JP3046144U - 水切り脚付きのシンクコーナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】シンクコーナーの生ゴミの水分をより完全に水
切りをするには圧縮して水分を抜く方法、遠心力を応用
する方法等が考えられるが、生ゴミの水分を取るだけの
ために大きすぎて、実用的ではない。そのため、単純な
仕組みでコストがほとんど掛からない方法として考案し
たものである。 【解決手段】そこで簡単にシンクコナーの水分を流し出
す方法として、ポリ袋等に移し代えるときに数分間傾け
て置くことである程度までの水分を流し出すことできる
ように、生ゴミの入ったシンクコーナー１を起動式の脚
２により数分間３０゜〜４５゜傾けておくことで水切り
こ効果を向上させることができた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は家庭の台所で出る生ゴミ等を集め、水切りをするため流し台の隅に 置いておくシンクコーナーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の「シンクコーナー」は底面、及び側面から水が自然に流れ出るように底 面と側面に隙間を設けたり、底面と側面を金網にしたりしている。 従って、従来のシンクコーナーは自然と流れ出る水分だけは除去することがで きるが、生ゴミの凹面に溜った水や生ゴミ間の隙間に溜った水は流れ出ないので 、長時間たってもよく水切りができていない。 このため、ポリ袋などに棄てるときにポタポタと汚水（汁）が垂れたり、ポリ 袋に棄てる時に生ゴミの向きが変わるので残っていた汚水（汁）がポリ袋の下部 に溜ったりしており、ゴミの収集日に持ち出すときにポリ袋が破れて汚水（汁） をタレ流すことがしばしばある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、ポリ袋等に棄てる前に、生ゴミの入ったシンクコーナーからできるだ け水分を取り去ることを目的とした考案である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

生ゴミ入れとして使っている時は折りたたみ、水切りをしてポリ袋に棄てる直 前に数分間、折りたたみの脚を立てて、生ゴミの入ったシンクコーナー本体を流 し台の中において水切りをする。 本体を斜めに傾けることにより凹面に溜っていた水、生ゴミの間で保留してい た水等が流れ出して、ポリ袋等に棄てるのに垂れを防ぐ程度まで水切りができる ようにしたものである。

【０００５】

【考案の効果】

この考案で、今まで生ゴミの入ったシンクコーナーを振ったりして水を抜いて いたが、汚水（汁）が飛び散ることもなく、適当に水を流し出すことができるよ うになり、生ゴミ用のポリ袋の底に汚水（汁）が溜る量も少なくすることができ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の利用時（底部の脚を立てた状態）の
斜視図

【符号の説明】

（１）シンクコーナー本体 （２）起動式脚 （３）金網部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 側面、または底面に１本、ないしは２本
   の折りたたみが可能な水切り脚を付けたシンクコーナー