無色のレンズの代わりに有色線の部分を含むレンズの一部を着色 したレンズを用いそして有色線の代わりに無色の線又は着色レンズの色と識別で きる色の線を用いることもできる。その1例を図2に示す。
【0014】 第2の態様の本考案のゴルファー用眼鏡 本考案のゴルファー用眼鏡の第2の態様は、図2に示すように、本考案の第2 の態様のゴルファー用眼鏡のためのレンズを眼鏡フレームに取り付けたゴルファ ー用眼鏡であって、そのレンズの平行な有色線又は無色線がこのゴルファー用眼 鏡を着用した場合に地表と平行になるように眼鏡フレームに取り付けられたもの である。
【0015】 平行な有色線又は無色線は、レンズの中心部の上方20mmと中心部の下方3 0mmの間に染料又は染料を含む物質を用いて塗布、貼付又は印刷されていても よく、また好ましくは中心部の上方10mmと中心部の下方30mmの間、より 好ましくは中心部の上方5mmと中心部の下方20mmの間、最も好ましくは中 心部の上方5mmと中心部の下方10mmの間に染料又は染料を含む物質を用い て着色又は色抜きされていてもよい。
【0016】 本考案の第3の態様 第3の態様のゴルファー用眼鏡のためのレンズ 本考案の第3の態様のゴルファー用眼鏡のためのレンズは、境界線が直線とな るようにレンズを2色で色分けしたゴルファー用眼鏡のためのレンズであって、 その境界線が明確となるように、一方の色と他方の色が明確に異なるものである 。2色のうちの一方が無色であってもよい。
【0017】 第3の態様の本考案のゴルファー用眼鏡 本考案の第3の態様のゴルファー用眼鏡は、図3及び図4に示すように、本考 案の第3の態様のゴルファー用眼鏡のためのレンズを眼鏡フレームに取り付けた ゴルファー用眼鏡であって、第3の態様のゴルファー用眼鏡を着用した場合に、 そのレンズ上の着色の境界線が地表と平行になるように眼鏡フレームに取り付け られたものである。
【0018】 レンズの境界線の上部を下部よりも濃い色で着色した場合又はレンズの境界線 の上部を着色し下部を無色にした場合が図3に示す本考案のゴルファー用眼鏡で ある。ここで、着色されている境界線の上部、下部又は上下両方共に一部着色さ れない部分を含んでいてもよい。 そしてレンズの境界線の下部を上部よりも濃い色で着色した場合又はレンズの 境界線の下部を着色し上部を無色にした場合が図4に示す本考案のゴルファー用 眼鏡である。この場合も、着色されている境界線の上部、下部又は上下両方共に 一部着色されない部分を含んでいてもよい。 境界線の位置は、レンズの中心部の上方20mmと中心部の下方30mmの間 にあるのが通常であるが、好ましくは中心部の上方10mmと中心部の下方30 mmの間、より好ましくは中心部の上方5mmと中心部の下方20mmの間、最 も好ましくは中心部の上方5mmと中心部の下方10mmの間である。
【0019】 本考案のゴルファー用眼鏡は、眼鏡の種類、型を問わない。レジャー用の眼鏡 、ファッション用の眼鏡あるいはサングラスなどのレンズに本考案のゴルファー 用眼鏡のためのレンズを使用することができる。また、眼鏡のフレームも問わな い。撥ね上げレンズに本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズを使用したもの も本考案の範囲に含まれる。レンズの材質も問わない。ガラスでもプラスチック でもよい。レンズの形も問わない。通常の眼鏡はもちろん、サングラスや装飾用 の眼鏡であっても本考案の特徴である水平かつ直線状の帯、平行線あるいは境界 線がレンズに着色あるいは色抜きされているものは本考案のゴルファー用眼鏡に 含まれる。
【0020】 本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズはレンズの着色に通常用いられるど のような方法を採用して製造してもよい。例えば、レンズがプラスチックの場合 は、染色装置として、株式会社服部セイコー製VISTAカラーマチック6−2 を用い、例えば、態様3のゴルファー用眼鏡のためのレンズの場合には以下のよ うにしてレンズの染色を行う。まず、レンズの染色しない部分に強力粘着テープ を貼る。レンズの両面を染色する場合は両面の染色しない面に強力粘着テープを はり、レンズの片面(表面又は裏面のいずれか)を染色する場合は染色しない面 の全面と染色する面の染色しない部分に強力粘着テープを貼る。ついでレンズの 染色する部分を下にしてレンズを約80〜90℃の染色液槽に上から吊るして浸 ける。染色したい部分が染色液に十分に浸かるように吊るす。この状態で約20 分間放置する。染色時間は染料の種類や濃度により加減する。ついで、レンズを 染色液槽から取り出し、水洗及びアルコール洗浄をする。 コーティングレンズやガラスレンズの場合は、常法により真空装置を使用して 着色する。
【0021】 本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズを製造する際に使用する染料として は、眼鏡用レンズの着色に通常使用される染料であれば特に制限なく使用でき、 具体的には、例えば、ホヤ株式会社製HOYA hard DYE STUFF 染料・加色用又はHOYA DYE STUFF染料・加色用などを使用するこ とができる。染料の色としては、青色、赤色、黄色、その他どのような色を使用 することもできる。
【0022】 本考案のゴルファー用眼鏡は、上記のようにして製造した本考案のゴルファー 用眼鏡のためのレンズを、常法により、着色帯もしくは無色帯、有色もしくは無 色の平行線又は境界線が水平になるように眼鏡フレームに取り付け加工を行う。 水平の意味は、前述のように、本考案のゴルファー用眼鏡を着用したときに、こ れらのレンズ上の帯又は線が地表と平行になることを意味する。 また、これらの帯又は線の位置は、レンズの中心部の上方20mmと中心部の 下方30mmの間にくるように取り付けるのが通常であるが、好ましくは中心部 の上方10mmと中心部の下方30mmの間、より好ましくは中心部の上方5m mと中心部の下方20mmの間、最も好ましくは中心部の上方5mmと中心部の 下方10mmの間にくるように取り付ける。
【0023】 本考案のゴルファー用眼鏡を使用する方法は、既に述べたように、まず、本考 案のゴルファー用眼鏡を着用し、アドレスしたときに、ゴルフボールが丁度本考 案のゴルファー用眼鏡のためのレンズの水平な帯又は平行線の中にはいるような 位置あるいはレンズ内の境界線の上に来るような位置を選ぶ。 ショット時には、ゴルフボールと打球の方向とがこのレンズ中の帯又は平行線 の中にはいるように又は境界線の上に並ぶようにアドレスすることにより、容易 に目標線上に身体を平行に合わせることができる。 また、パット時には、ゴルフボールとカップの両者がこのレンズ中の帯又は平 行線の中にはいるようにあるいは境界線の上に並ぶようにアドレスすれば、目標 (カップ)線上に対して身体を容易に平行に保つことが可能となる。そして、パ ッティング時には、顔をゆっくりと左右に振りながら、レンズ中の帯、線又は平 行線の中にボールとカップがはいるようにアドレスをし、ヘッドを止めてレンズ 中の帯、線又は平行線に沿ってパターを真っ直ぐ出すことにより、初心者に多い ヘッドアップを避けることができる。
【0024】
【実施例】
以下、実施例により本考案をさらに詳しく説明するが、本考案はこれらの実施 例によりなんら限定されるものではない。
【0025】 実施例1 図1は本考案の態様1のゴルファー用眼鏡の1例の概略図を示す。 この図は1例に過ぎず、眼鏡のフレームはどのような形をしていてもよい。また 、レンズはガラスでもプラスチックでもよく、その形も特に制限はない。図1に 示したゴルファー用眼鏡には、態様1の本考案のゴルファー用眼鏡のためのレン ズが取り付けられている。このレンズには幅5mmの着色帯が塗布されている。 着色剤はHOYA hard DYE STUFF染料・加色用(青色)である 。態様1の本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズは、眼鏡を着用した場合に レンズの着色帯が地表と平行になるように、そして着色帯の位置がレンズの中心 部(レンズの上端と下端の中間点)から5mm下方にくるように眼鏡フレームに 慎重に取り付けられる。 なお、図1において、レンズは無色でなく、着色帯の色と明確に区別できる色 に着色されていてもよい。また、レンズ全体又はレンズの一部(着色帯を含む) を着色しておき、着色帯の部分を無色透明としてもよい。
【0026】 実施例2 図2は本考案の態様2のゴルファー用眼鏡の1例の概略図を示す。 この図は1例に過ぎず、眼鏡のフレームはどのような形をしていてもよい。また 、レンズはガラスでもプラスチックでもよく、その形も特に制限はない。図2に 示した眼鏡フレームに取り付けられた状態での本考案のゴルファー用眼鏡のため のレンズは、幅4mmの平行線が2本無色のレンズの上に塗布されている。着色 剤はHOYA DYE STUFF染料・加色用(黒色)である。このレンズは 着用した場合に平行線が地表と平行になるように、そしてその位置がレンズの中 心部(レンズの上端と下端の中間点)から8mm下方にくるように眼鏡フレーム に取り付けられている。 なお、図2において、レンズは無色でなく、平行線の色と明確に区別できる色 に着色されていてもよく、また、レンズ全体又は平行線の部分を含むレンズの一 部を着色しておき、平行線の部分を無色透明としてもよい。
【0027】 実施例3 図3は本考案の態様3のゴルファー用眼鏡の1例の概略図を示す。 この図は1例に過ぎず、眼鏡のフレームはどのような形をしていてもよい。また 、レンズはガラスでもプラスチックでもよく、その形も特に制限はない。図3に 示した眼鏡フレームに取り付けられた状態での本考案の態様3のゴルファー用眼 鏡のためのレンズは、無色のレンズの上半分が着色されているものである。着色 剤はHOYA hard DYE STUFF染料・加色用(青色)である。こ のレンズは、着色部と無色の部分との境界線が着用した場合に地表と平行な直線 になるように、そして境界線の位置がレンズの中心部にくるように眼鏡フレーム に取り付けられている。 なお、図3において、レンズの無色部分は、着色部との境界線が明確に識別さ れる色であればどのような色で全面又は一部が着色されていてもよい。
【0028】 実施例4 図4は本考案の態様3のゴルファー用眼鏡の1例の概略図を示す。 この図は1例に過ぎず、眼鏡のフレームはどのような形をしていてもよい。また 、レンズはガラスでもプラスチックでもよく、その形も特に制限はない。図4に 示した眼鏡フレームに取り付けられた状態での本考案の態様3のゴルファー用眼 鏡のレンズは無色であり、レンズの下半分が着色されている。着色剤はHOYA DYE STUFF染料・加色用(黄色)である。このレンズは、着色部と無 色の部分との境界線が着用した場合に地表と平行な直線になるように、そして境 界線の位置はレンズの中心部(レンズの上端と下端の中間点)から5mm下方に くるように眼鏡フレームに取り付けられている。 なお、図4において、レンズの無色部分は着色部との境界線が明確に識別され る色であればどのような色で全面又は一部が着色されていてもよい。
【0029】
【考案の効果】
本考案のゴルファー用眼鏡のためのレンズを取り付けたゴルファー用眼鏡を使 用することにより、初級ゴルファーはショット時又はパット時のアドレスが容易 となり、またパッティングの際はパターをラインに沿って真っ直ぐに出すことが でき、さらにヘッドアップを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の態様1のゴルファー用眼鏡の
ためのレンズを取り付けた本考案の態様1のゴルファー
用眼鏡の概略図である。
【図2】図2は、本考案の態様2のゴルファー用眼鏡の
ためのレンズを取り付けた本考案の態様2のゴルファー
用眼鏡の概略図である。
【図3】図3は、本考案の態様3のゴルファー用眼鏡の
ためのレンズを取り付けた本考案の態様3のゴルファー
用眼鏡の概略図である。
【図4】図4は、本考案の態様3のゴルファー用眼鏡の
ためのレンズを取り付けた本考案の態様3のゴルファー
用眼鏡の概略図である。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無色のレンズに、可視光透過率が99%
    〜1%、幅が0.5mm〜10mmの平行な帯状の着色
    部を有するゴルファー用眼鏡のためのレンズ。
  2. 【請求項2】 無色のレンズに、1mm〜10mm間幅
    で2本以上の平行な0.1mm〜3mm幅の有色線が塗
    布、貼付又は印刷されているゴルファー用眼鏡のための
    レンズ。
  3. 【請求項3】 該無色のレンズがその全体を又はその該
    帯状着色部もしくは該有色線を含む一部を着色したレン
    ズであり、該帯状着色部又は該有色線が該着色レンズの
    色と識別し得る異なる色又は無色である、請求項1又は
    請求項2記載のゴルファー用眼鏡のためのレンズ。
  4. 【請求項4】 境界線が直線となるようにレンズを2色
    で色分けしたゴルファー用眼鏡のためのレンズであっ
    て、その境界線が明確となるように、一方の色と他方の
    色が明確に異なるものであるゴルファー用眼鏡のための
    レンズ。
  5. 【請求項5】 2色のうちの一方が無色である請求項4
    記載のゴルファー用眼鏡のためのレンズ。
  6. 【請求項6】 2色のうちの一方又は両方が複数の色を
    用いて着色されているものである、請求項4又は請求項
    5記載のゴルファー用眼鏡のためのレンズ。
  7. 【請求項7】 境界線の上方、下方又は上下両方が一部
    分着色されない部分を含むものである、請求項4〜請求
    項6いずれか1項に記載のゴルファー用眼鏡のためのレ
    ンズ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記
    載のゴルファー用眼鏡のためのレンズを眼鏡フレームに
    取り付けたゴルファー用眼鏡であって、該レンズの該帯
    状着色部もしくは帯状無色部、該平行な有色線もしくは
    無色線又は該境界線が該眼鏡を着用した場合に地表と平
    行になるように眼鏡フレームに取り付けられ、そして該
    レンズの該帯状着色部もしくは帯状無色部、該平行な有
    色線もしくは無色線又は該境界線の位置が、レンズの中
    心部(眼鏡フレームに取り付けられたとき、レンズの上
    端と下端の中点を通る水平線を指す。)の上方20mm
    と中心部の下方30mmの間にくるように眼鏡フレーム
    に取り付けられたゴルファー用眼鏡。
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