JP3050016U - 太陽電地で被覆した翼形状の船の帆 - Google Patents
太陽電地で被覆した翼形状の船の帆Info
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- JP3050016U JP3050016U JP1997010822U JP1082297U JP3050016U JP 3050016 U JP3050016 U JP 3050016U JP 1997010822 U JP1997010822 U JP 1997010822U JP 1082297 U JP1082297 U JP 1082297U JP 3050016 U JP3050016 U JP 3050016U
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Abstract
(57)【要約】
【課題】帆船の帆に、横断面が対称流線型を呈した翼形
状の帆を利用し、それに太陽発電の機能をもたせ、風力
エネルギと太陽光エネルギを同時に利用することを目的
とするものである。 【解決手段】翼形状の帆の両面をフイルム状の太陽電池
で被覆して成る船の帆によって、風力及び太陽光エネル
ギが得られる場合、そのエネルギを有効に利用する。
状の帆を利用し、それに太陽発電の機能をもたせ、風力
エネルギと太陽光エネルギを同時に利用することを目的
とするものである。 【解決手段】翼形状の帆の両面をフイルム状の太陽電池
で被覆して成る船の帆によって、風力及び太陽光エネル
ギが得られる場合、そのエネルギを有効に利用する。
Description
【0001】
本考案は、風力の直接作用により推進される船の帆に太陽発電機能を兼ねさせ る装置に関する。
【0002】
従来の太陽電池付き電動帆は図3のとおり、キャンバーを付けた矩形の帆を縦 長に立設し、片面の凸状表面にのみ複数の太陽電池が貼付されている。従って、 帆の両面を有効に利用していない。また、矩形の帆は空気力学的に見て最も空気 抵抗が大きく、帆の効率を妨げている。
【0003】
従来の平板にキャンバーを付けただけの矩形状帆の欠点を無くすため、空気力 学的に大きい揚力の得られる対称流線型の横断面を呈する容体的な帆を船上に立 設したことは、開実案平2−149396で公知である。
【0004】 上記文献は、前記のとおりの容体形であるので、本考案は、流線 型で平滑な帆の両面を太陽電池のパネルとして利用し、従来の太陽電池付き電動 帆の発電量を倍増させることを課題として成されたものである。
【0005】
帆の本体(1)の両面を、柔らかくアマルファス化したシリコン太陽電池(3 )等をフイルム状にした素材で被覆する。
【0006】 船上に立設する翼形状の帆の翼面形状は、最も空気力学的に完成 度が高く、揚抗比の優れたグライダーの翼に近いものを使用することにした。
【0007】
太陽光発電機能をもった翼形状の帆を付けた帆船の操縦は、従来の帆船とほど んと同じ要領で行なわれるが、無風状態になった場合は、それが日中の時、太陽 電池で被覆した帆の発電した電力を、あらかじめ用意した蓄電池に充電し、その 電力で船を推進することになる。
【0008】
本考案の翼形状の帆の本体(1)をフイルム状にした太陽電池(3)で被覆し た一実施例を図1及び図2に示す。
【0009】 帆の宿命として、無風時はほとんど機能しない。また、太陽電池 も夜間は発電しない。これらの欠点を補うために蓄電地を用意し動力源とした。
【0010】 翼形状の帆を船上に立設するにあたって、特に配慮したことは、 翼形状の帆の特徴として自立が出来ることである。従って、各種のステーが不要 となり、それらに支障されることがなく360度の回転が出来るようになった。
【0011】 このため、帆船の方向転換で最も危険なジイビング(帆船が風下 え向かって帆走しながらコースを転換する場合、一方の舷から他方の舷に帆を回 動しながら目的のコースに転換することを言う。このとき、傘など風下で強い風 を受けて開くときのような危険な現象を受ける。)を容易に出来ることになった 。
【0012】 それはまた、帆の支点を帆の前縁付近にもってきて、風見鶏と同 じ動作をさせることによって安全に方向転換が出来るような構造にしたことによ る。
【0013】
本考案は、風力を最大限に利用するため、その性能が従来の帆の数倍もある翼 形状の帆を利用したことによって、帆の効率を飛躍的に改善することが出来る。
【0014】 帆の全面を太陽電池で被覆したことによって、太陽光エネルギの 十分な利用と同時に、風力エネルギの利用とを図り、省エネルギ船舶として、そ の特性を十分に発揮することが出来る。
【0015】 太陽光を有効に取り入れるためには、出来るだけ大きい面積のパ ネルを必要とするが、翼形状の帆を使用したことで帆の両面を有効に利用できる ことになった。従って、従来の太陽電池付き電動帆船の帆のように片面のみの利 用と比較すれば、倍増の電力を得ることが出来る。
【0016】 洋上または湖上で太陽光を利用すれば、海面及び湖面からの強烈 な反射光も利用することになるので、両面を利用する本考案の翼形状の帆は、こ の点でも有利な採光手段となる。
【図1】 本考案に係る太陽電池で被覆した翼形状の帆
の一実施例を示す正面図である。
の一実施例を示す正面図である。
【図2】 本考案に係る太陽電池で被覆した翼形状の帆
図1のAA断面拡大図を示す。
図1のAA断面拡大図を示す。
【図3】 従来の太陽電池を貼付した電動帆船の帆の斜
視図を示す。
視図を示す。
【図4】 従来の太陽電池を貼付した電動帆船の帆図3
のBB断面拡大図を示す。
のBB断面拡大図を示す。
1 本体 2 主軸 3 太陽電池 4 従来の電動帆の本体 5 従来の電動帆の主軸 6 従来の電動帆の太陽電池
Claims (1)
- 【請求項1】横断面が対称流線形を呈した翼形状の船の
帆において、フイルム状の太陽電池を前記帆の両面に貼
付被覆したことを特徴とする太陽電池で被覆した翼形状
の船の帆。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010822U JP3050016U (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 太陽電地で被覆した翼形状の船の帆 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010822U JP3050016U (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 太陽電地で被覆した翼形状の船の帆 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050016U true JP3050016U (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=32983520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010822U Expired - Lifetime JP3050016U (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 太陽電地で被覆した翼形状の船の帆 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050016U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015530314A (ja) * | 2012-10-05 | 2015-10-15 | ソーラー セイラー ピーティーワイ リミテッドSolar Sailor Pty Ltd | 拡開剛性翼 |
JP2023068738A (ja) * | 2021-11-04 | 2023-05-18 | 株式会社タツノ | 船舶 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP1997010822U patent/JP3050016U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015530314A (ja) * | 2012-10-05 | 2015-10-15 | ソーラー セイラー ピーティーワイ リミテッドSolar Sailor Pty Ltd | 拡開剛性翼 |
JP2023068738A (ja) * | 2021-11-04 | 2023-05-18 | 株式会社タツノ | 船舶 |
JP7517306B2 (ja) | 2021-11-04 | 2024-07-17 | 株式会社タツノ | 船舶 |
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