JP3048678U - 釣針用ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣針用のケースにおいて、実用上の機能性と
ファッション性を向上させる。 【解決手段】釣針用ケース２の一部８が、中に収容され
た釣針１の一部が外部から拡大して見えるようレンズ状
に形成される。そのレンズ部８は、ポイント10のみを拡
大して見せるようにしてもよいし、針の全体を拡大して
見せるようにしてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、釣針用ケース、特に透明な部分を通してケース内に収容された釣針 が外から見えるようにした釣針用ケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、釣針を１本あるいは多数収容したケースは知られているが、全体を 透明なプラスチックで形成したものも、一部を透明にしたものも、ケースは単に 透明で中が見えるようになっているだけで、商品価値を高めるものではない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

釣りは歴史の古い趣味、もしくはスポーツの一つであり、レジャー的な楽しむ 要素の大きいものである。したがって、その用具については実用面のみならず、 ファッション性にも優れた物が好まれる。また、当然のことながら、使っていて 楽しいものが好まれる。

【０００４】 本考案は、このような背景にあって、ただ単に不透明な箱状の、あるいは透明 で中が見えるようになっているだけの、特別の商品価値のない釣針用ケースに、 実用上の機能性とファッション性とを付与し、使っていて楽しい釣針用ケースを 提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案による釣針用ケースは、少なくとも１本の釣針を収容するように構成さ れた釣針用ケースにおいて、ケースの少なくとも一部が、釣針の少なくとも一部 が外部から拡大して見えるようレンズ状に形成されていることを特徴とするもの である。ここでレンズ状に形成された部分は、その部分を通してケース内に収容 された１本の釣針のポイント（先端部）が拡大されて見えるように構成されてい てもよいし、あるいはその釣針の全部が拡大されて見えるように構成されていて もよい。あるいは、多数の釣針が収容され、そのうちの１本の釣針の一部あるい は全部がそのレンズ状に形成された部分から拡大して見えるようになっていても よい。

【０００６】

【考案の作用および効果】

本考案による釣針用ケースは、その少なくとも一部が、釣針の少なくとも一部 が外部から拡大して見えるようレンズ状に形成されているので、使用者はそのレ ンズを通して中の釣針の形状を容易に認識し、あるいはそのポイントの鋭利さを 容易に識別することができるので、使用に適する釣針を必要に応じて容易に選択 することができる。

【０００７】 レンズ状に形成された部分が、１本の釣針のポイント（先端部）が拡大されて 見えるように構成されたものの場合には、ポイントの鋭利さを容易に識別するこ とができ、１本の釣針の全部が拡大されて見えるように構成されたものの場合に は、釣針の全体形状を容易に認識することができる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、本考案による釣針ケースの一実施形態を図面を参照して説明する。

【０００９】 図１は、本実施の形態による釣針ケースの斜視図である。図１に示すように、 釣針用ケース２は１本の釣針１を収容する大きさを有する不透明なプラスチック 製ケース本体４と、透明なプラスチック製ケース蓋体６とからなり、ケース蓋体 ６の一部が釣針１のポイント10の部分が外部から拡大して見えるようレンズ状に 形成されたレンズ部８となっている。使用者がこれを使用する時は、ケースの外 からそのレンズを通して中の釣針のポイントの鋭利さを容易に識別することがで きるので、使用に適する釣針を必要に応じて容易に選択することができる。

【００１０】 また、商品として店頭に陳列された場合には、ポイントの鋭利さを明確に表現 することができ、商品価値を高める効果もある。

【００１１】 図２は他の実施の態様を示すものである。図２に示す釣針用ケース12は１本の 毛鉤11を収容する大きさを有する不透明なプラスチック製ケース本体14と、透明 なプラスチック製ケース蓋体16とからなり、ケース蓋体16の一部が毛鉤11の全体 が外部から拡大して見えるようレンズ状に形成されたレンズ部18となっている。 使用者がこれを使用する時は、ケースの外からそのレンズを通して中の毛鉤11の 全体形状を容易に認識することができ、用途に適する釣針を必要に応じて容易に 選択することができる。

【００１２】 本考案による釣針ケースの大きさは、収容する針の大きさによって適宜設計さ れるが、例えば幅３ｃｍ，長さ４ｃｍ，厚さ７ｍｍ程度のものとすることができ る。

【００１３】 なお、上記実施の態様では、いずれも収容される針は１本となっとているが、 複数の針を収容するようにしてもよい。その場合、外から見える針は１本だけの 全体でも、１本のポイントだけでもよいし、あるいは複数の針の主要部だけでも よいし、それらのポイントだけ、あるいは全体でもよい。要するに、ケースの少 なくとも一部が、収容される釣針の少なくとも一部が外部から拡大して見えるよ うレンズ状に形成されていればよい。また、蓋体は全体が透明であってもよいし レンズ部のみが透明であってもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施の形態による釣針ケースの斜視
図

【図２】本考案の他の実施の形態による釣針ケースの斜
視図

【符号の説明】

１，11 釣針（毛鉤） ２，12 釣針ケース ４，14 ケース本体 ６，16 ケース蓋体 ８，18 レンズ部 10 釣針のポイント

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 マリア アール ゴンザレス メイヤー フィリピン共和国 シティー オブ マン ダルヨン アール オー サントス スト リート ナンバー 20

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 少なくとも１本の釣針を収容するように
   構成された釣針用ケースにおいて、該ケースの少なくと
   も一部が、該ケースに収容される前記釣針の少なくとも
   一部が外部から拡大して見えるようレンズ状に形成され
   ていることを特徴とする釣針用ケース。
2. 【請求項２】 前記レンズ状に形成された部分が、該部
   分を通してケース内に収容された１本の釣針のポイント
   が拡大されて見えるように構成されていることを特徴と
   する請求項１記載の釣針用ケース。
3. 【請求項３】 前記レンズ状に形成された部分が、該部
   分を通してケース内に収容された１本の釣針の全部が拡
   大されて見えるように構成されていることを特徴とする
   請求項１記載の釣針用ケース。
4. 【請求項４】 多数の釣針が収容可能にされ、そのうち
   の１本の釣針の少なくとも一部が前記レンズ状に形成さ
   れた部分から拡大して見えるように形成されていること
   を特徴とする請求項１記載の釣針用ケース。