JP3047043U - 自動張開傘 - Google Patents

自動張開傘

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JP3047043U
JP3047043U JP1997008584U JP858497U JP3047043U JP 3047043 U JP3047043 U JP 3047043U JP 1997008584 U JP1997008584 U JP 1997008584U JP 858497 U JP858497 U JP 858497U JP 3047043 U JP3047043 U JP 3047043U
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JP
Japan
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wheel
elastic rope
umbrella
center rod
lower wheel
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JP1997008584U
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English (en)
Inventor
守仁 王
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SHIOW YUH INDUSTRIAL CO., LTD.
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SHIOW YUH INDUSTRIAL CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で安く製造でき操作が簡単で軽量
の自動張開傘。 【解決手段】 中棒10、弾力ロープ20、下ろくろ3
0、上ろくろ40及び駆動部材50を具えた傘にあっ
て、弾力ロープ20が中棒10中に通され、弾力ロープ
20の第1端が中棒10の底端に、第2端が下ろくろ3
0の側壁下端にそれぞれ固定され、下ろくろ30が中棒
10に相対して下降させられる時、弾力ロープ20が引
張られて緊張した形態となり、下がった状態の中棒に対
する係止を解除する操作により、弾力ロープ20が回復
して下ろくろ30を上昇させ、下ろくろに連結する受骨
の内端を上昇させて開傘するようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の自動張開傘に関し、特に一種の、簡単な弾力ロープにより傘を 自動張開させる簡易化された構造を有すると共に、該弾力ロープの特性により、 大幅に傘の重量を軽量化し、生産コストを下げることができ、使用に便利なもの に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在ある自動張開傘は、図5に示されるように、中棒10の外周にあって、中 ろくろ80と下ろくろ30の間に一つのバネ80が装着され、傘を畳む動作でバ ネ80を圧縮し、バネ80に弾性エネルギーを保存させ、下ろくろ30がその圧 迫を解除する時に、バネ80に弾性エネルギーを放出させて、下ろくろ30をそ れに連動して上昇させ、バネ80の圧縮と釈放により傘を開くようにしてある。
【0003】 しかし、この構造では、傘の開閉がいずれも閉傘バネと開傘バネの弾力を利用 してなされ、このためその組立プロセスが複雑となるほか、相対的に傘の重量が 増し、軽量化と便利さに対する要求には符合しなくなり、ゆえにその改善が求め られていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、構造が簡単で、簡単に製造でき、軽量でありまた操作が簡単である 、一種の自動張開傘を提供することを課題としており、該自動張開傘は、弾力ロ ープを傘の中棒中に通し、且つその一端を中棒の底部に固定し、別端を下ろくろ に通して固定し、傘を閉じるために下ろくろを下降させる時に弾力ロープが下ろ くろに伴い下降して緊張するようにし、この下降状態の下ろくろに対する係止を 解除する時に、弾性ロープの回復力により傘を自動的に開くことができるように したものとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、中棒10、弾力ロープ20、下ろくろ30、上ろくろ40 及び駆動部材50を具えた傘にあって、弾力ロープ20が中棒10中に通され、 弾力ロープ20の第1端が中棒10の底端に、第2端が下ろくろ30の側壁下端 にそれぞれ固定され、下ろくろ30が中棒10に相対して下降させられる時、弾 力ロープ20が引張られて緊張した形態となり、下がった状態の中棒に対する係 止を解除する操作により、弾力ロープ20が回復して下ろくろ30を上昇させ、 下ろくろに連結する受骨の内端を上昇させて開傘するようにしてある、自動張開 傘としている。
【0006】 請求項2の考案は、中棒10が一つの中空の管体とされ、その底端が開口端1 1とされて弾力ロープ20が通され、中棒10の上端側壁に一つの穿孔12が設 けられて弾力ロープ20の第2端が通されて外に伸出し、中棒10の直径は、円 筒状の下ろくろ30とスライド可能に嵌合できるように設けられ、中棒10の上 端に尖錐状の石突が形成され、該石突下部周囲に上ろくろ40が嵌合、固着され 、上ろくろ40と下ろくろ30の周囲に、それぞれ放射状に親骨41と受骨31 が回転自在に連接されて傘骨構造が形成されていることを特徴とする、請求項1 に記載の自動張開傘としている。
【0007】 請求項3の考案は、上ろくろ40の側壁に中棒10の穿孔12と対向する孔4 2が設けられ、穿孔12より伸出する弾力ロープ20の第2端が該孔42に通さ れ、該孔42の左右の対向する垂直壁に突出する連接部43が設けられ、一つの 滑車44が枢軸45を利用して連接部43に連接させられ、弾力ロープ20が該 滑車44の上に掛けられてそれを回転させられるようにしてあることを特徴とす る、請求項1に記載の自動張開傘としている。
【0008】 請求項4の考案は、下ろくろ30が中棒10にスライド自在に設けられて中棒 10に対して相対的な位置の改変をなし、下ろくろ30の上端近くの側壁に縦溝 32が設けられ、上ろくろ40より垂らされた弾力ロープ20が該縦溝32に通 されて弾力ロープ20の第2端が下ろくろ30下端に固定されていることを特徴 とする、請求項1に記載の自動張開傘としている。
【0009】 請求項5の考案は、中棒10底端内部に一つの駆動部材50が装着されて、中 棒10底端の開口端11にリングプラグ60が嵌め付けられ、弾力ロープ20の 第1端に設けられた結び目或いは片体とされる係止体が該リングプラグ60内で 係止されるようにしてあり、その下方にさらに手による握持用のハンドル70が 嵌められていることを特徴とする、請求項1に記載の自動張開傘としている。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案は、中棒10、弾力ロープ20、下ろくろ30、上ろくろ40及び駆動 部材50を具え、その中、弾力ロープ20は中棒10中に通され、弾力ロープ2 0の第1端が中棒10のリングプラグ60底端に、第2端が下ろくろ30の側端 にそれぞれ固定され、下ろくろ30が中棒10に相対して下降させられる時、弾 力ロープ20が引張られて緊張した形態となり、下がった状態の中棒に対する係 止を解除することで、弾力ロープ20が回復して下ろくろ30を上昇させ、下ろ くろに連結する受骨の内端を上昇させて開傘するようにしてある。
【0011】 図2、3、4に示されるように、中棒10は一つの中空の管体とされ、その底 端が開口端11とされて弾力ロープ20が通され、中棒10の上端側壁に一つの 穿孔12が設けられて弾力ロープ20の第2端が通されて外に伸出している。
【0012】 中棒10の直径は、円筒状の下ろくろ30とスライド可能に嵌合できるように 設けられ、中棒10の上端に尖錐状の石突が形成され、上ろくろ40が嵌合、固 着されている。上ろくろ40と下ろくろ30の周囲に、それぞれ放射状に親骨4 1と受骨31が回転自在に連接され、こうして傘骨構造が形成され、且つ下ろく ろ30のスライド動作により該傘体が開閉するようにしてある。
【0013】 上ろくろ40の側壁には孔42が設けられて、中棒10の穿孔12と対向し、 穿孔12より伸出する弾力ロープ20第2端が該孔42に通され、該孔42の左 右の対向する垂直壁に突出する連接部43が設けられ、一つの滑車44が枢軸4 5を利用して連接部43に連接させられ、弾力ロープ20が該滑車44の上に掛 けられてそれを回転させられるようにしてある。
【0014】 下ろくろ30は中棒10にスライド自在に設けられて中棒10に対して相対的 な位置の改変をなし、下ろくろ30の上端近くの側壁には縦溝32が設けられ、 上ろくろ40より垂らされた弾力ロープ20が該縦溝32に通されてその第2端 が下ろくろ30下端に固定されている。また、中棒10底端内部に一つの駆動部 材50が装着されてから、開口端11にリングプラグ60が嵌め付けられ、弾力 ロープ20の第1端に設けられた結び目或いは片体とされる係止体が該リングプ ラグ60内で係止されるようにしてあり、その下方にさらに手による握持用のハ ンドル70が嵌められている。
【0015】 中棒10の底端内部に設けられた駆動部材50は、一つの円弧形の片体とされ 、その上端に上置点51が設けられ、その中段部の凹側に突出する三角形の係止 部52が設けられ、一方中棒10の底端近くの側壁に該係止部52に対応する貫 通溝13が設けられ、駆動部材50の係止部52が中棒10の貫通溝13より外 部に突出して下ろくろ30の下部側壁に設けられた嵌め溝33に係合可能とされ てそれにより下にスライドした状態の下ろくろ30を係止可能とされている。駆 動部材50の底部には上記係止部52と同方向に突出する押圧部53が設けられ 、該押圧部53に対する押圧操作により、押圧部53に連結する係止部52が連 動して係止部52を下ろくろ30の嵌め溝33より離脱させ下ろくろ30に対す る係止を解除させる。
【0016】 図3も同時に参照されたい。この構造により、下ろくろ30が中棒10に対し て下向きに相対移動させられた時、弾力ロープ20は引き伸ばされて緊張した状 態となり、さらに下ろくろ30の嵌め溝33に対する駆動部材50の係止部52 の係止により傘が閉じた状態に保持される。
【0017】 図4に示されるように、駆動部材50の押圧部53に対して押圧操作が加えら れる時、係止部52がそれに連動して下ろくろ30の嵌め溝33より離脱し、下 ろくろ30が弾力ロープ20の回復力を受けて上昇し、下ろくろ30が迅速に中 棒10の上端近くの位置に復帰して上ろくろ40の底端と接触し、傘が自動的に 開く。
【0018】
【考案の効果】
このように弾力ロープ20の作用を、周知のバネ構造に代えて採用したことで 、本考案の傘はその部品構成が簡易化されており、製造コストが低減され、重量 が軽減され、また、簡単に操作できるものとされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の閉傘状態断面図である。
【図4】本考案の開傘状態断面図である。
【図5】周知の自動張開傘の断面図である。
【符号の説明】
10 中棒 11 開口端 12 穿孔 13 貫通溝 20 弾力ロープ 30 下ろくろ 31 受骨 32 縦溝 33 嵌め溝 40 上ろくろ 41 親骨 42 孔 43 連接部 44 滑車 45 枢軸 50 駆動部材 51 上置点 52 係止部 53 押圧部 60 リングプラグ 70 ハンドル 80 バネ 90 中棒

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中棒10、弾力ロープ20、下ろくろ3
    0、上ろくろ40及び駆動部材50を具えた傘にあっ
    て、弾力ロープ20が中棒10中に通され、弾力ロープ
    20の第1端が中棒10の底端に、第2端が下ろくろ3
    0の側壁下端にそれぞれ固定され、下ろくろ30が中棒
    10に相対して下降させられる時、弾力ロープ20が引
    張られて緊張した形態となり、下がった状態の中棒に対
    する係止を解除する操作により、弾力ロープ20が回復
    して下ろくろ30を上昇させ、下ろくろに連結する受骨
    の内端を上昇させて開傘するようにしてある、自動張開
    傘。
  2. 【請求項2】 中棒10が一つの中空の管体とされ、そ
    の底端が開口端11とされて弾力ロープ20が通され、
    中棒10の上端側壁に一つの穿孔12が設けられて弾力
    ロープ20の第2端が通されて外に伸出し、中棒10の
    直径は、円筒状の下ろくろ30とスライド可能に嵌合で
    きるように設けられ、中棒10の上端に尖錐状の石突が
    形成され、該石突下部周囲に上ろくろ40が嵌合、固着
    され、上ろくろ40と下ろくろ30の周囲に、それぞれ
    放射状に親骨41と受骨31が回転自在に連接されて傘
    骨構造が形成されていることを特徴とする、請求項1に
    記載の自動張開傘。
  3. 【請求項3】 上ろくろ40の側壁に中棒10の穿孔1
    2と対向する孔42が設けられ、穿孔12より伸出する
    弾力ロープ20の第2端が該孔42に通され、該孔42
    の左右の対向する垂直壁に突出する連接部43が設けら
    れ、一つの滑車44が枢軸45を利用して連接部43に
    連接させられ、弾力ロープ20が該滑車44の上に掛け
    られてそれを回転させられるようにしてあることを特徴
    とする、請求項1に記載の自動張開傘。
  4. 【請求項4】 下ろくろ30が中棒10にスライド自在
    に設けられて中棒10に対して相対的な位置の改変をな
    し、下ろくろ30の上端近くの側壁に縦溝32が設けら
    れ、上ろくろ40より垂らされた弾力ロープ20が該縦
    溝32に通されて弾力ロープ20の第2端が下ろくろ3
    0下端に固定されていることを特徴とする、請求項1に
    記載の自動張開傘。
  5. 【請求項5】 中棒10底端内部に一つの駆動部材50
    が装着されて、中棒10底端の開口端11にリングプラ
    グ60が嵌め付けられ、弾力ロープ20の第1端に設け
    られた結び目或いは片体とされる係止体が該リングプラ
    グ60内で係止されるようにしてあり、その下方にさら
    に手による握持用のハンドル70が嵌められていること
    を特徴とする、請求項1に記載の自動張開傘。
JP1997008584U 1997-07-22 1997-09-11 自動張開傘 Expired - Lifetime JP3047043U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW86212246 1997-07-22
TW086212246U TW345851U (en) 1997-07-22 1997-07-22 Improved structure for automatically spreading umbrella

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JP3047043U true JP3047043U (ja) 1998-03-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104161364A (zh) * 2014-08-13 2014-11-26 厦门明和实业有限公司 全自动直骨伞开伞结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104161364A (zh) * 2014-08-13 2014-11-26 厦门明和实业有限公司 全自动直骨伞开伞结构
CN104161364B (zh) * 2014-08-13 2016-09-21 厦门明和实业有限公司 全自动直骨伞开伞结构

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