JP3047970U - 電磁バルブ - Google Patents

電磁バルブ

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JP3047970U
JP3047970U JP1997009492U JP949297U JP3047970U JP 3047970 U JP3047970 U JP 3047970U JP 1997009492 U JP1997009492 U JP 1997009492U JP 949297 U JP949297 U JP 949297U JP 3047970 U JP3047970 U JP 3047970U
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明 徳 杜
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明 徳 杜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁効果が高く、しかも組み立てが容易且つ
堅固で損壊しにくい電磁バルブを得る。 【解決手段】 電磁コイル10、凸字形鉄殻体20、管
状スライドレール30、固定鉄芯40、及び可動鉄芯5
0を備える。電磁コイルは、銅線11が中空リール軸1
2に巻き付けられている。凸字形鉄殻体は、電磁コイル
10を配置する空間を具える。管状スライドレールは、
第一端31、第二端33、中空孔道32を具え、上記電
磁コイル10中の中空リール軸12内に挿入、固定され
る。固定鉄芯は、管状スライドレールの第一端31に固
設される。可動鉄芯は、管状スライドレール30の中空
孔道32に於いて可動状態であり、その一端は該管状ス
ライドレールの第二端33に伸び出ており、排気溝54
を具え、プレスにより一体成型される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電磁バルブに関するものである。 電磁バルブは広範に使用されている工業製品であるため、電磁バルブの構造、 及びその応用に関する特許案件は非常に多い。例えば、米国特許第559313 2号、第5427319号、第5424704号、第5192936号、第48 96128号、第4217567号がある。 本考案電磁バルブは、主に凸字形鉄殻体、固定鉄芯、可動鉄芯などの部分に改 良を加えたものである。一般的に電磁バルブの構造は、電磁コイル、凸字形鉄殻 体、管状スライドレール、固定鉄芯、及び可動鉄芯を含む。該電磁コイルは銅線 が中空リール軸に巻き付き構成され、該凸字形鉄殻体は該電磁コイルを配置する 配置空間を具え、該管状スライドレールは、第一端、第二端、中空孔道を具え、 該電磁コイル中の中空リール軸内に挿入、固定され、該固定鉄芯は該管状スライ ドレールの第一端に固設され、該可動鉄芯は該管状スライドレールの中空孔道に 於いて可動状態であり、その一端は該管状スライドレールの第二端に伸び出てい る。 本考案の固定鉄芯と可動鉄芯は、近似純鉄(別名、電工純鉄)とすることがで きるが、これは導電磁係数が優良で、同等の電流を通電しながら一層大きな電磁 効果を生み出すことができる。伝統的な回転旋盤方式加工の鉄芯は快速旋盤鋼材 を使用する必要があり、純鉄を用い加工し鉄芯とすることはできない。言い換え れば、本考案の固定鉄芯と可動鉄芯は従来品とは構造が異なるばかりでなく、材 質も異なり、しかも公知の鉄芯に比べ明らかな機能の増進が見られる。さらに重 要な点は、本考案の固定鉄芯と可動鉄芯は公知の加工方式により簡単に達成する ことができるものではなく、使用材質の単純な改変でもない点である。 さらに、本考案の凸字形鉄殻体の凸字形鉄管とネジ刻み頭蓋はプレスにより一 体成型されるため、部品の組み立てコストを低下させることができ、かつ堅固で ある。凸字形鉄殻体の底蓋と固定鉄芯もまたプレスにより一体成型とすることが できるため、さらに部品を減少させることができ、組み立ては一層迅速で便利に なり、コスト低下をはかることができる。つまり、本考案電磁バルブの改良構造 は、部品の個数を大幅に減少させることにより、組み立て加工が非常に迅速にな り、コストを低下させることができるものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、公知の管状電磁バルブの凸字形鉄管100とネジ刻み頭蓋 200は、別々の二個の部品を緊密に配し構成するため、構造が脆弱である。ま た、その固定鉄芯300、及び可動鉄芯400は快速回転旋盤を用いて製造する が、通常は二、三回以上の加工を経る必要があり、加工工程がすこぶる複雑であ る。このため、快速旋盤鋼材を使用する必要があり、使用材質が限定されるため 、材質に対して改善を施すことができず、そのため加工工程を簡素化することが できない。さらには、鉄芯の構造を改変することもできないため、鉄芯品質の向 上は長きにわたり遅々として進まない。また、可動鉄芯400はC型(或いはE 型)リングフック500に設置するため非常に面倒であり、固定鉄芯300のス トッパー頭部301を底蓋600に固定する加工工程も、ストッパー頭部301 をリベット結合しなければならず、複雑である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、効率を高めた電磁バルブを提供することで ある。 また、もう一つの課題は、堅固で損壊しにくい電磁バルブを提供することにあ る。 さらにもう一つの課題は、電磁バルブの部品の数量を大幅に減少させ、組み立 て加工を迅速にし、コストを低下させることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は一種の電磁バルブの改良構造を提供する。 それは主に、電磁コイル、凸字形鉄殻体、管状スライドレール、固定鉄芯、可動 鉄芯を含む。 該電磁コイルは銅線が中空リール軸に巻き付き構成され、該凸字形鉄殻体は該 電磁コイルを配置する配置空間を具える。該管状スライドレールは、第一端、第 二端、中空孔道を具え、該電磁コイル中の中空リール軸内に挿入、固定される。 該固定鉄芯は該管状スライドレールの第一端に固設され、該可動鉄芯は該管状ス ライドレールの中空孔道に於いて可動状態であり、その一端は該管状スライドレ ールの第二端に伸び出ている。その特徴は、可動鉄芯が排気溝を具え、しかも可 動鉄芯はプレスにより一体成型される点である。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1は、本発明の電磁バルブの一実施例を示すもので、この実施例の電磁バル ブは、電磁コイル10、凸字形鉄殻体20、管状スライドレール30、固定鉄芯 40、可動鉄芯50を含む。 上記凸字形鉄殻体20は、図2に示すように、上記電磁コイル10を配置する 配置空間を具えている。上記電磁コイル10は銅線11が中空リール軸12に巻 き付き構成される。上記管状スライドレール30は、電磁コイル10中の中空リ ール軸12内に挿入、固定される。上記固定鉄芯40は、管状スライドレール3 0の第一端31に固設され、上記可動鉄芯50は該管状スライドレール30の中 空孔道32に於いて可動状態であり、上記可動鉄芯50の一端は該管状スライド レール30の第二端33に伸び出ている。 次に、上記可動鉄芯50は、図3に示すように、頭部51、身部52、環状突 起53を具える。身部52は排気溝54を開設し、可動鉄芯50全体は近似純鉄 を用いプレスにより一体成型される。また、可動鉄芯50の頭部51に於いて凹 槽56、及び一対の定位挿孔57(図3中にはその内の一つのみを示す)を設置 し、引動部品の結合に用いる。本考案の可動鉄芯50全体は、凹槽56とプレス により一体成型されるため、伝統的な回転旋盤方式のように、可動鉄芯を二回も 三回も加工すると言う面倒は必要ない。 上記凸字形鉄殻体20は、凸字形鉄管21、ネジ刻み頭蓋22、底蓋23を含 む。その内、該凸字形鉄管21は該ネジ刻み頭蓋22とプレスにより一体成型さ れ、一方、該底蓋23は該固定鉄芯40とプレスにより一体成型されるため、部 品の組み立て、加工コストが低下し、かつ堅固である。 図4の開放式方形電磁バルブに示すように、可動鉄芯50の頭部51、排気溝 54を備えた身部52、環状突起53はプレスにより一体成型である。 また図5の推式電磁バルブに示すように、可動鉄芯50全体はプレスにより一 体成型で、その該可動鉄芯50の身部52には延長推桿60が入り固定される。 上記凸字形鉄殻体20は、凸字形鉄管21、ネジ刻み頭蓋22、底蓋23を含 み、該凸字形鉄管21は該ネジ刻み頭蓋22とプレスにより一体成型される。
【0006】
【考案の効果】
本考案電磁バルブの第一の特徴は、可動鉄芯が排気溝を具え、しかも該可動鉄 芯がプレスにより一体成型される点である。本考案の可動鉄芯は管状電磁バルブ 、開放式方形電磁バルブ、推式電磁バルブ、引式電磁バルブ等に使用することが できる。 また、本考案電磁バルブの第二の特徴は、凸字形鉄殻体が凸字形鉄管、ネジ刻 み頭蓋、底蓋を含む点である。その該凸字形鉄管は該ネジ刻み頭蓋とプレスによ り一体成型される。 本考案電磁バルブの第三の特徴は、底蓋が該固定鉄芯とプレスにより一体成型 される点である。 さらに、本考案電磁バルブの改良構造は、鉄芯(固定鉄芯と可動鉄芯を含む) の加工が伝統的な回転旋盤方式によらず、その加工方式を改良し、鉄芯構造全体 をプレスにより一体成型とする。これにより、二回も三回も加工する必要はなく なり、量産の上で迅速になり、非常に便利である。また、可動鉄芯とその上の付 属部品(例えばE型リングフック)もプレスによる一体成型であるため、部品の 組み立てコストを低下させることができ、しかも非常に堅固である。
【0007】 次に、管状電磁バルブを例とし、本考案と従来品を比較し、本考案の効果を述 べる。 本考案管状電磁バルブの凸字形鉄殻体の凸字形鉄管は金属によりネジ刻み頭蓋 とプレスにより一体成型されるが、公知の電磁バルブの凸字形鉄殻体の凸字形鉄 管とネジ刻み頭蓋とはぞれぞれ別々の二個の部品を緊密に配し成型される。テス トによる比較では、本考案の該当部位は耐引力、耐切力、耐捩力共に従来品の十 倍以上を示した。 さらに、鉄芯に関して本考案品と従来品の該当部位の同サイズのものに対して 同条件下で行ったテストでは、本考案管状電磁バルブの鉄芯は近似純鉄を用いた プレスによる一体成型構造であるため、本考案品の生み出す力は従来品を10% 以上も上回っていた。 電磁バルブの原理、及びその応用は、この項技術に習熟した技術者が熟知する ところであるため、ここでは叙述しない。 上記を総合すれば、本考案の電磁バルブは、上記の構造を利用し考案の目的を 確実に達成し、進歩的、実用的機能を具えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電磁バルブの一実施例(引式)を示す
断面図である。
【図2】本考案の凸字形鉄殻体の斜視図である。
【図3】本考案の可動鉄芯の斜視図である。
【図4】本考案の可動鉄芯を開放式方形の電磁バルブに
設置した状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の図1とは異なる実施例(押式)を示す
断面図である。
【図6】従来の管状電磁バルブを示す断面図である。
【符号の説明】
10 電磁コイル 11 銅線 12 中空リール軸 20 凸字形鉄殻体 21 凸字形鉄管 22 ネジ刻み頭蓋 23 底蓋 30 管状スライドレール 31 管状スライドレール第一端 32 中空孔道 33 管状スライドレール第二端 40 固定鉄芯 50 可動鉄芯 51 可動鉄芯頭部 52 可動鉄芯身部 53 環状突起 54 排気溝 56 凹槽 57 定位挿孔 60 延長推桿

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁コイル、凸字形鉄殻体、管状スライド
    レール、固定鉄芯、及び可動鉄芯を含み、 上記電磁コイルは、銅線が中空リール軸に巻き付けられ
    ることにより構成され、上記凸字形鉄殻体は、電磁コイ
    ルを配置する配置空間を具え、上記管状スライドレール
    は、第一端、第二端、中空孔道を具え、上記電磁コイル
    中の中空リール軸内に挿入、固定され、上記固定鉄芯
    は、管状スライドレールの第一端に固設され、上記可動
    鉄芯は、管状スライドレールの中空孔道に於いて可動状
    態であり、その一端は該管状スライドレールの第二端に
    伸び出ており、上記可動鉄芯は排気溝を具え、プレスに
    より一体成型されている、ことを特徴とする電磁バル
    ブ。
  2. 【請求項2】前記可動鉄芯は、頭部、身部、及び該頭部
    と身部を介する環状突起を具え、排気溝は身部に位置す
    ることを特徴とする請求項1記載の電磁バルブ。
  3. 【請求項3】前記可動鉄芯は近似純鉄を用い、プレスに
    より一体成型されることを特徴とする請求項2記載の電
    磁バルブ。
  4. 【請求項4】前記凸字形鉄殻体は凸字形鉄管、ネジ刻み
    頭蓋、底蓋を含み、該凸字形鉄管はネジ刻み頭蓋とプレ
    スにより一体成型されることを特徴とする請求項1記載
    の電磁バルブ。
  5. 【請求項5】前記底蓋は該固定鉄芯とプレスにより一体
    成型されることを特徴とする請求項4記載の電磁バル
    ブ。
  6. 【請求項6】電磁コイル、凸字形鉄殻体、管状スライド
    レール、固定鉄芯、及び可動鉄芯を含み、 上記電磁コイルは金属線が中空リール軸に巻き付き構成
    され、上記凸字形鉄殻体は、電磁コイルを配置する配置
    空間を具え、上記管状スライドレールは、第一端、第二
    端、中空孔道を具え、電磁コイル中の中空リール軸内に
    挿入、固定され、上記固定鉄芯は、管状スライドレール
    の第一端に固設され、上記可動鉄芯は、管状スライドレ
    ールの中空孔道に於いて可動状態であり、その一端は管
    状スライドレールの第二端に伸び出ており、上記凸字形
    鉄殻体は凸字形鉄管、ネジ刻み頭蓋、底蓋を含み、該凸
    字形鉄管は該ネジ刻み頭蓋とプレスにより一体成型され
    ることを特徴とする電磁バルブ。
  7. 【請求項7】前記底蓋は上記固定鉄芯とプレスにより一
    体成型されることを特徴とする請求項6記載の電磁バル
    ブ。
  8. 【請求項8】前記可動鉄芯の身部には延長推桿が入り固
    定され、かつ該可動鉄芯は近似純鉄を用いプレスにより
    一体成型されることを特徴とする請求項6記載の電磁バ
    ルブ。
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