JP3046502U - 円錐破砕機の凹面用位置決め装置 - Google Patents

円錐破砕機の凹面用位置決め装置

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JP3046502U
JP3046502U JP1997005267U JP526797U JP3046502U JP 3046502 U JP3046502 U JP 3046502U JP 1997005267 U JP1997005267 U JP 1997005267U JP 526797 U JP526797 U JP 526797U JP 3046502 U JP3046502 U JP 3046502U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に簡便に機械にかけ組み立てることがで
き、凹面と上部室との間の係合が次第に固くなる自己固
定機能を有する円錐破砕機の凹面用位置決め装置を提供
する。 【解決手段】 凹面は対称に設けられた複数のタブ61
を有し、各タブ61は同じ方向を向いた傾斜面を有す
る。上部室4または底部室は、各タブ61に対応する複
数の位置決め装置6を有する。位置決め装置6は凹面の
傾斜面に対応するちょうどよく傾斜した合わせ面621
を有する。この結果、凹面は位置決め装置6の上に固定
支持することができる。凹面は速やかに組み立てられ、
長期間の使用において強固で丈夫な係合を示す。位置決
め装置6を備えることにより、凹面は上部室4または底
部室に容易に取付固定される。さらに、凹面が横に動く
のを効果的に防ぐことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、位置決め装置に関し、特に位置決め装置により、凹面を上部室に簡 単に取付固定できる円錐破砕機の凹面用位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
円錐破砕機は大きい塊の岩石を小片に砕くのに用いられる。通常この円錐破砕 機は偏心回転するシャフト93を有し、マントル94も同様に偏心回転する。凹 面1はU字状固定ボルト2により上部室3に取付られる。マントル94はメイン シャフト93に固定され、偏心回転する。この構成により岩石がディストリビュ ータ31から供給されると、メインシャフト93とマントル94が偏心回転する ので、岩石はマントル94と凹面1との間で破砕される。
【0003】 理論的には、凹面1の内壁には垂直な方向の力が働く。しかしながら、これは マントル94と凹面1との間で破砕工程が起こらないような岩石が供給されない ときにのみ起こる。 マントル94と凹面1との間で破砕工程が進行すると、破砕される岩石は移動 力により実質的に中位となる。この結果、マントル94とメインシャフト93に より発生する慣性力が破砕工程のもとで岩石により凹面位置に移動する。それゆ え、凹面1はU字型の固定ボルト2により上部室3に固定され、慣性力に起因す る横向きの力が破砕工程で凹面1に働く。
【0004】 通常、凹面1とマントル94は稼働後、取り外しできる消耗材である。消耗品 の交換を容易にするため、凹面1は溶接等により上部室3に固定することができ ず、例えば固定ボルト2により、上室3に取り外し可能に取り付けられる。この 結果、凹面1と上部室3との間の係合は、簡便性と安定性とにより主に決定され る。
【0005】 通常凹面1において、形作る工程の間、凹面1に集合的に設けられる複数の取 付端部11が位置決め装置である。通常、取付端部11の数は8、6または4で ある。U字型の固定ボルト2は取付端部11の底に掛けて使用される。その後、 上部室3に取付端部11を締めるために固定ナット21が用いられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の固定方法は10年間以上の使用により以下の欠点が発生 する。 (1) 取付端部11の底面は固定ボルト2により容易に掛けるため円形部111 が形成される。しかしながら、形作る工程の間に滑らかな面が得られることが難 しく、反対に汚れたでこぼこな面となる。さらに、この底面を滑らかな面に仕上 げることは難しい。もしそうできれば、多くの効果が得られる。
【0007】 (2) 取付端部11の曲面111は滑らかに仕上げることができない。このため 、固定ボルト2の引掛け部22の間の接触は面接触にならず、単なる点接触とな る。この点接触は応力が集中し、消耗が起こる。この結果、固定ボルト2の引掛 け部22と取付端部11の曲面111との間に遊びがある。もし、固定ボルト2 とナット21とを直ちに増し締めしないと破砕工程の間でマントル94と凹面1 との間の横向きの力により凹面が動く。しだいに固定ボルト2は斜めになり、最 後に破壊される。また、取付端部11には常に偏った力がかかり、ついには破壊 される。
【0008】 本考案の目的は、容易に簡便に機械にかけ組み立てることができる破砕機の凹 面用位置決め装置を提供することにある。 本考案の他の目的は、凹面と上部室との間の係合が次第に固くなる自己固定機 能を有する円錐破砕機の凹面用位置決め装置を提供することにある。 本考案のさらに他の目的は、凹面とその備品が斜めになったり破壊したりする のを防ぐことができる円錐破砕機の凹面用改良構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の円錐破砕機の凹面用位置決め装置によると、凹面は対称に設けられた 複数のタブを有し、各タブは同じ方向を向いた傾斜面を有する。上部室または底 部室は、各タブに対応する複数の位置決め装置を有する。位置決め装置は凹面の 傾斜面に対応するちょうどよく傾斜した合わせ面を有する。この結果、凹面は位 置決め装置の上に固定支持することができる。凹面は速やかに組み立てられ、長 期間の使用において強固で丈夫な係合を示す。
【0010】 位置決め装置を備えることにより、凹面は上部室または底部室に容易に取付固 定される。さらに、凹面が横に動くのを効果的に防ぐことができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を示す複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 本考案の第1実施例による位置決め装置を用いた円錐破砕機を図2〜図6に示 す。
【0012】 円筒ベル状の上部室4は大きな上部分と小さな下部分とを有し、傾斜した内壁 41が上部分と下部分との間に形成される。 円筒ベル状の凹面5は大きな上部分と小さな下部分とを有する。凹面の内壁5 1は岩石を破砕するための作動面であり、外壁は上部室4の傾斜面41の位置に ちょうどよく合う形状となっている。
【0013】 そして、位置決め装置6は上部室4の傾斜した内壁41に凹面5を取付固定す るために用いられる。 上部室4の傾斜した内壁41は互いに対称な複数の隙間42を有する。浅い溝 43は隙間42の下に形成され、上部室4を貫通する貫通孔421が隙間42の 上に配置される。
【0014】 凹面5は下外周部53で上部室4の隙間42に対応する傾斜したリブ54を有 する。リブ54の傾斜面541の底の傾斜角は互いに一致している。 位置決め装置6は上部室4の隙間42に面する突出したタブ61を有する。タ ブ61は貫通孔421を通して固定できる固定ボルト7に通孔611を有する。 さらに、凹面5の内面に面する位置決め装置6の底面はリブ54の傾斜面541 の底に対応する合わせ面621を有する延長部62を有する。
【0015】 この構成により、位置決め装置6は隙間42と溝43に容易に挿入され、固定 ボルト7で高さが調整される。この結果、延長部62の合わせ面621は凹面5 のリブ54で実施的な支持が得られる。 図2および図3に示すように、位置決め装置6の幅Wは隙間43の幅Wと同一 であり、厚みは隙間43の厚みより約40〜60ライン厚い。この構成により凹 面5は位置決め装置6がなくても、上部室4に完全に実質的に接続される。調整 ボルト7は角頭71を有することが望ましい。
【0016】 組立において、各位置決め装置6は上部室4の隙間42及び溝43に最初に位 置される。その後、調整ボルト7が貫通孔421から挿入され、位置決め装置6 の通孔611に固定される。凹面5が上部室4の底から上部室4に移動する前に 位置決め装置6の突出したタブ61が隙間42の底に最初に位置される。この構 成により、凹面5の最も大きな部分が延長部62の上を通ることができる。その 後、図6に詳細に示すように、凹面5が上部室4の傾斜した内壁41に支えられ た後、調整ボルト7が調整され、位置決め装置6が隙間42と溝43に沿って上 に持ち上げられる。この結果、延長部62の合わせ面621が凹面5の底外周部 53に設けられたリブ54に向かって押され、最終的に凹面5の下外周部53に 設けられたリブ54と完全に噛み合う。複数の位置決め装置6が配設されること により、凹面5は位置決め装置6の延長部62により支持固定される。
【0017】 図6および図7に示すように、凹面5のリブ54の傾斜した底面541の傾斜 角は位置決め装置6の延長部62の合わせ面621と同一である。さらにまた、 力(F)が加えられ、係合力が容易に高められる。図示しないマントルが岩石を 破砕するために凹面5に向かって時計方向に回転すると、凹面5には時計方向の 力(F)が働く。このため凹面5に向かって移動する破砕力が強くなるほど、凹 面5と位置決め装置6との傾斜した係合からさらに強い係合となる。この構成に より、凹面5は稼働中、遊びや横ずれがなく破砕工程で移動しない。凹面5の交 換が必要なとき、調整ボルト7の反対に回転し、位置決め装置6を延長部62と 凹面5のリブ54との間の係合を解除し、下方向にスライドさせる。最終的に凹 面5は新しいものを取り付けるために容易に取り外すことができる。この交換や 保守はすばやく成される。
【0018】 (第2実施例) 本考案の第2実施例を図8および図9に示す。 位置決め装置は水力駆動の円錐破砕機に適用される。第2実施例では凹面5’ は破砕機Aの上部室の上ではなく底室8に取付固定される。水力円錐破砕機Bの 一般的形態は次の要素を含む。
【0019】 底室8は上外周部に接続フランジ81と内壁に環状フランジ82とを有する。 凹面5’は小さい上部分と広い底部分とを有する円筒ベル形状を有する。凹面 5’は底室8に固定され内壁に破砕面を有する。 上部室9は凹面5’の上部分の上に囲まれる。上部室9は図示しないメインシ ャフトを回転可能に取り付けるための中央部分にシャフト取付部91を有する。 上部室9の底は底室8の接続フランジ81に対応する取付フランジ92を有する 。
【0020】 底部室8の環状フランジ82は互いに対称な多数の隙間821を有する。各隙 間821は隙間821の上面のさらに上に突出する上部面を有する位置決め装置 6’により保持され、傾斜した合わせ面61’が形成される。 凹面5’は下外周部に複数のタブ54’を有する。各タブ54’は傾斜した合 わせ面61’にちょうど良く合う傾斜面541が設けられる。
【0021】 この構成により、凹面5’が底部室8の上に配設されると、タブ54は位置決 め装置6’と実質的に係合する。したがって凹面5’は、位置決め装置6’によ り固く支持固定される。この構成により調整ボルトを省略することができる。こ の結果、組み付け時間を低減し、凹面5’と位置決め装置6’との係合が長い稼 働の間で固く保持される。位置決め装置6’と凹面5’との間の作用効果は第1 実施例の位置決め装置6と凹面5との作用効果と同様である。マントル94と凹 面5’との間に岩石が供給され、破砕するため時計方向にマントルを回転すると 凹面5’は時計方向の力(F)を受ける。このため凹面5’と位置決め装置6’ との間の係合は破砕工程の間だんだん強くなる。この長い間の係合は傾斜した合 わせ面から得られる。
【0022】 消耗や保守のため、凹面5’を取り外すとき、上部室9は底部室8から開放さ れ持ち上げられる。その後、凹面5’は容易に持ち上げられる。このため、位置 決め装置6’と凹面5’との係合が第1実施例には必要とされた調整ボルトを取 り外すことなく容易に開放される。凹面5’は装置を持ち上げることにより、取 り外しと同じように容易に組み立てられる。このため、位置決め装置6’と凹面 5’との組み付けや取り外しにおいて、この係合は進歩があり、有用である。
【0023】 (第3実施例) 水力駆動の円錐破砕機に適用した本考案の第3実施例を図9〜図16に示す。 第3実施例では、第2実施例の利益と優位性を受け継ぐ。円錐破砕機は一般に 以下の要素から成る。 底部室8は上外周部に接合フランジ81と内壁に環状フランジ82とを有する 。
【0024】 凹面5’は小さな上部分と広い底部分とを有する円筒ベル状を有している。凹 面5’は底面8に固定され、内壁破砕面を決定する。 上部室9は凹面5’の上部分の上に囲まれる。上部室9はマントル94ととも にメインシャフト93を回転可能に取り付けるための中央部分にシャフト取付部 91を有する。上部室9の底部室8の接続フランジ81に対応する取付フランジ 92を有する。
【0025】 固定ボルト95は上部室9と底部室8とを接続するために設けられる。 フランジ10は底部室8と凹面5’との間に設けられる。 図13〜図16に示すように、底部室8の環状フランジ82は互いに対称な複 数の隙間821を有する。各隙間821は、隙間821の上面のさらに上に突出 した上面を有する下位置決め装置83を取り付けるための隙間の底に設けられる 取付ボルト100に傾斜した合わせ面831が形成される。
【0026】 凹面5’は外周部に複数のタブ51’を有する。 フランジ10は底部室8と凹面5’との間に設けられる。凹面5’のタブ51 に面するフランジ10の接触面101は凹面5’の各タブ51’に対応する複数 の鍵隙間102を有する。各鍵隙間102は取付ボルト100によってストッパ 103を取り付けるための受取空間を有する。ストッパ103が取り付けられる と、ストッパ103はある高さ以上に突出し、ストッパ103に向かって横向き の力が働く凹面5’のタブ51のための取付部となる。フランジ10の接触面1 01はそれぞれの下位置決め装置83に対応する複数の貫通孔104をさらに有 するものである。結果として、上位置決め装置105は取付ボルト105によっ てフランジ10の隙間106内に設けられる。上位置決め装置105は下位置決 め装置83に対応する傾斜した合わせ面1051にちょうどよく合う。
【0027】 この構成により、凹面5’がフランジ12より底部室8の上に配設されるとフ ランジ10の上位置決め装置105は底部室8の下位置決め装置83に滑らかに 係合する。結果として、フランジ10と凹面5’は下位置決め装置83により固 く支持固定される。この構成により、調整ボルトを簡便に省略することができる 。結果として、組付け時間を低減することができ、凹面と位置決め装置との係合 が長い稼働時間の間強固となる。
【0028】 図16に示すように、底部室8の隙間821の1つは取付ボルト100により 取り付けられるリファリングブロック84が設けられる。リファリングブロック 84は下位置決め装置83の狭い端部に隣り合って設置される。リファリングブ ロック84の高さは狭い端部より高く上位置決め装置105として位置決め装置 83とが互いに接触したときの基本参照線となる。
【0029】 第3実施例の好ましい組付けを図14に示す。ストッパ103と上位置決め装 置105とは取付ボルト100によりフランジの上にまず取付られる。 この準組付けフランジ10の詳細を図10に平面図として示す。この後、凹面 5’は図13に詳細に示すようにフランジ10の上にしっかりと配設される。 図1、図15および図16に示すように、下位置決め装置83とリファリング ブロック84は取付ボルト100により底部室8のフランジ82の隙間821に 組み付けられる。その後、フランジ10は底部室8の上に配設される。リファリ ングブロック84は参照点となり、上位置決め装置105の1つをリファリング ブロック84に係合させる。その後、凹面5’はフランジ10の上に配設され、 上部室9と底部室8とを固定するために固定ボルト95を用いる。図10に上部 室9と底部室8とを組み付けた断面図を示す。
【0030】 マントル94が凹面5’に向かって岩石を破砕するために回転すると、反時計 方向の力(F)が凹面5’にストッパ103に斜めに働く。この加えられた力が ストッパ103からフランジ10を経由して上位置決め装置105にさらに伝わ る。この構成により、凹面5’は使用される期間と同じだけフランジ10の上位 置決め装置105と下位置決め装置83との間の傾斜した合わせ面の間に係合し て取付固定され、タブ51とフランジ10のストッパ103とはお互いに反対に 圧迫される。傾斜した合わせ面1051と831とのちょうどよい係合により凹 面5’は上に向かって強固に偏る。結果として、凹面5’と上部室9との係合は さらに強まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、従来の位置決め装置を用いた円錐破
砕機の模式図であり、(B)は、(A)のB部分拡大図
である。
【図2】本考案の第1実施例による位置決め装置を用い
た円錐破砕機の断面図である。
【図3】図2に示した位置決め装置の斜視図である。
【図4】図2に示した位置決め装置の正面図である。
【図5】図4の5―5線断面図である。
【図6】本考案の第1実施例による位置決め装置を用い
た円錐破砕機の凹面を示す断面図である。
【図7】本考案の第1実施例による位置決め装置と凹面
との係合を示す模式的断面図である。
【図8】本考案の第2実施例による位置決め装置を示す
断面図である。
【図9】図8の9―9線断面図である。
【図10】本考案の第3実施例による位置決め装置を示
す模式的断面図である。
【図11】図10に示した位置決め装置の平面図であ
る。
【図12】本考案の第3実施例による位置決め装置の半
分のみの平面図である。
【図13】本考案の第3実施例の凹面とフランジとの係
合を示す平面図である。
【図14】図13に示したフランジの構造を示す模式図
である。
【図15】図14に示した位置決め装置の模式的断面図
である。
【図16】図15の16―16線断面図である。
【符号の説明】 4 上部室 5 凹面 6 位置決め装置 7 固定ボルト 41 内壁 42 隙間 43 溝 54 リブ 61 タブ 62 延長部 421 貫通孔 611 通孔 621 合わせ面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大きな上部分と、小さな下部分と、上部
    分と下部分との間を決定する傾斜した内壁とを有する円
    筒ベル状の上部室と、 大きな上部分と、小さな下部分と、岩石を破砕する作動
    面となる内壁と、前記上部室の斜面にちょうどよく合う
    形状の外壁とを有する凹面と、 前記凹面を前記傾斜した内壁に取付固定するための位置
    決め装置とを備え、 前記傾斜した内壁は、互いに対称な複数の隙間を有し、
    前記隙間の下方に浅い溝が形成され、前記上部室を貫通
    する貫通孔が前記隙間の上方に形成され、 前記凹面は前記隙間に下外周部で対応する傾斜したリブ
    を有し、 前記リブの傾斜面の底の傾斜角は互いに同一であり、 前記位置決め装置は前記隙間に面する突出したタブを有
    し、 前記タブは固定ボルトを通して固定することができる通
    孔を有し、前記凹面の内面に面する前記位置決め装置の
    底面は、前記リブの傾斜面の底に対応する合わせ面を有
    する延長部を有し、 前記位置決め装置が前記隙間と前記溝部に挿入される
    と、前記位置決め装置の高さを調整するための固定ボル
    トにより調整され、前記延長部の合わせ面が前記凹面の
    リブに実質的に支持されることを特徴とする円錐破砕機
    の凹面用位置決め装置。
  2. 【請求項2】 上外周部に接合フランジと内壁に環状フ
    ランジとを有する底部室と、 小さな上部分と広い底部分とを有し、前記底部室に固定
    され、内壁に破砕面を有する円筒ベル状の凹面と、 前記凹面の上部分を囲み、メインシャフトを回転可能に
    取り付けるための中央部分にシャフトを有し、底が前記
    底部室の接合フランジに対応する取付フランジを有する
    上部室とを備え、 前記環状フランジは互いに対称な複数の隙間を有し、各
    隙間は各隙間の上面のさらに上に突出する上面を有する
    位置決め装置に保持され、傾斜した合わせ面が形成さ
    れ、 前記凹面は下外周部に複数のタブを有し、各タブは前記
    傾斜した合わせ面にちょうどよく合うように傾斜面を有
    し、 前記凹面が前記底部室の上に設けられると、前記タブは
    前記位置決め装置にちょうどよく係合し、凹面は調整ボ
    ルトを用いることなく位置決め装置により固く支持固定
    されることを特徴とする円錐破砕機の凹面用位置決め装
    置。
  3. 【請求項3】 上外周部の接合フランジと内壁の環状フ
    ランジとを有する底部室と、 小さな上部分と広い底部分とを有し、前記底部室に固定
    され、内壁に破砕面を有する円筒ベル状の凹面と、 前記凹面の上部を囲み、マントルと共にメインシャフト
    を回転可能に取付ける中央部分にシャフトを有し、前記
    接合フランジに対応する取付フランジを有する上部室
    と、 前記上部室と前記底部室とを接合する固定ボルトと、 前記底部室と前記凹面との間に配設されるフランジとを
    備え、 前記環状フランジは互いに対称に複数の隙間を有し、各
    隙間は取付ボルトによりその隙間の上面のさらに上に突
    出する上面を有する下位置決め装置を有し、傾斜した合
    わせ面が形成され、前記凹面は外周部に複数のタブを有
    し、前記フランジは前記底部室と前記凹面との間に設け
    られ、前記タブに面する前記フランジの接合面は各タブ
    に対応する複数の鍵隙間を有し、各鍵隙間は取付ボルト
    によりストッパを取り付けるための受取空間を有し、あ
    る高さ以上に突出し、前記ストッパに横方向の力を交代
    で働かせる前記タブの取付部として形成され、前記フラ
    ンジの接合面は前記下位置決め装置に対応する複数の貫
    通孔を有し、上位置決め装置は前記取付ボルトにより前
    記フランジの隙間内に設けられ、前記上位置決め装置は
    前記下位置決め装置に対応するちょうどよく合う傾斜し
    た合わせ面を有し、 前記フランジにより前記底部室の上に前記凹面が設けら
    れると前記フランジの上位置決め装置は前記底部室の下
    位置決め装置に滑らかに係合し、前記フランジと前記凹
    面とは前記下位置決め装置により固く支持固定されるこ
    とを特徴とする円錐破砕機の凹面用位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記底部室の隙間の一つは取付ボルトに
    より取付られるリファリングブロックを有し、前記リフ
    ァリングブロックは前記下位置決め装置の狭い端に隣接
    し、前記リファリングブロックの高さは狭い端よりも高
    く、前記上位置決め装置と前記下位置決め装置が互いに
    接合するときの基本参照線となることを特徴とする請求
    項3記載の円錐破砕機の凹面用位置決め装置。
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