JP3049720U - 顔剃り練習装置 - Google Patents

顔剃り練習装置

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JP3049720U
JP3049720U JP1997011423U JP1142397U JP3049720U JP 3049720 U JP3049720 U JP 3049720U JP 1997011423 U JP1997011423 U JP 1997011423U JP 1142397 U JP1142397 U JP 1142397U JP 3049720 U JP3049720 U JP 3049720U
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JP1997011423U
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Inventor
茂 小出
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茂 小出
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 理容あるいは美容の顔剃りにおけるかみそり
の運行を実際に即して練習できる顔剃り練習装置を提供
する。 【構成】 人と同程度の皮膚感を有する材料からなる人
工皮膚11aにより人の顔から頭部側を模し内部に発泡
体部材11bを充填した顔剃り練習用モデル11を成型
し、この練習用モデル11の毛を植設すべき植毛領域1
2に前記人工皮膚11aと同一の材料からなり剥離可能
な薄い複数の積層された皮膚部材13を設け、植毛領域
12の複数の積層された皮膚部材13から発泡体部材1
1bまで貫通させて多数本の毛14を植設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、理容あるいは美容において、ひげ、眉毛の周囲または髪の生え際な どの毛を練習用モデルによりかみそりを用いて顔剃り練習をするための顔剃り練 習装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、理容あるいは美容において、顔の頬や顎のひげ、眉毛の周囲あるいは髪 の生え際の毛をかみそりにより剃る場合には、それぞれの部分の形状に応じてか みそりを当てる角度や運行について十分な経験と訓練が必要である。そのために 従来から顔剃り練習用の風船が使用されていた。このような風船にシェービング クリームを塗って所定の角度でかみそりを当て表面に沿って運行させることで顔 剃りを練習することができた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の風船による顔剃りの練習では、実際の人の顔を再現した 形状や皮膚感を実現することが困難であり、かみそりの角度や運行を実際に即し て練習することができず、誤って風船を割ってしまうおそれがあった。また、こ のような風船では毛を実際に剃る練習ができず、さらに顔を剃るときのかみそり を持っていない手で顔の皮膚を押さえたり引っぱったりする添え手や張り手など のかみそり運行を助ける練習が十分にできないことがあった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みなされたもので、理容あるいは美容の顔剃りにおける かみそりの運行を実際に即して練習できる顔剃り練習装置を提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の顔剃り練習装置は、人と同程度の皮膚感 を有する材料からなる人工皮膚により人の顔から頭部側を模し内部に発泡体部材 を充填した顔剃り練習用モデルを成型し、この練習用モデルの毛を植設すべき植 毛領域に前記人工皮膚と同一の材料からなり剥離可能な薄い複数の積層された皮 膚部材を設け、前記植毛領域の複数の積層された皮膚部材から発泡体部材まで貫 通させて多数本の毛を植設したことを特徴とするものである。かみそりを植毛領 域の皮膚部材に当てて毛を剃るよう移動させることで、理容あるいは美容の顔剃 りにおけるかみそりの運行を実際に即して練習することができる。また、毛を剃 った後には、植毛領域の表面の皮膚部材を1枚剥離することで皮膚部材の厚さ部 だけの毛が露出して再び顔剃り練習をすることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1乃至図4は本 考案実施形態の顔剃り練習装置を示し、図1は顔剃り練習装置の斜視図、図2は 顔剃り練習装置の断面図、図3は顔剃り練習装置の植毛領域の毛を植設する状態 を説明する図、図4は顔剃り練習装置の植毛領域の可を剃る前の剃った後の状態 を説明する図である。
【0007】 これらの図において、本実施形態の顔剃り練習装置10は、人の顔から頭部側 を模した顔剃り練習モデル11の所定の植毛領域12に複数の積層された皮膚部 材13が設けられ、この植毛領域12に多数本の毛14が植設されたものであり 、特に、顔剃り練習モデル11のもみ上げ、頬、唇の周囲や顎を植毛領域12と してひげ剃り練習をすることができるものである。
【0008】 上記顔剃り練習モデル11は、人と同程度の皮膚感を有する顔剃り練習に耐え られる軟質の塩化ビニールなどのプラスチック材料あるいはゴム材料からなり、 厚さが、例えば、2〜5mm程度の人工皮膚11aによる人の顔から頭部側を模 した形状で、内部に柔軟性を有する発泡プラスチックなどの発泡体部材11bが 充填され、かつ下部の首部分にはモデル固定用台11cが設けられている。
【0009】 上記植毛領域12は、顔剃り練習モデル11のひげが生じる、もみ上げ、頬、 唇の周囲や顎の部分である。なお、この植毛領域12には毛が生じない鼻の上を 含めているが、後に詳細に説明する皮膚部材13を安定して取り付けるようにす るためである。そして、この植毛領域12には、人工皮膚11aと同一の皮膚感 を有する材料からなり、厚さが、例えば、1mm程度の複数の積層された皮膚部 材13(a,b,c,d)が設けられている。皮膚部材13(a,b,c,d) は、それぞれの層間が剥離可能に密着されている。この実施形態では、植毛領域 12の人工皮膚11を除去して発泡体部材11bに、例えば、4層からなる皮膚 部材13(a,b,c,d)を設けた例を説明しているが、その領域の人工皮膚 11を除去せずに人工皮膚11aの上に直接皮膚部材13(a,b,c,d)を 貼付してもよい。
【0010】 上記毛14は、植毛領域12のひげが生じる頬からもみ上げ、顎、口の周囲な どの部分に植設される。このような毛14は、プラスチック材料を使用すること ができるが、比較的に長い人毛などが好ましく、ひげの性質や種類に応じて任意 の太さのものを使用することができる。このような毛14の植設は、例えば、尖 端に毛14を係止させる係止部15aが設けられた針15を用いて、表面の皮膚 部材13(a,b,c,d)から内部の発泡体部材11bまで所定深さ貫通させ た後、針15を抜いて毛14を残すことにより行う。発泡体部材11bへ針15 を貫通させる深さは、発泡体部材11bと毛14の間の摩擦力に応じて、ひげ剃 り中に抜け出さない程度であればよい。ひげが生じる植毛領域12に多数本の毛 14を植設した後、皮膚部材13aの表面に数mm程度露出するようにはさみ等 で切断する。これにより、毛14は、皮膚部材13aの表面の1カ所から両端部 が露出する。
【0011】 上記構成の顔剃り練習装置10では、顔剃り練習モデル11を下部のモデル固 定用台11cで固定し、かみそりを手で持って、図4(a)に示すように、多数 本の毛14が植設された植毛領域12の皮膚部材13aの表面に所定の角度で当 て、表面に沿って運行させることで実際に毛14を剃る練習をすることができる 。また、人工皮膚11a及び皮膚部材13aが人と同程度の皮膚感を有するとと もにかみそりにより顔剃り練習に耐えられる材料からなるため、顔を剃るときの かみそりを持っていない手で人工皮膚11a及び皮膚部材13aを押さえたり引 っ張ったりする添え手や張り手などのかみそりの運行を補助する練習をすること ができる。さらに、本実施形態の顔剃り練習装置10は、かみそりによる顔剃り 練習後の毛14が短くなった表面の皮膚部材13aを、図4(a)に示すように 、剥離することにより、皮膚部材13bの表面に毛14を露出させることで再び 顔剃り練習をすることができる。本実施形態においては、植毛領域12の皮膚部 材13(a,b,c,d)を順次剥離することで、3回の顔剃り練習をすること ができる。なお、3回の顔剃り練習後には、最後の皮膚部材13dを剥離して毛 14を抜き取って、新しい皮膚部材13(a,b,c,d)を設け、毛14を植 設することで再度顔剃り練習を繰り返すことができる。
【0012】 なお、本実施形態では、植毛領域12をひげ剃り練習ができる部分としたが、 少なくとも顔剃り練習ができる植毛領域12に皮膚部材13を設けて毛14を植 設すればよく、また積層される皮膚部材13(a,b,c,d)の数や厚さも任 意にできる。また、人工皮膚11aや皮膚部材13(a,b,c,d)は、少な くとも人と同程度の皮膚感を有するとともにかみそりにより顔剃り練習に耐えら れる材料であればよい。さらに、顔剃り練習モデル11は、理容あるいは美容に おいて顔剃り練習をするに十分な顔から頭部側の形状に形成され、内部に発泡体 部材11bが充填されていればよく実施形態に限定されない。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の顔剃り練習装置は、かみそりを植毛領域の皮膚 部材に当てて毛を剃るよう移動させることで、理容あるいは美容の顔剃りにおけ るかみそりの運行を実際に即して練習することができ、また、毛を剃った後には 、植毛領域の表面の皮膚部材を1枚剥離することで皮膚部材の厚さ部だけの毛が 露出して再び顔剃り練習をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施形態の顔剃り練習装置の斜視図であ
る。
【図2】本考案実施形態の顔剃り練習装置の断面図であ
る。
【図3】本考案実施形態の顔剃り練習装置の植毛領域の
毛を植設する状態を説明する図である。
【図4】本考案実施形態の顔剃り練習装置の植毛領域の
可を剃る前の剃った後の状態を説明する図である。
【符号の説明】
10 顔剃り練習装置 11 顔剃り練習モデル 11a 人工皮膚 11b 発泡体部材 11c モデル固定用台 12 植毛領域 13 皮膚部材 14 毛 15 針 15a 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人と同程度の皮膚感を有する材料からな
    る人工皮膚により人の顔から頭部側を模し内部に発泡体
    部材を充填した顔剃り練習用モデルを成型し、この練習
    用モデルの毛を植設すべき植毛領域に前記人工皮膚と同
    一の材料からなり剥離可能な薄い複数の積層された皮膚
    部材を設け、前記植毛領域の複数の積層された皮膚部材
    から発泡体部材まで貫通させて多数本の毛を植設したこ
    とを特徴とする顔剃り練習装置。
JP1997011423U 1997-12-12 1997-12-12 顔剃り練習装置 Expired - Lifetime JP3049720U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1997011423U JP3049720U (ja) 1997-12-12 1997-12-12 顔剃り練習装置

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JP1997011423U JP3049720U (ja) 1997-12-12 1997-12-12 顔剃り練習装置

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Publication Number Publication Date
JP3049720U true JP3049720U (ja) 1998-06-26

Family

ID=43183952

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997011423U Expired - Lifetime JP3049720U (ja) 1997-12-12 1997-12-12 顔剃り練習装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05199935A (ja) * 1992-01-27 1993-08-10 House Food Ind Co Ltd 茹 機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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