JP3046102B2 - ラジアントチューブバーナ - Google Patents
ラジアントチューブバーナInfo
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- JP3046102B2 JP3046102B2 JP3207597A JP20759791A JP3046102B2 JP 3046102 B2 JP3046102 B2 JP 3046102B2 JP 3207597 A JP3207597 A JP 3207597A JP 20759791 A JP20759791 A JP 20759791A JP 3046102 B2 JP3046102 B2 JP 3046102B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- gap
- combustion
- gas
- outer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
属溶解炉等の加熱源として適用されるラジアントチュー
ブバーナに関する。
5217号公報がある。この公報にはアウタチューブ内
に収容された耐熱性の粒子群を燃焼ガスによって昇降流
動させるようにしたチューブバーナが開示されている。
群を加熱媒体とするラジアントチューブバーナにおい
て、燃焼効率および伝熱効率をさらに高めかつ伝熱面の
温度分布をより均一化することを課題とするものであ
る。
状に設置された有底円筒状のアウタチューブ内に第1の
間隙を隔てて挿入されたインナチューブ内にはガス燃料
と一次エアとを予混合した混気ガスが供給されるバーナ
ノズルが装入された燃焼チューブを第2の間隙を隔てて
挿通するとともに、前記アウタチューブ内には前記燃焼
チューブ内の下端から流出する燃焼ガス流によって吹き
上げられて前記第1の間隙内と前記第2の間隙内とを循
環流動する耐熱性の粒子群を封入した構成を有する。
れたインナチューブ内に第2の間隙を隔てて挿通された
燃焼チューブ内へガス燃料と一次エアとを予混合した混
気ガスを供給して燃焼させると、前記アウタチューブ内
に封入された耐熱性の粒子群が前記燃焼チューブ内の下
端から流出する燃焼ガス流によって吹き上げられて前記
第1の間隙内と前記第2の間隙内とを拡散状態で繰返し
循環流動する。
で、混気ガスの燃焼中燃焼ガスによって加熱された粒子
群を、各粒子が第1,第2の間隙内全体にわたって拡散
した状態で循環流動させてアウタチューブ内全体を均等
に加熱し、アウタチューブの伝熱面の温度分布を均一化
することができる。また、ガス燃料と一次エアとを予混
合した混気ガスをバーナノズルに供給して燃焼させるの
で、ガス燃料とエアとの混合状態を均一化して着火性を
良化し、安定した燃焼状態を継続させることができか
つ、一酸化炭素濃度を低減させることができるととも
に、安定燃焼範囲を拡大させることができる。
説明する。ラジアントチューブバーナBにおいて、炉壁
等の取付面に締着される円盤状のフランジ1にはこのフ
ランジ1の中心部に貫挿されて垂直状に設置されかつス
テンレス材やセラミック材で有底円筒状に形成されたア
ウタチューブ2が固定されている。
状に形成される一方、アウタチューブ2の上端の開口部
は蓋板3によって閉塞され、アウタチューブ2の上端付
近に開口された排出口4には排ガス管路5が接続されて
いる。
ラミック材で円筒状に形成されてアウタチューブ2の長
さより短縮された長さを有するインナチューブ6が第1
の間隙7を隔てて同心状に挿入され、このインナチュー
ブ6の上端付近には内径および外径が上方に向って漸増
するじょうご状のテーパ部6aが形成されるとともに、
このテーパ部6aの回りは断面積が上方へ漸減するスロ
ート部7aが形成されている。
ラミック材で円筒状に形成されてアウタチューブ6の長
さより延長された長さを有し、アウタチューブ2内の上
端付近に貫挿された燃焼チューブ8が第2の間隙9を隔
てて挿通され、この燃焼チューブ8の下端付近には内径
および外径が下方に向って漸増する末広状のテーパ部8
aが形成され、このテーパ部8aの下端縁と、アウタチ
ューブ2の下端の内壁面との間には燃焼チューブ8内と
第1の間隙7とを連通する第1の連通口10が形成さ
れ、テーパ部8aとインナチューブ6の下端縁との間に
は第1の間隙7と第2の間隙9とを連通する第2の連通
口11が形成されている。
させるための多数の網目を有し、外周縁がフランジ1に
よって把持されて両間隙7,9の上方を覆蓋する防散ネ
ット18が設置されている。
を燃焼チューブ8内へ流入させる流入口19が開口さ
れ、この流入口19には二次エア供給管路20が接続さ
れている。
次エアとを予混合した混気ガスを供給するガス供給管路
13に接続されたガスパイプ12が間隙を隔てて挿入さ
れ、このガスパイプ12の中心部には着火プラグ14が
挿通されている。
2の先端に接続されたバーナノズル15が装入されると
ともに、燃焼チューブ8とガスパイプ12との間には二
次エアをバーナノズル15の先方へ供給する二次エア流
路16が形成されている。
ると、燃焼ガスが燃焼チューブ8内の下端から第1の連
通口10を通じて流速を速めた状態で流出して第1の間
隙7内を上方へ折り返し状に反転流動し、第1の間隙7
内をスロート部7aでは流速を速めた状態で上昇流動し
て排出口4から排出される。
から流出する燃焼ガス流によって上昇流動が可能なアル
ミナ粒子等の耐熱性の粒子群17が封入されている。混
気ガスの燃焼時にはアウタチューブ2内の底部付近に密
集状態で堆積した粒子群17は燃焼チューブ8内の下端
から流出した燃焼ガス流によって吹き上げられ、第1の
間隙7内を拡散状態で燃焼ガスとともに上昇流動して第
1の間隙7内の上端から第2の間隙9内の上端へ流入
し、第2の間隙9内を自重で落下流動して第2の間隙9
内の下端から第2の連通口11を通じて第1の間隙7内
の下端へ再び流入し、第1の間隙7と第2の間隙9との
間を繰返し循環流動する。
と効果を説明する。本例では垂直状に設置された有底円
筒状のアウタチューブ2内に第1の間隙7を隔てて挿入
されたインナチューブ6内にはガス燃料と一次エアとを
予混合した混気ガスが供給されるバーナノズル15が装
入された燃焼チューブ8を第2の間隙9を隔てて挿通す
るとともに、アウタチューブ2内には燃焼チューブ8内
の下端から流出する燃焼ガス流によって吹き上げられて
第1の間隙7内と第2の間隙9内とを循環流動する耐熱
性の粒子群17を封入してある。
って加熱された粒子群17を、各粒子が第1,第2の間
隙7,9内全体にわたって拡散した状態で循環流動させ
てアウタチューブ2内全体を均等に加熱し、アウタチュ
ーブ2の伝熱面の温度分布を均一化させることができ
る。
混気ガスをバーナノズル15に供給して燃焼させるの
で、ガス燃料とエアとの混合状態を均一化して着火性を
良化し、安定した燃焼状態を継続させることができか
つ、一酸化炭素濃度を低減させることができるととも
に、安定燃焼範囲を拡大させることができる。
ーナの縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 垂直状に設置された有底円筒状のアウタ
チューブ内に第1の間隙を隔てて挿入されたインナチュ
ーブ内にはガス燃料と一次エアとを予混合した混気ガス
が供給されるバーナノズルが装入された燃焼チューブを
第2の間隙を隔てて挿通するとともに、前記アウタチュ
ーブ内には前記燃焼チューブ内の下端から流出する燃焼
ガス流によって吹き上げられて前記第1の間隙内と前記
第2の間隙内とを循環流動する耐熱性の粒子群を封入し
たことを特徴とするラジアントチューブバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207597A JP3046102B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ラジアントチューブバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207597A JP3046102B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ラジアントチューブバーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526419A JPH0526419A (ja) | 1993-02-02 |
JP3046102B2 true JP3046102B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=16542411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3207597A Expired - Lifetime JP3046102B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ラジアントチューブバーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046102B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0611118A (ja) * | 1992-06-24 | 1994-01-21 | Sanyo Electric Co Ltd | ラジアントチューブバーナ |
US20110030397A1 (en) | 2008-06-13 | 2011-02-10 | Taras Michael F | Start-up procedure for refrigerant systems having microchemical consensor and reheat cycle |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3207597A patent/JP3046102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526419A (ja) | 1993-02-02 |
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