JP3048327U - 排液バッグ用の目隠しバッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目隠しバッグを付けた患者さんが他の人に分
泌液等を見せる事無く、不快感を与えない事と、医師等
には中身の量、質などが何時でも前後からも見れる事、
そして、患者さんにでも脱着が可能で、再使用が可能で
有る事。 【解決手段】 完全な目隠しにせずにバッグの表裏に透
明部分の２を左右に少なくとも１ヶ所に上から下迄帯状
に設ける事で、量、質等が見れる。それと、上部と片方
の横部分に開閉フアスナーの３、および、チューブ挿入
部分４を設ける事によって、排液バッグ等の設置後でも
目隠しバッグの脱着を容易にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、医療治療の中の一部の病気の治療の段階で、体内の分泌液、血液等 を、体外へ出す時に排液バッグ等に貯めている、その時に、現時点では排液バッ グ等が透明な袋で出来ている為に、内容物がまる見えとなり、周囲の人に不快感 を与える、本考案は排液バッグを見えない様にする為の目隠しバッグに関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

専用品が無い為に、市販の黒いゴミ袋等をカットしてセロテープ等で止めて、 使用している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

全体が黒いと看護婦等には量、質等が見えず、一部分のセロテープ等を剥がし て見る事に成る。 取り外す時に市販のゴミ袋等だと薄いので、セロテープを剥がすと袋が破けて再 使用が出来ない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

完全な目隠しにすると、看護婦等が困るので、バッグの表裏に１〜５０mm巾の 透明な部分を左右の２個所、又は１個所とか、複数とか、あるいは斜め方向等と かとの組合せによる物を、上から下迄帯状に設けて、中の量、質等が見える様に した排液バッグ用の目隠しバッグ。 また、上部と下部とか片方とか両方とかの横部分に開閉フアスナーを設ける事に よって、排液バッグ等の設置後でも、尚且つ、片手でもバッグの脱着を可能にし た排液バッグ用の目隠しバッグ。

【０００５】

【考案の実施の形態】 図１により本考案の構成について説明する。 １は目隠し部分、２は内側が見えるようにした透明部分、３はフアスナー部分、 ４は本体のチューブ挿入部分である。 いずれも、ビニール、ポリ、紙、布、ナイロン等材料を用いた袋状で、図面の１ の部分が表裏共に着色する事によって目隠しにした。 そして、図面の２の部分の透明部分を１〜５０mm巾で着色せずに、中を見える様 にした。 あるいは、それらを部材毎に接着して構成しても良い。 又、フイルム印刷なども良い。 又、大きさは、Ｂ５版、Ａ４版、Ｂ４版等が、はいる大きさにする。 図面の３の部分を開閉フアスナーにするこことによって、排液バッグ等を取付後 でも脱着が出来、特に、上部の４の部分のチューブ挿入部分を約２０mm位で設け て排液バッグのチューブに圧が加わらない様にした。 又、横部分のフアスナーは下面から５０mm位で止めて下部を袋状にして、もしも の時の漏れ防止とした。

【０００６】

【考案の効果】

排液バッグを取付後に目隠しバッグを付けた患者さんは、他の人に分泌液（胃 液等）、尿、血液等を見せる事無く、不快感を与えずに自由に院内を歩ける事、 （３） そして、食堂の利用も可能で有る。 医師等は中身の量、質等が何時でも前後からも見る事が出来る事。

【０００７】 開閉フアスナーなので患者さんにでも、片手でも脱着が可能で、一人の患者さ んに一枚で再使用が可能で有る。 それと、異常時にも即にバッグを取る事が出来る。 （注）考案の詳細な説明中セロテープは登録商標である。

【図面の簡単な説明】

【図】１本考案の構成を示す説明図です

【符号の説明】

１ 目隠し部分 ２ 透明部分 ３ 開閉フアスナー部分 ４ チューブ挿入部分

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 バッグの表裏に１〜５０mm巾の透明部分
   ２を少なくとも左右のいずれかの１個所に上から下迄帯
   状に設けて中の、量、質等が見える様にし、上部と片方
   の横部分等に開閉フアスナー３を設けるとともに上部に
   チューブ挿入部分４を設けた排液バッグ用の目隠しバッ
   グ。