JP3049393B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP3049393B2
JP3049393B2 JP10285427A JP28542798A JP3049393B2 JP 3049393 B2 JP3049393 B2 JP 3049393B2 JP 10285427 A JP10285427 A JP 10285427A JP 28542798 A JP28542798 A JP 28542798A JP 3049393 B2 JP3049393 B2 JP 3049393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、椅子に関し、詳し
くは背もたれ及び/又は座がアウターとこのアウターの
表側に装着されるインナーとからなる椅子において、ビ
ス頭と軸及びこの軸に形成される係止片とからなるビス
を、アウターとインナーに形成されるビス孔に挿通し
て、アウターにインナーを容易に固定させることがで
き、またアウターから容易にインナーを離脱させること
ができ、アウターにインナーが着脱自在で交換可能な椅
子に関する。
【0002】
【従来の技術】椅子はオフィスや学校は勿論のこと、病
院や家庭等のいたるところで日常的に使用されており、
椅子には、座はいうまでもなく背もたれが形成されるの
が一般的であり、かかる座や背もたれは坐者の衣服と常
に接触するため、頻回に使用すれば次第に摩擦により磨
れて坐や背もたれの表面が破れたりちぎれたりすること
やあるいは汚れてシミが付いたりすることがあった。こ
のような椅子は体裁が悪く、ひいてはオフィス等のイメ
ージ低下に繋がるものであった。また、背もたれや座
は、椅子として意匠性のある箇所でもあり、その模様
性、色彩性如何はオフィス等のイメージに大きな影響を
与えるものである。さらに、椅子は日常的に使用される
ものであるため、例えば季節に応じて冬であれば暖色系
の背もたれや座に交換し、夏であれば寒色系の背もたれ
や座に交換し、季節観に適切に対応させ気分の転換を図
りたいと思うこともあり、また昨今は個性化の時代とも
いわれ、個々人の好みにあったデザインからなる座や背
もたれからなる椅子を使い分けたいという求めもあっ
た。
【0003】ところが、従来の椅子における座や背もた
れは、タッカー止めやリベット締め等で椅子本体に固着
されているため、座や背もたれを交換するといってもエ
アードライバー等の道具が要り作業が煩雑で、結局は専
門業者に委ねることとなり却って経費が高くついてしま
い座や背もたれだけを交換するということは容易ではな
く、さりとて新たな椅子に買い替えるにも多くの費用が
かかり容易ではなかった。一方、アウターに複数の受け
枠を形成すると共に、インナーの内側の周縁には前記受
け枠に嵌着するワイヤーを形成したり、あるいは前記受
け枠に嵌着する複数の突起を形成してインナーの着脱の
容易化を図った椅子がある。しかし、かかる椅子におい
てはアウターとインナーの着脱が外から見えないアウタ
ーとインナーの内部間で行われるため、両者が確実には
まり合っているかどうかを十分に確認することが難し
く、後になって再度作業のやり直しが必要となることが
あった。また、目視で作業ができないことにより、嵌着
させるインナーに強い力をかけすぎ、前記受け枠を破損
させる虞もあった。
【0004】さらに、椅子の背もたれや坐が合成樹脂で
形成される椅子を廃棄する場合においては、環境問題の
観点からリサイクルが容易であることが望まれる。合成
樹脂のリサイクルを容易にするには、分別廃棄が前提と
なるため前記背もたれや坐の合成樹脂を同一素材で形成
することが不可欠であったにも拘わらず、従来の椅子で
は背もたれや坐の構成部品が異なる素材で形成されるこ
とがあり、分別廃棄が困難でリサイクルする上で支障が
生じることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来の椅子の不具合を解決するために提供されるもので
あり、その目的は背もたれ及び/又は坐がアウターと前
記アウターに装着されるインナーとからなる椅子におい
て、作業性に優れアウターにインナーが着脱自在で、イ
ンナーの交換が容易な椅子を提供することにある。ま
た、リサイクルが容易な背もたれ及び/又は坐を有する
椅子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかる椅子は、背もたれ及び/又は座がア
ウターとこのアウターの表側に着脱自在で交換可能なイ
ンナーとからなる椅子であって、ビス頭と軸及びこの軸
に形成される係止片とからなるビスを、前記アウターと
インナーに連通して各々に形成されるビス孔に挿通し、
該ビスを回動させて前記インナーの表側の外壁面上又
前記アウターの裏側の外壁面上で前記係止片を係止さ
せ、前記ビス頭及び前記係止片が前記インナー及びアウ
ターの外壁面から突出しないように収納する凹溝を前記
外壁面に形成し、該係止片と前記ビス頭との間に前記ア
ウターとインナーを挟持することにより前記インナーを
前記アウターに固定させることができると共に、前記ビ
スを回動させて前記係止片を前記ビス孔と合致させ、前
記ビス孔から前記ビスを取り外すことにより前記インナ
ーを前記アウターから離脱させることができることを内
容とする。
【0007】前記構成により、本発明に係る椅子は、ビ
スのビス頭と係止片で背もたれ及び/又は座のアウター
とインナーを挟持できるので、アウターに装着されるイ
ンナーを容易に固定できると共に、ビスをアウターとイ
ンナーのビス孔から容易に取り外し、アウターからイン
ナーを容易に離脱させることもできるので、インナーが
アウターに着脱自在でインナーの交換が容易となる。な
お、アウターとインナーの「表側」とは、背もたれ又は
座のアウターとインナーにおいて、腰掛けることにより
座者の身体が触れることになる方の側をいい、アウター
とインナーの「裏側」とは、背もたれ又は座のアウター
とインナーにおいて、座者が腰掛ける側の裏方向で「表
側」の反対方向にある側をいう。
【0008】また、本発明に係る椅子は、請求項1に記
載の椅子であって、背もたれ及び/又は座のアウター又
はインナーにおけるビスの係止片を係止させる外壁面
凹溝面上又は前記係止片に前記ビスの回動を規制する手
段を備えてなることを内容とする。
【0009】前記構成により、アウターとインナーのビ
ス孔に挿通されたビスの回動が一旦規制されれば、ビス
を強く捻らない限りビスが回動しないので、椅子を動か
したり振動させただけではビスが回動し係止片がビス孔
と合致するようなことがなく、ビスが外れないのでアウ
ターからインナーが離脱することがない。
【0010】さらに、本発明に係る椅子は、請求項1又
は2に記載の椅子であって、背もたれ及び/又は座のア
ウター、インナー及びビスが同一の合成樹脂で形成され
ることを内容とする。
【0011】前記構成により、本発明に係る椅子の廃棄
は、背もたれや座をその構成部品ごとに分別廃棄する必
要がない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明に係る椅子50を示す一部
分解斜視図である。図中、10は背もたれを示す。背も
たれ10はインナー11とアウター15とから構成され
ており、さらにこの椅子50は座41、パイプフレーム
製の背もたれ支持桿19、座支持桿42及び脚43とか
ら構成されている。背もたれ10のインナー11は、ア
ウター15に装着され図2及び図3の(c)に示すビス
20の係止片21がインナー11の表側11aの外壁面
上に係止されて固定され、種々のインナー11に容易に
交換することができる。
【0014】そこで、まず上記アウター15にインナー
11を装着した後、インナー11をアウター15に固定
させるビス20について詳しく説明する。このビス20
は、図2と図3の(c)に示すようにビス頭20aと該
ビス頭20aから延設される軸20b及び該軸20bに
形成された係止片21とからなっている。該係止片21
は、軸20bに対して垂直方向に延びる2片の平板状の
突片からなり、連通してインナー11とアウター15に
形成されるビス孔22に挿入できるようになっている。
なお、係止片21の突片は棒状体であってもよく、また
1片若しくは3片以上形成してもよく、さらに軸20b
に対して斜め方向に形成してもよい。そして、前記軸2
0bにこの係止片21が形成される位置は、図4に示す
ようにビス頭20a下面からインナー11の外壁面であ
る凹溝12内の面12aと摺接する係止片21の摺接面
21aまでの軸20bの長さ寸法dがインナー11とア
ウター15の厚みtと略同一長さ寸法になるように設定
されている。
【0015】ビス20によりアウター15に装着固定さ
れる背もたれ10のインナー11は、図1に示すように
アウター15の表側15aの面積の大半を占める大きさ
寸法に形成されている。インナー11は、薄板であり前
記ビス20が挿通できるように図3の(a)に示すよう
に横断面形状が円形の複数の凹溝12内の面12a(外
壁面)にビス孔22aが形成されている。このビス孔2
2aは貫通孔で図2の(c)及び図3の(c)に示すビ
ス20の底面視の形状と略相似形であって僅かに大きめ
に形成され、またアウター15のビス孔22bと連通し
て形成されている。凹溝12内の面12a上には、図3
の(a)に示すようにビス20の回動を規制する突条1
8を形成することが好ましい。この突条18は頂部が曲
面となっており、係止片21の摺接面21aと線接触す
るので、強くビス20を捻れば前記係止片21は該突条
18を乗り越えることができ、一旦突条18を乗り越え
れば該突条18によりビス20の回動が規制され再度ビ
ス20を強く捻らない限りビス20が回動することがな
い。したがって、ビス20を故意に強く捻らない限りは
頻回に椅子50を動かしたり振動させても、容易にビス
20が回動して外れることがなく、インナー11の凹溝
12内の面12a上に形成される突条18はビス20の
回動を規制する手段として機能する。そして、図3の
(a)のように対向配置される突状18を二対を形成し
てもよいが、少なくとも係止片21の一片を囲繞できる
ように、係止片21の短手方向の幅寸法と略同一幅で対
向させて一対のみ形成してもよい。なお、かかるビス2
0の回動を規制する手段として、係止片の摺接面21a
に突起を形成し、インナー11の凹溝12内の面12a
上に前記突起を収納する穴を穿設して構成してもよい。
また、インナー11の表面には表面張地(図示せず)を
接着させることとしてもよい。
【0016】背もたれ10のアウター15は、図1に示
すように板体であり両側には袖部15cが形成され、椅
子50本体とは背もたれ支持桿19に前記袖部15cを
嵌入して結合されており、また上記インナー11を装着
できるように表側には凹部15dが形成されている。そ
して、この凹部15dにインナー11を装着すれば、ア
ウター15とインナー11が一体化し背もたれ10の表
側の表面が平坦になるように構成されている。図3の
(b)に示すようにアウター15の裏側15bの外壁面
には、横断面形状が円形の複数の凹溝16が形成され、
上記ビス20を挿通させられるように貫通孔であるビス
孔22bが凹溝16内の面16aにビス20の底面視の
形状と略相似形で僅かに大きめに形成されている。ま
た、このビス孔22bは装着される上記インナー11の
ビス孔22aと連通するように形成されている。
【0017】なお、本実施形態では椅子50における背
もたれ10のインナー11とアウター15には、図3の
(a)、(b)のように各々凹溝12、16を形成し、
該凹溝12、16内にビス孔22(22a、22b)を
形成しているが、実施の形態によってはかかる凹溝1
2、16を形成することなく構成してもよい。この場合
には、インナー11とアウター15の外壁面上に各々ビ
ス頭20aと係止片21が突出することとなる。
【0018】ついで、背もたれ10のアウター15にイ
ンナー11を着脱する方法について説明する。まず、ア
ウター15に形成された凹部15dにインナー11を装
着する。インナー11に形成されたビス孔22aとアウ
ター15に形成されたビス孔22bは、図3の(a)及
び(b)に詳細に示すようにビス20の底面視の形状と
略相似形であって僅かに大きめに形成され、しかもアウ
ター15とインナー11のビス孔22(22a、22
b)はお互いに連通するように形成されているので、ア
ウター15のビス孔22bにビス20を挿通すれば、そ
のままインナー11のビス孔22aにも前記ビス20を
挿通させることができる。ここで、図4から明らかなよ
うにアウター15に形成される凹溝16の溝深さはビス
頭20aの厚さ幅と同サイズに形成されているためビス
頭20aはこの凹溝16内に収納され、挿通されたビス
20のビス頭20aはアウター15の凹溝16周囲の外
壁面から突出することがない。また、図4に示すように
インナー11に形成される凹溝12の溝深さはビス20
の係止片21の厚さ幅より僅かに大きく形成されている
ため、係止片21はインナー11の凹溝12周囲の外壁
面から突出することがない。さらに、上記のように係止
片21は、ビス頭20a下面から係止片21の摺接面2
1aまでの軸20bの長さ寸法dがインナー11とアウ
ター15の厚みtと略同一長さ寸法になるように形成さ
れているので、図4に示すように、ビス20をインナー
11とアウター15のビス孔22(22a、22b)に
挿通させれば、ビス頭20a下面はアウター15の凹溝
16内の面16aに密着し、ビス頭20aに形成される
溝20cにコイン等を差し込んでビス20を回動させれ
ばビス20の係止片21はインナー11の凹溝12内の
面12aに摺接するようになっている。これにより、ア
ウター15とインナー11をビス20のビス頭20aと
係止片21で挟持し固定させることができる。一方、別
のインナー11に交換するには、ビス20を回動させ係
止片21をインナー11のビス孔22aに合致させれ
ば、インナー11のビス孔22aとこれに連通するアウ
ター15のビス孔22bとからビス20を容易に取り外
すことができる。その後、インナー11をアウター15
の凹部15dから離脱させることができる。インナー1
1の表面に表面張地が接着される場合には、該表面張地
に種々の色彩に彩色されたものや、あるいは種々の模様
等が施されたものを多数用意しておけば、その中から好
みの表面張地が接着されたインナー11を選び、前記の
ようにアウター15に装着してからビス20で固定すれ
ばよい。一方、かかる表面張地を使用しない場合には、
表面に前記彩色や模様が施されたインナー11が多数用
意されることになる。このように、アウター15にイン
ナー11の着脱が極めて容易なので自在にインナー11
を交換することができる。
【0019】背もたれ10のインナー11とアウター1
5及びビス20は合成樹脂により形成され、剛性があれ
ばいかなる合成樹脂でもよく、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリスチレン、ABS樹脂等を例示することが
でき、アウター15、インナー11及びビス20を各々
異なる合成樹脂で形成してもよい。また、、背もたれ1
0のインナー11、アウター15及びビス20のいずれ
もを同一の合成樹脂から形成すれば、本発明に係る椅子
50の廃棄に際しては、背もたれ10を背もたれ支持桿
19から取り外しさえすれば、背もたれ10を構成部品
ごとに分別廃棄する必要がなく、そのままリサイクルす
ることができ、環境保全上極めて有益である。なお、イ
ンナー11の表面に表面張地が接着される場合には、表
面張地は勿論のこと接着剤もインナー11やアウター1
5等と同一の合成樹脂からなるものを使用する。
【0020】叙述の椅子は、アウター11の裏側に形成
されたビス孔22bからビス20を挿通してインナー1
2の表側の外壁面上でビス20の係止片21を係止させ
インナー11をアウター15に固定させるものである
が、本発明に係る椅子50は上記実施の形態に限定され
るものではない。すなわち、インナー11の表側に形成
されたビス孔22aからビス20を挿通してアウター1
5の裏側の外壁面上でビス20を係止させ固定させても
よい。また、インナー11がブロー成形による中空状の
板体である場合には、アウター15の裏側に形成された
ビス孔22bからビス20を挿通してインナー11の裏
側の内壁面上でビス20の係止片21を係止させ固定さ
せてもよい。さらに、アウター11がブロー成形による
中空状の板体である場合には、インナー11の表側に形
成されたビス孔22aからビス20を挿通してアウター
15の表側の内壁面上でビス20を係止させ固定させて
もよい。
【0021】また、上記においては背もたれ10のイン
ナー11のみの交換ができる椅子について述べてきた
が、本発明に係る椅子50は上記同様の構成を採用する
ことにより坐41についても適用することができること
はいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の椅子50は、上記構成
によりエアードライバー等の特別の用具を使用しなくと
もコイン等でビス20を容易に回動させられ、背もたれ
10及び/又は座41のアウター15にインナー11を
容易に着脱させることができ、容易にインナー11を交
換できるので、椅子の背もたれや座が破損したり汚れて
も椅子を買い替える必要がなく、極めて経済性に優れる
椅子を得ることができる。 また、インナー11を容易
に交換できるので、オフィス等の雰囲気を好みに応じて
適宜変更したり、座者の嗜好や季節等に応じて椅子50
を使い分けることができる。
【0023】請求項2に記載の椅子50は、上記構成に
より一旦インナー11をアウター15に固定されれば、
強くビス20を捻らない限りビス20が容易に回動しな
いので、椅子50を頻回に動かしたり振動させてもビス
20がビス孔22から外れることがなく、背もたれ10
及び/又は座41のアウター15に固定されたインナー
11が離脱することがない椅子50を得ることができ
る。
【0024】請求項3に記載の椅子50は、上記構成に
より背もたれ10及び/又は座41を構成部品ごとに分
別廃棄する必要がなく、リサイクルが容易で環境保全に
適する椅子50を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る椅子を示す一部分解斜視図であ
る。
【図2】背もたれのアウターにインナーを固定させるビ
スを示し、(a)はビスの平面図(b)はビスの正面図
(c)はビスの底面図である。
【図3】背もたれのアウターとインナーのビス孔にビス
が挿通される様子を示し、(a)はインナーの凹溝を示
す一部切欠き斜視図(b)はアウターの凹溝を示す一部
切欠き斜視図(c)はビスの斜視図である。
【図4】背もたれのアウターにインナーがビスにより挟
持され固定された状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】 10.背もたれ 11.インナー 11a.インナーの表側 12.インナーの凹溝 12a.インナーの凹溝の面 15.アウター 15a.アウターの表側 15b.アウターの裏側 16.アウターの凹溝 16a.アウターの凹溝の面 18.突条 20.ビス 20a.ビス頭 20b.軸 21.係止片 21a.係止片の摺接面 22.インナーとアウターのビス孔 22a.インナーのビス孔 22b.アウターのビス孔 50.椅子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 5/10 F16B 21/04 A47C 7/00 - 7/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれ及び/又は座がアウターとこの
    アウターの表側に着脱自在で交換可能なインナーとから
    なる椅子であって、 ビス頭と軸及びこの軸に形成される係止片とからなるビ
    スを、前記アウターとインナーに連通して各々に形成さ
    れるビス孔に挿通し、該ビスを回動させて前記インナー
    の表側の外壁面上又は前記アウターの裏側の外壁面上で
    前記係止片を係止させ、前記ビス頭及び前記係止片が前
    記インナー及びアウターの外壁面から突出しないように
    収納する凹溝を前記外壁面に形成し、前記係止片と前記
    ビス頭との間に前記アウターとインナーを挟持すること
    により前記インナーを前記アウターに固定させることが
    できると共に、前記ビスを回動させて前記係止片を前記
    ビス孔と合致させ、前記ビス孔から前記ビスを取り外す
    ことにより前記インナーを前記アウターから離脱させる
    ことができることを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 背もたれ及び/又は座のアウター又はイ
    ンナーにおけるビスの係止片を係止させる外壁面の凹溝
    上又は前記係止片に前記ビスの回動を規制する手段を
    備えてなることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 【請求項3】背もたれ及び/又は座のアウター、インナ
    ー及びビスが同一の合成樹脂で形成されることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の椅子。
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