JP3047064U - 家庭用頭髪染めキャップ - Google Patents

家庭用頭髪染めキャップ

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JP3047064U
JP3047064U JP1997008707U JP870797U JP3047064U JP 3047064 U JP3047064 U JP 3047064U JP 1997008707 U JP1997008707 U JP 1997008707U JP 870797 U JP870797 U JP 870797U JP 3047064 U JP3047064 U JP 3047064U
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hair
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head
cap
dyeing
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Application number
JP1997008707U
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Inventor
槙子 松岡
Original Assignee
槙子 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケープ、ビニール手袋、新聞紙及びその他の
備品を使用することなく簡単に頭髪染めができる家庭用
頭髪染めキャップを提供する。 【解決手段】 柔軟な合成樹脂シートからなる袋体1を
挿入口2を介して頭部Hに被着し、挿入口2に設けた伸
縮自在な締付帯3により頭部Hの周囲を締め付け、前頭
部位置に設けた切り込み口7から染液を注入し、該切り
込み口7を密閉した後に袋体1の外から頭髪hを揉んで
髪を染め上げる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一般の家庭で頭髪を染める際に使用される家庭用頭髪染めキャップ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家庭で一人で頭髪を染める場合、染液を直接頭髪に振り掛けて塗り クシか指ですくようにしている。ところで、前記染液は脱色作用が有り、このた め衣服、床、家具等に染液が飛び散っても良いように、例えば衣服の上にはケー プを巻き付けてガードし、床等には新聞紙を敷き詰めるようにしている。また手 指は染液が直接触れないようにビニール手袋を着用するなどして保護している。 更に、頭皮以外で頭髪の生え際や耳等に染液が付着すると、はれ,かゆみといっ た皮膚の異常をきたす恐れが有ることから、直ぐに水に湿した脱脂綿で拭き取る ようにしている。また、染液が付着しても落とし易いようにコールドクリームを 予め塗っておくようにしている。これらのことから、コールドクリーム、脱脂綿 、ティッシュペーパー及びタオル等細かい備品を数多く揃えて準備していた。
【0003】 一方、頭部に被着される袋体の頂部に前頭部から後頭部にかけて縦方向の切り 込み口を設けたヘヤーキャップが従来知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の場合、上半身に衣服の上からケープをまとい、更に、床 等には新聞紙を敷くなど面倒な手間が多く、しかもクシ,ビニール,手袋,該手 袋用の輪ゴム,コールドクリーム,脱脂綿,ティッシュペーパー,タオル等多く の備品を取り揃えねばならず、大掛りになりこれらの管理にも余分な注意を払わ ねばならいといった課題が有った。 また、後者のヘヤーキャップを頭髪染めに際して流用するとき、鏡を見ながら 自分でヘヤーキャップ内に染液を注入することになるが、後頭部が見えにくいた めに切り込み口の後端から染液をしばしばヘヤーキャップの外へ飛び散らかした り、零したりして衣服に付着させたり床等に染液を零すことが考えられ極めて使 いにくいとう虞れが有る。 そこで、本考案はかかる課題を解決すべくなされたもので、面倒な手間が掛か らず簡単に頭髪が染められ、しかも多くの備品も必要とせず極めて安価な家庭用 頭髪染めキャップを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案に係る家庭用頭髪染めキャップは、柔軟な 合成樹脂シートにより人体の頭部に被着される袋体を形成し、該袋体の下面に前 記頭部を挿入するための挿入口を開設し、該挿入口の周縁に伸縮自在な締付帯を 周設し、前記袋体の前頭部位置には手指が容易に出し入れできる開閉自在な切り 込み口を横一文字状に設けて構成される。前記切り込み口にはファスナーを取着 し、該ファスナーを解放した切り込み口から手に持った染液の容器を差し入れて 袋体内に染液を注入し、次いでファスナー等を閉じて切り込み口を密閉した状態 で袋体の外から頭髪を揉んで染液を頭髪に付着させるようする。この際、挿入口 の周縁に頭部の周囲に密着する締付帯が周設され、頭部を締め付けているので、 挿入口の縁から染液が外に洩れ出るようなことがない。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る家庭用頭髪染めキャップの実施の形態を図面と共に説明す る。図において、1は人体の頭部Hに余裕を持たせて被着されるキャップ状の袋 体であり、該袋体1は塩化ビニールシートにより形成され柔軟性を有する。そし て、その下面に頭部Hを挿入するための挿入口2が開設されると共に該挿入口2 の周縁に伸縮自在な締付帯3が周設されている。前記締付帯3は図5に示すよう に所要の幅を有する偏平なインナーゴム紐3aとアウターゴム紐3bとからなり 、インナーゴム紐3aは挿入口2の下縁に周設される筒状部4内に挿通され、ま たアウターゴム紐3bは挿入口2の内周縁であって筒状部4の下端にその下端縁 のみを縫合5し、上端縁は自由端として開放され、筒状部4とアウターゴム紐3 bとの間に上面が開放した溝部6が形成されるようにしている。該溝部6は袋体 1の内面を流下する染液が貯められるようになっており、挿入口2の下端縁から できるだけ染液が外部に洩れ出すことを防止するようにしている。
【0007】 しかして、袋体1には図1に示すようにその前頭部位置に手指が容易に出し入 れできる大きさの切り込み口7が横一文字状に設けられ、該切り込み口7をファ スナー8により開閉自在に密閉できるようにしている。該ファスナー8は、図6 に示すように切り込み口7の外周縁に固着されるテープ状の基板部8a,8bの 対向する側面に押圧することによって互いに咬合する突条9aと9bを複数条列 設した構成としており、互いの突条9a,9bを解除又は咬合させることにより 切り込み口7が開放又は閉塞できるようになっている。なお、この構成に限定さ れるものではなく係脱自在に係合できる構成であれば他のファスナーを採用して も良い。
【0008】 本考案の家庭用頭髪染めキャップは上記構成よりなり、袋体1の下面に設けた 挿入口2に締付帯3を伸長させつつ頭部Hを挿通し、図2に示すように袋体1を 頭髪hを包み込むようにして人体の頭部Hに被せる。この際、切り込み口7が前 頭部に位置するようにする。このようにして頭部Hに被着した状態で、袋体1前 頭部のファスナー8の各突条9a,9bを解除して図4に示すように切り込み口 7を開放し、この切り込み口7から染液を詰めた容器を差し入れて両手を自由に 使って袋体1内における前後左右の頭髪の適所に適量の染液を注入し付着させる 。この際、特に切り込み口7が前頭部に設けられており、それ以外は密閉されて いるので、見えない後頭部側であっても染液を袋体1の外へ零すようなことはな い。
【0009】 適量の染液を袋体1内に注入させた後にファスナー8を閉塞し切り込み口7を 図3のように密閉させた状態で袋体1の表面全体にわたり袋体1の外側から頭髪 hとを両手の指先で摘みかつ揉んで染液を頭髪hに斑のないように付着させる。 この際、頭髪hに付着せず過剰に余った染液は袋体1の内面に沿って流下し、締 付帯3のアウターゴム紐3bと筒状部4との間に周設した溝部6内に滴下し捕集 され外部への洩れ出しが防止される。
【0010】 このように本考案の家庭用頭髪染めキャップは、人体の頭部Hに袋体1を被着 させ切り込み口7から染液を注入し、袋体1の外側から頭髪を両手で揉むことに より染液を付着させて頭髪を染めるようにしたので、染液が周囲に飛び散るよう なことがなく、しかも手指も染液で染まることがない。また、染液を注入するた めの切り込み口7が前頭部に横一文字状に設けられているので、一人でも注入し 易く、特に後頭部側も外へ零れる心配なく注入することができる。また、髪染め の際、頭髪hは袋体1により密閉されることとなり、これにより保温効果が高ま り染め上げ時間が短くなる。特に冬期のように気温の低い時期には効果的である 。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の家庭用頭髪染めキャップは、柔軟な合成樹脂シー トからなる袋体を人体の頭部に被着し、挿入口の締付帯により頭部の周囲を締め 付けると共に切り込み口を密封して使用されるので、一人で簡単に頭髪を染める ことができ、しかもその途中に染液が外部へ零れ出ることがほとんどなく、従来 のようにケープ,新聞紙及びビニール手袋を用意するといった面倒な手間が要ら ない。しかも、クシ,コールドクリーム,脱脂綿,ティッシュペーパー等多くの 備品も取り揃える必要がないので、大掛りにならず、これらの管理などに余分な 注意を払うといったこともなくなる。
【0012】 また、特に横一文字状の切り込み口が前頭部に設けられているので、染液を注 入するに一人でも行い易く、特に後頭部側への染液の注入に際しても外部へ染液 が零れ出る心配が全くない。
【0013】 更に、簡単な構成であって製作も容易であり、製作コストも低廉になし得、使 い捨て式に使用できる等多くの有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る家庭用頭髪染めキャップの斜視
図。
【図2】人体の頭部に家庭用頭髪染めキャップを被着し
た状態の斜視図。
【図3】同家庭用頭髪染めキャップを断面にして示す斜
視図。
【図4】同切り込み口を開放した状態を示す斜視図。
【図5】挿入口周縁の拡大断面図。
【図6】切り込み口周縁の拡大断面図。
【符号の説明】
1 袋体 2 挿入口 3 締付帯 7 切り込み口 H 頭部 h 頭髪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な合成樹脂シートにより人体の頭部
    に被着される袋体を形成し、該袋体の下面に前記頭部を
    挿入するための挿入口を開設し、該挿入口の周縁に伸縮
    自在な締付帯を周設し、前記袋体の前頭部位置には手指
    が容易に出し入れできる開閉自在な切り込み口を横一文
    字状に設けたことを特徴とする家庭用頭髪染めキャッ
    プ。
JP1997008707U 1997-09-11 1997-09-11 家庭用頭髪染めキャップ Expired - Lifetime JP3047064U (ja)

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