JP3047602U - 音声発生装置 - Google Patents
音声発生装置Info
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- JP3047602U JP3047602U JP1997009125U JP912597U JP3047602U JP 3047602 U JP3047602 U JP 3047602U JP 1997009125 U JP1997009125 U JP 1997009125U JP 912597 U JP912597 U JP 912597U JP 3047602 U JP3047602 U JP 3047602U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 日用品などの物品内に内蔵でき、優れた音質
を再生することができる音声発生装置を提供すること。 【解決手段】 箱体2の開口部11を蓋体3によって密
閉してスピーカ4を箱体2内に収納し、蓋体3に通孔部
32を穿設すると共に、通孔部32に伝音管5を挿通し
て箱体2の内部と外部とを伝音管5を通じて連通する。
箱体2の底部にスピーカ4の電源コード41を外部に引
き出すための挿通孔22を設ける。
を再生することができる音声発生装置を提供すること。 【解決手段】 箱体2の開口部11を蓋体3によって密
閉してスピーカ4を箱体2内に収納し、蓋体3に通孔部
32を穿設すると共に、通孔部32に伝音管5を挿通し
て箱体2の内部と外部とを伝音管5を通じて連通する。
箱体2の底部にスピーカ4の電源コード41を外部に引
き出すための挿通孔22を設ける。
Description
【0001】
本考案は、特に日常生活において使用される物品に内蔵する音声発生装置に関 する。
【0002】
ステレオ等に接続されている従来のスピーカボックスは、大きいため物品内に 内蔵することが難しい。
【0003】
本考案の目的は、日用品などの物品内に内蔵でき、優れた音質を再生すること ができる音声発生装置を提供することにある。
【0004】
本考案の音声発生装置は、箱体と、蓋体と、スピーカと、伝音管とを備え、前 記箱体の内部に前記スピーカが配置されると共に、該箱体の開口部が前記蓋体に よって密閉されて前記スピーカが箱体内に収納され、前記蓋体に通孔部が穿設さ れると共に、該通孔部に前記伝音管が挿通されて前記箱体の内部と外部とが該伝 音管を通じて連通され、前記箱体の底部にスピーカの電源コードを外部に引き出 すための挿通孔が設けられたことを特徴とする。
【0005】 また、前記伝音管の管部に小孔が穿設される。
【0006】
図1は、本考案の音声発生装置の分解斜視図であり、図2は、音声発生装置1 の断面図である。図1に示すように、音声発生装置1は、箱体2と、蓋体3と、 スピーカ4と、少なくとも1つ以上の伝音管5,5とにより構成されている。
【0007】 箱体2内にはスピーカ4が収納され、箱体2の開口部11を蓋体3で塞ぐこと によってスピーカ4を箱体2内に密封している。スピーカ4の電源線41は、箱 体2の底部に穿設された挿通孔22を通して箱体2の外部に引き出されている。
【0008】 また、蓋体3の周縁寄りには4つのネジ挿通孔21,21,21,21が穿設 され、箱体2の一端周縁には、ネジ挿通孔21,21,21,21に対応して4 つの取付用のネジ孔31,31,31,31がそれぞれ設けられており、蓋体3 のネジ挿通孔31,31,31,31にそれぞれネジ6,6,6,6を通し、こ れらのネジ6,6,6,6をそれぞれ箱体2のネジ孔21,21,21,21に 螺着することにより、蓋体3が箱体2の一端部に固定される。この固定方法につ いては、高周波溶接、接着剤による貼着、もしくはクリップリング式の挟着手段 によってもよい。
【0009】 また、蓋体3には2つの通孔部32,32が穿設されると共に、長めの伝音管 5,5が該通孔部32,32を通して外部に延出されている。図2に示すように 該伝音管5,5の基端にはラッパ状に広がった末広部51,51が各々形成され ており、末広部51,51が通孔部32,32の内縁でそれぞれ係止されること により、通孔部32,32から伝音管5,5が抜け出ることはない。該伝音管5 ,5は密閉された箱体2の内部と外部とを連通している。スピーカ4は箱体2の 密閉された空間に収納され、音波が箱体2内に発生すると、この音波は伝音管5 ,5を通じて外部に出力され、これによって比較的高い周波数が発生し、さらに 雑音を消去して音質を向上する。
【0010】 伝音管5,5は、プラスチックまたはゴムによって構成され、その材質の硬さ 、太さ、大きさ、長さの相違によって音声周波数、音色、音質及び音階を変更す ることができる。この関係を以下に示す。
【0011】 伝音管5の材質が柔らかい場合には音声の周波数が高く、伝音管5の材質が硬 い場合には音声周波数が低い。 伝音管5の直径が大きいほど音声の周波数が高く、伝音管5の直径が小さいほ ど音声周波数が低い。 伝音管5が長いほど音声の周波数が高く、伝音管5が短いほど音声周波数が低 い。 伝音管5の本数が多いほど音声の周波数が低く、伝音管5の本数が少ないほど 音声周波数が高い。 以上の構成の組み合わせにより、異なる周波数の音波を発生することができ、 間接的に音色、音質を変更することができる。
【0012】 次に、音声発生装置1の作用について述べる。 音声発生装置1のスピーカ4から発生した音は、伝音管5を通じて外部に出力 される。伝音管5は、太さ、硬さ、長さの相違により音の周波数や音色を変更す ることができる。
【0013】 スピーカ4を箱体2の内部に収納すると共に蓋体により箱体内に密閉し、必要 とする音声周波数の伝音管で伝導するので、音声周波数の分解度を明確に分けて スピーカ4自体から発生するノイズを消去することができ、結果として本来の音 の再生度を向上することができる。
【0014】 音声発生装置1の大きさを小さくすることができ、物品内部に内蔵することが 可能である。
【0015】 図3は、音声発生装置1の第2実施形態を示す斜視図である。蓋体3に設けら れた通孔部32,32に接続管33,33をそれぞれ嵌挿し、さらに接続管33 ,33にそれぞれ径が異なる2本の伝音管5a,5bを嵌入して固定する。伝音 管5aは径が太く低い周波数を伝達する。伝音管5bは伝音管5aよりも径が細 く、高い周波数を伝達する。また、径の細い伝音管5bには間隔をおいて小孔5 2を複数穿設し、これらの小孔52によって音波の周波数を変更し、かつ音声の 聞き取れる範囲を広くすることができる。
【0016】 図4は、音声発生装置1を適用した造花の鉢植の要部断面図である。箱体を植 木鉢7に収納し、2本の伝音管5,5を花71の茎とし、これに葉体72を付け 加え、伝音管5,5の開口端には花体のしべ部73内に内蔵する。このようにす ると、音楽などの音声が発生した時、どこから音が発生しているのか見当がつか ないといった効果を奏する。
【0017】 図5は、音声発生装置1を適用した第2実施形態の造花の鉢植を示す要部断面 図である。この実施形態では、音声発生装置1の箱体2自体を鉢の形状に象って 形成し、伝音管5,5を茎として形成してある。このようにすると、外観を鉢植 された花として鑑賞できると同時に、音楽を楽しむことができる。
【0018】 図6は、音声発生装置1を適用した人形の斜視図である。人形8の本体81内 に音楽発生装置1を内蔵し、伝音管5は人形の頭部82に延伸する。このため、 音声が人形8の頭部82から発生するように聞こえる。
【0019】 図7は、音声発生装置1を適用した枕の斜視図である。枕9には2つの音声発 生装置1,1が内蔵されている。2つの音楽発生装置1,1はそれぞれ電線10 1によって音声再生手段10と接続する。さらに2筒の音声発生装置1,1は、 それぞれ伝音管5が適宜位置まで延伸することによって、枕9内から音楽が発生 し、音楽鑑賞を楽しむことができる。
【0020】 図8は、音声発生装置1を適用した自動車のシートの斜視図である。シート2 0の上部の枕部201に音声発生装置1を内蔵し、伝音管5,5は左右の適宜位 置まで延伸させる。この場合、運転者は音楽を鑑賞することができ、自動車運転 時において運転に飽きることなく、良好な精神状態を維持できる。
【0021】 以上に説明したように、音声発生装置1を日常の生活用品や装飾物に内蔵する ことによって、装置自体を隠すことができると共に、大きな空間を占有すること なく音楽を鑑賞することができ、音の発生源が鑑賞者に対して隠蔽されるので、 面白味という効果を奏する。
【図1】本考案の実施形態に係る音声発生装置の分解斜
視図
視図
【図2】音声発生装置の断面図
【図3】第2実施形態の音声発生装置を示す斜視図
【図4】音声発生装置を適用した造花の鉢植の要部断面
図
図
【図5】音声発生装置を適用した第2実施形態の造花の
鉢植を示す要部断面図
鉢植を示す要部断面図
【図6】音声発生装置を適用した人形の斜視図
【図7】音声発生装置を適用した枕の斜視図
【図8】音声発生装置を適用した自動車のシートの斜視
図
図
【符号の説明】 1 音声発生装置 2 箱体 3 蓋体 4 スピーカ 5 伝音管 6 ネジ 7 植木鉢 8 人形 10 音声再生手段 11 開口部 20 シート 21 ネジ挿通孔 22 挿通孔 31 ネジ孔 32 通孔部 33 接続管 41 電源線 52 小孔 71 花 72 葉体 73 しべ部 81 人形本体 82 頭部 101 電線 201 枕部
Claims (2)
- 【請求項1】 箱体と、蓋体と、スピーカと、伝音管と
を備え、前記箱体の内部に前記スピーカが配置されると
共に、該箱体の開口部が前記蓋体によって密閉されて前
記スピーカが箱体内に収納され、前記蓋体に通孔部が穿
設されると共に、該通孔部に前記伝音管が挿通されて前
記箱体の内部と外部とが該伝音管を通じて連通され、前
記箱体の底部にスピーカの電源コードを外部に引き出す
ための挿通孔が設けられたことを特徴とする音声発生装
置。 - 【請求項2】 前記伝音管の管部に小孔が穿設されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の音声発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009125U JP3047602U (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 音声発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009125U JP3047602U (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 音声発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047602U true JP3047602U (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=43181907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997009125U Expired - Lifetime JP3047602U (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 音声発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047602U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005099299A1 (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Keiji Koga | 音響発生装置 |
WO2008081604A1 (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Techno Broad Inc. | 音響発生装置、スピーカシステム |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP1997009125U patent/JP3047602U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005099299A1 (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Keiji Koga | 音響発生装置 |
WO2008081604A1 (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Techno Broad Inc. | 音響発生装置、スピーカシステム |
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